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シート挿入装置および画像形成システム - キヤノン株式会社
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発明の名称 シート挿入装置および画像形成システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−69992(P2007−69992A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−255304(P2005−255304)
出願日 平成17年9月2日(2005.9.2)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 藤井 隆行 / 三宅 聡行
要約 課題
用紙間にシートを挿入するインサータが複数の給紙部を持つとき、複数の給紙部有効に使用する。

解決手段
画像形成された用紙間に挿入するシートを積載し収納する複数のシート積載トレイと、各シート積載トレイから順次シートを一枚ずつ給紙する給紙手段と、各シート積載トレイに積載されたシートを用紙束の何頁目に挿入するかを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段により各シート積載トレイ毎に独立に設定することが可能である。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成された用紙間に挿入するシートを積載し収納する複数のシート積載トレイと、
各シート積載トレイから順次シートを一枚ずつ給紙する給紙手段と、
各シート積載トレイに積載されたシートを用紙束の何頁目に挿入するかを設定する設定手段と、を備え、
前記設定手段により各シート積載トレイ毎に独立に設定することが可能なことを特徴とするシート挿入装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記設定手段は、前記複数のシート積載トレイに積載されたシートを異なる頁に挿入する設定と同一の頁に挿入する設定とを選択可能であることを特徴とするシート挿入装置。
【請求項3】
画像形成された用紙間に挿入するシートを積載し収納する複数のシート積載トレイと、
各シート積載トレイから順次シートを一枚ずつ給紙する給紙手段と、
各給紙手段で異常が発生したか否かを検知する異常検知手段と、
各シート積載トレイに積載されたシートを用紙束の何頁目に挿入するかを各シート積載トレイ毎に独立に設定する設定手段と、を備え、
前記異常検知手段により異常が検知された時、異常が発生したシート積載トレイの給紙手段の動作を停止した後、他のシート積載トレイに継続動作可能なシートが積載されていれば、シート積載トレイを切り替えてシートを給紙し、継続動作可能なシートが積載されていなければ、全てのシート積載トレイの給紙を停止する制御手段を有することを特徴とするシート挿入装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記制御手段は、設定手段により複数のシート積載トレイに同一の設定がされている場合、継続動作可能なシートが他のトレイに積載されていると判断することを特徴とするシート挿入装置。
【請求項5】
請求項3において、
前記異常検知手段は、シート積載トレイ上に積載されたシートが全て給紙され、シートが無いことを検知した時点で異常と検知することを特徴とするシート挿入装置。
【請求項6】
請求項3において、
前記異常検知手段は、シート積載トレイ上に積載されたシートを給紙している間に、紙詰まりが発生した時点で異常と検知することを特徴とするシート挿入装置。
【請求項7】
用紙に画像を形成する画像形成本体と、
前記画像形成装置本体によって画像が形成された用紙間に挿入するシートを積載し収納する複数のシート積載トレイと、
各シート積載トレイから順次シートを一枚ずつ給紙する給紙手段と、
各シート積載トレイに積載されたシートを用紙束の何頁目に挿入するかを設定する設定手段と、を備え、
前記設定手段により各シート積載トレイ毎に独立に設定することが可能なことを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置などに用いられるシート挿入装置およびこれを備えた画像形成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、記録紙の先頭頁、最終頁、または、途中頁に、通常の記録紙とは別のシート(以下、挿入紙)を挿入する表紙モード、合紙モード等のモードを備えた複写装置がある。これらのモードを複写装置の操作部でユーザが設定することで、例えば、色の違う用紙やカラーコピー紙を表紙として挿入したり、任意の枚数毎に仕切り紙として挿入することが出来る。
【0003】
