米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社リコー

発明の名称 両面装置およびこれを備えた画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−31078(P2007−31078A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−217423(P2005−217423)
出願日 平成17年7月27日(2005.7.27)
代理人
発明者 荒明 哲
要約 課題
排紙口をスイッチバック経路と兼用させ、なおかつ生産性の低下を最小限に留める両面装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。

解決手段
第1面に画像形成を受けた転写紙を再給紙経路10にスイッチバックしてレジストローラ14から再給紙して前記転写紙の第2面に画像を形成させるためのスイッチバック経路5を備え、両面記録開始当初に少なくとも連続して2枚以上の転写紙に第1面を記録し、順次前記再給紙経路10内に搬送してから、第1面に記録を受けた転写紙の第2面への記録と、未記録の転写紙の第1面への記録を交互に行うインターリーフ制御方式の両面装置において、前記スイッチバック経路5は、スイッチバックローラ6と、往路用の従動コロ6aと、復路用の従動コロ6bと、搬送ガイド板から構成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成部において第1面に画像形成を受けた転写紙を再給紙経路にスイッチバックしてレジストローラから画像形成部に再給紙して前記転写紙の第2面に画像を形成させるためのスイッチバック経路を備え、両面記録開始当初に少なくとも2枚以上の転写紙の第1面に連続して画像形成し、順次前記再給紙経路内に搬送してから、第1面に画像形成を受けた転写紙の第2面への画像形成と、未記録の転写紙の第1面への記録を交互に行うインターリーフ制御方式の両面装置において、前記スイッチバック経路は、スイッチバックローラと、往路用の従動コロと、復路用の従動コロと、搬送ガイド板から構成されていることを特徴とする両面装置。
【請求項2】
前記スイッチバック経路は排紙経路と兼用されており、この兼用されている排紙経路は取り外し自在なオプション構成になっていることを特徴とする請求項1記載の両面装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の両面装置を搭載していることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチバック方式を用いて転写紙の両面に画像形成を行う両面装置およびこれを備えた複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、省資源の観点から、一枚の用紙の両面を利用して画像形成を行う両面複写の重要性が高まってきている。このような両面複写では片面複写に対する生産性の低下を防ぐ目的で、次のような制御方式を採用している。
まず、記録開始当初に第1面への複写を複数枚連続して行い、第1面への複写を終了した転写紙を順次、両面複写用の再給紙経路内に導入してく。その後、再給紙経路から搬送される第1面記録済みの転写紙と、給紙トレイ等から搬送される転写紙に対して交互に作像する。
この際、交互に作像するタイミングを、片面連続通紙のタイミングと同様にすることで、交互給紙中のCPM(1分間当たりに作像し排出可能な枚数)を片面連続時と同等にすることが可能になる。
ここで、記録開始当初に第1面を連続で記録する枚数は、レジストローラ対からスイッチバックし、再給紙経路を経て再度レジストローラ対に到るまでの総搬送パス長によって影響を受ける。
例えば、記録開始当初に連続して第1面に記録する枚数が2枚であったとすると、記録動作の順序としては、第1面、第1面、第2面となるので、1枚目の転写紙は、3回目の作像タイミングに間に合うように、レジストローラ対からスイッチバックし、再給紙経路を経て再度レジストローラ対まで搬送されることが交互給紙可能となる条件となる。
上記の両面方式においては、スイッチバックするさいのスイッチバック経路を設けなければならないため、装置の大きさが増大する。この問題の対策として、排紙口をスイッチバック経路と兼用させる方式がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、かかる方式では、第2面印字済みの転写紙の排紙中はスイッチバック動作が行えないので、スイッチバック→再給紙経路→レジストローラまでの時間が延びてしまい、生産性が低下するといった不具合が生じる。
