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発明の名称 エレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−45617(P2007−45617A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−234207(P2005−234207)
出願日 平成17年8月12日(2005.8.12)
代理人 【識別番号】100075812
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢次
発明者 大 槻 努
要約 課題
複数のトランク扉への補強材の接着作業を行うにあたり作業工程数を減少させることができ、さらに、トランク扉の乾燥を行う際に例えば重りにより圧力をかけて乾燥を行う必要がなくなるので作業性を向上させることができ、全体の作業時間を短縮することができるエレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法を提供する。

解決手段
ケース11と、このケース11の内部に上下方向に複数段設けられ補強材1を収納可能な収納スペース12とを有する収納棚10が、駆動装置30によって鉛直方向に自在に昇降する。各収納スペース12から引き出された補強材1を受けるとともに、各トランク扉2に対して作業者が補強材1の接着を行うために用いられる補強材受け台20が収納棚10の近傍に設けられている。各収納スペース12は、補強材1が接着された各トランク扉2を更に収納してこれらのトランク扉2の乾燥を行うことができるようになっている。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のエレベータ用のトランク扉にそれぞれ補強材を接着させるエレベータ用トランク扉接着作業装置において、
鉛直方向に昇降自在となっており、ケースと、このケースの内部に上下方向に複数段設けられ前記補強材を収納可能な収納スペースとを有する収納棚と、
前記収納棚の近傍に設けられ、この収納棚の各収納スペースから引き出された補強材を受けるとともに、各トランク扉に対して前記補強材の接着を行うために用いられる補強材受け台と、
前記収納棚を鉛直方向上方または下方に駆動する駆動装置と、を備え、
前記収納棚の各収納スペースは、補強材が接着されたトランク扉を更に収納してこのトランク扉の乾燥を行うことができるようになっていることを特徴とするエレベータ用トランク扉接着作業装置。
【請求項2】
前記収納棚は左右一対のものとなっており、
前記駆動装置は、左右一対の滑車と、これらの左右一対の滑車に掛け渡されるとともに両端が前記の左右一対の収納棚の各ケースの上面にそれぞれ接続されたロープとを有することを特徴とする請求項1記載のエレベータ用トランク扉接着作業装置。
【請求項3】
前記駆動装置は、前記収納棚のケースの側面に取り付けられこの収納棚を鉛直方向に案内する案内機構と、この案内機構を鉛直方向上方または下方に移動させるモータとを有することを特徴とする請求項1または2記載のエレベータ用トランク扉接着作業装置。
【請求項4】
複数のエレベータ用のトランク扉にそれぞれ補強材を接着させるエレベータ用トランク扉接着作業方法において、
収納棚内部で上下方向に複数段設けられた各収納スペースに補強材をそれぞれ収納する収納工程と、
前記収納棚を鉛直方向上方または下方に移動させてこの収納棚の一の収納スペースのレベルと補強材受け台のレベルとを略同一とし、この一の収納スペース内から補強材を取り出して当該補強材受け台に載せ、トランク扉に対して当該補強材の接着を行う一の接着工程と、
一の接着工程により補強材が接着されたトランク扉を前記収納棚の一の収納スペースに収納し、この一の収納スペース内で当該トランク扉の乾燥を行う一の乾燥工程と、
一の乾燥工程により前記収納棚の一の収納スペースにおいて乾燥が行われている間に、当該収納棚を鉛直方向上方または下方に更に移動させてこの収納棚の他の収納スペースのレベルと前記補強材受け台のレベルとを略同一とし、この他の収納スペース内から補強材を取り出して前記補強材受け台に載せ、トランク扉に対して当該補強材の接着を行う他の接着工程と、
他の接着工程により補強材が接着されたトランク扉を前記収納棚の他の収納スペースに収納し、この他の収納スペース内で当該トランク扉の乾燥を行う他の乾燥工程と、
を備えたことを特徴とするエレベータ用トランク扉接着作業方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のエレベータ用のトランク扉にそれぞれ補強材を接着させるエレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、エレベータかごの内部寸法を超える長さの長尺物をエレベータにより搬送するために、エレベータかごの外方にトランクを取り付けたトランク付きエレベータが用いられている(例えば、特許文献1参照)。図4は、トランク付きエレベータの構成を概略的に示す側面図である。