挿入紙の供給方法としては、複写装置本体側に設けられた特別のカセットから供給したり、挿入紙を供給する為の給紙部をフィニッシャ等のシート処理装置側に設け、該給紙部から挿入紙を供給する方法が提案されている。また、該給紙部から搬送される挿入紙に対してステイプル処理や穴あけ処理を行えるようにすることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−31291号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの給紙部に一頁分の挿入紙をセットすると、一束の中に給紙部の積載枚数分しか挿入紙を挿入することが出来ない。表紙と裏表紙に特殊な用紙を挿入するなど、複数頁を挿入する場合、複数の給紙部を設ける必要がある。また、給紙部の構成上、一つの給紙部にセット可能な最大積載枚数には上限があり、作成する用紙束の方が最大積載枚数より多い場合、給紙部にセットされた挿入紙が全て給紙され無くなった時点で、一旦複写機本体を含めた全ての動作を一旦停止させる。再度、給紙部に作成する用紙束の残り分の挿入紙がセットされた後、動作を再開する。給紙部で用紙の詰まり(以下、ジャム)が発生した場合も同様に、全ての動作が停止する。よって、給紙部で挿入紙の紙無しやジャムが発生した時にユーザーが装置のそばに居ないと、動作が中断している時間が生じ、全ての用紙束を作成し終わるまでの時間が延びてしまう。複数の給紙部から構成される装置にて、複数の給紙部を有効に使用した画像形成システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は上記問題に鑑みたものであり、上記目的を達成する為に、本発明のシート挿入装置は、画像形成された用紙間に挿入するシートを積載し収納する複数のシート積載トレイと、各シート積載トレイから順次シートを一枚ずつ給紙する給紙手段と、各シート積載トレイに積載されたシートを用紙束の何頁目に挿入するかを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段により各シート積載トレイ毎に独立に設定することが可能なである。
【0006】
更に、設定手段は、複数のシート積載トレイに積載されたシートを異なる頁に挿入する設定と同一の頁に挿入する設定とを選択可能であり、制御手段は、設定手段により複数のシート積載トレイに同一の設定がされている場合、継続動作可能なシートが他のトレイに積載されていると判断する。
【0007】
また、本願発明は、画像形成された用紙間に挿入するシートを積載し収納する複数のシート積載トレイと、各シート積載トレイから順次シートを一枚ずつ給紙する給紙手段と、各給紙手段で異常が発生したか否かを検知する異常検知手段と、各シート積載トレイに積載されたシートを用紙束の何頁目に挿入するかを各シート積載トレイ毎に独立に設定する設定手段と、を備え、前記異常検知手段により異常が検知された時、異常が発生したシート積載トレイの給紙手段の動作を停止した後、他のシート積載トレイに継続動作可能なシートが積載されていれば、シート積載トレイを切り替えてシートを給紙し、継続動作可能なシートが積載されていなければ、全てのシート積載トレイの給紙を停止する制御手段を有することを特徴とするシート挿入装置である。
【発明の効果】
【0008】
挿入シートを挿入するため複数の給紙部を備えている場合、複数の給紙に同一の挿入紙を設定可能にすることで、給紙部の最大給紙枚数の上限以上に用紙束を作成出来る。また、給紙部の挿入紙が全て給紙され無くなった時に動作を停止させずに継続されることが可能となり、全ての用紙束が作成し終わるまでの時間が延びるのを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
【0010】
(全体構成)
図1は本発明の画像形成装置の実施の一形態の主要部構成を示す縦断面図である。
【0011】
画像形成装置(画像形成システム)は、図1に示すように、画像形成装置本体10と、フィニッシャ500とから構成され、画像形成装置本体10は原稿画像を読み取るイメージリーダ200およびプリンタ300を備える。
【0012】
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚づつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読取り位置を経て右へ搬送し、その後外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
【0013】
このように流し読取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読取りが行われ、光学的に読み取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
【0014】
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
【0015】
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
【0016】
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
【0017】
この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,115、手差給紙部125または両面搬送パス124から用紙が給紙され、この用紙は感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給紙された用紙上に転写される。
【0018】
