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発明の名称 給紙装置及びこれを備えた記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−153603(P2007−153603A)
公開日 平成19年6月21日(2007.6.21)
出願番号 特願2005−355063(P2005−355063)
出願日 平成17年12月8日(2005.12.8)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 長島 匡和
要約 課題
従来用いられている、記録紙の浮き上がりを防止するための用紙押さえ構成は、記録紙の印刷面へのコスレ傷を発生し易い上に、搬送負荷が大きくなり易い。同目的の負圧を用いた構成は、コストが高く、作動音も大きい上に、多様な用紙サイズに対応すると、負圧バランスが安定しない。

解決手段
搬送ローラと圧接する従動ローラと従動ローラの間に従動コロを配置し、前記搬送ローラの同位置に溝を設ける事で、前記従動コロが、前記搬送ローラの回転半径にオーバーラップするような構成とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
記録シートを送り出すための給送ローラと、前記給送ローラから引継ぎ、記録シートを狭持しつつ、プラテン上に送り出す搬送ローラと、従動ローラを有する記録装置において、前記搬送ローラと圧接する従動ローラと従動ローラの間に従動コロを配置し、前記搬送ローラの同位置に溝を設ける事を特徴とするシート給送装置。
【請求項2】
前記請求項1記載の従動コロが、前記搬送ローラの回転半径にオーバーラップしている事を特徴とするシート給送装置。
【請求項3】
前記請求項1、又は2のいずれか1項に記載のシート給送装置を有することを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インク吐出口を具備するインクジェットヘッドを用いて記録領域に配された記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置に関し、特に、記録媒体へのインク滴の付着によってこの記録媒体に発生する皺等による記録品位への悪影響を極めて軽減し得るインクジェット記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェット記録装置においては、安定な記録を行うために記録媒体にインクが吐出された際に発生する皺や波打ち状の変形(以下、コックリングという)の影響を極力配除し、記録媒体の表面と記録ヘッドとの間隔を一定に保持しなければならない。また、元々湿気等によりカールを発生している記録媒体に対しても、プラテン上からヘッド方向へ向けての紙浮きを防止しなければならない。
【0003】
従来、これらの目的に対応する例としては、次のような構成を持った装置があった。第1には、特開平4−69264号公報等で開示された記録装置のように、記録媒体の搬送方向に対し上流部で、記録媒体を紙押え部材でプラテン側に押し付ける構成がある。また、第2には、特開昭61−95966や特開平3−29359号公報等に開示されているように、プラテンに複数の小径の穴を設け、負圧発生手段を用いて発生させた吸引力により記録媒体をプラテンに密着させる構成が知られている。
【特許文献1】特開平4−69264号公報
【特許文献2】特開昭61−95966号公報
【特許文献3】特開平3−29359号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の第1の従来例の印字範囲の上流部を紙押え部材でプラテンへ押し付ける構成では、サイズの異なる記録媒体を用いる場合に印字範囲が狭く、しかも印字領域よりも搬送方向上流部を押し付けている位置から、次に押し付けられる位置(例えば排紙ローラ対)迄の距離が短い場合には有効な手段であったが、印字ヘッドの印字幅が広く、次に押し付けられる位置までの距離が長い場合には、押し付けている位置から離れるほど、その効果が薄れ、コックリングや紙浮きが発生しやすかった。加えて、記録紙の印刷面を直接押さえる事によるコスレ傷や搬送負荷による送り精度の悪化を引き起こす要因にもなっていた。
【0005】
次に、上記の第2の従来例の負圧発生手段を用いて記録媒体を吸引する構成では、装置が大掛かりになってコストが高くなり、また、吸気・排気音が大きかった。さらに、サイズの異なる記録媒体を用いる場合にはそれぞれのサイズに合わせて、記録媒体が覆わないプラテン上の小径の穴を封止する手段を新たに設けなければ、所望の吸引力を得ることが難しかった。
【0006】
