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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−30996(P2007−30996A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−211974(P2005−211974)
出願日 平成17年7月21日(2005.7.21)
代理人
発明者 中村 光孝
要約 課題
紙粉が大量に発生したり、繊維状で絡まり易い性質を持つ記録紙を用いた際にも、紙粉除去装置のメンテナンスを、部品交換することなく簡単に、かつ確実に行うことができる画像形成装置を提供する。

解決手段
記録紙に付着した紙粉を除去する紙粉除去装置8を備えた画像形成装置において、紙粉除去装置8は、紙粉除去ローラ9aと、紙粉除去ローラ9aに当接する紙粉除去部材10と、紙粉除去部材10を固定する紙粉除去部材受台12と、除去された紙粉を収容する紙粉ケース11を有し、紙粉除去部材受台12は移動可能に設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
記録紙に付着した紙粉を除去する紙粉除去装置を備えた画像形成装置において、紙粉除去装置は、紙粉除去ローラと、紙粉除去ローラに当接する紙粉除去部材と、紙粉除去部材を固定する紙粉除去部材受台と、除去された紙粉を収容する紙粉ケースを有し、紙粉除去部材受台は移動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、紙粉除去部材受台の底部に、紙粉ケース内部下方に延びる垂直壁部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、紙粉ケースに水平に延びる水平壁部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、FAX、レーザービームプリンタ、インクジェットプリンタ等の画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタなどの画像形成装置においては、給紙された記録紙に対して、搬送、分離手段としてのローラやパッドなどの摩擦部材が接触する度に、記録紙から紙粉が発生する。この紙粉がローラに繰り返し付着し、大量の紙粉がローラに蓄積すると、紙粉の塊が記録紙に落下・付着したまま記録紙上に画像形成がなされ、画像不良を発生するという問題が以前からあった。
紙粉の発生量や、紙粉の絡み合い易さなどは、記録紙の材質などによって大きく差があり、近年の画像形成装置ではより多種類の記録紙への対応が求められており、紙粉問題への解決策は近年益々重要視されている。
このような紙粉問題対策として、例えば、特許文献1には、ブラシなどの付着物除去体をローラに接触させることにより、ローラに付着した紙粉を除去する技術が提案されている。
また、例えば、特許文献2に記載の装置は、電子写真装置の前カバーを開け閉めする際に、前カバーが紙粉掻き取り部材と接触するように構成されており、この際紙粉掻き取り装置に振動が与えられて紙粉の払い落としが行われ、紙粉の堆積による紙粉取り機能の低下を遅らせている。
【特許文献1】特開2004−250145公報
【特許文献2】特開2001−151372公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に示す紙粉取り装置は、一般的に、長時間作動するとブラシなどの付着物除去体に、紙粉が固着・堆積して紙粉の塊があふれ出てしまうので、付着物除去体の定期的交換というメンテナンス作業が必要であるが、紙粉が大量に発生したり、繊維状で絡まり易い性質を持つ記録紙を用いた際には、メンテナンスを頻繁にすることが必要となり煩わしい。
特許文献2に示す技術の場合、紙粉が互いに絡み易く堆積し易い種類の記録紙を用いると、振動程度の衝撃では紙粉を確実に払い落とすことが難しく、結局紙粉掻き取り部材の定期的交換というメンテナンス作業が必要であるという問題がある。
本発明は、紙粉が大量に発生したり、繊維状で絡まり易い性質を持つ記録紙を用いた際にも、紙粉除去装置のメンテナンスを、部品交換することなく簡単に、かつ確実に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、記録紙に付着した紙粉を除去する紙粉除去装置を備えた画像形成装置において、紙粉除去装置は、紙粉除去ローラと、紙粉除去ローラに当接する紙粉除去部材と、紙粉除去部材を固定する紙粉除去部材受台と、除去された紙粉を収容する紙粉ケースを有し、紙粉除去部材受台は移動可能に設けられている画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、紙粉除去部材受台の底部に、紙粉ケース内部下方に延びる垂直壁部を設けた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、紙粉ケースに水平に延びる水平壁部を設けた画像形成装置を主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1の画像形成装置では、紙粉除去部材受台を移動させるだけで、それまで堆積していた紙粉の塊を紙粉ケース中に落下させることができるので、紙粉が大量に発生したり、繊維状で絡まり易い性質を持つ記録紙を用いた際にも、紙粉除去装置のメンテナンスを、部品交換することなく簡単に、かつ確実に行うことができる。
請求項2、3の画像形成装置においては、紙粉除去部材受台の底部に設けた垂直壁部と、紙粉ケースに水平に設けた水平壁部との間で紙粉は度々圧縮されるので、紙粉ケースの容積を有効に用いることができ、上記の効果を、より長期間の得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の実施形態に係るレーザプリンタの外観斜視図、図2は本発明の実施形態に係るレーザプリンタの内部構成図である。
