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エレベータ用表示器 - 東芝エレベータ株式会社
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発明の名称 エレベータ用表示器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76910(P2007−76910A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−270934(P2005−270934)
出願日 平成17年9月16日(2005.9.16)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 原 聡宏
要約 課題
エレベータ用表示器における複数種類の表示を行なうための必要面積を最小限とし、取り付け対象の壁面の大幅な加工を不要とする。

解決手段
乗りかごの上昇方向表示、下降方向表示および点検中表示のいずれかを行なために筐体1を壁2に沿って取り付ける。筐体1の側板4を取り外した状態では筐体1に対して導光板を着脱でき、発光ダイオードを実装した基板を着脱できる。ここでは上昇方向表示に用いる第1導光板11、下降方向表示に用いる第2導光板12および点検中表示に用いる第3導光板13を用い、これらが第1導光板11に第2導光板12および第3導光板13の順で積層されるように筐体1に装填する。また、緑色発光ダイオード21、赤色発光ダイオード22および黄色発光ダイオード23をそれぞれの導光板の下部に配置し、所望の発光ダイオードを点灯させることで上部の導光板に光を照射する。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚積層されて筐体に取り付けられ、それぞれの表面に固有のパターンが形成される導光板と、
それぞれの導光板に対応して設けられ、通電にともなって前記導光板の端面に光を照射する発光ダイオードと、
前記複数の導光板のうちいずれかに対応して設けられる発光ダイオードを通電させることで当該通電させた発光ダイオードに対応して設けられる導光板に形成されたパターンを表示させる制御手段と
を備えたことを特徴とするエレベータ用表示器。
【請求項2】
前記通電した発光ダイオードから発せられる光の色は当該通電した発光ダイオードと対応して設けられる導光板ごとに異なることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用表示器。
【請求項3】
前記通電した発光ダイオードは複数種類の色のうち少なくとも1種類の色の光を発し、
前記制御手段は、前記複数種類の色のうち予め選択した少なくとも1種類の色の光が前記発光ダイオードから発せられるように当該発光ダイオードを通電させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用表示器。
【請求項4】
前記それぞれの導光板は前記筐体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用表示器。
【請求項5】
前記発光ダイオードを実装した基板は前記筐体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用表示器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータの乗場などに設置されるエレベータ用表示器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータ用表示器の外観の一例を図8に示す。図9は、従来のエレベータ用表示器の内部構成の一例を示す側面図である。このエレベータ用表示器はエレベータ乗場に設けられる。エレベータ用表示器の表面板71には透明な上昇方向表示板72および下降方向表示板73が埋め込まれる。
【0003】
このエレベータ用表示器は筐体74の開口部に表示板71が取り付けられて、この筐体74が乗場の壁2に埋め込まれる構成である。筐体74の内部における上昇方向表示板72の後方には白熱灯75を装着するためのソケット76が取り付けられる。また、筐体74の内部における下降方向表示板73の後方には白熱灯77を装着するためのソケット78が取り付けられる。
【0004】
乗場の壁2には外部から昇降路内部へ貫通する穴が設けられ、この穴と連なって筐体74の内部に貫通する穴が当該筐体74にも設けられる。ソケット76,78には電線79が取り付けられる。この電線79は乗場の壁2と筐体74の穴を介して昇降路内部の駆動装置80と接続される。また、筐体74の内部には上部の白熱灯75からの光が下降方向表示板73に照射されないようにするための仕切り板81が設けられる。
【0005】
