Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
エレベータの乗りかごドア駆動装置 - 東芝エレベータ株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 東芝エレベータ株式会社

発明の名称 エレベータの乗りかごドア駆動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76900(P2007−76900A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−270623(P2005−270623)
出願日 平成17年9月16日(2005.9.16)
代理人 【識別番号】100075812
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢次
発明者 塚 原 大 祐
要約 課題
昇降路の頂部に設けられている機器類に対するクリアランスを容易に確保できるように改良されたドア駆動装置を提供する。

解決手段
乗りかご1が所定の昇降位置を超えてさらに上昇したときに昇降路の頂部に設置されている機器類9と干渉しないように、機器類を受容可能に凹状21aをなす部分がその上部に形成されている。これにより、オーバーヘッド寸法を増加させることなく、昇降路の頂部に設けられている機器類とドア駆動装置20との間のクリアランスを確保することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータの乗りかごドアを開閉するためのドア駆動装置であって、
乗りかごが所定の昇降位置を超えてさらに上昇したときに昇降路の頂部に設置されている機器類と干渉しないように、前記機器類に対して相補的に凹状をなす部分がその上部に形成されていることを特徴とするエレベータの乗りかごドア駆動装置。
【請求項2】
前記ドア駆動装置は、
前記乗りかごドアの上方に固定されて上下左右に延びるハンガケースを有しており、
前記凹状をなす部分は、前記ハンガケースの上側部分を切り欠くことによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置。
【請求項3】
前記ドア駆動装置は、
前記ハンガケースの上側部分の左右両端部にそれぞれ回転自在に支持された左右一対のプーリと、
これらのプーリに巻回されて左右方向に延びる無端状のベルトと、
このベルトと前記乗りかごドアとを接続する接続部材とを有しており、
前記プーリは、前記ハンガケースに形成された前記凹状をなす部分を回避するように配設され、
前記接続部材のうち前記ベルトに連結される部分は、前記乗りかごドアが開いた状態のときに前記凹状をなす部分を回避するように配設されたプーリと接触しないように、前記接続部材のうち前記乗りかごドアに連結される部分に対し、左右方向に位置をずらして配置されていることを特徴とする請求項2に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置。
【請求項4】
前記乗りかごドアは、左右一対のドアから構成され、
前記接続部材が、前記左右一対のドアにそれぞれ連結される左右一対の接続部材から構成され、
前記左右一対のドアの一方のための前記接続部材における前記ベルトに連結される部分と、前記左右一対のドアの他方のための前記接続部材における前記ベルトに連結される部分とが、前後方向に位置をずらして配置されている、
ことを特徴とする請求項3に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータの乗りかごドアを開閉するドア駆動装置に関し、より詳しくは、昇降路の頂部に設けられている機器類に対するクリアランスを容易に確保できるようにドア駆動装置を改良する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建物内の空間を効率良く利用するとともに日照権等の問題を回避するために、昇降路の上方に機械室を持たない、いわゆるマシンルームレスエレベータが種々開発され提案されている。
【0003】
例えば、図8に示したマシンルームレスエレベータ(下記特許文献1を参照)において、乗りかご1は左右一対のかご側ガイドレール2L,2Rに案内されつつ昇降路内を昇降する。
乗りかご1の前面に設けられた左右一対のドア3L,3Rは、左右方向に開閉する。
乗りかご1を支持するかご枠は、乗りかご1の上方で左右方向に水平に延びる上梁4と、この上梁4の左右両端部に接続された左右一対の縦梁5L,5Rとを有している。
また、乗りかご1の上面と上梁4との間の上下方向の隙間には、上梁4に対して水平面内で傾斜して延びるシーブ支持梁6が設けられている。
このシーブ支持梁6は、その長手方向中央部の上面が上梁4の長手方向中央部の下面に密着するように上梁4に接続されている。
そして、シーブ支持梁6の両端部には、左右一対のかご上シーブ7L,7Rそれぞれ回転自在に支持されている。