このようなトランク付きエレベータにおいては、エレベータかご5の乗降口の反対側にはトランク6が付設されており、エレベータかご5とトランク6との間には例えば化粧鋼板からなるトランク扉2が設置されている。
【0003】
このトランク扉2は通常時は閉状態とされており、エレベータかご5に乗った乗客がトランク6内に入ることができないようになっている。一方、エレベータかご5の内部寸法を超える長さの長尺物をエレベータより搬送する場合には、トランク扉2を開状態としてこの長尺物の一部分をトランク6内に入れ、この状態で長尺物の搬送を行う。
【0004】
【特許文献1】特開2004−244189号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようなトランク付きエレベータに用いられるトランク扉を製造するにあたり、トランク扉に補強材を取り付ける方法としては、対象となるトランク扉に対して接着剤により補強材を接着させ、この補強材が接着されたトランク扉に対して複数の重りを載せることにより圧力をかけて乾燥を行う方法が一般的に知られている。ここで、補強材が接着されたトランク扉に対して重りにより圧力をかけることにより乾燥時間を短縮させている。
【0006】
しかしながら、複数のトランク扉に対してそれぞれ補強材を接着させる場合には、このようなトランク扉接着作業方法では作業効率および作業性が悪く、作業時間が長くなってしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、複数のトランク扉への補強材の接着作業を行うにあたり作業工程数を減少させることができ、さらに、トランク扉の乾燥を行う際に例えば重りにより圧力をかけて乾燥を行う必要がなくなるので作業性を向上させることができ、全体の作業時間を短縮することができるエレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、複数のエレベータ用のトランク扉にそれぞれ補強材を接着させるエレベータ用トランク扉接着作業装置において、鉛直方向に昇降自在となっており、ケースと、このケースの内部に上下方向に複数段設けられ前記補強材を収納可能な収納スペースとを有する収納棚と、前記収納棚の近傍に設けられ、この収納棚の各収納スペースから引き出された補強材を受けるとともに、各トランク扉に対して前記補強材の接着を行うために用いられる補強材受け台と、前記収納棚を鉛直方向上方または下方に駆動する駆動装置と、を備え、前記収納棚の各収納スペースは、補強材が接着されたトランク扉を更に収納してこのトランク扉の乾燥を行うことができるようになっていることを特徴とするエレベータ用トランク扉接着作業装置である。
【0009】
また、本発明は、複数のエレベータ用のトランク扉にそれぞれ補強材を接着させるエレベータ用トランク扉接着作業方法において、収納棚内部で上下方向に複数段設けられた各収納スペースに補強材をそれぞれ収納する収納工程と、前記収納棚を鉛直方向上方または下方に移動させてこの収納棚の一の収納スペースのレベルと補強材受け台のレベルとを略同一とし、この一の収納スペース内から補強材を取り出して当該補強材受け台に載せ、トランク扉に対して当該補強材の接着を行う一の接着工程と、一の接着工程により補強材が接着されたトランク扉を前記収納棚の一の収納スペースに収納し、この一の収納スペース内で当該トランク扉の乾燥を行う一の乾燥工程と、一の乾燥工程により前記収納棚の一の収納スペースにおいて乾燥が行われている間に、当該収納棚を鉛直方向上方または下方に更に移動させてこの収納棚の他の収納スペースのレベルと前記補強材受け台のレベルとを略同一とし、この他の収納スペース内から補強材を取り出して前記補強材受け台に載せ、トランク扉に対して当該補強材の接着を行う他の接着工程と、他の接着工程により補強材が接着されたトランク扉を前記収納棚の他の収納スペースに収納し、この他の収納スペース内で当該トランク扉の乾燥を行う他の乾燥工程と、を備えたことを特徴とするエレベータ用トランク扉接着作業方法である。
【0010】
このようなエレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法によれば、収納棚を鉛直方向に昇降させるだけで、収納スペースからの補強材の取り出し作業、取り出された補強材のトランク扉への接着作業および補強材が接着されたトランク扉の収納スペースへの戻し作業からなる一連の作業を繰り返し行うことができるので、作業工程数を減少させることができる。また、トランク扉に対する補強材の接着作業を行いながら、既に補強材が接着された他のトランク扉の乾燥を収納スペース内で同時に並行して行うことができ、その結果トランク扉の乾燥を行う際に例えば重りにより圧力をかけて乾燥を行う必要がなくなるので作業性を向上させることができ、全体の作業時間を短縮することができる。