本実施形態のレーザプリンタにおいては、図1のように、最下位置に給紙カセット1が設けられており、本体内部で印刷された記録紙は排紙トレイ2上に積載される。
本体内部には図2のように、Y、M、C、Kの各色毎のドラム形状の感光体3、感光体周りに配設された電子写真プロセス部材、静電潜像を形成するためのレーザー光を照射する光書き込みユニット4、各感光体3上に形成された各色トナー像を記録紙Pに転写するための中間転写ベルト5、トナー像が転写された記録紙Pに対して定着処理を行う定着装置6などの画像形成に関与する機構部が内蔵されている。
また、中間転写ベルト5に対する記録紙Pの給紙・搬送経路は、装置本体内の手前側でほぼ垂直方向に設定されており、このような給紙・搬送経路に対して記録紙Pを給紙コロ7等により給紙するための給紙カセット1が装置本体の最下位位置において手前方向に引き出し自在に設けられている。
給紙カセット1に積載された記録紙Pは、給紙コロ7で給紙され、給紙・搬送経路を通り排紙トレイ2に排紙される。ここで、給紙コロ7はゴムなどの高摩擦材であるので、給紙コロ7と記録紙Pが接触する際、紙の表面が削られることで紙粉が発生し、記録紙Pは紙粉を付着させたまま後流へ搬送される。給紙コロ7のすぐ下流位置にはスポンジ及びローラを備える紙粉除去装置8が設けられている。
【0007】
図3は本発明の画像形成装置の要部である紙粉除去装置の構成図、図4は本発明の画像形成装置の要部である紙粉除去装置の分解斜視図である。紙粉除去装置8は、紙粉除去ローラとしての搬送駆動ローラ9a、紙粉除去部材10、紙粉ケース11に設けられた紙粉除去部材受台12を有している。
紙粉除去部材受台12には、図4に示すようにガイド突起13が設けられており、ガイド突起13は、紙粉ケース11の両側方に設けられた前後方向へ延びるレール長穴15内に係合している。取手14を手でつかむことにより、紙粉ケース11に設けられたレール長穴15に沿って、紙粉除去部材受台12は前後にスライド移動可能である。また、紙粉除去部材受台12には引っ張りスプリング16により、常に後方へ引っ張り力がかかっているが、レール長穴15の後端縁がストッパとなっており、また前方には紙粉ケースにストッパ17が設けられているので、紙粉除去部材受台12の動きは規制されている。
図3に示すように、記録紙Pは給紙コロ7とパッド18との間でピックアップされ、給紙が行われるが、その際、給紙コロ7はゴムなどの高摩擦材でできており、給紙コロ7の回転で記録紙Pの表面が削れ、紙粉が発生する。発生した紙粉は記録紙Pに付着したまま搬送駆動ローラ9a、従動ローラ9bまで運ばれるが、静電気的な力により、搬送駆動ローラ9aに接触すると同時に搬送駆動ローラ9aに移着する。
搬送駆動ローラ9aの下側にはスポンジなどの弾性体からなる紙粉除去部材10の先端が圧接されており、搬送駆動ローラ9aが図のように時計回り方向に回転すると、搬送駆動ローラ9aに移着した紙粉19は、紙粉除去部材10により掻きとられ、紙粉の除去が行われる。
多量に記録紙Pを通紙すると、紙粉19は、紙粉除去部材10に固着し、次には紙粉同士がからみあって紙粉19の塊19aに成長する。紙粉19が大量に発生したり、繊維状で絡まり易い性質を持つ記録紙Pを用いた際には、やがて紙粉の塊19aは図5のごとく、搬送駆動ローラ9aの外形に沿って成長し、さらには搬送駆動ローラ9aの上側に成長していく。紙粉19の塊19aが搬送経路に飛び出してしまうと、異常画像や、ジャムを引き起こす。
【0008】
さて、このように紙粉19の塊19aが大きく成長した場合には、図6のように、前カバー20を開いて紙粉除去装置8を露出させ、取手14を持って、紙粉除去部材受台12を前方に引っ張り出す。前カバー20は、支点21を中心に回動可能な構成になっており、容易に取手14にアクセス可能となっている。
紙粉除去部材受台12を前方に引っ張り出すと、それまで堆積していた紙粉19の塊19aと紙粉除去部材11の固着部分が崩れるので、紙粉の塊19aは下方に配置された紙粉ケース11の中に落下する。
その後、取手14を離すと、引っ張りスプリング16の引っ張り力で紙粉除去部材受台12は元の位置に戻る。また、搬送駆動ローラ9aの上方に残った紙粉19bも搬送駆動ローラ9aの回転とともに下方へ移動し、紙粉除去部材10に付着する。
このようにして、紙粉が大量に発生したり、繊維状で絡まり易い性質を持つ記録紙Pを用いる場合でも、紙粉除去装置8のメンテナンスを部品交換することなく、簡単に、かつ確実に行うことができる。
【0009】
また、図3〜図6に示すように、紙粉除去部材受台12の底部に、紙粉ケース内部下方に延びる垂直壁部22を設け、また紙粉ケース11に水平に延びる水平壁部23を設けると、図7に示すように、この2つの壁部22、23の間で紙粉19cは度々圧縮されるので、紙粉ケース11の容積を有効に用いることができ(収納スペースが増大し)、より長期間の間、紙粉ケース11を交換することなく本紙粉除去装置8を使い続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に係るレーザプリンタの外観斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るレーザプリンタの内部構成図である。
【図3】本発明の画像形成装置の要部である紙粉除去装置の構成図である。
【図4】本発明の画像形成装置の要部である紙粉除去装置の分解斜視図である。
【図5】図3に示す紙粉除去装置の搬送駆動ローラに紙粉が大量に付着する様子を示す図である。
【図6】前カバーを開いて、図3に示す紙粉除去装置の紙粉除去部材受台を引き出す様子を示す図である。
【図7】図3に示す紙粉除去装置の紙粉ケース内に紙粉が圧縮蓄積される様子を示す図である。
【符号の説明】
【0011】
9a 搬送駆動ローラ(紙粉除去ローラ)
10 紙粉除去部材
11 紙粉ケース
12 紙粉除去部材受台
22 垂直壁部
23 水平壁部




 

 


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