【0004】
左側のかご側ガイドレール2Lの上端部近傍に配設されたトラクションシーブ8は、前後方向に延びる回転軸を有した巻上機9によって回転駆動される。
トラクションシーブ8に巻き付けられた巻き上げロープ10のうち乗りかご1側に延びる部分10aは、トラクションシーブ8から左側のかご上シーブ7Lに向かって下方に延びる部分、左右一対のかご上シーブ7L,7Rの間で水平に延びる部分、右側のかご上シーブ7Rから上方に延びて右側のヒッチ部11Rに固定される部分とを有し、乗りかご1を2:1ローピングで懸架している。
また、巻き上げロープ10のうち乗りかご1の左側面に沿って下方に延びる部分10bは、図示されない釣合錘の上部に回転自在に支持されている錘側シーブに巻き付けられてから上方に延びて左側のヒッチ部11Lに固定され、釣合錘を2:1ローピングで懸架している。
【0005】
さらに、乗りかご1の前側の上部には、左右一対のドア3L,3Rを開閉するためのドア駆動装置12が設けられている。
そして、乗りかご1の上に配設されているドアモータ13を作動させることにより、左右一対のドア3L,3Rを連動させながら開閉することができる(例えば、下記特許文献2を参照)。
【0006】
【特許文献1】特開2004−1904号公報
【特許文献2】特開2004−217338号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年のマシンルームレスエレベータにおいては、最も上方の着床階の床面と昇降路の天井面との間の上下方向寸法(オーバーヘッド寸法)が小さくなる傾向にある。
これに伴い、乗りかご1が最も上方の着床階に着床したときに、昇降路の頂部に設けられている巻上機9等の機器類と、乗りかご1の上部構造や乗りかご1の上に配設されているドア駆動装置12等の機器類との間の上下方向寸法もまた小さくなる傾向にある。
【0008】
一方、乗りかご1は、非常時に、最も上方の着床階に対応する所定の昇降位置を超えてさらに上昇しようとする。
これに伴い、乗りかご1が所定の昇降位置を超えてさらに上昇したときに、昇降路の天井面や昇降路の頂部に設けられている機器類と、乗りかご1の上部構造や乗りかご1の上に配設されている機器類とが接触しないように、所定のクリアランスを設けておくことが法令等によって義務付けられている。
【0009】
しかしながら、図8に示した従来のマシンルームレスエレベータにおいては、乗りかご1の前側上部に設けられているドア駆動装置12のハンガケース14が乗りかご1の左右方向の幅の全体にわたって上方に延びており、かつ昇降路の頂部の前方左側には巻上機9が配置されている。
これにより、乗りかご1が所定の昇降位置を超えてさらに上昇すると、ハンガケース14の左端が巻上機9に接触するおそれがある。
【0010】
したがって、巻上機9とハンガケース14との間に所定のクリアランスを確保する必要があるが、巻上機9の位置変更や形状の変更は困難であり、かつハンガケース14の位置変更も困難である。
これにより、従来のマシンルームレスエレベータにおいては、昇降路を上方に延長して巻上機9をより上方に配置せざるを得ないが、オーバーヘッド寸法が大きくなるため、このマシンルームレスエレベータを設置した建物のスペース効率が低下してしまう。
【0011】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、昇降路の頂部に設けられている機器類に対するクリアランスを容易に確保できるように改良されたドア駆動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の課題を解決する請求項1に記載した手段は、
エレベータの乗りかごドアを開閉するためのドア駆動装置であって、
乗りかごが所定の昇降位置を超えてさらに上昇したときに昇降路の頂部に設置されている機器類と干渉しないように、前記機器類を受容可能に凹状をなす部分がその上部に形成されていることを特徴としている。
【0013】
すなわち、請求項1に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置においては、昇降路の頂部に設置されている機器類を受容可能に凹状をなす部分がその上部に形成されているので、乗りかごが所定の昇降位置を超えてさらに上昇しても、凹状をなす部分に機器類が受容されて干渉することがない。
これにより、オーバーヘッド寸法を増加させることなく、昇降路の頂部に設けられている機器類とドア駆動装置との間のクリアランスを確保することができる。
【0014】
また、請求項2に記載した手段は、請求項1に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置において、
前記ドア駆動装置が、前記乗りかごドアの上方に固定されて上下左右に延びるハンガケースを有しており、
かつ前記凹状をなす部分が、前記ハンガケースの上部を切り欠くことによって形成されていることを特徴とする。
【0015】
