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発明の名称 エレベータ制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22690(P2007−22690A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−203211(P2005−203211)
出願日 平成17年7月12日(2005.7.12)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 神本 和儀
要約 課題
元データを含む変更データ等を容易に確認でき、迅速に最適な運行制御用データを確保することにある。

解決手段
エレベータの運行制御に使用する元データを記憶する運行制御データ記憶部12a及び履歴データ記憶部12bを有するデータ記憶装置12と、データ変更時、入力操作部11と、この入力操作部11からアドレス指定のもとにデータ変更制御データを受けると、データ記憶部12aの当該アドレスから元データを読出し、アドレスデータとともに履歴データ記憶部12bに蓄積する蓄積手段131と、データ蓄積後、入力操作部11からの変更データをデータ記憶部12aの該当アドレスの元データに上書き処理する手段132と、上書き処理した変更データをアドレスデータとともに履歴データ記憶部12bに蓄積する第2の蓄積手段133とを設けたエレベータ制御装置である。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータの運行制御に使用するデータを記憶し、任意の時期に既に記憶されている前記運行制御に関係するデータを最適な運転動作状態となるデータに変更するエレベータ制御装置において、
前記運行制御に使用する元データを記憶する運行制御データ記憶部及び履歴データ記憶部を有するデータ記憶装置と、
データ変更時、データ変更に関係するデータを入力する入力操作手段と、
この入力操作手段からアドレス指定のもとにデータ変更制御データを受けると、前記運行制御データ記憶部の当該アドレスから前記元データを読出し、アドレスデータとともに当該元データを前記履歴データ記憶部に蓄積する第1の蓄積手段と、
この手段によってデータを蓄積した後、前記入力操作手段から入力される変更データを前記運行制御データ記憶部の該当アドレスに対応する前記元データに上書き処理する手段と、
この手段による上書き処理した変更データをアドレスデータとともに履歴データ記憶部に蓄積する第2の蓄積手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
随時日時データを取得可能とした日時管理手段を設け、
前記第2の蓄積手段は、前記日時管理手段によって取得される日時データとともに、前記上書き処理した変更データ及び前記アドレスデータを前記履歴データ記憶部に蓄積することを特徴とするエレベータ制御装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のエレベータ制御装置において、
少なくとも前記運行制御データ記憶部に上書きされた変更データを用いてエレベータの運転動作を行ったときに動作異常を確認した場合、前記履歴データ記憶部に蓄積されるデータ変更処理に関係する全データをデータ表示部に表示する表示制御手段を設けたことを特徴とするエレベータ制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載のエレベータ制御装置において、
少なくとも前記運行制御データ記憶部に上書きされた変更データを用いてエレベータの運転動作を行ったときに動作異常を確認した場合、入力操作手段の修正指示に従い、前記運行制御データ記憶部に上書きされた変更データを前記前記履歴データ記憶部に蓄積される元データに戻すことを特徴とするエレベータ制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータの運行制御に関係する各種データを最適な運転動作状態となるように調整し記憶する記憶装置を備えたエレベータ制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータ制御装置には、エレベータの乗りかごの最適な運行制御を実現する観点から、加速走行、定速走行及び減速走行等の速度パターンデータの他、減速開始パラメータや乗りかごを正確にフロアレベルに着床させるための着床パラメータ等の各種データを記憶する記憶装置が設けられている。また、エレベータ制御装置は、乗りかごの停止階とエレベータ利用者によって指定される目的階との関係によって走行距離が随時変化するのに対応すべく、各走行距離と走行時間との関係に基づいて各種の速度パターンの中から最適な速度パターンを選択し、最適な運行制御を行う。しかし、エレベータの稼動期間の経過に伴い、各種の構成部材が摩耗や損傷を生じる。そのため、定期的に各種のパラメータを調整し書換えながら、常に最適な運行制御を補償する必要がある。