本発明の目的は、単純な構成で記録媒体のコックリング(インクジェット記録に伴って生じる記録媒体のしわ寄り)や紙浮きを抑制でき、良質な記録画像が得られるインクジェット記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係るシート給送装置は、記録シートを送り出すための給送ローラと、前記給送ローラから引継ぎ、記録シートを狭持しつつ、プラテン上に送り出す搬送ローラと、従動ローラを有する記録装置において、前記搬送ローラと圧接する従動ローラと従動ローラの間に従動コロを配置し、前記搬送ローラの同位置に溝を設ける事を特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、前記従動コロが、前記搬送ローラの回転半径にオーバーラップしている事を特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上述手段を用いる事で、安定した用紙送りを実現するために、従動ローラ間に従動コロを配置し、記録紙の送り方向に谷溝を形成させても、記録紙へのコスレ傷や搬送負荷の増大を防止できる。また簡易な構成により実現できるので、コスト管理の面からも有利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図4は本発明の実施の形態に係る給紙装置を備えた記録装置の一例であるイン
クジェットプリンタの斜視図である。
【0011】
同図において、101はインクジェットプリンタ、101Aはインクジェットプリンタ本体(以下、本体という)である。また、103Aは画像記録部であり、この画像記録部103Aは記録ヘッド103と、記録ヘッド103を載置するキャリア102とを備えている。
【0012】
ここで、この記録ヘッド103はシートPに対向した面の副走査方向に不図示の複数のノズル列を持ち、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出するようになっている。なお、この記録ヘッド103には各色のノズルに対して各々の供給チューブ105を介してインクタンク104より各色のインクが供給されるようになっている。また、キャリア102は、本体101Aのフレーム106に両端部が固定され、互いに平行に配置されたガイドシャフト107とガイドレール108に沿って摺動可能に支持されている。
【0013】
そして、このキャリア102を往復動させながら記録ヘッド103よりインクをシートPに向けて吐出することにより、シート上に画像が記録されるようになっている。なお、このキャリア102は不図示のベルト駆動装置とモータとにより往復動されるようになっている。
【0014】
次にロール紙供給部111について説明すると、112はロール紙、113はロール紙を巻いた紙管、またロール紙112の紙管113を着脱できるロール紙巻出軸114を備えるとともに、ロール紙巻出軸114に接続されるテンション付与装置115を備える。テンション付与装置115は、ロール紙巻出軸114に負荷トルクを与えて、ロール紙引き出し部111によりロール紙巻出軸114から引き出されるロール紙112にバックテンションを付与し、ロール紙112の引き出し姿の安定を図る。
【0015】
次にカット紙供給部121について説明すると、122はカット紙を供給するカセット、123は前記カセットのカバー、兼排紙された用紙を保持するカセットカバーである。
【0016】
一方、図3はインクジェットプリンタ1の概略構成を示す断面図であり、同図
において、301はロール紙、302はガイドローラ、303は搬送ローラ、304は従動ローラである。また305はプラテンであり、306は記録ヘッド307を保持するキャリアである。また、310はカット紙を搬送する給紙ローラ、311は給送時、用紙を分離する反転ローラ、312a、312bは分離後、用紙を搬送ローラ303まで送る中間ローラである。
【0017】
次に、このような構成のインクジェットプリンタ1の画像記録動作について説
明する。
【0018】
図4において、ロール紙112は紙管113に巻きつけられており、ロール紙支軸114は紙管113に固定されているため一体的に回動する。操作者はロール紙112をロール紙支軸114とロール紙軸受116とが係合するようにセットする。
【0019】
次に図3において、まず、搬送ローラ303に圧接している従動ローラ304を退避させる。その後、操作者はロール紙301の紙先端を引き出して、搬送ローラ303、さらにプラテン305の先まで紙の先端が届くように紙のセットを行う。この時に操作者はロール紙301の紙先端位置及び紙横端部の位置を指定された不図指の目印に正確に合わせなければならない。さらに、従動ローラ304を元の状態、即ち搬送ローラ303と従動ローラ304とで記録紙を挟持するようにセットしなければならない。この操作が終って、記録装置本体の不図示のドアが閉じられると、以後、モータクラッチ類が作動して、給紙動作が行われる。