現像剤像が転写された用紙は定着部117に搬送され、定着部117は用紙を熱圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙はフラッパ121および排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。
【0019】
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
【0020】
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
【0021】
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
【0022】
プリンタ300から排出された用紙はフィニッシャ500に送られる。フィニッシャ500では、綴じ処理などの各処理を行う。
【0023】
(システムブロック図)
次に、本画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
【0024】
コントローラは、図2に示すように、CPU回路部150を有し、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,201,202,209,301,401,701を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
【0025】
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
【0026】
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
【0027】
操作表示装置制御部401は、操作表示装置400とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
【0028】
(操作表示装置)
図3は図1の画像形成装置における操作表示装置400を示す図である。
【0029】
操作表示装置400には、画像形成動作を開始するためのスタートキー402、画像形成動作を中断するためのストップキー403、置数設定等を行うテンキー404〜412および414、IDキー413、クリアキー415、リセットキー416、各種装置の設定を行うユーザーモードキー417などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された液晶表示部420が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
【0030】
本画像形成装置では、後処理モードとしてノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)などの各処理モードを有する。このような処理モードの設定などは操作表示装置400からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する際には、図4に示す初期画面でソフトキーである「ソータ」を選択すると、図5に示すメニュー選択画面が表示部420に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。
【0031】
(フィニッシャ)
次に、シート挿入装置(インサータ)を含むフィニッシャ500の構成について図6を参照しながら説明する。図6は図1のフィニッシャ500の構成図である。
【0032】
フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つに束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、ソート処理、ノンソート処理などの各シート後処理を行う。このフィニッシャ500が画像形成装置10に接続されたとき、反転排紙制御により画像形成面を下向きにして画像形成された用紙が排出され、フィニッシャ500では、画像形成面を下向きにして供給された用紙に対して、ステイプル処理など上述の各処理を行う。
【0033】
フィニッシャ500は、図6に示すように、画像形成装置10から排出された用紙を入口ローラ対502により内部に取り込み、入口ローラ対502により内部に取り込まれた用紙は、搬送ローラ対503、504、505に向けて送られる。入口ローラ対502の搬送経路上流には、入口センサ531が設けられている。
【0034】
搬送ローラ対505の下流側には、切換フラッパ515が配置されている。切換フラッパ515は搬送ローラ対505により送られてきた用紙をノンソートパス521またはソートパス522に導くためのフラッパである。
【0035】
ノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対510を介してサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の途中には、排紙センサ533が設けられている。
【0036】
