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発明の名称 昇降機仕様決定支援システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−70001(P2007−70001A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−256140(P2005−256140)
出願日 平成17年9月5日(2005.9.5)
代理人 【識別番号】100075812
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢次
発明者 幡 野 一 尋 / 小 林 清
要約 課題
ユーザが多段階的な評価を参考にして真に希望する昇降機仕様を得ること。

解決手段
ユーザ入力画面提供手段6は、ユーザが昇降機の基本仕様についてデータを入力するためのユーザ入力画面をユーザ端末2に対して提供する。昇降機仕様設計手段7は、上記のユーザ入力画面への入力後にユーザ端末2から返送されてきたユーザ入力仕様データに基づき昇降機仕様を設計する。設計仕様評価手段8は、昇降機仕様設計手段7が設計した昇降機仕様について、予め各仕様項目毎に設定されているポイントを用いて多段階的な評価を行う。見積もり手段9は、昇降機仕様設計手段7が設計した昇降機仕様について見積もりを行い、この見積もり結果を設計仕様評価手段8による評価結果と共にユーザ端末2に対して提示する。
特許請求の範囲
【請求項1】
インターネットを介して接続されたユーザ端末に対してユーザ入力画面を提供するユーザ入力画面提供手段と、
前記ユーザ入力画面に入力されて前記ユーザ端末から返送されてきたユーザ入力仕様データに基づき、昇降機仕様を設計する昇降機仕様設計手段と、
前記昇降機仕様設計手段が設計した昇降機仕様について、予め各仕様項目毎に設定されているポイントを用いて多段階的な評価を行う設計仕様評価手段と、
前記昇降機仕様設計手段が設計した昇降機仕様について見積もりを行い、この見積もり結果を前記設計仕様評価手段による評価結果と共に前記ユーザ端末に対して提示する見積もり手段と、
を備えたことを特徴とする昇降機仕様決定支援システム。
【請求項2】
前記設計仕様評価手段は、前記予め各仕様項目毎に設定されているポイントについての調整が可能なポイント調整部を有するものである、
ことを特徴とする請求項1記載の昇降機仕様決定支援システム。
【請求項3】
前記ユーザ入力画面提供手段は、前記ユーザ端末からの要求に基づき、前記ユーザ入力画面として昇降機メーカの推奨仕様が表示された推奨仕様入力画面を提供するものである、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の昇降機仕様決定支援システム。
【請求項4】
前記ユーザ入力画面提供手段は、前記ユーザ端末からの要求に基づき、前記ユーザ入力画面として昇降機メーカのオプション仕様が表示されたオプション仕様入力画面を提供するものである、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の昇降機仕様決定支援システム。
【請求項5】
前記ポイントが設定されている仕様項目には、少なくとも、待ち時間、乗車時間、運転間隔、輸送能力、昇降機専有面積のうちのいずれかが含まれている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の昇降機仕様決定支援システム。
【請求項6】
前記見積もり手段による提示後に前記ユーザ端末から否定回答が返送されてきた場合に、前記昇降機仕様設計手段に対して仕様変更を指示し、前記見積もり手段に対して再見積もりを指示する仕様変更指示手段を備えた、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の昇降機仕様決定支援システム。
【請求項7】
前記仕様変更指示手段は、前記昇降機仕様設計手段に対する仕様変更指示が不可能と判断した場合に、前記ユーザ端末に対して前記ユーザ入力仕様データの変更を促すものである、
ことを特徴とする請求項6記載の昇降機仕様決定支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザがコンピュータ及びインターネットを利用して昇降機仕様を決定するのを支援するためのシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近時のコンピュータ技術の発達、及びインターネットの普及により、ユーザと昇降機メーカとは必ずしも直接に対面することなく昇降機仕様を決定することが可能になってきている。例えば、特許文献1に開示されている手法では、ユーザ端末と昇降機メーカのサーバとをインターネットを介して接続し、ユーザ端末から所定データをサーバ側に送信すると、サーバ側では交通計算及び運行シミュレーションを行い、その結果に対する評価を付して適切とされる昇降機仕様をユーザ端末に提供するようになっている。
