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発明の名称 エレベータドアの安全装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−50982(P2007−50982A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−237815(P2005−237815)
出願日 平成17年8月18日(2005.8.18)
代理人 【識別番号】110000235
【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
発明者 石井 幸男
要約 課題
エレベータドアに接近する人や物体を、ほぼ一定の検出領域を保って検出でき、確実な安全動作を達成できるエレベータドアの安全装置を提供すること。

解決手段
エレベータかごの出入り口に、一対の両開き式ドアパネル1a,1bを開閉可能に設け、この一対のドアパネル1a,1bの閉成時に互いに接合する一対の辺部のいずれか一方に、複数の発光素子が、それぞれエレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で縦方向に沿って配置された投光器3と、前記一対の辺部のいずれか他方には、複数の受光素子7が、それぞれエレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で縦方向に沿って配置された受光器4とを備え、前記複数の受光素子7は、それらの受光角度が互いに異なるように設定されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータかごの出入り口に、一対の両開き式ドアパネルを開閉可能に設けたエレベータのドアに対する安全装置であって、
前記一対のドアパネルの閉成時に互いに接合する一対の辺部のいずれか一方に設けられ、複数の発光素子が、それぞれエレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で縦方向に沿って配置された投光器と、
前記一対の辺部のいずれか他方に設けられ、複数の受光素子が、それぞれエレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で縦方向に沿って配置された受光器とを備え、
前記複数の受光素子は、それらの受光角度が互いに異なるように設定されていることを特徴とするエレベータドアの安全装置。
【請求項2】
各受光素子は、受光側に設けられた遮光板により受光角度を任意に設定したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータドアの安全装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗客や物体がエレベータかごの出入り口に設けられたドアにはさまれることを未然に防止するエレベータドアの安全装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、エレベータのかご出入口に設けられるドアに乗客や物体が挟まれる、所謂はさまれ事故を防止する安全装置として、光を利用してエレベータに接近する人や物体を検出して、ドアの閉動作を停止させ、開方向に反転させるものが使用されている。このような安全装置に用いられる光学式の検出装置には、透過型と反射方との2方式がある。透過型は、投光器と受光器との間に赤外光を常に発しており、この間を人や物体が通過して赤外光が遮断されたことを検出する。反射型は、投光器から発せられた赤外光が人や物体に当って反射したときの反射光を受光器で検出するものである。
【0003】
エレベータドアの安全装置には、比較的広い検出範囲が得られることから反射型が広く用いられている。この反射型の一つとして、エレベータの乗場方向に赤外光を発し、接近する人や物体からの反射光を受光して検出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
図6において、1はかごドア、2はホールドアで、図示しないエレベータかごの出入り口に設けられている。これらドア1および2は、互いに反対方向に直線駆動されるそれぞれ一対の両開き式ドアパネル1a,1bおよび2a,2bを有する。このうちドア1を構成する一対のドアパネル1a,1bの、平成時互いに接合する一対の辺部のいずれか一方(図の例では左方)には、赤外光を発する投光器3が設けられ、他方(図の例では右方)には反射光を受光する受光器4が設けられている。
【0005】
投光器3は、エレベータフロア(図示下方)に向い、かつ、受光器4との基底辺(相手側ドアパネル1b面と平行)と所定の角度αを成す状態で取り付けられている。また、受光器4も、その受光角度が、エレベータフロア(図示下方)に向い、かつ、投光器4との基底辺(相手側ドアパネル1a面と平行)と所定の角度を成す状態で取り付けられている。
【0006】
このような構成の検出装置では、乗場側の検出領域は投光器3の発する赤外光の光軸角度と、ドアパネル1a,1b間距離(投光器3と受光器4との基底辺長)によって決まる。このため、ドア1の開閉動作によって検出領域が変化する。すなわち、ドアパネル1a,1bが、図6(a)のように大きく開いている場合と、図6(b)のように狭くなった場合とでは、検出領域が大きく変化する。
【0007】
通常、光の照射角度は、投光器3内に設けられた図示しない発光素子(発光ダイオードなど)の設置位置・角度や、発光素子そのものの指向性で決まる。このため、発光素子の取付け位置・角度が決まると照射角度は一定値となり、ドアパネル1a,1bの開閉動作により検出領域が変化することが避けられなかった。
【特許文献1】特開2002−187685号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、投光器と受光器とを上下に配置して、検出領域の変化を防止することが提案されているが、検出領域が扉の開閉位置に応じて移動するなどの問題があり、改善が望まれていた。
【0009】