【0003】
そこで従来は、定期点検時に作業員が携帯型コンソール機器を所持し、エレベータ制御装置と無線または有線により接続し、コンソール機器からアドレスを指定して記憶装置の該当アドレスに格納される旧パラメータを新パラメータで上書きし、最適な運転状態となるように調整作業を行っている。各種の速度パターンデータについても同様に運転状態の調整作業を行っている。(以下、速度パターン及びパラメータを含めて単にデータと呼ぶ。)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上のようなエレベータ制御装置では、エレベータの運転制御に関する各種のデータを書換え変更しながら運転状態を調整するが、元データに新データを上書き処理することから、元データが消去されてしまう。その結果、元データを参照して新データを調整することができない。そのため、入力データが誤っていた場合、参照すべき元データが消去されているため試行錯誤による運転調整作業を繰り返す必要があり、調整作業が非常に煩雑となり、最適な運行制御が困難となってしまう。
【0005】
また、エレベータ制御装置の中には、携帯型コンソール機器を使用できない機種も多いが、これら機種のエレベータ制御装置でも、データ変更時に旧データに新データを上書き処理することから、同様に旧データが消去されてしまう。
【0006】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、新データへの変更後でも元データを容易に確認可能とし、エレベータの最適な運転動作状態を実現するための運行制御用データを迅速に確保することができるエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 上記課題を解決するために、本発明は、エレベータの運行制御に使用するデータを記憶し、任意の時期に既に記憶されている前記運行制御に関係するデータを最適な運転動作状態となるデータに変更するエレベータ制御装置であって、
前記運行制御に使用する元データを記憶する運行制御データ記憶部及び履歴データ記憶部を有するデータ記憶装置と、データ変更時、データ変更に関係するデータを入力する入力操作手段と、この入力操作手段からアドレス指定のもとにデータ変更制御データを受けると、前記運行制御データ記憶部の当該アドレスから前記元データを読出し、アドレスデータとともに当該元データを前記履歴データ記憶部に蓄積する第1の蓄積手段と、この手段によってデータを蓄積した後、前記入力操作手段から入力される変更データを前記運行制御データ記憶部の該当アドレスに対応する前記元データに上書き処理する手段と、この手段による上書き処理した変更データをアドレスデータとともに履歴データ記憶部に蓄積する第2の蓄積手段とを備えた構成である。
【0008】
この発明は以上のような構成とすることにより、履歴データ記憶部に変更時のアドレスデータ、元データ及び変更データが蓄積されているので、何らかの理由によってデータ確認が必要になった場合、データ変更処理に関係したデータを容易に読み出して確認することが可能となる。
【0009】
また、本発明は、前記構成に新たに、随時日時を刻時し、随時日時データを取得可能とした日時管理手段と前記時管理手段によって取得される日時データとともに、前記上書き処理した変更データ及び前記アドレスを前記履歴データ記憶部に蓄積する前記第2のデータ蓄積手段を設ければ、変更日時を含めてデータ変更処理に関係したデータを蓄積するので、より詳細に変更データの変更履歴状況を把握でき、以降のデータ変更時に有効に活用できる。
【0010】