このような構成のエレベータ用表示器では、上昇方向表示を行なうために駆動装置80が白熱灯75への通電を行なうことで当該白熱灯75を点灯させて上昇方向表示板72に光を照射させる。また、下降方向表示を行なうために駆動装置80が白熱灯77への通電を行なうことで当該白熱灯77を点灯させて下降方向表示板73に光を照射させる。
【0006】
また、エレベータ用表示器としては例えば特許文献1に開示されたように光源として発光ダイオードを用いたものがある。発光ダイオードは白熱灯と比較して駆動電流が低く、使用寿命が長いという利点がある。
【特許文献1】特開平6−156898号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述したようなエレベータ用表示器では表示板を表示種類ごとに設ける必要があり、これらの表示板に対する個別の光源が必要となるので、表示種類が多くなるほど表示器のサイズが大きくなってしまう。
【0008】
また、このようなエレベータ用表示器では表示板から後方の位置に光源を取り付けているので、表示器全体の奥行きが長くなってしまう。このようなエレベータ用表示器を乗場の壁に取り付けるためには乗客による使い勝手や意匠面を考慮して乗場の壁を加工することで凹部を形成し、この凹部に表示器の筐体を埋め込む必要があった。
【0009】
そこで、本発明の目的は、複数種類の表示を行なうための必要面積を最小限とし、取り付け対象の壁面の大幅な加工が不要であるエレベータ用表示器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、本発明に係わるエレベータ用表示器は、複数枚積層されて筐体に取り付けられ、それぞれの表面に固有のパターンが形成される導光板と、それぞれの導光板に対応して設けられ、通電にともなって導光板の端面に光を照射する発光ダイオードとを備え、複数の導光板のうちいずれかに対応して設けられる発光ダイオードを通電させることで当該通電させた発光ダイオードに対応して設けられる導光板に形成されたパターンを表示させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係わるエレベータ用表示器では、複数枚積層されて筐体に取り付けられ、それぞれの表面に固有のパターンが形成される導光板と、それぞれの導光板に対応して設けられ、通電にともなって導光板の端面に光を照射する発光ダイオードとを備え、複数の導光板のうちいずれかに対応して設けられる発光ダイオードを通電させることで当該通電させた発光ダイオードに対応して設けられる導光板に形成されたパターンを表示させるので、エレベータ用表示器における複数種類の表示を行なうための必要面積を最小限とし、取り付け対象の壁面の大幅な加工を不要とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の構成例を示す切り欠き図である。図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の構成例を示す側面図である。
このエレベータ用表示器は乗りかごの上昇方向表示、下降方向表示、点検中表示のいずれかを行なう。
【0013】
このエレベータ用表示器の筐体1は開口部を有する直方体状の筐体である。筐体1はこの開口部と対向する板を乗場の壁2と接触させてネジ止めなどにより取り付けられる。この開口部にはエレベータ用表示器の表示面となる透明な保護カバー3が当該開口部を覆うように取り付けられる。
【0014】
筐体1の壁2と接触する板と垂直に連なる板の1つである側板4は取り外し可能である。また、筐体1内には当該筐体1内を上室および下室に区分するための透明な仕切り板5が底面と平行に備えられる。筐体1の上室は導光板を当該筐体1の底面と平行させて3枚積層させて装填するための室である。筐体1の下室は光源となる発光ダイオードを実装した回路基板を装填するための室である。
【0015】
図2では筐体1の側板4を取り外した状態で3枚の導光板と回路基板を装填した状態を示す。この状態では作業者は仕切り板5の上部にある上室に対して導光板を装填したり取り外したりでき、また、仕切り板5の下部にある下室に対して発光ダイオードを実装した基板を装填したり取り外したり出来る。
【0016】
このエレベータ用表示器では上昇方向表示に用いる第1導光板11、下降方向表示に用いる第2導光板12および点検中表示に用いる第3導光板13を備える。具体的にはこれらの導光板は保護カバー3に第1導光板11が沿うように、また、第1導光板11に対し第2導光板12および第3導光板13が第2導光板12、第3導光板13の順で積層されるように筐体1の上室に装填される。
【0017】
第1導光板11にはこの下端面に光を照射した際に保護カバー3に上昇方向を示す三角形マークが写るような凹凸パターン14が形成される。第2導光板12にはこの下端面に光を照射した際に保護カバー3に下降方向を示す逆三角形マークが写るような凹凸パターン15が形成される。また、第3導光板13にはこの下端面に光を照射した際に保護カバー3に点検中を示す文字が写るような凹凸パターン16が形成される。ここでは点検中を示す文字は“点検中”である。