【0011】
本発明のエレベータ用トランク扉接着作業装置においては、前記収納棚は左右一対のものとなっており、前記駆動装置は、左右一対の滑車と、これらの左右一対の滑車に掛け渡されるとともに両端が前記の左右一対の収納棚の各ケースの上面にそれぞれ接続されたロープとを有することが好ましい。
このようなエレベータ用トランク扉接着作業装置によれば、一方の収納棚を鉛直方向上方または下方に移動させると、他方の収納棚は一方の収納棚と逆方向に移動する。その結果、一方の収納棚を鉛直方向に昇降させるだけで、左右一対の両方の収納棚の収納スペースからの補強材の取り出し作業、取り出された補強材の各トランク扉への接着作業および補強材が接着された各トランク扉の両方の収納棚の収納スペースへの戻し作業からなる一連の作業を繰り返し行うことができるので、作業工程数を更に減少させることができる。
【0012】
本発明のエレベータ用トランク扉接着作業装置においては、前記駆動装置は、前記収納棚のケースの側面に取り付けられこの収納棚を鉛直方向に案内する案内機構と、この案内機構を鉛直方向上方または下方に移動させるモータとを有することが好ましい。
このようなエレベータ用トランク扉接着作業装置によれば、モータの駆動により自動的に収納棚を鉛直方向に昇降させることができ、さらに案内機構が設けられていることにより収納棚を所望の経路で案内することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のエレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法によれば、複数のトランク扉への補強材の接着作業を行うにあたり作業工程数を減少させることができる。さらに、トランク扉の乾燥を行う際に例えば重りにより圧力をかけて乾燥を行う必要がなくなるので作業性を向上させることができ、全体の作業時間を短縮することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図3は、本発明によるエレベータ用トランク扉接着作業装置の実施の形態を示す図である。
このうち図1は、本実施の形態によるエレベータ用トランク扉接着作業装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、図1のエレベータ用トランク扉接着作業装置を左方から見た側面図であり、図3は、図1のエレベータ用トランク扉接着作業装置の正面図である。
本実施の形態のエレベータ用トランク扉接着作業装置は、複数のエレベータ用のトランク扉2にそれぞれ補強材1を接着させるために用いられる。なお、補強材1は、例えば化粧鋼板からなるトランク扉2の補強を行うために使用される。
【0015】
エレベータ用トランク扉接着作業装置は、図1乃至図3に示すように、上下方向に複数段設けられ補強材1を収納可能な収納スペース12を有する左右一対の収納棚(養生棚)10、10と、この収納棚10の各収納スペース12から引き出された補強材1を受けるとともに、各トランク扉2に対して作業者がこの補強材1の接着を行うために用いられる1つの補強材受け台20とを備えている。また、左右一対の収納棚10をそれぞれ鉛直方向上方または下方に駆動する駆動装置30が設置されている。
以下、このようなエレベータ用トランク扉接着作業装置の各構成要素について詳述する。
【0016】
各収納棚10は、各々鉛直方向(図1の上下方向)に昇降自在となっており、それぞれケース11と、このケース11の内部に設けられた複数の収納スペース12とを有している。各収納スペース12は、前述のように例えば1つの補強材1を収納することができるようになっており、これらの収納スペース12は上下方向に積層するよう形成されている。
また、各収納スペース12は、図3に示すように、補強材1が接着されたトランク扉2を収納してこのトランク扉2の乾燥を行うことができるようになっている。具体的には、各収納スペース12の幅および奥行きの長さは、補強材1およびトランク扉2の幅および縦の長さよりもそれぞれ十分大きくなっており、各収納スペース12の高さは、補強材1の高さとトランク扉2との高さの合計値よりも十分大きくなっている。
【0017】
補強材受け台20は、図1に示すように、各収納棚10の近傍に設けられており、これらの収納棚10の各収納スペース12から引き出された補強材1を受けることができるようになっている。具体的には、補強材受け台20の幅の長さは左右一対の収納棚10、10の幅の合計値よりも十分大きくなっており、これらの左右一対の収納棚10、10の両方から取り出された補強材1を同時に載置することができるようになっている。