すなわち、請求項2に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置においては、ドア駆動装置のうち最も上方に位置する部分であるハンガケースの上部を切り欠くことによって凹状をなす部分を形成する。
これにより、凹状をなす部分を容易に形成できるばかりでなく、昇降路の頂部に設けられている機器の左右方向の位置に合わせて凹状をなす部分を自在に形成することができるる。
【0016】
また、請求項3に記載した手段は、請求項2に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置において、
前記ドア駆動装置が、
前記ハンガケースの上側部分の左右両端部にそれぞれ回転自在に支持された左右一対のプーリと、
これらのプーリに巻回されて左右方向に延びる無端状のベルトと、
このベルトと前記乗りかごドアとを接続する接続部材とを有しており、
前記プーリが、前記ハンガケースに形成された前記凹状をなす部分を回避するように配設され、
前記接続部材のうち前記ベルトに連結される部分は、前記乗りかごドアが開いた状態のときに前記凹状をなす部分を回避するように配設されたプーリと接触しないように、前記接続部材のうち前記乗りかごドアに連結される部分に対し、左右方向に位置をずらして配置されていることを特徴とする。
【0017】
すなわち、ハンガケースの上側部分のうち、例えば左端部を切り欠くことにより凹状をなす部分を形成すると、左右一対のプーリのうち左側のプーリの位置を右側にずらさなければならなくなる。
これに伴い、左側に開く乗りかごドアについては、その接続部材のうちベルトに連結されている部分の位置を右側にずらさないと、この乗りかごドアを開くときに、このベルトに連結されている部分がこのプーリと干渉してしまう。
これに対して、この接続部材のうち乗りかごドアに連結されている部分の左右方向の位置は乗りかごドアの左右方向の位置によって決まり、ハンガケースを切り欠いてもその位置は変化しない。
したがって、この接続部材については、乗りかごドアに連結される部分とベルトに連結する部分とが左右方向に位置ずれすることになる。
言い換えると、請求項3に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置のように、接続部材のうち乗りかごドアに連結される部分とベルトに連結される部分とを左右方向に位置ずれさせることにより、接続部材とプーリとが干渉することなく乗りかごドアを開閉できることになるのである。
【0018】
また、請求項4に記載した手段は、請求項3に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置において、
前記乗りかごドアは、左右一対のドアから構成され、
前記接続部材が、前記左右一対のドアにそれぞれ連結される左右一対の接続部材から構成され、
前記左右一対のドアの一方のための前記接続部材における前記ベルトに連結される部分と、前記左右一対のドアの他方のための前記接続部材における前記ベルトに連結される部分とが、前後方向に位置をずらして配置されていることを特徴とする。
【0019】
すなわち、請求項4に記載したエレベータの乗りかごドア駆動装置においては、例えば右側の乗りかごドアにおける接続部材のうちベルトに連結される部分が前側に位置し、左側の乗りかごドアにおける接続部材のうちベルトに連結される部分が後側に位置する。
これにより、左側の乗りかごドアのための接続部材におけるベルト連結部分を、右側の乗りかごドアの方まで大きく位置ずれさせても、右側の乗りかごドアのための接続部材におけるベルト連結部分と干渉することがない。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、昇降路の頂部に設けられている機器類に対するクリアランスを容易に確保できるように改良されたドア駆動装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、図1乃至図7を参照し、本発明に係るエレベータの乗りかごドア駆動装置の各実施形態について説明する。
なお、以下の説明においては、前述した従来技術と同一の部分には同一の符号を用いて重複した説明を省略するとともに、乗りかごのドアが開閉する方向を左右方向と、乗客が乗りかごに出入りする方向を前後方向と、鉛直方向を上下方向と言う。
【0022】
第1実施形態
図1および図2にその要部を示したエレベータ100は、図8に示した従来のエレベータに対してそのドア駆動装置を変更したものであり、それ以外の部分の構成は図8に示したものと同一である。
そこで、図8に示した従来のエレベータに対して相違する部分について説明する。
【0023】
図1および図2に示した第1実施形態のドア駆動装置20は、左右一対の乗りかごドア3L,3Rを開閉するためのものであってその上方に設けられており、乗りかご1のかご枠に固定されて上下左右に延びるハンガケース21を備えている。