【0018】
このエレベータ用表示器では第1導光板11に対する光源として緑色発光ダイオード21を用い、第2導光板12に対する光源として赤色発光ダイオード22を用い、第3導光板13に対する光源として黄色発光ダイオード23を用いる。
【0019】
このエレベータ用表示器ではこれらの発光ダイオードを各種導光板の下端面の下部に配置するために、まず複数の緑色発光ダイオード21を横長のプリント基板24の長辺に沿うように一列に実装する。また、このプリント基板24上の緑色発光ダイオード21の実装エリアに沿うように赤色発光ダイオード22を一列に実装する。また、このプリント基板24上の赤色発光ダイオード22の実装エリアに沿うように黄色発光ダイオード23を一列に実装する。
【0020】
発光ダイオード21,22,23を実装したプリント基板24は黄色発光ダイオード23の列における赤色発光ダイオード22の列を向く側と反対側を壁2に向けて筐体1の下室に装填する。プリント基板24上の発光ダイオード21,22および23の間隔は第1導光板11、第2導光板12および第3導光板13を前述した順番で筐体1の上室に装填してプリント基板24を筐体1の下室に前述した向きで装填した場合に、緑色発光ダイオード21の上面が第1導光板11の下端面と対向し、赤色発光ダイオード22の上面が第2導光板12の下端面と対向し、黄色発光ダイオード23の上面が第3導光板13の下端面と対向する間隔とする。
【0021】
また、筐体1に装填したプリント基板24上の緑色発光ダイオード21の実装エリアおよび赤色発光ダイオード22の実装エリアを区分するように遮光板25が筐体1の仕切り板5の下面から下方に向かって取り付けられる。そして、プリント基板24上の赤色発光ダイオード22の実装エリアおよび黄色発光ダイオード23の実装エリアを区分するように遮光板26が筐体1の仕切り板5の下面から下方に向かって取り付けられる。
【0022】
これにより、筐体1の下室に装填したプリント基板24上の緑色発光ダイオード21からの光は第1導光板11以外の導光板には照射されず、赤色発光ダイオード22からの光は第2導光板12以外の導光板に照射されず、さらに黄色発光ダイオード23からの光は第3導光板13以外の導光板に照射されない。
【0023】
図3は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の内部回路の構成の概略の一例を示すブロック図である。
乗場の壁2には外部から昇降路内部へ貫通する穴が設けられ、筐体1における壁2と接触する側板には壁2の穴と連なって当該筐体1の内部へ貫通する穴が設けられる。緑色発光ダイオード21、赤色発光ダイオード22および黄色発光ダイオード23はプリント基板24、リード線、筐体1の穴および壁2の穴を介して昇降路内の図示しないエレベータ制御盤と接続される。
【0024】
プリント基板24には緑色発光ダイオード21、赤色発光ダイオード22、黄色発光ダイオード23の他に第1入力回路31、第2入力回路32、第3入力回路33、第1駆動回路34、第2駆動回路35、第3駆動回路36および電源回路37が実装される。電源回路37は第1入力回路31、第2入力回路32、第3入力回路33、第1駆動回路34、第2駆動回路35および第3駆動回路36と接続される。
【0025】
また、電源回路37は緑色発光ダイオード21、赤色発光ダイオード22および黄色発光ダイオード23の陰極と接続される。図3では緑色発光ダイオード21、赤色発光ダイオード22、黄色発光ダイオード23を前述したようにプリント基板上24に一列に並べたものを1つのユニットに簡略化して示す。
【0026】
次に、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の動作について説明する。
エレベータ制御盤は乗りかご内の行先階登録釦や運転モード切り替えスイッチなどの操作などにともない、上昇方向の表示に関する制御信号の第1入力回路31への出力、下降方向の表示に関する制御信号の第2入力回路32への出力、点検中の表示に関する制御信号の第3入力回路33への出力のいずれかを行なう。
【0027】
プリント基板24の第1入力回路31はエレベータ制御盤から上昇方向の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て第1駆動回路34を動作させる。この動作した第1駆動回路34は緑色発光ダイオード21の陽極への信号入力を行なって当該緑色発光ダイオード21を点灯させる。
【0028】
第2入力回路32はエレベータ制御盤から下降方向の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て第2駆動回路35を動作させる。この動作した第2駆動回路35は赤色発光ダイオード22の陽極への信号入力を行なって当該赤色発光ダイオード22を点灯させる。