(2) さらに、本発明は、前記(1)の構成に新たに、少なくとも前記運行制御データ記憶部に上書きされた変更データを用いてエレベータの運転動作を行ったときに動作異常を確認した場合、前記履歴データ記憶部に蓄積されるデータ変更処理に関係する全データをデータ表示部に表示する表示制御手段を設ければ、変更データを用いてエレベータの運転動作を行ったときに動作異常と確認された場合、履歴データ記憶部に蓄積されるデータ変更処理に関係する全データをデータ表示部に表示することにより、迅速に変更内容を確認することができる。また、万が一指定アドレスに誤りがあるか、変更データに設定ミスがあるか、調整不足である場合でも、元々入っていたアドレス及びデータを確認できるので、この元アドレス及び元データをベースとし、新たなデータ修正のもとにエレベータの運転動作状態の調整作業を実施でき、ひいては、迅速に運転動作状態の調整作業を進めることが可能となる。
【0011】
また、前記運行制御データ記憶部に上書きされた変更データを用いてエレベータの運転動作を行ったときに動作異常を確認した場合、入力操作手段の修正指示に従い、運行制御データ記憶部に上書きされた変更データを前記履歴データ記憶部に蓄積される元データに戻すことが可能であるので、例えばアドレスを間違った場合には当該元データを容易に復元させることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、新データによる変更後でも新データと共に元データを蓄積しているので、必要なときに元データを容易に確認でき、迅速にエレベータの最適な運転動作状態の運行制御用データを確保できるエレベータ制御装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明に係るエレベータ制御装置の一実施の形態を示す構成図である。
エレベータ制御装置は、乗場呼び操作やかご呼び操作による呼び登録に基づいてエレベータの乗りかごを運行制御する従来の一般的な運行制御部1と本発明の特徴部分である運行制御データ設定部2とで構成されている。
【0015】
運行制御データ設定部2は、キーボード、ポインティングデバイス、その他赤外線などの光媒体を用いて、変更しようとする速度パターン,パラメータなどのデータを入力する入力操作手段としての入力操作部11と、HDDやRAMなどからなるデータ記憶装置12と、所定のデータ変更処理を実行するCPUからなるデータ変更処理部13と、所要のデータを表示するCRTや液晶ディスプレイなどからなるデータ表示部14とが設けられている。
【0016】
データ記憶装置12は、エレベータの運行制御に使用するデータを記憶する運行制御データ記憶部12aと変更履歴データを記憶する履歴データ記憶部12bとを有する。
【0017】
データ変更処理部13は、機能的には、データ変更時にアドレス指定のもとに運行制御データ記憶部12aの該当アドレスの元データを前記指定アドレスとともに履歴データ記憶部12bに記憶する変更前データ蓄積手段131と、運行制御データ記憶部12aの該当アドレスの元データに変更データを上書き処理する上書き処理手段132と、運行制御データ記憶部12aの該当アドレスと変更データとを履歴データ記憶部12bに記憶する履歴データ蓄積手段133と、表示制御手段134とを備えている。
【0018】
次に、以上のように構成された装置の動作について説明する。
今、作業員が運行制御データ記憶部12aのアドレス「0001」に記憶される元データ「AA10」を変更しようとする場合、入力操作部11からアドレス「0001」指定のもとにデータ変更制御信号を入力する。データ変更処理部13の変更前データ蓄積手段131は、入力操作部11から指定アドレス「0001」のもとにデータ変更制御信号を受けた場合、運行制御用データ記憶部12aの該当アドレス「0001」に元々記憶されている元データ「AA10」を読み出し、アドレス「0001」とともに履歴データ記憶部12bに記憶する。
【0019】
その後、作業員は入力操作部11から変更データ「AA11」を入力すると、データ変更処理部13の上書き処理手段132は、当該変更データ「AA11」を用いて、運行制御用データ記憶部12aの該当アドレス「0001」に対応する元データ「AA10」に上書き処理する。しかる後、履歴データ蓄積手段133は、該当アドレス「0001」と上書き処理した変更データ「AA11」とを履歴データとし、履歴データ記憶部12bに保存する。
【0020】
以上のようにして変更データを設定した後、表示制御手段134を実行するか、或いは操作入力部11から起動指示制御信号をエレベータ運行制御部1に送出する。表示制御手段134は、履歴データ記憶部12bから各アドレス「0001」と各データ「AA10」及び変更データ「AA11」とを読出してデータ表示部14に表示するため、運行制御データが確実に変更データ「AA11」に変更されたか、また履歴データとして確実に蓄積されたか否かを確認できる。なお、変更データを設定した後、データ変更処理部13から自動的に起動指示制御信号を出力するようにしてもよい。