このハンガケース21は、乗りかご1が最も上方の着床階に対応する所定の昇降位置を超えてさらに上昇したときに、昇降路の頂部に設置されている機器類である巻上機9と干渉しないように、この巻上機9を受容可能な切欠部(凹部)21aをその上側部分の左端に有している。
この切欠部21aは、巻上機9のベース部9aの形状に対して相補的な形状を有しており、かつベース部9aの底面および右側面に対して所定寸法のクリアランスを確保できるようにその寸法が定められている。
【0024】
ハンガケース21の右端には右側のプーリ22aを回転駆動するためのドアモータ22が固定されている。
また、ハンガケース21の上側部分で切欠部21aの右側に隣接する部分には、左側のプーリ23が回転自在に支持されている。
そして、左右一対のプーリ22a,23には、無端状のベルト24が巻回されている。
【0025】
ハンガケース21の下端には、左右方向に水平に延びるドアレール25が固定されている。
そして、このドアレール25上を転動する各ハンガローラ26は、左右一対の乗りかごドア3L,3Rの上部にそれぞれ連結されている左右一対のハンガ27L,27Rによって回転自在に支持されている。
これにより、左右一対の乗りかごドア3L,3Rは、左右一対のハンガ27L,27Rによってドアレール25に吊り下げられた状態で左右に滑らかに移動することができる。
【0026】
また、左右一対のハンガ27L,27Rには、左右一対の接続部材28L,28Rの下端部がそれぞれ連結されている。
左側の接続部材28Lの上端部は無端状ベルト24のうち下側部分24Lに連結され、かつ右側の接続部材28Rの上端部は無端状ベルト24のうち上側部分24Uに連結されている。
これにより、ドアモータ22を図示時計方向に回転させると、左右一対の乗りかごドア3L,3Rは互いに連動して開く。
これに対して、ドアモータ22を図示反時計方向に回転させると、左右一対の乗りかごドア3L,3Rは互いに連動して閉じる。
【0027】
すなわち、図1および図2にその要部を示したエレベータ100のドア駆動装置20においては、昇降路の頂部に設置されている巻上機9を受容可能な凹状の切欠部21aがハンガケース21の上側部分の左端部に形成されている。
これにより、乗りかご1が所定の昇降位置を超えてさらに上昇しても、巻上機9のベース部9aが凹状の切欠部21aの内側に受容されるから、互いに干渉することはない。
したがって、このエレベータ100のオーバーヘッド寸法を増加させることなく、昇降路の頂部に設けられている巻上機9とドア駆動装置20との間のクリアランスを確保することができる。
また、凹状をなす切欠部21aは、ハンガケース21の上側部分に容易に形成できるばかりでなく、巻上機9の左右方向位置に合わせて自在に形成することができる。
【0028】
第2実施形態
次に図3および図4を参照し、第2実施形態のドア駆動装置について説明する。
【0029】
上述した第1実施形態のエレベータ100においては、乗りかご1に対して巻上機9が左側に大きくずれていたため、ハンガケース21に形成する切欠部21aも比較的小さいもので済んでいた。
これにより、切欠部21aに合わせて左側のプーリ23を右側にずらす量も少なくて済み、接続部材28Lの形状や取付位置を変更しなくとも、左側の乗りかごドア3Lを開閉することができた。
【0030】
これに対して、図3および図4にその要部を示したエレベータ200においては、乗りかご1に対する巻上機9の位置が右側に大きく寄っているため、ドア駆動装置30のハンガケース31に形成する凹状の切欠部31aも大きくせざるを得なくなっている。
これに伴い、切欠部31aに合わせて左側のプーリ23を右側にずらす量も大きくせざるを得ず、図1および図2に示した接続部材28Lをそのまま使用すると、左側の乗りかごドア3Lを開くときにこの接続部材28Lが左側のプーリ23に干渉し、左側の乗りかごドア3Lを一杯に開くことができなくなる。
そこで、本第2実施形態のドア駆動装置30においては、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材32の形状および取付位置を変更している。
【0031】
具体的に説明すると、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材32のうち、乗りかごドア3Lに連結される部分32aの左右方向の位置は、図1および図2に示した接続部材28Lのそれと同一である。
これに対して、接続部材32のうちベルト24の下側部分24Lに連結される部分32bの左右方向の位置は、接続部材32のうち乗りかごドア3Lに連結される部分32aに対して、図示右側に大きくずれている。
これにより、この接続部材32の全体形状は、前方から見たときにクランク状に曲がっている。
【0032】
すなわち、本第2実施形態のドア駆動装置30においては、左側のプーリ23の右側への位置変更に合わせて、接続部材32のうちベルト24に連結される部分32bを右側に位置変更している。
これにより、図4に示したように、左側の乗りかごドア3Lを一杯に開いても、接続部材32のうちベルト24に連結される部分32bが左側のプーリ23と干渉することはない。