【0029】
第3入力回路33はエレベータ制御盤から点検中の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て第3駆動回路36を動作させる。この動作した第3駆動回路36は黄色発光ダイオード23の陽極への信号入力を行なって当該黄色発光ダイオード23を点灯させる。
【0030】
緑色発光ダイオード21が点灯すると、この点灯により発光した光が第1導光板11の下端面に照射され、この照射された光が凹凸パターン14で反射して保護カバー3に照射される。これにより表示器の表示面には上昇方向を示す三角形状のマークが表示される。
【0031】
赤色発光ダイオード22が点灯すると、この点灯により発光した光が第2導光板12の下端面に照射され、この照射された光が凹凸パターン15で反射して保護カバー3に照射される。これにより表示器の表示面には下降方向を示す逆三角形状のマークが表示される。
【0032】
黄色発光ダイオード23が点灯すると、この点灯により発光した光が第3導光板13の下端面に照射され、この照射された光が凹凸パターン16で反射して保護カバー3に照射される。これにより表示器の表示面には点検中を示す文字が表示される。
【0033】
以上説明したように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器は、筐体に複数種類の導光板を積層させて装填し、各導光板の下部に発光ダイオードを位置させた上で、照射対象の導光板の下部に位置する発光ダイオードを点灯させることで、複数種類の導光板のうち所望の板の凹凸パターンで示された図形や文字が表示面に表示されるので、表示器の水平方向のサイズを大幅に薄くすることができる。これにより表示器をエレベータ乗場の壁2に取り付ける際に筐体の大きさに合わせて壁2を大幅に加工する必要がなくなる。また、光源として発光ダイオードを用いるので白熱灯と比較して使用電圧を低くすることができる上に使用寿命を長くすることができる。
【0034】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータ用表示器の構成は図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の内部回路の一部の構成の概略の一例を示すブロック図である。
【0035】
図4に示した回路は上昇方向の表示のために第1導光板11に光を照射させる回路である。この回路は図3に示した回路と同様に第1入力回路31、第2入力回路32、第3入力回路33、第1駆動回路34、第2駆動回路35および第3駆動回路36および電源回路37を備える。
【0036】
この回路は図3に示した回路で備えられた緑色発光ダイオード21に代えて3色発光ダイオード48を備える。3色発光ダイオード48は緑色、赤色、黄色の少なくとも1種類の色で発光するダイオードであり、第1,第2,第3陽極および第1,第2,第3陰極を備える。第1,第2,第3陰極は第1,第2,第3陽極のそれぞれと対となる極である。
【0037】
第1駆動回路34は3色発光ダイオード48の第1陽極と接続される。第2駆動回路35は3色発光ダイオード48の第2陽極と接続される。第3駆動回路36は3色発光ダイオード48の第3陽極と接続される。3色発光ダイオード48の第1,第2,第3陰極は電源回路37と接続される。
【0038】
エレベータ制御盤は乗りかご内の釦操作などがなされると、スイッチ切り替えなどにより予め設定された条件にしたがって緑色での上昇方向の表示に関する制御信号の第1入力回路31への出力、赤色での上昇方向の表示に関する制御信号の第2入力回路32への出力、黄色での上昇方向の表示に関する制御信号の第3入力回路33への出力のいずれかを行なう。
【0039】
第1入力回路31はエレベータ制御盤から緑色での上昇方向の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て第1駆動回路34を動作させる。動作した第1駆動回路34は3色発光ダイオード48の第1陽極への信号入力を行なう。これにより3色発光ダイオード48は緑色に点灯する。
【0040】
第2入力回路32はエレベータ制御盤から赤色での上昇方向の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て第2駆動回路35を動作させる。動作した第2駆動回路35は3色発光ダイオード48の第2陽極への信号入力を行なう。これにより3色発光ダイオード48は赤色に点灯する。
【0041】
第3入力回路33はエレベータ制御盤から黄色での上昇方向の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て第3駆動回路36を動作させる。動作した第3駆動回路36は3色発光ダイオード48の第3陽極への信号入力を行なう。これにより3色発光ダイオード48は黄色に点灯する。これにより、複数種類のうち所望の色により上昇方向の表示を行なうことができる。
