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発明の名称 エレベータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76902(P2007−76902A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−270637(P2005−270637)
出願日 平成17年9月16日(2005.9.16)
代理人 【識別番号】100075812
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢次
発明者 飯 田 寛 之 / 塚 原 大 祐
要約 課題
かご位置検出装置およびロック機構の作動を妨げることなく、かご固定板とかご位置検出板を接近させて配置可能な構成のエレベータを提供する。

解決手段
かご位置検出板24を支持部24aと被検出部24bとに分けて構成し、支持部24aをかご固定板15に対して上方あるいは下方に隣接配置してガイドレール2Lに対するかご位置検出板24の前後上下左右の位置調整を可能としつつ、被検出部24bをかご固定板15と乗りかご1との間の隙間内においてかご固定板15の係合部15aに対して前後方向に位置をずらして配置する。
特許請求の範囲
【請求項1】
乗りかごの昇降を案内するガイドレールと、
前記ガイドレールにそれぞれ固定されたかご固定板およびかご位置検出板と、
前記かご固定板の係合部に係合して前記乗りかごを昇降不能にロックする、前記乗りかごに支持されたロック機構と、
前記かご位置検出板の被検出部を検出することにより前記乗りかごの位置を検出する、前記乗りかごに支持されたかご位置検出装置と、を備え、
前記かご位置検出板が、
前記かご固定板に対して上下方向に隣接配置された支持部と、
前記かご固定板と前記乗りかごとの間の隙間内で前記係合部に対して前後方向に位置をずらして隣接配置される、前記支持部に連設された被検出部と、
を有することを特徴とするエレベータ。
【請求項2】
前記係合部は、前記かご固定板に貫設された係合孔であり、
前記ロック機構は、前記かご固定板に向かって突出して前記係合孔内に挿通するロック棒を有しており、
前記かご位置検出装置は、前記ロック棒に対して上下方向に位置をずらしつつ前記かご固定板と前記乗りかごとの間の隙間内に配設される、
ことを特徴とする請求項1に記載したエレベータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガイドレールに固定されるかご固定板およびかご位置検出板を備えるエレベータに関し、より詳しくは、かご位置検出装置およびロック機構の作動を妨げることなく、かご固定板とかご位置検出板を接近させて配置可能な構成のエレベータに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建物内の空間を効率良く利用するとともに日照権等の問題を回避するために、昇降路の上方に機械室を持たない、いわゆるマシンルームレスエレベータが種々開発され提案されている。
【0003】
例えば、図3に示したマシンルームレスエレベータ(下記特許文献1を参照)においては、乗りかご1は左右一対のかご側ガイドレール2L,2Rに案内されつつ昇降路内を昇降する。
乗りかご1の前面に設けられた左右一対のドア3L,3Rは、左右方向に開閉する。
乗りかご1を支持するかご枠は、乗りかご1の上方で左右方向に水平に延びる上梁4と、この上梁4の左右両端部に接続された左右一対の縦梁5L,5Rとを有している。
また、乗りかご1の上面と上梁4との間の上下方向の隙間には、上梁4に対して水平面内で傾斜して延びるシーブ支持梁6が設けられている。
このシーブ支持梁6は、その長手方向中央部の上面が上梁4の長手方向中央部の下面に密着するように上梁4に接続されている。
そして、シーブ支持梁6の両端部の上面に固定されたブラケット7L,7Rによって、左右一対のかご上シーブ8L,8Rそれぞれ回転自在に支持されている。
【0004】
左側のかご側ガイドレール2Lの上端部近傍に配設されたトラクションシーブ9は、前後方向に延びる回転軸を有した駆動装置10によって回転駆動される。
トラクションシーブ9に巻き付けられた巻き上げロープ11のうち乗りかご1側に延びる部分11aは、トラクションシーブ9から左側のかご上シーブ8Lに向かって下方に延びる部分、左右一対のかご上シーブ8L,8Rの間で水平に延びる部分、右側のかご上シーブ8Rから上方に延びて右側のヒッチ部12Rに固定される部分とを有し、乗りかご1を2:1ローピングで懸架している。
また、巻き上げロープ11のうち乗りかご1の左側面に沿って下方に延びる部分11bは、図示されない釣合錘の上部に回転自在に支持されている錘側シーブに巻き付けられてから上方に延びて左側のヒッチ部12Lに固定され、釣合錘を2:1ローピングで懸架している。
【0005】
また、乗りかご1の上部の前方左側にはブラケット13aを介してかご位置検出装置13が支持され、かつ左側のガイドレール2Lには支持腕14aを介してかご位置検出板14が固定されている。
