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発明の名称 着床検出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−84213(P2007−84213A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−273510(P2005−273510)
出願日 平成17年9月21日(2005.9.21)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 高田 英樹
要約 課題
各階側の着床検出板と、昇降路壁との距離を短くした場合にも、昇降路壁の一部をダークグレー色などに塗装することなく、着床検出スイッチが誤検出されないようにして、設置コストを低く抑える。

解決手段
昇降路2の壁側に取り付けられる着床検出板8に板位置指標部7を設けるとともに、乗りかご3のカゴシル9に取り付けられるブラケット10の上側、下側に上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13を各々、設け、乗りかご3を停止階に着床するとき、上側着床板検知センサ12、または下側着床板検知センサ13が板位置指標部7を検知している間だけ、各着床検出スイッチ11の出力を有効にして、着床位置を制御する。
特許請求の範囲
【請求項1】
着床位置検出光を照射し、その反射光によって乗りかごが着床したか否かを検出する着床検出スイッチと、
昇降路内の着床対象階部分に設けられ、前記着床検出スイッチからの着床位置検出光を反射する着床検出板と、
この着床検出板に設けられ、着床板取付位置を指標する板位置指標部と、
乗りかご側に設けられ、前記板位置指標部を検知することによって着床検出板が検出されたとき、板検出信号を出力して前記着床検出スイッチの検出結果を有効にする着床板検知センサと、
を備えたことを特徴とする着床検出装置。
【請求項2】
請求項1に記載の着床検出装置において、
前記着床板検知センサは、前記着床検出スイッチと同じブラケットに取り付けられる、
ことを特徴とする着床検出装置。
【請求項3】
請求項1に記載の着床検出装置において、
前記板位置指標部は、着床検出板に設けられた凹凸、他の部位との識別可能の色塗装膜、または識別用マークの少なくともいずれかであり、前記着床板検知センサは、前記凹凸を検出する凹凸検知センサ、前記色塗装膜を検出する色識別センサ、または前記識別用マークを検出するマーク識別センサの少なくともいずれかである、
ことを特徴とする着床検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータシステムで使用される着床検出装置に係わり、特に着床スイッチの誤検出を防止するようにした着床検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ビルなどに設けられるエレベータシステムとして、従来、図9に示すシステムが知られている。図9は、エレベータシステムを上から見た平面(上面)図である。
【0003】
この図に示すエレベータシステム101は、ビル内に形成される昇降路102と、昇降路102内に上下動自在に配置される乗りかご103と、乗りかご103の着床位置を検出する着床検出装置104とを備えている。そして、各エレベータ乗り場105に設けられた各乗り場呼び登録装置の操作内容や乗りかご103内に設けらたかご内呼び登録装置などからの呼び情報、着床検出装置104の検出結果、予め設定されている運転パターンなどに基づき、駆動巻上機などを動作させて乗りかご103を昇降制御し、指定された階で停止させるようにしている。
【0004】
着床検出装置104は、図10(a)の側面図、図10(b)の背面(後面)図に示すように、昇降路102の各階の対応した場所に取り付けられる着床検出板106と、図11の正面図に示すように、乗りかご103のカゴシル107に取り付けられるブラケット108と、ブラケット108の側面に上下一列に取り付けられ、赤外線などの検出光を照射してその反射光から着床検出板106の有無を検出する3つの着床検出スイッチ109とを備えている。そして、巻上機によって乗りかご103が昇降され、目的階に着床する際、各着床検出スイッチ109によって、着床検出板106を検知して、制御盤に着床位置検知信号を供給し、乗りかご103の床面と、目的階の床面とが同一高さになるように制御する。
【特許文献1】特開平07−157220号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、エレベータシステムの省スペース化が進められ、昇降路102などのスリム化が図られている。
【0006】
このため、各階側の着床検出板106と、昇降路壁110との距離が短くなり、その結果、乗りかご103側の着床検出スイッチ109が昇降路壁110と、着床検出板106とを区別できなくなり、乗りかご103の着床位置が不正確になってしまう恐れがあった。
【0007】
そこで、昇降路102をスリム化したときには、昇降路壁110のうち、着床検出スイッチ109の検出範囲に入る部分(検出範囲)111を最下階から最上階まで、ダークグレー色などに塗装し、着床検出スイッチ109からの検出光が昇降路壁110で反射されないようにし、着床検出板106以外で検出光が反射するのを阻止して、着床検出スイッチ109の誤検出を防止するようにしている。
【0008】
しかしながら、このような誤検出防止方法では、昇降路壁110のうち、着床検出スイッチ109の検出範囲に入る部分(検出範囲)111を最下階から最上階まで、ダークグレー色などに塗装しなければならないことから、現場の工事工数が増加し、設置コストが高くなりすぎてしまう。また、工事期間が長くなることから、リニューアルなどの短工期が売り物の製品にとっては、致命的な問題となっていた。
【0009】
本発明は上記の事情に鑑み、各階側の着床検出板と、昇降路壁との距離を短くした場合にも、昇降路壁の一部をダークグレー色などに塗装することなく、着床検出スイッチの誤検出を防止するようにするとともに、現場の工事工数を低減し、設置コストを低く抑えることができる着床検出装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、着床位置検出光を照射し、その反射光によって乗りかごが着床したか否かを検出する着床検出スイッチと、昇降路内の着床対象階部分に設けられ、前記着床検出スイッチからの着床位置検出光を反射する着床検出板と、この着床検出板に設けられ、着床板取付位置を指標する板位置指標部と、乗りかご側に設けられ、前記板位置指標部を検知することによって着床検出板が検出されたとき、板検出信号を出力して前記着床検出スイッチの検出結果を有効にする着床板検知センサとを備えたことを特徴としている。