【0020】
続いて、給紙動作により、印字待機位置まで戻されたロール紙先端は、再度、プラテン305上に搬送され、不図示のキャリアに搭載された記録ヘッドにより印字(画像記録)動作が開始される。ここで、本実施の形態においては、記録ヘッドによる1走査分の印字が終了すると、一旦印字動作を中断し、プラテン305上に位置するロール紙を搬送ローラ303にて所定量だけ搬送し、次いで再びキャリアを不図示のガイドシャフトに沿って移動させながら次の1走査分の画像形成を行うようにしている。
【0021】
そして、このようにしてプラテン305上で順次記録ヘッドによる印字が行われた後、ロール紙は排紙ローラ308a、308bと排紙拍車309a、309bにて不図示のカセットカバー上に排紙される。
【0022】
同様に、不図示のカセットに積載されているカット紙は、給紙ローラ310、反転ローラ311により一枚ずつ分離された後、中間ローラ312a、312bにより搬送ローラ303まで搬送される。
【0023】
その後、例えば、停止している搬送ローラ303と従動ローラ304のニップに、用紙先端を突き当て過送りして、ニップにならわせる事で用紙の斜行を補正する。
【0024】
なお、図4において、109はヘッド回復手段であり、このヘッド回復手段109はキャリア102が、その移動範囲の一端付近に設けられたホームポジションに移動した際、記録ヘッド103と対向可能な位置に設けられている。そして、このヘッド回復手段109を待機中、記録動作前後もしくは1行毎の記録の合間に作動させ、記録ヘッド103に対してキャッピング、吸引、ワイピング等の動作を行わせることにより、記録ヘッド103の目詰まり等を防止して記録ヘッド3の性能を保持するようにしている。
【0025】
ここで、図1、図2を用い実施の形態について詳しく述べる。
【0026】
図2において、402は印刷工程直前に配置されている搬送ローラ、403は前記搬送ローラに圧接している従動ローラ、404は前記従動ローラを支持しているローラホルダであり、405は前記従動ローラ間に配置され、前記ローラホルダに支持されている従動コロである。また、搬送ローラ402には、従動コロ405が配されている同位置に溝が設けられている。この溝に入り込むようにして、従動コロ405は搬送ローラ402の搬送外径に対してオーバーラップするように配置している。
【0027】
次に、図1に示すように、搬送ローラ402と従動ローラ403に狭持された用紙401は、前記従動コロ405に押し込まれて搬送ローラ402に入り込み、用紙401の進行方向平行に谷溝を形成する。
【0028】
これにより、用紙402は進行方向に剛性が増加するので、印刷中、諸環境により記録ヘッド方向に浮き易い状況になっても、それを防止して、安定した用紙送りが可能になる。且つ、当接する該当部材は従動して回転するコロなので、記録紙の印刷面を傷つける可能性も低い上に、搬送負荷も大幅に軽減する事が可能になる。
【0029】
また、前記従動コロは選択された記録紙の種類、つまりは厚みや表面性に応じて形成される谷溝量を調整するために、上下できるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】実施の形態搬送部拡大斜視図
【図2】実施の形態搬送部拡大斜視図
【図3】インクジェットプリンタの本体断面側面図
【図4】インクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図
【符号の説明】
【0031】
101 インクジェットプリンタ
101A インクジェットプリンタ本体
102 キャリア
103A 画像記録部
103 記録ヘッド
104 インクタンク
105 供給チューブ
106 フレーム
107 ガイドシャフト
108 ガイドレール
109 ヘッド回復手段
112 ロール紙
113 紙管
114 ロール紙巻出軸
115 テンション付与装置
116 ロール紙軸受
122 カセット
123 カセットカバー
301 ロール紙
302 ガイドローラ
303 搬送ローラ
304 従動ローラ
305 プラテン
306 記録ヘッド
307 キャリア
308a、308b 排紙ローラ
309a、309b 排紙拍車
310 給紙ローラ
311 反転ローラ
312a、312b 中間ローラ
401 用紙
402 搬送ローラ
403 従動ローラ
404 ローラホルダ
405 従動コロ




 

 


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