【0042】
また、ここでは上昇方向の表示に関する説明を行なったが、回路基板24上に赤色発光ダイオード22の代わりに3色発光ダイオード48を備えた下降方向表示用の回路や黄色発光ダイオード23の代わりに3色発光ダイオード48を備えた点検中表示用の回路を実装した上で、この回路上の3色発光ダイオード48からの光を第2導光板12や第3導光板13に照射させる構成とすれば発光色を複数種類のうち所望の色により下降方向の表示や点検中の表示を行なうことができる。
【0043】
具体的には、3色発光ダイオード48を用いた下降方向表示用の回路では、エレベータ制御盤は乗りかご内の釦操作などにともなって下降方向の表示を行なうために、スイッチ切り替えなどにより予め設定された条件にしたがって、緑色での下降方向の表示に関する制御信号の下降方向表示用の回路上の第1入力回路31への出力、赤色での下降方向の表示に関する制御信号の第2入力回路32への出力、黄色での下降方向の表示に関する制御信号の第3入力回路33への出力のいずれかを行なう。
【0044】
また、3色発光ダイオード48を用いた点検中表示用の回路では、エレベータ制御盤は図示しない運転モード切り替えスイッチの操作にともなって点検中の表示を行なうためにスイッチ切り替えなどにより予め設定された条件にしたがって緑色での点検中を示す文字の表示に関する制御信号の点検中表示用の回路上の第1入力回路31への出力、赤色での点検中を示す文字の表示に関する制御信号の第2入力回路32への出力、黄色での点検中を示す文字に関する制御信号の第3入力回路33への出力のいずれかを行なう。
【0045】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータ用表示器の構成は図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器での表示パターンの一例を示す図である。
ここまで説明した構成では、複数種類のうち1種類の導光板に発光ダイオードからの光を照射したが、この実施形態では複数種類の導光板のそれぞれに発光ダイオードからの光を同時に照射する。
【0046】
図6は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の構成例を示す側面図である。
このエレベータ用表示器は立ち入り禁止マークの外枠および立ち入り禁止の文字を組み合わせて表示する。
【0047】
この実施形態では、筐体1は導光板を2枚積層させて装填するための上室、および光源となる発光ダイオードを装填するための下室に区分するための透明な仕切り板5を備える。
【0048】
このエレベータ用表示器では立ち入り禁止マークの外枠の表示に用いる第1導光板51、立ち入り禁止の文字の表示に用いる第2導光板52を備える。具体的にはこれらの導光板は保護カバー3に第1導光板51が沿って、この第1導光板51に第2導光板52が積層されるように筐体1の上室に装填される。
【0049】
第1導光板51には、この下端面に光を照射した際に保護カバー3に立ち入り禁止マークの外枠が写るような凹凸パターン53が形成される。また、第2導光板52には下部から光を照射した際に保護カバー3に立ち入り禁止の文字が写るような凹凸パターン54が形成される。
【0050】
このエレベータ用表示器では第1導光板51に対する光源として赤色発光ダイオード64を用い、第2導光板52に対する光源として黄色発光ダイオード65を用いる。
【0051】
このエレベータ用表示器では、これらの発光ダイオードを各種導光板の下部に配置するために、まず複数の赤色発光ダイオード64を横長のプリント基板24の長辺に沿って一列に実装する。そしてこのプリント基板24上の赤色発光ダイオード64の実装エリアに沿わせて黄色発光ダイオード65を一列に実装する。
【0052】
発光ダイオード64,65を実装したプリント基板24は黄色発光ダイオード65の列における赤色発光ダイオード64の列を向く側と反対側を壁2に向けて筐体1の下室に装填する。プリント基板24上の赤色発光ダイオード64および黄色発光ダイオード65の間隔は第1導光板64および第2導光板65を前述した順番で筐体1の上室に装填してプリント基板24を筐体1の下室に装填した場合に赤色発光ダイオード64の上面が第1導光板51の下端面と対向し、黄色発光ダイオード65の上面が第2導光板52の下端面と対向する間隔とする。
【0053】
また、プリント基板24上の赤色発光ダイオード64の実装エリアおよび黄色発光ダイオード65の実装エリアを区分するように遮光板25が筐体1の仕切り板5の下面から下方に向かって取り付けられる。これにより筐体1の下室に装填したプリント基板24上の赤色発光ダイオード64からの光は第1導光板51以外の導光板に照射されず、さらに黄色発光ダイオード65からの光は第2導光板52以外の導光板に照射されない。