【0011】
また、請求項2では、請求項1に記載の着床検出装置において、前記着床板検知センサは、前記着床検出スイッチと同じブラケットに取り付けられることを特徴としている。
【0012】
さらに、請求項3では、請求項1に記載の着床検出装置において、前記板位置指標部は、着床検出板に設けられた凹凸、他の部位との識別可能の色塗装膜、または識別用マークの少なくともいずれかであり、前記着床板検知センサは、前記凹凸を検出する凹凸検知センサ、前記色塗装膜を検出する色識別センサ、または前記識別用マークを検出するマーク識別センサの少なくともいずれかであることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、各階側の着床検出板と、昇降路壁との距離を短くした場合にも、昇降路壁の一部をダークグレー色などに塗装することなく、着床検出スイッチが誤検出されないようにして、現場の工事工数を低減し、設置コストを低く抑えることができるとともに、工事期間を短くでき、リニューアル工事などが容易になる。
【0014】
また、既存のエレベータシステムで使用されている着床検出板、ブラケットなどを交換するだけで、着床検出スイッチの誤検出を防止することができ、これによって工事内容を簡単にして、工数を削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1は本発明による着床検出装置を用いたエレベータシステムの一実施形態を示す上面図である。
【0016】
《構成説明》
この図に示すエレベータシステム1は、ビル内に形成される昇降路2と、昇降路2内に上下動自在に配置される乗りかご3と、乗りかご3の着床位置を検出する着床検出装置4とを備えている。また、図示は省略されているが、各エレベータ乗り場5に設けられた各乗り場呼び登録装置、乗りかご3内に設けられたかご内呼び登録装置の操作内容、予め登録されている運転パターンなどに基づき、運転指示、ドア開閉指示などを出力する制御盤(図示は省略する)と、制御盤からの運転指示に基づき、駆動力を発生して主ロープを走行し、乗りかご3を昇降、停止する巻上機とを備えている。そして、各エレベータ乗り場5に設けられた各乗り場呼び登録装置の操作内容や乗りかご3内に設けらたかご内呼び登録装置などからの呼び情報、着床検出装置4の検出結果、予め設定されている運転パターンなどに基づき、駆動巻上機などを動作させて乗りかご3を昇降制御し、指定された階で停止させるようにしている。
【0017】
着床検出装置4は、図2(a)の上面図、図2(b)の側面図、図2(c)の後面図に示すように、凹凸6が形成された板位置指標部7を持つ、上下方向に長い“L”字型板によって構成され、昇降路2の各階に対応する場所に取り付けられる着床検出板8を備えている。また、乗りかご3のカゴシル9に取り付けられるブラケット10と、図3の正面図に示すように、ブラケット10の側面に上下一列に取り付けられ、赤外線などの着床位置検出光を照射し、その反射光によって着床検出板8を検出したとき、着床位置検知信号を出力する3つの着床検出スイッチ11とを備えている。さらに、ブラケット10の端部上端、端部下端に各々、取り付けられた凹凸検知センサなどによって構成され、着床検出板8に設けられた板位置指標部7を検出したとき、板検知信号を出力する上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13を備えている。
【0018】
《動作説明》
次に、図1に示す上面図、図2(a)の上面図、図2(b)の側面図、図2(c)の後面図、図3の正面図、図4〜図7に示すフローチャートを参照しながら、エレベータシステム1の動作を説明する。
【0019】
<乗りかご3を下階→停止階→下階に運転するときの動作>
まず、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも下にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、図4のフローチャートに示すように、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が下降する。
【0020】
乗りかご3が停止階に近づき、下側着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出され、板検知信号が出力されると、制御盤によって、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲に入った判定されて、各着床検出スイッチ11の出力が有効にされる。
【0021】
この後、乗りかご3がさらに下降し、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板8が検出され、着床位置検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が着床開始位置になったと判定されて、着床制御動作が開始される。
【0022】
乗りかご3が停止し、上側着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出され、板検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が停止階に着床したと判定されて、乗りかごドア、乗り場ドア14が開かれる。
【0023】
この後、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも下にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、乗りかごドア、乗り場ドア14が閉じられて、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が下降する。
【0024】
乗りかご3の下降に伴い、下側着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止された後、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板8が検出されなくなって、着床位置検知信号の出力が停止され、さらに上着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止される。これにより、制御盤では、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲から外れた判定されて、各着床検出スイッチの出力が無効にされる。