【特許文献1】特開2002−68610号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来手法において、ユーザは昇降機メーカから提供された昇降機仕様の採用の可否を上記の評価に基づき判断することになるが、この評価は「適切」又は「適切でない」のうちのいずれかという二者択一的なものであり、必ずしもユーザが真に欲する仕様ではないことがある。
【0004】
すなわち、ある仕様項目について「適切」という評価が得られたとしても、実際には過剰品質気味なもの、あるいは逆に「不適切」に近いものが含まれる場合があるが、専門知識のないユーザにとっては、どの程度「適切」なものであるかを知ることは困難である。そのため、ユーザは多少不満足に感じたとしても、昇降機メーカが「適切」と判断した昇降機仕様をそのまま採用せざるを得ないことが多かった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが真に欲する昇降機仕様を得ることが可能な昇降機仕様決定支援システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、インターネットを介して接続されたユーザ端末に対してユーザ入力画面を提供するユーザ入力画面提供手段と、前記ユーザ入力画面に入力されて前記ユーザ端末から返送されてきたユーザ入力仕様データに基づき、昇降機仕様を設計する昇降機仕様設計手段と、前記昇降機仕様設計手段が設計した昇降機仕様について、予め各仕様項目毎に設定されているポイントを用いて多段階的な評価を行う設計仕様評価手段と、前記昇降機仕様設計手段が設計した昇降機仕様について見積もりを行い、この見積もり結果を前記設計仕様評価手段による評価結果と共に前記ユーザ端末に対して提示する見積もり手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記設計仕様評価手段は、前記予め各仕様項目毎に設定されているポイントについての調整が可能なポイント調整部を有するものである、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ユーザ入力画面提供手段は、前記ユーザ端末からの要求に基づき、前記ユーザ入力画面として昇降機メーカの推奨仕様が表示された推奨仕様入力画面を提供するものである、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記ユーザ入力画面提供手段は、前記ユーザ端末からの要求に基づき、前記ユーザ入力画面として昇降機メーカのオプション仕様が表示されたオプション仕様入力画面を提供するものである、ことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記ポイントが設定されている仕様項目には、少なくとも、待ち時間、乗車時間、運転間隔、輸送能力、昇降機専有面積のうちのいずれかが含まれている、ことを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記見積もり手段による提示後に前記ユーザ端末から否定回答が返送されてきた場合に、前記昇降機仕様設計手段に対して仕様変更を指示し、前記見積もり手段に対して再見積もりを指示する仕様変更指示手段を備えた、ことを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記仕様変更指示手段は、前記昇降機仕様設計手段に対する仕様変更指示が不可能と判断した場合に、前記ユーザ端末に対して前記ユーザ入力仕様データの変更を促すものである、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、ユーザ入力仕様データに基づき設計した昇降機仕様の各仕様項目について、設置仕様評価手段が多段階的な評価を行うようにしているので、ユーザはこの多段階的な評価を参考にして真に希望する昇降機仕様を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、本発明の実施形態に係る昇降機仕様決定支援システムの構成を示すブロック図である。インターネット1にはユーザ端末2が接続されており、更に、データベース4を有するホストコンピュータ3も接続されている。
【0015】