また、この補強材受け台20は、当該補強材受け台20上に予め用意された各トランク扉2に対して、作業者が各収納棚10から取り出された補強材1の接着を行うために用いられるようになっている。
【0018】
駆動装置30は、ほぼ同一のレベルに配置された左右一対の滑車31、31と、これらの左右一対の滑車31、31に掛け渡されたロープ32とを有している。このロープ32の両端32a、32aは、左右一対の収納棚10、10の各ケース11、11の上面にそれぞれ接続されている。ここで、図2に示すように、案内機構33は、鉛直方向に延びる案内レールに沿って図2の上下方向に移動することができるようになっている。
また、図2に示すように、収納棚10を鉛直方向に案内する案内機構(ガイド)33が左右一対の収納棚10のうち一方の収納棚10のケース11の側面に取り付けられており、さらにこの案内機構33を鉛直方向上方または下方に移動させるモータ34が設置されている。
このような駆動装置30においては、モータ34が案内機構33を鉛直方向上方または下方に移動させることにより、左右一対の収納棚10、10のうち案内機構33が取り付けられている一方の収納棚10も案内機構33の動作と連動して鉛直方向上方または下方に移動し、他方の収納棚10は一方の収納棚10と逆方向に移動するようになる。
なお、図1に示すように、左右一対の滑車31、31およびロープ32は、一方の収納棚10のレベルと他方の収納棚10のレベルとが略同一となったときに各収納棚10の中間位置にある収納スペース12のレベルと補強材受け台20の上面のレベルとが略同一となるよう構成されている。
【0019】
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
最初に、両方の収納棚10、10の各収納スペース12に、それぞれ補強材1を予め収納しておく。一方、補強材受け台20の近傍に複数のトランク扉2を予め準備しておき、この準備されたトランク扉2をすぐに補強材受け台20上に載置することができるようにしておく。
【0020】
次に、駆動装置30のモータ34により案内機構33を鉛直方向上方または下方に移動させ、この案内機構33が取り付けられた収納棚10を鉛直方向上方または下方に移動させる。ここで、案内機構33が取り付けられた一方の収納棚10の一の収納スペース12、具体的には例えば最上段の収納スペース12のレベルと補強材受け台20の上面のレベルとを略同一とする。
そして、この最上段の収納スペース12内から予め収納されている補強材1を取り出して補強材受け台20上に載置する。その後、補強材受け台20上に予め用意されたトランク扉2に対して、作業者がこの取り出された補強材1の接着を行う。
【0021】
この際に、案内機構33が取り付けられていない他方の収納棚10の各収納スペース12のうち補強材受け台20の上面と略同一のレベルにある収納スペース12(具体的には例えば最下段にある収納スペース12)内からも予め収納されている補強材1を取り出して補強材受け台20上に載置する。すなわち、左右一対の両方の収納棚10の収納スペース12から予め収納されている補強材1をそれぞれ取り出して、補強材受け台20上に2つの補強材1を載置することとなる。その後、一の収納棚10から補強材1を取り出した場合と同様に、補強材受け台20上に予め用意されたトランク扉2に対して、作業者がこの他方の収納棚10から取り出された補強材1の接着を行う。
【0022】
左右一対の収納棚10からそれぞれ補強材1を取り出してこれらの補強材1を各トランク扉2に接着させた後、この補強材1が接着されたトランク扉2を、一方の収納棚10の最上段の収納スペース12および他方の収納棚10の最下段の収納スペース12内にそれぞれ戻し、各収納スペース12内でトランク扉2の乾燥を行う。
【0023】
その後、一方の収納棚10の最上段の収納スペース12および他方の収納棚10の最下段の収納スペース12においてトランク扉2の乾燥が行われている間に、駆動装置30のモータ34により案内機構33を鉛直方向下方にわずかに移動させ、このことにより当該案内機構33が取り付けられた一方の収納棚10も下方にわずかに移動させる。そして、この一方の収納棚10のうち、前述の最上段の収納スペース12よりも一段下の収納スペース12のレベルと補強材受け台20の上面のレベルとを略同一とする。この際に、他方の収納棚10の2番目に下段にある収納スペース12も補強材受け台20の上面と略同一のレベルとなる。