【0025】
<乗りかごを下階→停止階→上階に運転するときの動作>
また、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも下にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、図5のフローチャートに示すように、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が下降する。
【0026】
乗りかご3が停止階に近づき、下側着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出され、板検知信号が出力されると、制御盤によって、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲に入った判定されて、各着床検出スイッチ11の出力が有効にされる。
【0027】
この後、乗りかご3がさらに下降し、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板8が検出され、着床位置検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が着床開始位置になったと判定されて、着床制御動作が開始される。
【0028】
乗りかご3が停止し、上側着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されて、板検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が停止階に着床したと判定されて、乗りかごドア、乗り場ドア14が開かれる。
【0029】
この後、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも上にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、乗りかごドア、乗り場ドア14が閉じられて、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が上昇する。
【0030】
乗りかご3の上昇に伴い、上側着床板検知センサ12によって、着床検出板7に設けられた板位置指標部8が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止された後、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板7が検出されなくなって、着床位置検知信号の出力が停止され、さらに下着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止される。これにより、制御盤では、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲から外れた判定されて、各着床検出スイッチ11の出力が無効にされる。
【0031】
<乗りかご3を上階→停止階→上階に運転するときの動作>
また、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも上にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、図6のフローチャートに示すように、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が上昇する。
【0032】
乗りかご3が停止階に近づき、上側着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出され、板検知信号が出力されると、制御盤によって、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲に入った判定されて、各着床検出スイッチ11の出力が有効にされる。
【0033】
この後、乗りかご3がさらに上昇し、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板8が検出され、着床位置検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が着床開始位置になったと判定されて、着床制御動作が開始される。
【0034】
次いで、乗りかご3が停止し、下側着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されて、板検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が停止階に着床したと判定されて、乗りかごドア、乗り場ドア14が開かれる。
【0035】
この後、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも上にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、乗りかごドア、乗り場ドア14が閉じられて、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が上昇する。
【0036】
乗りかご3の上昇に伴い、上側着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止された後、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板8が検出されなくなって、着床位置検知信号の出力が停止され、さらに下着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止される。これにより、制御盤では、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲から外れた判定されて、各着床検出スイッチ11の出力が無効にされる。
【0037】
<乗りかご3を上階→停止階→下階に運転するときの動作>