このホストコンピュータ3は、昇降機メーカが保有するものであり、管理手段5、ユーザ入力画面提供手段6、昇降機仕様設計手段7、設計仕様評価手段8、見積もり手段9、及び仕様変更指示手段10を有している。また、データベース4には、ユーザ情報11、受注登録情報12、過去物件情報13、設計資料情報14、評価資料情報15、及び見積もり資料情報16などが格納されている。
【0016】
ホストコンピュータ3における管理手段5は、各手段6〜10がユーザ端末2又はデータベース4との間で各種データの授受を行う場合に送受信手段として機能するものであり、また、各手段6〜10が持つ機能以外の一般的な管理機能を有するものである。例えば、ユーザ端末2に係るユーザが登録されたユーザであるか否かは、この管理手段5が判別する。
【0017】
ユーザ入力画面提供手段6は、ユーザが昇降機の基本仕様についてデータを入力するためのユーザ入力画面をユーザ端末2に対して提供するものである。
【0018】
昇降機仕様設計手段7は、上記のユーザ入力画面への入力後にユーザ端末2から返送されてきたユーザ入力仕様データに基づき昇降機仕様を設計するものである。
【0019】
設計仕様評価手段8は、昇降機仕様設計手段7が設計した昇降機仕様について、予め各仕様項目毎に設定されているポイントを用いて多段階的な評価を行うものである。そして、設計仕様評価手段8は、この予め各仕様項目毎に設定されているポイントについての調整が可能なポイント調整部81を有している。
【0020】
見積もり手段9は、昇降機仕様設計手段7が設計した昇降機仕様について見積もりを行い、この見積もり結果を設計仕様評価手段8による評価結果と共にユーザ端末2に対して提示するものである。
【0021】
仕様変更指示手段10は、見積もり手段9による前記提示後にユーザ端末2から否定回答が返送されてきた場合に、昇降機仕様設計手段7に対して仕様変更を指示したり、あるいは、この昇降機仕様設計手段7に対する仕様変更指示が不可能であると判断した場合に、ユーザ端末2に対してユーザ入力仕様データの変更を促すものである。
【0022】
データベース4に格納されているユーザ情報11は、ユーザ端末2に係るユーザが登録されたユーザであるか否か、あるいは登録ユーザである場合にユーザIDやパスワードが正しいものであるか否かを管理手段5が判別するための情報である。
【0023】
受注登録情報12は、ユーザ端末2が見積もり手段9が提示してきた見積もりを受け入れて発注してきた場合に、その設計仕様、見積もり価格、納期等を受注番号と共に記録した情報である。
【0024】
過去物件情報13は、昇降機メーカが過去に多くのユーザから受注し施工した物件についての一覧データである。昇降機仕様設計手段7、設計仕様評価手段8、及び見積もり手段9は、それぞれ設計、評価、及び見積もりを行う際に、この過去物件情報13を用いることができる。また、ユーザ入力画面提供手段6は、過去物件情報13を参考資料としてユーザ端末2に紹介することができる。
【0025】
設計資料情報14、評価資料情報15、及び見積もり資料情報16は、それぞれ昇降機仕様設計手段7、設計仕様評価手段8、及び見積もり手段9がそれぞれ設計、評価、及び見積もりを行う際に用いる情報である。
【0026】
次に、図1の動作を、図2のフローチャート、並びに図3及び図4の説明図を用いて説明する。まず、ユーザは、ユーザ端末2の画面に昇降機メーカのホームページを表示し、エレベータの新規設置仕様のための画面を呼び出した後、予め自己に設定されているユーザID及びパスワードを入力する。管理手段5がこのユーザID及びパスワードを認証すると(ステップ1)、ユーザ入力画面提供手段6は、ユーザ入力画面をユーザ端末2に対して提供する(ステップ2)。
【0027】
図3は、このユーザ入力画面の一例を示す説明図である。この図に示すように、ユーザ入力画面には「用途」、「階床数」、「定員」、「速度」、「台数」、「御希望価格」、「御希望納期」等の基本仕様についての記載欄が設けられている。ユーザは、これらの記載欄に希望するデータを入力する。なお、各欄の右側にはボタン17が設けられており、ユーザがボタン17にカーソルを合わせるとポップアップメニューが表示され、このポップアップメニューの中から希望するデータを選択することもできるようになっている。
【0028】
また、ユーザ入力画面には、推奨仕様画面を表示させるためのボタン18、あるいはオプション仕様画面を表示させるためのボタン19も設けられている。推奨仕様画面とは、昇降機メーカが推奨する仕様データが各記載欄に予め記載されている画面であり、オプション仕様画面とは、オプション仕様(例えば、「自動パーキング運転」や「防犯カメラ設置」に関する仕様)の一覧が記載されている画面である。
【0029】