本発明の目的は、エレベータドアに接近する人や物体を、ほぼ一定の検出領域を保って検出でき、確実な安全動作を達成できるエレベータドアの安全装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のエレベータドアの安全装置は、エレベータかごの出入り口に、一対の両開き式ドアパネルを開閉可能に設けたエレベータのドアに対する安全装置であって、前記一対のドアパネルの閉成時に互いに接合する一対の辺部のいずれか一方に設けられ、複数の発光素子が、それぞれエレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で縦方向に沿って配置された投光器と、前記一対の辺部のいずれか他方に設けられ、複数の受光素子が、それぞれエレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で縦方向に沿って配置された受光器とを備え、前記複数の受光素子は、それらの受光角度が互いに異なるように設定されていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明では、各受光素子は、受光側に設けられた遮光板により受光角度を任意に設定している。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ドアパネル間の距離に依存せずに検出範囲を設定することができる。このため、ドアパネル間の距離が広い場合でも検出範囲をドア近傍に限定でき、遠くの物体まで検出してしまう不具合を防ぐことができる。また、エレベータのドアが閉まる間際のようにドアパネル間の距離が狭い場合であっても、従来に比べ広い検出範囲が得られ、安全性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明によるエレベータドアの安全装置の一実施の形態について図面を用いて説明する。
【0014】
先ず、図2によりエレベータホールにおけるエレベータかごの出入り口部分を説明する。各階エレベータホールのエレベータ昇降路と対向する部分には、三方枠11及び幕板10で囲まれたエレベータかごの出入り口が形成されており、その側方の壁面には乗り場インジケータボタン12が設けられている。この出入り口には、ホールドア2と、図1で示すように、その背面側に位置するかごドア1とが設けられ、互いに連動して開閉するように構成されている。
【0015】
これらドア1および2は、互いに反対方向に直線駆動されるそれぞれ一対の両開き式ドアパネル1a,1bおよび2a,2bを有する。このうちドア1を構成する一対のドアパネル1a,1bの、平成時に互いに接合する一対の辺部のいずれか一方(図の例では左方)には、赤外光を発する投光器3が設けられ、他方(図の例では右方)には反射光を受光する受光器4が設けられている。
【0016】
前記投光器3内には、図示していない発光素子が、エレベータ乗場側(図1の下側)に向い、かつ相手側のドアパネル1bの表面と所定の角度を成す状態で配置されており、図示のようにエレベータ乗り場側に赤外光を発する。また、受光器4内には、図3で示すように受光素子7が、エレベータ乗場側に向い、かつ相手側ドアパネル面と所定の角度を成す状態で設けられている。この受光素子7と入射側の受光窓9との間には遮光板8が設けられており、この遮光板8により受光角が決定される。
【0017】
受光器4は、図4で示すように縦長のケース状に形成されており、その内部には前述した受光素子7が複数個、縦方向に沿って配置されている。そして、各受光素子7に対応して設けられた遮光板8a、8b、8cの孔位置や孔形状を変更することにより、図3(a)(b)で示すように、各受光素子7の受光角度が互いに異なるように設定されている。図3(a)では受光角:α、図3(a)では受光角:βとなっている。
【0018】
なお、投光器3においても、上記複数の受光素子7に対応する複数の発行素子が、縦方向に配置されており、それぞれ対応関係にある受光素子7と共にセンサーを構成している。
【0019】
このように投光器3及び受光器4は、受光角度の異なるセンサーを、それぞれ複数組用意している。そして、これらのセンサーは、ドア1のドアパネル1a,1b間距離に応じて選択使用する。すなわち、ドア1のドアパネル1a,1b間距離が広い場合は受光角度の浅いセンサーで検出を行い、反対に、ドアパネル1a,1b間距離が狭い場合は受光角度の深いセンサーで検出を行う。これらセンサーの選択は、ドアパネル1a,1b位置を検出し、対応する受光素子7の出力を選択するように構成すればよい。
【0020】
上記構成において、エレベータかご出入口のドア1,2を閉じる際、図1で示すように、投光器3からエレベータ乗り場側に赤外線を発して、人5あるいは物体からの反射光を受光器4により受光して、それらの存在を検出する。投光器3及び受光器4は、前述のように、受光角度の異なるセンサーをそれぞれ複組用意しているので、これらをドアパネル1a,1b間の距離に応じて使い分ける。
【0021】
例えば、図5(a)で示すように、ドアパネル1a,1b間距離が広い場合は受光角度の比較的浅い(角度:α)センサーで検出を行う。この結果、検出範囲をエレベータドア近くに限定でき、従来のように遠方の物体を検出するような不具合は生じない。また、図5(b)で示すように、ドアパネル1a,1b間距離が狭くなった場合は、受光角度の比較的大きい(角度:β)センサーで検出を行う。この結果、エレベータドアから離れた領域まで検出範囲とすることができ、従来のように、エレベータドアの閉動作により、検出範囲が極端に狭くなってしまうことはない。
【0022】
このように、ドアパネル1a,1b間の距離に依存せずにほぼ一定の検出範囲を設定することができる。このため、ドアパネル1a,1b間の距離が広い場合でも検出範囲をドア近傍に限定でき、遠くの物体まで検出してしまう不具合を防ぐことができる。また、エレベータのドアが閉まる間際のようにドアパネル間の距離が狭い場合であっても、従来に比べ広い検出範囲が得られ、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明によるエレベータドアの安全装置の一実施の形態を示す平面図である。
【図2】一般的なエレベータのドア部分の外観を示す正面図である
【図3】上記一実施の形態における受光器部分を示しており、(a)は受光角が狭い場合、(b)は受光角が大きい場合を示す部分平面図である。
【図4】受光器を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図5】上記一実施の形態における検出範囲を説明しており(a)はドアパネル間距離が大きい場合、(b)はドアパネル間距離が小さい場合の平面図である。
【図6】従来技術を説明しており(a)はドアパネル間距離が大きい場合、(b)はドアパネル間距離が小さい場合の平面図である。
【符号の説明】
【0024】
1 かごドア
1a,1b ドアパネル
3 投光器
4 受光器
7 受光素子
8 遮光板




 

 


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