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発明の名称 給紙装置、画像記録装置、画像読取装置及び画像読取記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−145541(P2007−145541A)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
出願番号 特願2005−343950(P2005−343950)
出願日 平成17年11月29日(2005.11.29)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 佐藤 典子
要約 課題
画像記録装置や画像読取装置の給紙装置において、用紙を無駄に給紙することなく、記録や読取の開始前に用紙積載枚数を検出する。

解決手段
積載された用紙の表面状態を検出する用紙種類検出手段の検出結果から用紙1枚あたりの厚み情報を取得し、これと、用紙総厚検出手段の検出結果とから用紙積載枚数を算出する。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の用紙を積載保持する用紙積載手段から用紙を1枚づつ搬送する給紙装置であって、前記用紙積載手段に積載された用紙の表面状態を検出する用紙種類検出手段と、複数の用紙の種類ごとに1枚当たりの表面状態及び厚みに関する情報を格納した記憶手段と、前記用紙積載手段に積載された用紙の総厚を検出する総厚検出手段とを有し、前記用紙種類検出手段の検出結果を前記記憶手段に参照して得られる用紙1枚あたりの厚みと、前記総厚検出手段の検出結果とから、用紙積載枚数を算出することを特徴とする給紙装置。
【請求項2】
請求項1に記載の給紙装置と、前記給紙装置により給紙された用紙に画像記録を行う記録手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
【請求項3】
前記画像記録装置はさらに、画像記録命令あるいは用紙積載枚数算出命令によって用紙積載枚数を算出し、算出された用紙積載枚数や、該枚数が画像記録命令に対し不足する場合にはその旨を報知する手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の給紙装置と、前記給紙装置により給紙された用紙の画像読取を行う読取手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
前記画像読取装置はさらに、画像読取命令あるいは用紙積載枚数算出命令によって用紙積載枚数を算出し、算出された用紙積載枚数や、該枚数と画像読取命令とから算出された画像記憶容量や画像読取時間を報知する手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
請求項1に記載の記録用紙給紙装置と、前記記録用紙給紙装置により給紙された用紙に画像記録を行う記録手段と、請求項1に記載の読取原稿給紙装置と、前記読取原稿給紙装置により給紙された原稿の画像読取を行う読取手段とを備えたことを特徴とする画像読取記録装置。
【請求項7】
前記画像読取記録装置はさらに、画像記録命令あるいは画像読取命令あるいは原稿及び記録用紙の積載枚数算出命令によって原稿及び記録用紙の積載枚数を算出し、算出された原稿及び記録用紙の積載枚数や、読取原稿積載枚数と画像読取記録命令から算出される必要用紙枚数に対し記録用紙積載枚数が不足する場合にはその旨を報知する手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の画像読取記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はプリンタ等の画像記録装置やスキャナ等の画像読取装置、コピー機等の画像読取記録装置に関し、さらに詳しくは用紙を積載保持して記録部や読取部へ供給する給紙装置の用紙積載枚数検出方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年プリンタなどの画像記録装置やスキャナなどの画像読取装置は広く普及しており、ユーザーの勝手を向上させるさまざまな機能が備えられている。例えばインクやトナー切れを検知してユーザーに報知し、ミスプリントを防止する機能や、原稿や記録用紙を給紙する給紙装置に積載保持されている用紙の総量を検知してユーザーに報知し、用紙切れを防止する機能が備えられている。
【0003】
しかし家庭やオフィスの卓上で使用される比較的小型の画像記録装置や画像読取装置の給紙装置においては、複数種類の用紙を使用し、また大型の給紙装置に比べて原稿や記録用紙の積載枚数が少ないので、用紙総量の検知では積載枚数のばらつきが大きく、正確な用紙積載枚数をユーザーに報知することができなかった。
【0004】
このような給紙装置における用紙積載枚数の検出方法としては、給紙された1枚の用紙の厚み、光透過率、押圧力などを検出する手段を有し、この検出結果を記憶手段に格納されたデータに参照して用紙1枚当たりの厚みや重さの情報を取得し、一方用紙積載手段に積載された用紙の総厚または総重量を検出する手段を有し、この検出結果と前記用紙1枚当たりの厚みや重さの情報とにより、用紙積載枚数を算出する形態(例えば、特許文献1参照。)などが開示されている。