そこで、本発明の目的は、排紙口をスイッチバック経路と兼用させ、なおかつ生産性の低下を最小限に留める両面装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1面に画像形成を受けた転写紙を再給紙経路にスイッチバックしてレジストローラから再給紙して前記転写紙の第2面に画像を形成させるためのスイッチバック経路を備え、両面記録開始当初に少なくとも連続して2枚以上の転写紙に第1面を記録し、順次前記再給紙経路内に搬送してから、第1面に記録を受けた転写紙の第2面への記録と、未記録の転写紙の第1面への記録を交互に行うインターリーフ制御方式の両面装置において、前記スイッチバック経路は、スイッチバックローラと、往路用の従動コロと、復路用の従動コロと、搬送ガイド板から構成されている両面装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記排紙経路が取り外し自在なオプション構成になっている請求項1記載の両面装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の両面装置を搭載している画像形成装置を特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、排紙経路をスイッチバック経路と兼用させ、なおかつ生産性の低下を最小限に留める両面装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による両面装置を搭載する画像形成装置の全体構成を示す概略図である。図2は図1の画像形成装置の駆動伝達部を示す概略斜視図である。以下、本発明の実施の形態として2枚インターリーフの動作を説明する。
図1および図2において、画像形成装置Aは転写紙面に画像を形成する画像形成部2と、この画像形成部2に転写紙を給紙するレジストローラ14と、画像形成を受けた転写紙を機外に排出するための排紙ローラ7を備えた排紙経路と、第1面に画像形成を受けた転写紙を受入れて再給紙させる再給紙経路10と、を備え、再給紙経路10内に侵入した転写紙はレジストローラ14から画像形成部2に再給紙する。
スイッチバック経路5は、転写紙の第2面に画像を形成させるためのスイッチバックローラ(反転駆動ローラ)6、往路用の従動コロ6a、復路用の従動コロ6bを備える。再給紙経路10には転写紙を搬送する複数の再給紙ローラ10a、10b、10cを備えている。
両面装置は、両面記録開始当初に少なくとも連続して2枚以上の転写紙の第1面に画像を記録し、順次再給紙経路10内に搬送してから、第1面に記録を受けた転写紙の第2面への記録と、未記録の転写紙の第1面への記録を交互に行うインターリーフ制御方式を採用している。
この両面装置では、スイッチバック経路5と排紙経路とを兼用とし、スイッチバック経路5は、駆動ローラ6と、往路用の従動コロ6aと、復路用の従動コロ6bと、搬送ガイド板(図示せず)を備えている。
【0007】
給紙トレイ1から給紙された転写紙は、画像形成部(作像部)2、定着部3によって第1面に画像を形成されたのち、図1とは逆位置の分岐爪4によってスイッチバック経路5へと導かれる。
その後、転写紙は、反転駆動ローラ6および往路用の従動コロ6aによって排紙ローラ7まで搬送され、反転センサ8による転写紙後端検知後にタイマによるカウントを開始し、スイッチバック経路5を転写紙後端が通過した時点で排紙モータを停止させて排紙ローラ7を停止させる。
次に反転モータを逆転させ、反転駆動ローラ6および復路用の従動コロ6bによって再給紙経路10へと転写紙を搬送する。再給紙経路10は、複数の再給紙ローラ10a、10b、10cと、これらの再給紙ローラ10a、10b、10cの駆動源である両面モータで構成されていて、再度、作像部2へと転写紙を搬送可能になっている。
2枚目の転写紙は、片面連続コピーの生産性の半分の間隔(片面連続コピーが毎分30枚だとしたら、毎分15枚の間隔)で給紙トレイ1から給紙され、同様に再給紙経路10へと搬送される。
次に、再給紙経路10から画像形成部2に給紙された1枚目の転写紙の第2面を印字して機外へと排紙し、それ以降は給紙トレイ1から搬送される転写紙と、再給紙経路10から搬送される転写紙を交互に印字し、ジョブの最後は再給紙経路10から連続2枚搬送して終了する。
しかし、スイッチバック経路5と排紙経路が兼用の構成では、2枚目転写紙のスイッチバック動作が終了しないと、1枚目転写紙が排紙経路に進入できない(機外へ排紙できない)ため待ち時間が生じてしまう。
本発明では、2枚目の転写紙が再給紙経路10へ搬送され、転写紙後端が排紙ローラ7を抜けた時点で、第2面印字の終了した1枚目の転写紙が排紙ローラ7に進入可能となるので、待ち時間の低減が図れ、片面連続コピーに対する生産性の低下を最小限に抑えることが可能になる。
この両面装置においては、スイッチバック経路5と排紙経路を兼用としているが、スイッチバックローラ(反転駆動ローラ)6およびコロ6a、6b付近ではスイッチバック経路5は往路用5aと復路用5bに別れているのですれ違うことが可能になっており、生産性の低下を最小限に抑えた両面装置を提供できる。