【0054】
図7は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の内部回路の構成の概略の一例を示すブロック図である。
乗場の壁2には外部から昇降路内部へ貫通する穴が設けられ、筐体1における壁2と接触する側板には壁2の穴と連なって当該筐体1の内部へ貫通する穴が設けられる。プリント基板24上の赤色発光ダイオード64および黄色発光ダイオード65はプリント基板64、リード線、筐体1の穴および壁2の穴を介して昇降路内の図示しないエレベータ制御盤と接続される。
【0055】
プリント基板24には赤色発光ダイオード64および黄色発光ダイオード65の他に入力回路61、駆動回路62および電源回路63が実装される。電源回路63は入力回路61および駆動回路62と接続される。また、電源回路63は赤色発光ダイオード64および黄色発光ダイオード65の陰極と接続される。
【0056】
図7では赤色発光ダイオード64および黄色発光ダイオード65は前述したようにプリント基板上24に一列に並べたものを1つのユニットに簡略化して示す。
【0057】
次に、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の動作について説明する。
入力回路61はエレベータ制御盤から立ち入り禁止の表示に関する制御信号を入力すると、電圧変換を経て駆動回路62を動作させる。動作した駆動回路62は赤色発光ダイオード64の陽極および黄色発光ダイオード66の陽極への信号入力を行なってこれらを点灯させる。
【0058】
赤色発光ダイオード64が点灯すると、この点灯により発光した光が第1導光板51の下端面に照射され、この照射された光が凹凸パターン53で反射して保護カバー3に照射される。また、黄色発光ダイオード65が点灯すると、この点灯により発光した光が第2導光板52の下端面に照射され、この照射された光が凹凸パターン54で反射して保護カバー3に照射される。これにより立ち入り禁止マークの外枠および立ち入り禁止を示す文字がともに表示される。
【0059】
以上説明したように、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器は、筐体に複数種類の導光板を積層させて装填し、各導光板の下部に発光ダイオードを位置させた上で、照射対象の導光板の下部に位置する複数種類の発光ダイオードをともに点灯させることで、それぞれの導光板の凹凸パターンで示された図形や文字が組み合わされて表示面に表示されるようになる。
【0060】
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の構成例を示す図。
【図2】本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の構成例を示す側面図。
【図3】本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の内部回路の構成の概略の一例を示すブロック図。
【図4】本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の内部回路の一部の構成の概略の一例を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の表示パターンの一例を示す図。
【図6】本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の構成例を示す側面図。
【図7】本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータ用表示器の内部回路の構成の概略の一例を示すブロック図。
【図8】従来のエレベータ用表示器の外観の一例を示す正面図。
【図9】従来のエレベータ用表示器の内部構成の一例を示す側面図。
【符号の説明】
【0062】
1,74…筐体、2…乗場壁面、3…保護カバー、4…側板、5,81…仕切り板、11,51…第1導光板、12,52…第2導光板、13…第3導光板、14〜16,53,54…凹凸パターン、21…緑色発光ダイオード、22,64…赤色発光ダイオード、23,65…黄色発光ダイオード、24…プリント基板、25,26…遮光板、31…第1入力回路、32…第2入力回路、33…第3入力回路、34…第1駆動回路、35…第2駆動回路、36…第3駆動回路、37,63…電源回路、48…3色発光ダイオード、61…入力回路、62…駆動回路、71…表面板、72…上昇方向表示板、73…下降方向表示板、75,77…白熱灯、76,78…ソケット、79…電線、80…駆動装置。




 

 


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