【特許文献1】特開2000-211771号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、これらの従来技術では、用紙積載枚数を検出するためには1枚の用紙を給紙しなければならず、用紙積載枚数を知るために1枚の用紙を無駄に給紙してしまうか、あるいは記録や読取の開始前に用紙積載枚数を知ることができないという課題がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、用紙を無駄に給紙することなく、記録や読取の開始前に用紙積載枚数を知ることができ、使い勝手の良い画像記録装置や画像読取装置、画像読取記録装置の給紙装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る給紙装置は、複数の用紙を積載保持する用紙積載手段から用紙を1枚づつ搬送する給紙装置であって、前記用紙積載手段に積載された用紙の表面状態を検出する用紙種類検出手段と、複数の用紙の種類ごとに1枚当たりの表面状態及び厚みに関する情報を格納した記憶手段と、前記用紙積載手段に積載された用紙の総厚を検出する総厚検出手段とを有し、前記用紙種類検出手段の検出結果を前記記憶手段に参照して得られる用紙1枚あたりの厚みと、前記総厚検出手段の検出結果とから、用紙積載枚数を算出することを特徴とする。
【0008】
また本発明に係る画像記録装置は、前記給紙装置と、前記給紙装置により給紙された用紙に画像記録を行う記録手段とを備えたことを特徴とする。前記画像記録装置はさらに、画像記録命令あるいは用紙積載枚数算出命令によって用紙積載枚数を算出し、算出された用紙積載枚数や、該枚数が画像記録命令に対し不足する場合にはその旨を報知する手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
また本発明に係る画像読取装置は、前記給紙装置と、前記給紙装置により給紙された用紙の画像読取を行う読取手段とを備えたことを特徴とする。前記画像読取装置はさらに、画像読取命令あるいは用紙積載枚数算出命令によって用紙積載枚数を算出し、算出された用紙積載枚数や、該枚数と画像読取命令とから算出された画像記憶容量や画像読取時間を報知する手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
また本発明に係る画像読取記録装置は、前記の記録用紙給紙装置と、前記記録用紙給紙装置により給紙された用紙に画像記録を行う記録手段と、前記の読取原稿給紙装置と、前記読取原稿給紙装置により給紙された原稿の画像読取を行う読取手段とを備えたことを特徴とする。前記画像読取記録装置はさらに、画像記録命令あるいは画像読取命令あるいは原稿及び記録用紙の積載枚数算出命令によって原稿及び記録用紙の積載枚数を算出し、算出された原稿及び記録用紙の積載枚数や、読取原稿積載枚数と画像読取記録命令から算出される必要用紙枚数に対し記録用紙積載枚数が不足する場合にはその旨を報知する手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
このような構成に拠れば、本発明に係る給紙装置の用紙種類検出手段は、用紙が用紙積載手段に積載された状態で用紙種類を検出するので、給紙動作を行うことなく積載枚数を算出することができ、用紙積載枚数を知るために1枚の用紙を無駄に給紙することなく、記録や読取の開始前に用紙積載枚数を検出することができる。
【0012】
また本発明に係る画像記録装置は、ユーザーが画像記録命令を伴わない用紙積載枚数算出命令により用紙積載枚数を算出させることにより、画像記録を行う前に用紙積載枚数を報知することができる。あるいは画像記録装置への画像記録命令に伴って用紙積載枚数を算出させることにより、用紙積載枚数が画像記録枚数に対して不足する場合にその旨をユーザーに報知して、印刷枚数の削減や用紙追加を促すことができる。
【0013】
また本発明に係る画像読取装置は、ユーザーが画像読取命令を伴わない用紙積載枚数算出命令により用紙積載枚数を算出させることにより、画像読取を行う前に用紙積載枚数を報知することができる。あるいは画像読取装置への画像読取命令に伴って用紙積載枚数を算出させることにより、積載された読取原稿の読取所要時間や読取画像の記憶容量をユーザーに報知することができる。さらには読取画像を記憶する記憶媒体の容量が不足する場合はその旨ユーザーに報知して、読取枚数の削減や記憶媒体の交換を促すことができる。
【0014】
また本発明に係る画像読取記録装置は、コピー命令に伴って用紙積載枚数を算出させることにより、読取、複写枚数に比較して記録用紙枚数が不足する場合にはその旨をユーザーに報知して、読取、複写枚数の削減や記録用紙の追加を促すことができる。
【0015】
これまで述べたように、本発明に係る給紙装置を画像記録装置や画像読取装置、画像読取記録装置に備えることにより、使い勝手の良い装置をユーザーに提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ここで説明する記録装置で記録する記録媒体や、読取装置で読取を行う原稿として、紙のみならずプラスチックシートなどの記録可能な可とう性シートからなる記録・原稿媒体であれば本発明に適用できる。
【0017】
図1は本発明の一実施形態による画像読取記録装置1の概略構成を示す断面図である。画像読取手段10は、画像読取部11と読取原稿を給紙する原稿給紙部12とを備えている。一方画像記録手段20は、画像記録部21と記録用紙を給紙する記録用紙給紙部22とを備えている。
【0018】
図2を用いて、記録用紙給紙部22を例に給紙部の詳細を説明する。
【0019】
記録用紙給紙部22の用紙積載部23には複数枚の記録用紙80が積載保持されている。用紙積載部23に対向する上方には、用紙種類検出手段25と用紙総厚検出手段26を搭載したセンサアーム24が設けられている。
【0020】
用紙種類検出手段25は、センサアーム24の先端に光源LEDと光センサ、光電変換素子を備え、記録用紙80の表面で反射される光量を検知し、画像読取記録装置1の記憶部60に保持された用紙種類ごとの反射光量データに照合して用紙種類を判別する。用紙総厚検出手段26は、センサアーム24に搭載された光学エンコーダと、給紙部に保持された光学スケールとからなり、センサアーム24の回動角度を検知することにより、用紙積載部23に積載された記録媒体80の総厚を検知する。