ユーザ入力画面提供手段6は、ステップ2でユーザ入力画面を提供した後、推奨仕様が要求されたか否か(ボタン18がクリックされたか否か)を判別し(ステップ3)、要求された場合には推奨仕様画面を提供する(ステップ4)。また、ユーザ入力画面提供手段6は、ステップ2でユーザ入力画面を提供した後、オプション仕様が要求されたか否か(ボタン19がクリックされたか否か)を判別し(ステップ5)、要求された場合にはオプション仕様画面を提供する(ステップ6)。
【0030】
ユーザは、ユーザ入力画面提供手段6から提供された上記のユーザ入力画面に各仕様データを記載した後、このユーザ入力画面をユーザ端末2からホストコンピュータ3に返送する。管理手段5は、ユーザ端末2から返送されてきたユーザ入力画面のデータを入力し(ステップ7)、記載漏れがないか否かをチェックする。そして、記載漏れがなければ、このユーザ入力データを昇降機仕様設計手段7に渡す。昇降機仕様設計手段7は、この渡されたユーザ入力データに基づき昇降機仕様の設計を行う(ステップ8)。昇降機仕様設計手段7は、この設計にあたっては前述したデータベース4内の設計資料情報14を用いる。
【0031】
昇降機仕様設計手段7が設計作業を完了すると、この設計された昇降機仕様は設計仕様評価手段8に渡される。設計仕様評価手段8は、渡された昇降機仕様について、予め各仕様項目毎に設定されているポイントに基づき多段階的な評価を行う(ステップ9)。そして、見積もり手段9は、昇降機仕様設計手段7が設計した昇降機仕様について見積もりを行い、その見積もり結果を設計仕様評価手段8による評価結果と共にユーザ端末2に対して提示する(ステップ10)。
【0032】
図4は、見積もり手段9がユーザ端末2に対して提示する設計仕様評価画面の一例を示す説明図である。この図に示されるように、仕様項目としては例えば、「待ち時間」、「乗車時間」、「運転間隔」、「輸送能力」、「昇降路専有面積」等が設けられており、各仕様項目について「決定仕様値」の他に、「絶対目標値」、「優劣度による評価係数」、「重要性」、「項目ポイント」が付されるようになっている。
【0033】
ここで、「絶対目標値」とは、決定仕様値として採用するにあたって最低限クリアしなければならない数値のことである。例えば、待ち時間が余りに長くなったのでは実用に耐えなくなり、また、昇降路専有面積が余りに大きくなったのではビル内の有効活用面積が小さくなりビル設計に支障をきたすことになるので、このような事態を回避し得る値を採用する必要がある。
【0034】
「優劣度による評価係数」とは、予め設定されている範囲の数値を用いて上記の決定仕様値についての優劣度を多段階的に表したものである。例えば、計算上取り得る待ち時間の範囲が15秒〜60秒である場合(絶対目標値を60秒とする)に、決定仕様値が15秒であったとすれば10点、30秒であったとすれば7点、60秒であったとすれば1点というように評価される。
【0035】
「重要性」とは、昇降機仕様全体に対する各仕様項目の重要性を数値で多段階的に表したものである。例えば、特定階床に飲食店が集中しているようなビルでは、特定時間帯(昼休みなど)における輸送能力の重要性は、一般の住宅用ビルの場合よりも非常に大きくなる。そこで、輸送能力が最大のものは5点、最小のものは1点というように評価される。
【0036】
「項目ポイント」とは、上記の「優劣度による評価係数」及び「重要性」の点数を合計した数値である。また、「総合ポイント」とは、各仕様項目の項目ポイントを合計した数値である。
【0037】
ここで、本実施形態における設計仕様評価手段8はポイント調整部81を有しており、このポイント調整部81は、上記の「項目ポイント」、あるいは更に「優劣度による評価係数」及び「重要性」の数値(ポイント)について、種々の事情を考慮して調整できるようになっている。例えば、「待ち時間」が非常に短いのはユーザにとっては好ましいことであるため、通常は高いポイントに設定されている。しかし、非常に短い待ち時間を実現するために特殊な設計仕様となり、価格的な面でのデメリットが非常に大きくなるような場合は、設定されているポイントをそのまま用いるのではなく、これからある程度の値をマイナスした値を用いた方が実情に即したポイント評価となる。逆に、「待ち時間」が多少長くなっても、標準的な設計仕様となり価格的な面でのメリットが大きくなるような場合は、設定されているポイントにある程度の値をプラスした値を用いた方が実情に即したポイント評価となる。
【0038】
このように、本実施形態では設計仕様評価手段8にポイント調整部81を設けた構成としているので、実情に即したフレキシブルな設計仕様評価を行うことができる。なお、このポイント調整部81のポイント調整は、エレベータメーカのオペレータ又は設計者等の手動操作によっても可能な構成とすることができる。
【0039】