【0021】
一方、運行制御部1は、図2に示すような起動指示制御信号を受け取ると(S1)、運行制御データ記憶部12aの所定アドレスから変更データを取り出した後(S2)、変更データに基づいて特定階床への加速走行、定速走行及び減速走行を行い、エレベータの運転動作状態を確認する(S3)。この運転動作状態の確認は、エレベータシステムの適宜な個所に必要とする測定器を接続し、例えば運転動作波形(例えば乗心地に関する波形、振動等)を測定することにより行われる(S3)。例えばエレベータの乗りかごに加速度センサを設置し、かご振動を検出するとか、例えば巻上機を駆動制御するインバータの出力波形を観察するとか、巻上機の回転軸に回転検出器を設置し、回転速度波形を観察するとか、種々の運転動作状態の確認方法が挙げられる。
【0022】
この運転動作波形等からデータ設定ミス及び調整不足による動作異常発生と判断されたとき(S4)、運行制御データ設定部2の入力操作部11からアドレスを指定し、履歴データ記憶部12bに格納されている変更データ「AA11」を削除するとともに、当該履歴データ記憶部12bに記憶される元データ「AA10」を用い、運行制御データ記憶部12aの所定アドレスから変更データ「AA11」に例えば上書き処理することにより、元データ「AA10」に戻す処理を実施する(S5)。なお、動作異常発生時、履歴データ記憶部12bから変更データ「AA11」を削除するのではなく、履歴データ記憶部12bにそのまま保存しておいてもよい。
【0023】
また、運行制御データ設定部2は、図3に示すように運転動作波形等からデータ設定ミスによる動作異常の発生と判断されたとき(S4)、表示制御手段134を実行し、履歴データ記憶部12bに格納されている各アドレス「0001」と当該各アドレス「0001」に対応する元データ「AA10」及び変更データ「AA11」とを読出し、表示部14に表示する(S6)。これにより、アドレスに誤りがあるか、アドレスに誤りがないが変更データに設定ミスがあるか、さらには調整不足かを確認した後、これら確認結果に基づいて入力操作部11から新たなデータを入力し、アドレスまたは変更データを修正し(S7)、再度調整運行制御を実施する(S8)。
【0024】
従って、以上のような実施の形態によれば、運行制御用データを変更する際、変更前データ蓄積手段131では、指定アドレスのもとに運行制御データ記憶部12aから元データを取り出して指定アドレスとともに履歴データ記憶部12bに一旦記憶した後、入力操作部11から変更データを入力し、運行制御データ記憶部12aの該当アドレスの元データに上書き処理する。さらに、この上書き処理の後、上書き処理した運行制御データ記憶部12aの該当アドレスと変更データを履歴データ記憶部12bに記憶するので、例えば運転動作の異常時に履歴データ記憶部12bに記憶されている変更前及び変更後のデータを読み出してデータ表示部14に表示すれば、迅速に変更内容を確認することができる。しかも、万が一指定アドレスに誤りがあるか、変更データに設定ミスがあるか、調整不足である場合でも、元々用いられていたアドレス及びデータを確認できるので、この元アドレス及び元データをベースとし、新たなデータ修正のもとにエレベータの運転動作状態の調整作業を実施できる。よって、運転動作状態の調整作業を迅速に進めることができる。
【0025】
なお、運転動作状態の調整作業完了後、履歴データ記憶部12bに記憶されるデータをそのまま履歴データとして蓄積しているので、定期的な点検・保守時にどのような経緯でデータが変更されているかを容易に確認でき、今回データ変更時のデータ調整の目安ないし方向性を与えてくれる。
【0026】
図4は本発明に係るエレベータ制御装置の他の実施形態を示す構成図である。なお、同図において、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。
この実施の形態では、データ変更処理部13に新たに日時を刻時し、かつ随時時刻データを取得可能とする日時管理手段135を設け、入力操作部11の入力操作によって運行制御データ記憶部12bの元データを新データに変更する際、その変更日時データを履歴データ記憶部12bに格納する構成である。
【0027】