ソートパス522に導かれた用紙は、搬送ローラ対506,507、508およびソート排紙ローラ509を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。ソートパス522の途中には、ソート排紙センサ534が設けられている。処理トレイ630上に束状に積載された用紙は、必要に応じて整合処理、スティプル処理などが施された後に、排出ローラ680a,680bによりスタックトレイ700上に排出される。排出ローラ680bは揺動ガイド650に支持され、揺動ガイド650は揺動ガイドモータ(図示せず)により排出ローラ680bを処理トレイ630上の最上部の用紙に当接させるように揺動する。排出ローラ680bが処理トレイ630上の最上部の用紙に当接された状態にあるときには、排出ローラ680bは排出ローラ680aと協働して処理トレイ630上の用紙束をスタックトレイ700に向けて排出することが可能である。
【0037】
上述の整合処理は、処理トレイ630の搬送方向に対して垂直な方向、すなわち手前側と奥側に各々整合板641が設られている。一方を所定位置に固定し、他方を用紙幅に合わせて往復動作させることで、用紙を揃える動作を行う。そして、用紙束毎に交互に整合位置を変えながら整合が行われ、図8に示すように、交互に整合位置を変えた各用紙束がスタックトレイ700上に積載される。このように、用紙束毎に交互に整合位置を変えることによって、各用紙束に対して仕分けが行われることになる。
【0038】
上述のスティプル処理は、ステープラ601により行われる。ステープラ601は、処理トレイ630の外周に沿って移動可能に構成され、処理トレイ630に積載された用紙束を、用紙搬送方向(図6中左方向)に対して用紙の最後尾位置(後端)で綴じることが可能である。
【0039】
(フィニッシャブロック図)
次に、フィニッシャ500を駆動制御するフィニッシャ制御部501の構成について図7を参照しながら説明する。図7は図2のフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。
【0040】
フィニッシャ制御部501は、図7に示すように、CPU551、ROM552、RAM553などで構成される。図示しない通信ICを介して画像形成装置本体10側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM552に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。
【0041】
上述した操作表示装置400で設定されたノンソート、ソート、ステイプルソートなど後処理モードの情報は、CPU回路部150から通信データとしてフィニッシャ制御部501へ送信される。
【0042】
フィニッシャ500の駆動する負荷は、入口ローラ対502や搬送ローラ対503を駆動する入口モータM1、搬送ローラ対504、505、506、507を駆動する搬送モータM2、搬送ローラ対508、509を駆動する排紙モータM3、インサータ給紙ローラ804a、インサータ分離ローラ805aを駆動するインサータ上給紙モータM4、また、インサータ給紙ローラ804b、インサータ分離ローラ805bを駆動するインサータ下給紙モータM5、インサータレジストローラ802、搬送ローラ対803を駆動するインサータ搬送モータM6などがある。インサータ給紙ローラ804a、インサータ分離ローラ805aやインサータ給紙ローラ804b、インサータ分離ローラ805bによって給紙手段が構成される。
【0043】
(用紙の流れ)
次に、フィニッシャ500における用紙の流れについてノンソートモード、ステイプルソートモード、ソードモードの各モードに沿って説明する。
【0044】
(ノンソート動作)
まず、ノンソートモードの用紙の流れについて図9を参照しながら説明する。
【0045】
ユーザが画像形成装置10において排紙モードの設定をノンソートモードに指定したときには、図8に示すように、入口ローラ対502、搬送ローラ対503〜505、排紙ローラ510が回転駆動され、画像形成装置10から排出された用紙Pはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。切換フラッパ515は、図示の位置にソレノイド(図示せず)により回転駆動され、用紙Pはノンソートパス521に導かれる。排紙センサ533でシートPの後端を検知したら、排出ローラ対509は、積載に適した速度で回転し、サンプルトレイ701に用紙Pを排出する。
【0046】
(ソート動作、および、ステイプルソート動作)
次に、ソートモード、および、ステイプルソートソートモードの用紙の流れについて図10を参照しながら説明する。ソートモードとステイプルソートモードは、処理トレイ上でステイプルを行うか否かの差であり、処理トレイ630へ排出するまでの紙の流れは同様である。
【0047】
ユーザーによりソートモード又はステイプルモードが指定されると、図10に示すように、入口ローラ対502、搬送ローラ対503〜508、ソート排出ローラ対509が回転駆動され、画像形成装置10から排出された用紙Pはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。切換フラッパ515は図示の位置に停止しており、用紙Pはソートパス522側に導かれる。ソートパス522に導かれた用紙Pはソート排出ローラ対509により処理トレイ630に排出される。この排出時、処理トレイ630より搬送方向の長さが長い用紙では、上方に突出した出没トレイ670により、ソート排出ローラ対509で排出された用紙Pの垂れ下がり、戻り不良などが防止されるとともに、処理トレイ630上の用紙の整列性が向上される。