したがって、乗りかご1に対して巻上機9の位置が右側に大きく寄っている場合においても、ハンガケース31に形成する凹状の切欠部31aをさらに大きく取り、巻上機9とドア駆動装置20との間のクリアランスを確保することができる。
【0033】
第3実施形態
次に図5〜図7を参照し、第3実施形態のドア駆動装置について説明する。
【0034】
図5および図6にその要部を示した本第3実施形態のエレベータ300においては、乗りかご1に対する巻上機9の位置が、上述した第2実施形態のエレベータ200におけるそれよりもさらに右側に寄っている。
これにより、ドア駆動装置40のハンガケース41に形成する凹状の切欠部41aもさらに大きくなっている。
したがって、切欠部41aに合わせて左側のプーリ23を右側にずらす量もさらに大きくなっているため、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材42の形状も大きく変更せざるを得ない。
【0035】
具体的に説明すると、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材42のうち、乗りかごドア3Lに連結される部分42aの左右方向の位置は、図1および図2に示した接続部材28Lのそれと同一である。
これに対して、接続部材42のうちベルト24の下側部分24Lに連結される部分42bの左右方向の位置は、乗りかごドア3Lに連結される部分42aに対して図示右側にさらに大きくずれており、図5に示したように乗りかごドア3L,3Rを閉じた状態では、右側の乗りかごドア3Rのための接続部材43と前後方向に重なっている。
【0036】
これに伴い、図7に示したように、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材42のうちベルト24に連結される部分42と、右側の乗りかごドア3Rのための接続部材43のうちベルト24に連結される部分43bとは、前後方向(図7において図示左右方向)に位置がずらされている。
これにより、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材42におけるベルト連結部分42bを、右側の乗りかごドア3Rの方まで大きく位置ずれさせても、右側の乗りかごドア3Rのための接続部材43におけるベルト連結部分43bと干渉することがないから、左右一対の乗りかごドア3L,3Rを確実に開閉することができる。
【0037】
すなわち、本第3実施形態のドア駆動装置40においては、左側の乗りかごドア3Lのための接続部材42と右側の乗りかごドア3Rのための接続部材43とが前後方向に位置ずれしていて互いに干渉しないから、巻上機9が乗りかご1に対して右側にさらに大きく寄っている場合にも、ハンガケース41に形成する凹状の切欠部41aを大きく取り、巻上機9とドア駆動装置20との間のクリアランスを確保することができる。
【0038】
以上、本発明に係るエレベータの乗りかごドア駆動装置の各実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した各実施形態においては、いずれも巻上機9が乗りかご1の左側に位置しているが、右側に位置する場合も全く同様に構成できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】第1実施形態のドア駆動装置をドア閉じ状態で示す正面図
【図2】第1実施形態のドア駆動装置をドア開き状態で示す正面図
【図3】第2実施形態のドア駆動装置をドア閉じ状態で示す正面図
【図4】第2実施形態のドア駆動装置をドア開き状態で示す正面図
【図5】第3実施形態のドア駆動装置をドア閉じ状態で示す正面図
【図6】第3実施形態のドア駆動装置をドア開き状態で示す正面図
【図7】図5中のVII−VII破断線に沿った断面図
【図8】従来のマシンルームレスエレベータを示す斜視図
【符号の説明】
【0040】
1 乗りかご
2L,2R かご側ガイドレール
3L,3R 乗りかごドア
4 上梁
5L,5R 縦梁
6 シーブ支持梁
7L,7R かご上シーブ
8 トラクションシーブ
9 巻上機
10 巻き上げロープ
11L,11R ヒッチ部
20 第1実施形態のドア駆動装置
21 ハンガケース
21a 切欠部
22 ドアモータ
22a プーリ
23 プーリ
24 ベルト
25 ドアレール
26 ハンガローラ
27L,27R ハンガ
28L,28R 接続部材
30 第2実施形態のドア駆動装置
31 ハンガケース
31a 切欠部
32 接続部材
40 第3実施形態のドア駆動装置
41 ハンガケース
41a 切欠部
100 第1実施形態のドア駆動装置を備えたエレベータ
200 第2実施形態のドア駆動装置を備えたエレベータ
300 第3実施形態のドア駆動装置を備えたエレベータ




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013