すなわち、実施の形態においては、作業員が運行制御データ記憶部12aのアドレス「0001」に記憶される元データ「AA10」を変更しようとする場合、入力操作部11からアドレス「0001」指定のもとにデータ変更制御信号を入力する。データ変更処理部13の変更前データ記憶手段131は、入力操作部11から指定アドレス「0001」のもとにデータ変更制御信号を受けた場合、運行制御用データ記憶部12aの該当アドレス「0001」に元々記憶されている元データ「AA10」を読み出し、指定アドレス「0001」とともに履歴データ記憶部12bに記憶する。
【0028】
その後、作業員は入力操作部11から変更データ「AA11」を入力すると、データ変更処理部13の上書き処理手段132は、当該変更データ「AA11」を用いて、運行制御用データ記憶部12aの該当アドレス「0001」に対応する元データ「AA10」に上書き処理する。しかる後、履歴データ蓄積手段133は、日時管理手段135によって管理される日時データを取り出し、該当アドレス「0001」及び上書き処理した変更データ「AA11」とともに履歴データ記憶部12bに保存する。
【0029】
従って、履歴データ記憶部12bには、データ変更するアドレスと変更前の元データと変更した新データとデータを変更した際の日時データとが履歴データとして蓄積される。よって、表示制御手段134は、必要に応じて、履歴データ記憶部12bから必要なデータを読み出してデータ表示部14に表示すれば、変更前・変更後のデータだけでなく、変更した日時も容易に確認することが可能となる。
【0030】
さらに、エレベータ制御装置の運行制御部1は、データ変更後にデータ変更処理部13または入力操作部11から起動指示制御信号を受けた場合、図5に示すように変更データを用いて、エレベータの運転動作を実施する。すなわち、図2、図3に示すステップS1〜S3と同様の処理を行った後、運転動作波形等からデータ設定ミスや調整不足による動作異常発生と判断されたとき(S4)、表示制御手段134を実行する。つまり、表示制御手段134は、履歴データ記憶部12bに格納されているアドレス「0001」、当該各アドレス「0001」に対応する元データ「AA10」及び変更データ「AA11」の他、変更日時データを読出し、表示部14に表示する(S11)。これにより、アドレスに誤りがあるか、アドレスに誤りがないが変更データに設定ミスがあるか、さらには調整不足かを確認した後、これら確認結果に基づいて入力操作部11から新たなデータを入力し、アドレスまたは変更データを修正し(S12)、再度調整運行制御を実施する(S13)。
【0031】
従って、この実施の形態によれば、変更した日時データとともにアドレス、変更前データ及び変更データを履歴データとして管理するので、図1と同様の効果を奏する他、より詳細に変更データの変更履歴を把握できる。また、各定期点検日時とその後の稼動期間とデータの変更状況を容易に把握でき、以降のデータ変更時に変更状況を調べつつ調整作業に有効に生かすことができる。
【0032】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば上記実施の形態では、変更履歴管理データの1つとして、日時データを用いたが、これには曜日データを含めることができる。その他、データ変更者の名前やIDなどを蓄積してもよい。
【0033】
また、各実施の形態は組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明に係るエレベータ制御装置の一実施の形態を示す構成図。
【図2】図1に示す装置を用いてデータ変更した後のエレベータの運転動作を確認するための処理手順を説明する図。
【図3】図1に示す装置を用いてデータ変更した後のエレベータの運転動作を確認するための別の処理手順を説明する図。
【図4】本発明に係るエレベータ制御装置の他の実施形態を示す構成図。
【図5】図4に示す装置を用いてデータ変更した後のエレベータの運転動作を確認するための処理手順を説明する図。
【符号の説明】
【0035】
1…エレベータ運行制御部、2…運行制御データ設定部、11…入力操作部、12…入力操作部、12a…運行制御データ記憶部、12b…履歴データ記憶部、13…データ変更処理部、131…変更データ蓄積手段、132…上書き処理手段、133…履歴データ蓄積手段、134…表示制御手段、134…日時管理手段。




 

 


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