「お客様満足度」とは、上記のように設計され、評価された昇降機仕様について、顧客からフィードバックされた満足度を数値で多段階的に表したものであり、いわゆる口コミ情報である。但し、顧客からのフィードバック情報がない場合には、この「お客様満足度」の欄は空白となる。
【0040】
各仕様項目についての「項目ポイント」、「総合ポイント」、及び「お客様満足度」の右側には「詳細」と表示されているボタン20が設けられている。ユーザは、このボタン20をクリックすることにより、ある仕様項目がそのようなポイント又は数値に評価されたことに関する詳細情報を画面に表示することができる。例えば、ある仕様項目の「項目ポイント」が低い場合に、ユーザがその右側のボタン20をクリックすると、そのような低い評価となった理由と共に、高い評価を得るための方策(例えば、他の仕様項目の決定仕様値を変更するなどの方策)が画面に表示される。
【0041】
また、「お見積もり」と表示された欄には、「価格」と表示されたボタン21、及び「納期」と表示されたボタン22が設けられている。ユーザは、これらのボタン21,22をクリックすることにより、画面上にこの昇降機仕様についての価格及び納期を表示することができる。
【0042】
上記のように、ステップ10において、見積もり手段9は、昇降機仕様設計手段7が設計した昇降機仕様について見積もりを行い、その見積もり結果を設計仕様評価手段8による評価結果と共にユーザ端末2に対して提示する。そして、ユーザは、この提示された見積もり結果を充分に検討した後、これを受け入れるか否かについての回答をユーザ端末2からホストコンピュータ3側に返送する。
【0043】
ホストコンピュータ3の管理手段5は、返送されてきた回答が見積もり結果を受け入れることができない旨の回答、すなわち否定回答であるか否かを判別する(ステップ11)。そして、否定回答である場合、管理手段5は、仕様変更指示手段10にどのような仕様変更を行うのが有効であるかを判断させ、最適な仕様変更の指示を行わせるようにする(ステップ12)。
【0044】
すなわち、昇降機仕様の設計のやり直しにより対処できると判断した場合、仕様変更指示手段10は、昇降機仕様設計手段7、設計仕様評価手段8、及び見積もり手段9に対して再度ステップ8以下の処理を行うことを指示する。一方、昇降機仕様の設計のやり直しによっては対処不可能と判断した場合は、ステップ2又はステップ4に戻ってユーザ入力画面又は推奨仕様画面をユーザ端末2側に提供し、ユーザ入力仕様データを変更するか、あるいは推奨仕様画面で表示されている仕様データを採用すべきことを促すようにする。また、仕様変更すべき項目がオプション仕様に関するものである場合は、ステップ6に戻ってオプション仕様画面をユーザ端末2側に提供し、オプション仕様データを変更すべきことを促すようにする。
【0045】
このような仕様変更指示手段10の指示に基づく処理が行われた後、管理手段5は再度ステップ11の判別を行う。そして、ユーザ端末2から返送されてきた回答が見積もり結果を受け入れる旨の回答、すなわち肯定回答である場合、その設計仕様、見積もり価格、納期等を受注番号と共に受注登録情報12として記録する(ステップ13)。
【0046】
上述した昇降機仕様決定支援システムによれば、ユーザが採用しようとする昇降機仕様の各仕様項目について、ポイントを用いた多段階的評価が具体的に明示されるので、ユーザは自己の選択した仕様項目のデータが適切なものであるか否かを容易に知ることができ、自己が真に欲する昇降機仕様を決定することが可能になる。
【0047】
なお、上記実施形態では、仕様決定の対象となる昇降機がエレベータである場合につき説明したが、本発明の昇降機は、エレベータの他に、エスカレータ又は動く歩道などのマンコンベアも含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施形態に係る昇降機仕様決定支援システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】図1におけるユーザ入力画面提供手段6がユーザ端末2に対して提供するユーザ入力画面の一例を示す説明図。
【図4】図1における見積もり手段9がユーザ端末2に対して提示する設計仕様評価画面の一例を示す説明図。
【符号の説明】
【0049】
1 インターネット
2 ユーザ端末
3 ホストコンピュータ
4 データベース
5 管理手段
6 ユーザ入力画面提供手段
7 昇降機仕様設計手段
8 設計仕様評価手段
81 ポイント調整部
9 見積もり手段
10 仕様変更指示手段
11 ユーザ情報
12 受注登録情報
13 過去物件情報
14 設計資料情報
15 評価資料情報
16 見積もり資料情報
17〜22 ボタン




 

 


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