そして、乗りかご1の昇降に伴い、かご位置検出装置13がかご位置検出板14を検出すると、乗りかご1の昇降方向の位置を示す信号がエレベータの運転制御装置に送信され、着床階の床面と乗りかご1の床面とを一致させる着床制御が行われるようになっている(例えば、下記特許文献2を参照)。
【0006】
さらに、左側のガイドレール2Lにはかご固定板15が固定され、かつ乗りかご1の上部の左側にはロック棒16aを有したロック機構16が固定されている。
これにより、昇降路の頂部に乗りかご1を上昇させ、ロック棒16aをかご固定板15側に突出させて係合孔15aに挿通させると、乗りかご1が昇降不能に固定されるから、駆動装置10を保守点検する作業者が乗りかご1に乗った状態で安全に作業を進めることができる(例えば、下記特許文献3を参照)。
【0007】
【特許文献1】特開2004−1904号公報
【特許文献2】特開平2−75578号公報
【特許文献3】特開2000−203774号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、近年のマシンルームレスエレベータにおいては、最も上方の着床階の床面と昇降路の天井面との間の上下方向寸法(オーバーヘッド寸法)が小さくなる傾向にある。
これにより、乗りかご1が最も上方の着床階に着床した状態と、駆動装置10を点検するために昇降路内において乗りかご1が最も上昇した状態とが、上下方向に接近するため、かご位置検出板14とかご固定板15とが上下方向に接近することになる。
【0009】
また、乗りかご1の上部には、左右一対のドア3L,3Rを開閉するためのドア駆動装置や乗りかご1のための空調装置等が配設されているが、オーバーヘッド寸法の減少に合わせてこれらの機器類の上下方向寸法が小さくなり、前後方向および左右方向の寸法が増加する傾向にある。
これにより、乗りかご1の上部における平面スペースが次第に不足し、かご位置検出装置13とロック機構16を前後方向に接近させて配置せざるを得ず、かご位置検出板14とかご固定板15とが前後方向に接近することになる。
【0010】
すなわち、近年のマシンルームレスエレベータにおいては、かご位置検出板14とかご固定板15とが上下方向および前後方向に互いに接近し、両者の配置およびガイドレール2Lに対する固定が次第に困難になってきている。
【0011】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、かご位置検出装置およびロック機構の作動を妨げることなく、かご固定板とかご位置検出板を接近させて配置可能な構成のエレベータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の課題を解決するための請求項1に記載した手段は、
乗りかごの昇降を案内するガイドレールと、
前記ガイドレールに固定されたかご固定板およびかご位置検出板と、
前記かご固定板の係合部に係合して前記乗りかごを昇降不能にロックする、前記乗りかごに支持されたロック機構と、
前記かご位置検出板の被検出部を検出することにより前記乗りかごの位置を検出する、前記乗りかごに支持されたかご位置検出装置と、を備えるエレベータであって、
前記かご位置検出板が、
前記かご固定板に対して上下方向に隣接配置された支持部と、
前記かご固定板と前記乗りかごとの間の隙間内で前記係合部に対して前後方向に位置をずらして隣接配置される、前記支持部に連設された被検出部と、
を有することを特徴としている。
【0013】
すなわち、請求項1に記載したエレベータにおいては、かご位置検出板を支持部と被検出部とに分けて構成する。
そして、かご位置検出板の支持部を、かご固定板に対して上方あるいは下方に配置するので、ガイドレールに対するかご位置検出板の前後上下左右の各方向における位置調整が可能となる。
また、かご位置検出板の被検出部を、かご固定板と乗りかごとの間の隙間内に配置するので、被検出部とかご固定板とが前後上下左右の各方向において干渉することはない。
さらに、かご位置検出板の被検出部を、かご固定板の係合部に対して前後方向に位置をずらして配置するので、かご固定板に係合しているロック機構と被検出部とが干渉することはない。
【0014】
また、請求項2に記載した手段は、請求項1に記載したエレベータにおいて、
前記係合部は、前記かご固定板に貫設された係合孔であり、
前記ロック機構は、前記かご固定板の側に突出して前記係合孔内に挿通するロック棒を有しており、
前記かご位置検出装置は、前記ロック棒に対して上下方向に位置をずらしつつ前記かご固定板と前記乗りかごとの間の隙間内に配設されることを特徴としている。
【0015】
すなわち、請求項2に記載したエレベータにおいては、かご位置検出装置とロック棒とが上下方向に位置をずらして配置されるので、両者が互いに干渉することはない。
このとき、ロック棒は他の形式のロック機構に比較して小さい外径寸法に構成できるから、かご位置検出装置とロック機構との上下方向の位置ずれ量を小さく抑えることができ、かご位置検出板とかご固定板を前後上下の両方向において接近させて配置することが可能となる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、かご位置検出装置およびロック機構の作動を妨げることなく、かご固定板とかご位置検出板を接近配置可能な構成のエレベータを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図1および図2を参照し、本発明に係るエレベータの一実施形態について説明する。