また、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも上にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、図7のフローチャートに示すように、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が上昇する。
【0038】
乗りかご3が停止階に近づき、上側着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出され、板検知信号が出力されると、制御盤によって、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲に入った判定されて、各着床検出スイッチ11の出力が有効にされる。
【0039】
この後、乗りかご3がさらに上昇降し、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板8が検出され、着床位置検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が着床開始位置になったと判定されて、着床制御動作が開始される。
【0040】
次いで、乗りかご3が停止し、下側着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されて、板検知信号が出力されると、制御盤によって、乗りかご3が停止階に着床したと判定されて、乗りかごドア、乗り場ドア14が開かれる。
【0041】
この後、各乗り場呼び登録装置の操作内容、かご内呼び登録装置などからの呼び情報によって、乗りかご3の現在位置よりも下にある階が停止階に指定されると、制御盤によって、乗りかごドア、および停止階の乗り場ドア14が閉じられる。そして、巻上機が駆動され、予め設定されている運転パターンなどに応じた速度で乗りかご3が下降する。
【0042】
乗りかご3の下降に伴い、下側着床板検知センサ13によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止された後、各着床検出スイッチ11によって、着床検出板が検出されなくなって、着床位置検知信号の出力が停止され、さらに上着床板検知センサ12によって、着床検出板8に設けられた板位置指標部7が検出されなくなり、板検知信号の出力が停止される。これにより、制御盤では、着床検出板8が各着床検出スイッチ11の検出範囲から外れた判定されて、各着床検出スイッチの出力が無効にされる。
【0043】
《効果説明》
このように、この実施形態では、昇降路2の壁側に取り付けられる着床検出板8に板位置指標部7を設けるとともに、乗りかご3のカゴシル9に取り付けられるブラケット10の上側、下側に上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13を各々、設け、乗りかご3を停止階に着床するとき、上側着床板検知センサ12、または下側着床板検知センサ13が板位置指標部7を検知している間だけ、各着床検出スイッチ11の出力を有効にして、着床位置を制御するようにしている。このため、各階側の着床検出板8と、昇降路壁との距離を短くした場合にも、昇降路壁の一部をダークグレー色などに塗装することなく、着床検出スイッチ11が誤検出されないようにして、現場の工事工数を低減し、設置コストを低く抑えることができるとともに、工事期間を短くでき、リニューアル工事などが容易になる。
【0044】
また、この実施形態では、昇降路2の壁側に取り付けられる着床検出板8に板位置指標部7を設けるとともに、乗りかご3のカゴシル9に取り付けられるブラケット10の上側、下側に上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13を各々、設けるようにしているので、昇降路2の壁側に着床検出板8を取り付けるとともに、カゴシル9にブラケット10を取り付けるだけで、エレベータシステム1に対する取り付け作業を完了することができる。これによって、従来の着床検出装置を設置するときと同じ工数で、設置作業を完了することができる。
【0045】
なお、上述した実施形態では、板位置指標部7として、凹凸6を使用し、上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13として、ベルトコンベア上の物体検出、物体の有無を検出するセンサとして一般的に使用されている凹凸検知センサを使用するようにしているが、図8の上面図、側面図、背面図などに示すように板位置指標部7として、他の部位との識別可能な特別な色が塗布された塗装膜15を使用し、上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13として、特殊な色を検出する色識別センサを使用するようにしても良い。
【0046】
また、板位置指標部7として、特別なマークを使用し、上側着床板検知センサ12、下側着床板検知センサ13として、特別なマークを検出するマーク識別センサを使用するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明による着床検出装置の一実施形態であるエレベータシステムを示す上面図。
【図2】図1に示す着床検出板の詳細な構成例を示す図。
【図3】図1に示すブラケット、上側着床板検知センサ、下側着床板検知センサ、各着床検出スイッチの詳細な構成例を示す正面図。
【図4】図1に示す乗りかごを下階→停止階→下階に運転するときの動作例を示すフローチャート。
【図5】図1に示す乗りかごを下階→停止階→上階に運転するときの動作例を示すフローチャート。
【図6】図1に示す乗りかごを上階→停止階→上階に運転するときの動作例を示すフローチャート。
【図7】図1に示す乗りかごを上階→停止階→下階に運転するときの動作例を示すフローチャート。
【図8】本発明による着床検出装置で使用される着床検出板の他の例を示す説明図。
【図9】従来から知られている着床検出装置を用いたエレベータシステムの一例を示す上面図。
【図10】図9に示す着床検出板の詳細な構成例を示す説明図。
【図11】図9に示すブラケット、各着床検出スイッチの詳細な構成例を示す正面図。
【符号の説明】
【0048】
1:エレベータシステム
2:昇降路
3:乗りかご
4:着床検出装置
5:エレベータ乗り場
6:凹凸
7:板位置指標部
8:着床検出板
9:カゴシル
10:ブラケット
11:着床検出スイッチ
12:上側着床板検知センサ
13:下側着床板検知センサ
14:乗り場ドア
15:塗装膜




 

 


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