【0021】
図3は本発明にかかる画像読取記録装置のブロック図である。画像読取記録装置1は上述の画像読取手段10、画像記録手段20の他にもCPU30、表示部40、操作部50、記憶部60などを備え、記憶部60には記憶媒体70が装着可能になっている。画像読取記録装置1はホストコンピュータ100と接続して読取記録動作や、各種操作を行うことができる。
【0022】
ホストコンピュータ100から、あるいは操作部50の操作により画像読取記録(コピー)命令が送られると、原稿給紙部12から画像読取部11へと読取原稿が給紙され、読取動作が行われる。一方、記録用紙給紙部22からは記録用紙が画像記録部21へと給紙され、読取データに基づき画像記録動作が行われる。
【0023】
原稿給紙部12と記録用紙給紙部22は、給紙動作に先立ちそれぞれ原稿及び記録用紙積載枚数の算出を行う。すなわちそれぞれの給紙部12、22に於いて、センサアーム24が図2の反時計回りに回動して先端が記録用紙80の表面に当接し、用紙種類検出手段25による用紙種類検出と用紙総厚検出手段26による用紙総厚検出が行われる。その後センサアーム24は時計回りに回動して記録用紙80の表面から離間するので、給紙動作を妨げることはない。
【0024】
CPU30は原稿給紙部12において検出された読取原稿枚数と、コピー命令により指示された複写枚数とから、必要な記録用紙枚数を算出する。算出された必要記録用紙枚数に対し、記録用紙給紙部22において検出された記録用紙積載枚数が不足した場合には、CPU30は表示部40あるいはホストコンピュータ100にその旨を表示し、ユーザーが記録用紙80を補充してコピー命令を続行するか、複写枚数を削減するか、あるいはキャンセルするかなどを選択できるようにする。このとき同時に、検出された用紙種類を表示してユーザーが記録用紙80の種類を確認できるようにしても良い。
【0025】
本発明にかかる画像読取記録装置1に於いては、ホストコンピュータ100から、あるいは操作部50の操作により原稿及び記録用紙積載枚数の検出命令を送ることも可能である。このときCPU30は表示部40あるいはホストコンピュータ100に検出された原稿及び記録用紙の枚数や種類を表示するので、ユーザーは予め原稿や記録用紙を交換したり補充したりすることができる。
【0026】
また本発明にかかる画像読取記録装置1は、画像読取のみあるいは画像記録のみを行う場合にも、画像読取命令あるいは画像記録命令が送られると、給紙動作に先立ち原稿あるいは記録用紙積載枚数の検出を行う。
【0027】
画像読取に際しては、検出された原稿の種類や枚数のみならず、該検出結果ならびに画像読取命令から算出される読取所要時間や読取画像の記憶容量を、ユーザーに報知することができる。さらには読取画像をメモリーカードなどの記憶媒体70に記憶する場合には、読取画像の記憶容量と記憶媒体70の空き容量とを比較し、記憶媒体70の空き容量が不足する場合にはCPU30は表示部40あるいはホストコンピュータ100にその旨を表示し、ユーザーが読取枚数を削減して読取命令を続行するか、記憶媒体70を交換するか、あるいはキャンセルするかなどを選択できるようにする。
【0028】
画像記録に際しては、検出された記録用紙の種類や枚数のみならず、画像記録命令に対して記録用紙給紙部22において検出された記録用紙積載枚数が不足した場合には、CPU30は表示部40あるいはホストコンピュータ100にその旨を表示し、ユーザーが記録用紙80を補充してコピー命令を続行するか、あるいはキャンセルするかなどを選択できるようにする。
【0029】
本実施例に於いては原稿給紙部12及び記録用紙給紙部22を1つづつ備えた画像読取記録装置について説明したが、原稿給紙部12と記録用紙給紙部22のいずれか、あるいはそれぞれを複数備えた画像読取記録装置についても本発明を適用することができる。例えば記録用紙80を積載保持する2つの記録用紙給紙部22a、22bを備えた画像読取記録装置に於いては、各々の記録用紙積載枚数を検出し、ユーザーが指定した記録用紙給紙部22aの用紙が不足する場合には、他方の記録用紙給紙部22bから給紙を行うことを選択できるようにする。このとき用紙種類検出手段25の検出結果が2つの記録用紙給紙部22a、22bで同じ場合のみ、他方の記録用紙給紙部22bから給紙を行うことを選択できるようにしてもよい。
【0030】
また用紙種類検出手段25や用紙総厚検出手段26は、本実施形態に記載した検出方法に限らず、同様の作用を成す別の検出方法により用紙種類及び用紙総厚を検出するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一実施形態による画像読取記録装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る給紙部の詳細図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置のブロック図である。
【符号の説明】
【0032】
1 画像読取記録装置
10 画像読取手段
11 画像読取部
12 原稿給紙部
20 画像記録手段
21 画像記録部
22 記録用紙給紙部
23 用紙積載部
24 センサアーム
25 用紙種類検出手段
26 用紙総厚検出手段
30 CPU
40 表示部
50 操作部
60 記憶部
70 記憶媒体
80 記録用紙
100 ホストコンピュータ




 

 


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