そして、一方の収納棚10の2番目に上段にある収納スペース12および他方の収納棚10の2番目に下段にある収納スペース12から予め収納されている補強材1をそれぞれ取り出して補強材受け台20上に載置する。その後、補強材受け台20上に予め用意されたトランク扉2に対して、作業者がこの取り出された各補強材1の接着を行う。
【0024】
左右一対の収納棚10からそれぞれ補強材1を取り出してこれらの補強材1を各トランク扉2に接着させた後、この補強材1が接着されたトランク扉2を、一方の収納棚10の2番目に上段にある収納スペース12および他方の収納棚10の2番目に下段にある収納スペース12内にそれぞれ戻し、各収納スペース12内でトランク扉2の乾燥を行う。
【0025】
その後、同様にして駆動装置30により各収納棚10の収納スペース12を一段ずつずらしながら、収納スペース12からの補強材1の取り出し作業、取り出された補強材1のトランク扉2への接着作業および補強材1が接着されたトランク扉2の収納スペース12への戻し作業からなる一連の作業を行う。このことにより、各収納スペース12内に予め収納された複数の補強材1を、補強材受け台20上に予め用意された複数のトランク扉2に1枚ずつ接着させることができる。
【0026】
以上のように本実施の形態のエレベータ用トランク扉接着作業装置および接着作業方法によれば、ケース11と、このケース11の内部に上下方向に複数段設けられ補強材1を収納可能な収納スペース12とを有する収納棚10が、駆動装置30によって鉛直方向に自在に昇降する。また、収納棚10の各収納スペース12から引き出された補強材1を受けるとともに、各トランク扉2に対して作業者が補強材1の接着を行うために用いられる補強材受け台20が収納棚10の近傍に設けられている。そして、収納棚10の各収納スペース12は、補強材1が接着された各トランク扉2を更に収納してこれらのトランク扉2の乾燥を行うことができるようになっている。
このため、収納棚10を鉛直方向に昇降させるだけで、収納スペース12からの補強材1の取り出し作業、取り出された補強材1のトランク扉2への接着作業および補強材1が接着されたトランク扉2の収納スペース12への戻し作業からなる一連の作業を繰り返し行うことができるので、作業工程数を減少させることができる。また、トランク扉2に対する補強材1の接着作業を行いながら、既に補強材1が接着された他のトランク扉2の乾燥を収納スペース12内で同時に並行して行うことができ、その結果トランク扉2の乾燥を行う際に例えば重りにより圧力をかけて乾燥を行う必要がなくなるので作業性を向上させることができ、全体の作業時間を短縮することができる。
【0027】
また、収納棚10は左右一対のものとなっており、駆動装置30は、左右一対の滑車31、31と、これらの滑車31、31に掛け渡されたロープ32を有し、ロープ32の両端32a、32aが左右一対の収納棚10、10の各ケース11、11の上面にそれぞれ接続されている。
このため、一方の収納棚10を鉛直方向上方または下方に移動させると、他方の収納棚10は一方の収納棚と逆方向に移動する。その結果、一方の収納棚10を鉛直方向に昇降させるだけで、左右一対の両方の収納棚10の収納スペース12からの補強材1の取り出し作業、取り出された各補強材1の各トランク扉2への接着作業および補強材1が接着された各トランク扉2の両方の収納棚10の収納スペース12への戻し作業からなる一連の作業を繰り返し行うことができるので、作業工程数を更に減少させることができる。
【0028】
また、駆動装置30は、収納棚10のケース11の側面に取り付けられこの収納棚10を鉛直方向に案内する案内機構33と、この案内機構33を鉛直方向上方または下方に移動させるモータ34とを有している。このため、モータ34の駆動により自動的に収納棚10を鉛直方向に昇降させることができ、さらに案内機構33が設けられていることにより収納棚10を所望の経路で案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本実施の形態によるエレベータ用トランク扉接着作業装置の構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1のエレベータ用トランク扉接着作業装置を左方から見た側面図である。
【図3】図1のエレベータ用トランク扉接着作業装置の正面図である。
【図4】トランク付きエレベータの構成を概略的に示す側面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 補強材
2 トランク扉
5 エレベータかご
6 トランク
10、10 収納棚
11 ケース
12 収納スペース
20 補強材受け台
30 駆動装置
31、31 滑車
32 ロープ
33 案内機構
34 モータ




 

 


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