【0008】
図3は片面モードと両面モードを対比した転写紙の順番を説明する簡略図である。図4はスイッチバック経路にn枚目の転写紙が進入した状態を説明する簡略図である。図5はn枚目の往路が終了した状態を説明する簡略図である。図6はn枚目が再給紙経路へと搬送される状態を説明する簡略図である。図7はn枚目とn−1枚目がすれ違っている状態を説明する簡略図である。
図3に示すように、片面モードの場合には、転写紙は、1枚目、2枚目、3枚目・・・・n−2枚目、n−1枚目、n枚目の順に搬送される。両面モードの場合には、1枚目表、2枚目表、1枚目裏、3枚目表、2枚目裏、4枚目表、3枚目裏、5枚目表・・・・n枚目表、n−1枚目裏、n枚目裏の順に搬送される。
図4ではn枚目の転写紙がスイッチバック経路5(往路5a)内に進入し、この転写紙が図5に示すように排紙ローラ7へ搬送され、次いで、図6に示すようにスイッチバック経路5の復路5bに搬送される。このn枚目の転写紙が復路5bにある間に図7に示すようにn−1枚目の転写紙がスイッチバック経路5(往路5a)に進入する。すなわち、n枚目とn−1枚目がすれ違っている状態で搬送される。
複写機、ファクシミリ、プリンタといった複数の機能を1台で行う複合機では、市場で排紙経路13を追加可能なオプションユニットがあるが、オプションで追加する排紙経路13をスイッチバック経路と兼用させても生産性の低下を最小限に留め、省スペースかつ汎用性の高い両面装置を提供できる。
ファクシミリ、プリンタ機能搭載といった複合機を必要としないユーザのために、排紙口(排紙経路)の数を選択可能にしておくことで、設計および生産効率を下げることが可能である。
スイッチバック経路5とオプションで追加する排紙経路13を兼用としているが、スイッチバックローラ(反転駆動ローラ)6付近ではスイッチバック経路5は往路用5aと復路用5bに別れているのですれ違うことが可能になっており、生産性の低下を最小限に抑えた両面装置を提供できる。
【0009】
図8はオプションの排紙経路がない状態の転写紙のスイッチバック動作を説明する簡略図である。図9はオプションの排紙経路がない状態の転写紙の図8に続くスイッチバック動作を説明する簡略図である。図10はオプション排紙経路がない状態の転写紙の図9に続くスイッチバック動作を説明する簡略図である。
オプション構成(図4ないし図7の一点鎖線の領域)の排紙経路13を取り外した場合は、反転センサ8で転写紙後端を検知した後にタイマを作動させ、転写紙後端が反転ローラ6を抜ける前に転写紙を停止させ(図9)、再給紙経路10へと転写紙を搬送させる(図10)ことで、両面印字を可能にさせる。このため、反転駆動ローラ6を駆動させるための反転モータが必要である。
上述した両面装置を画像形成装置に搭載すれば、スイッチバック経路5と排紙経路13あるいはオプションで追加する排紙経路13を兼用としているが、スイッチバックローラ(反転駆動ローラ)6付近ではスイッチバック経路5は往路用5aと復路用5bに別れているのですれ違うことが可能になっており、生産性の低下を最小限に抑えた画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明による両面装置を搭載する画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1の画像形成装置の駆動伝達部を示す概略斜視図である。
【図3】片面モードと両面モードを対比した転写紙の順番を説明する簡略図である。
【図4】スイッチバック経路にn枚目の転写紙が進入した状態を説明する簡略図である。
【図5】n枚目の往路が終了した状態を説明する簡略図である。
【図6】n枚目が再給紙経路へと搬送される状態を説明する簡略図である。
【図7】n枚目とn−1枚目がすれ違っている状態を説明する簡略図である。
【図8】オプション排紙がない状態の転写紙のスイッチバック動作を説明する簡略図である。
【図9】オプション排紙がない状態の転写紙の図8に続くスイッチバック動作を説明する簡略図である。
【図10】オプション排紙がない状態の転写紙の図9に続くスイッチバック動作を説明する簡略図である。
【符号の説明】
【0011】
A 画像形成装置
2 画像形成部(作像部)
5 スイッチバック経路
5a スイッチバック経路の分岐
5b スイッチバック経路の分岐
6 スイッチバックローラ(反転駆動ローラ)
6a 往路用の従動コロ
6b 復路用の従動コロ
7 排紙ローラ
8 反転センサ
9 排紙モータ
10 再給紙経路
10a 再給紙ローラ
10b 再給紙ローラ
10c 再給紙ローラ
11 反転モータ
12 両面モータ
13 オプション構成の排紙口
14 レジストローラ




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013