なお、以下の説明においては、前述した従来技術と同一の部分には同一の符号を用いて重複した説明を省略するとともに、乗りかごのドアが開閉する方向を左右方向と、乗客が乗りかごに出入りする方向を前後方向と、鉛直方向を上下方向と言う。
【0018】
本実施形態のエレベータ100の全体構造は、図3に示した従来のエレベータに対し、かご位置検出板の形状およびかご位置検出装置の支持構造を除いて、ほぼ同一の構造となっている。
そこで、図3に示した従来のエレベータに対して相違する部分について説明する。
【0019】
図1に示したように、本実施形態のエレベータ100におけるかご位置検出板20は、ガイドレール2Lの背面にレールクリップ21およびボルトナットBを用いて固定される、厚い鋼板から形成された平面視でL字形の第1のブラケット22と、この第1のブラケットの先端にボルトナットBを用いて固定される、厚い鋼板から形成された平面視でL字形の第2のブラケット23とを有している。
そして、第2のブラケット23の先端部には、薄い鋼板から形成された検出板本体24が固定されている。
【0020】
検出板本体24は、図1および図2に示したように、かご固定板15に対して上方に隣接配置された、第2のブラケット23によって支持された支持部24aを有している。
そして、この支持部24aには、乗りかご1の側に連設されて、かご固定板15と乗りかご1との間の隙間内において、上下方向および左右方向に延びる正面視で矩形状の被検出部24bが連設されている。
なお、被検出部24bは、ロック棒16aが左方向に突出して挿通し係合する係合孔(係合部)15aに対し、前方に位置をずらして隣接配置されている。
【0021】
また、本実施形態のエレベータ100におけるかご位置検出装置13は、図2に示したように、乗りかごに固定された第1のブラケット13aと、この第1のブラケット13aに固定されて上下方向に延びる第2のブラケット13bとにより、ロック棒16に対して上下方向に位置をずらしつつ、かご固定板15と乗りかご1との間の隙間内に支持されている。
これにより、このかご位置検出装置13は、その凹部13c内に検出板本体24の被検出部24bを受け入れて、その有無を検出することができる。
【0022】
すなわち、本実施形態のエレベータ100においては、かご位置検出板20の検出板本体24が、支持部24aと被検出部24bとに分けて構成されている。
そして、検出板本体24の支持部24aは、かご固定板15に対して上方に配置されているで、第1および第2のブラケット22,23の固定位置を調整することにより、ガイドレール2Lに対して前後上下左右の各方向にその位置を調整することができる。
【0023】
また、検出板本体24の被検出部24bは、かご固定板15と乗りかご1との間の隙間内に配置されているので、かご固定板15に対して前後上下左右の各方向において干渉することはない。
さらに、被検出部24bは、かご固定板15の係合孔15aに対して前方に位置をずらして配置されているので、かご固定板15と係合するロック棒16aと干渉することもない。
【0024】
加えて、かご位置検出装置13とロック棒16aとが上下方向に位置をずらして配置されているので、両者は互いに干渉することはない。
また、ロック棒16aは他の形式のロック機構に比較して小さい外径寸法に構成することができるから、かご位置検出装置13とロック機構16との上下方向の位置ずれ量を小さく抑えることができ、かご位置検出板20とかご固定板15を前後上下の各方向に接近させて配置することができる。
【0025】
以上、本発明に係るエレベータの一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されることなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、かご位置検出装置13およびロック機構16を乗りかご1の上部の前方左側に配置しているが、ガイドレール2L,2Rの近傍におけるその他の位置にも配置することができる。
また、かご位置検出板20の検出板本体24における支持部24aは、かご固定板15に対し、下方に隣接させて配置することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明のエレベータにおけるかご固定板とかご位置検出板を示す斜視図。
【図2】図1に示したかご固定板とかご位置検出板を示す平面図。
【図3】従来のマシンルームレスエレベータを示す斜視図。
【符号の説明】
【0027】
1 乗りかご
2L,2R かご側ガイドレール
3L,3R ドア
4 上梁
5L,5R 縦梁
6 シーブ支持梁
7 ブラケット
8L,8R かご上シーブ
9 トラクションシーブ
10 駆動装置
11 巻き上げロープ
12L,12R ヒッチ部
15 かご固定板
15a 係合孔(係合部)
20 かご位置検出板
21 レールクリップ
22 第1のブラケット
23 第2のブラケット
24 検出板本体
24a 支持部
24b 被検出部
100 一実施形態のエレベータ




 

 


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