【0048】
処理トレイ630上に排出された用紙Pは、自重で処理トレイ630上をストッパ631へ向けて移動し始める。この用紙Pの移動はパドル660などの助勢部材で助勢されるように構成されている。用紙Pの後端がストッパ631に当接して用紙Pが停止すると、上述したように、整合部材641により排出された用紙の整合が行われる。所定枚数の用紙Pが整合されて積載されると、ステイプルモードの場合はステープル動作の後、束排出動作が行われ、用紙Pの束はスタックトレイ700に排出される。ここで、上述したように、画像形成装置10から排出される用紙は、その画像形成面を下向きにして排出され、所定枚数の整合された用紙Pの束は、画像形成面を下向きにした先頭ページを最下部としてページ順に上方に積まれた束となる。
【0049】
(表紙合紙モード)
次に、本画像形成装置の表紙合紙モードについて図11ないし図16を参照しながら説明する。表紙モードとは、図17に示すように、一部毎の用紙束の先頭頁に指定された用紙を挿入するモードである。また、合紙モードとは、図18に示すように、一部毎の用紙束の先頭以外で任意の頁に指定の用紙を挿入するモードである。例えば、白黒出力の画像形成装置で記録紙の束にカラー出力された用紙を挿入する場合などに設定される。
【0050】
図10ないし図16は操作表示装置400での設定および表示の流れを説明する図である。
【0051】
図4に示す初期画面でソフトキーである「応用モード」を選択すると、表示部420が図11に示すような各種モードを選択する画面に切り替わる。ここで、「表紙/合紙」を選択すると、図12に示すように、表紙や合紙として挿入する用紙(シート)を収納したトレイ毎に選択可能なキーが表示される。「トレイ1」はインサータ給紙トレイ(シート積載トレイ)801a、「トレイ2」はインサータ給紙トレイ801bに対応している。この時、インサータ給紙トレイ801a、801b上には、それぞれ用紙の有無を検知するセンサ(不図示)が設けられており、挿入する用紙が積載されていれば図12に示すようにキーが表示されるが、積載されていなければキーが表示されない。
【0052】
そして、図11でいずれかのトレイが選択されると、図12に示すような表紙モードと合紙モードのいずれかが選択可能な画面に切り替わる。
【0053】
そして、図12の画面で表紙モードが選択された場合、図13に示すように、各トレイが選択可能なキーと設定が行われたトレイの設定を表示する。また、合紙モードが選択された場合、用紙束の何頁目に用紙を挿入するかを設定するために、図14の合紙ページ選択画面に切り替わり、テンキー404〜412で入力を行う。入力後に「OK」キーが押されると、上述したように図15に示す各トレイの設定を表示した画面に切り替わる。ここで、「OK」キーが押されると、図16に示す初期画面に戻る。
【0054】
図14では、トレイ1が表紙、トレイ2が4頁目に合紙となる例を示しておりインサータ給紙トレイ801a、801bでの積載状態は図19のようになる。更に、トレイ毎に表紙か合紙かを設定可能であり、図20に示すように、トレイ1とトレイ2を両方とも表紙、または、同一頁に挿入する合紙と設定することも可能である。これは、各インサータ給紙トレイ801a、801bの最大積載可能枚数より、作成する用紙束数が多い場合に用いられる。更に、各インサータ給紙トレイ801a、801bの合計積載可能枚数より多くの用紙束を作成する場合、後述の給紙トレイ切り換え行いながら、給紙トレイ801a→給紙トレイ801b→給紙トレイ801a→・・・と動作を繰り返すことで可能となる。
【0055】
図21ないし図23はフィニッシャ500における表紙/合紙モードの用紙の流れを説明する図である。
【0056】
図21に示すように、インサータ給紙トレイ801aから挿入する用紙Piより一枚前の用紙P(i−1)が画像形成装置10から排出されフィニッシャ500内に搬送されると、インサータ給紙ローラ804によりインサータ給紙トレイ801に積載された用紙のうち最上紙が下流へと搬送され、分離ローラ805aにより確実の最上紙の一枚のみが搬送パス821へと搬送される。搬送パス821へ導かれた挿入用紙Piは、レジストセンサ832から所定量搬送し、停止しているレジストローラ802に搬送方向先端が突き当てられ、ループを形成した状態で一旦停止する。これにより、給紙搬送動作中に生じた用紙Piの斜行が補正される。図24に示すように、レジストセンサ832は、二つのインサータ給紙トレイ801a、801bから延びる搬送パスの合流位置より上流側に位置し、発行素子832aと受光素子832bが対向した透過型センサにより構成されている。発行素子832aと受光素子832bの間に配置されたガイド部材840は、光軸上が切り欠かれており、合流する二つの搬送パスで共通に使える構成になっている。
【0057】
そして、用紙Piはレジストローラ802に先端を突き当てて所定時間停止した後、図22に示すように、分離ローラ805a、レジストローラ802、搬送ローラ対803が駆動され、挿入用紙Piは下流へと搬送され、搬送パス520と合流する手前で再度停止する。その後、図23に示すように、先行すべき用紙P(i−1)の後端が搬送パス802と搬送パス520の合流位置を抜け、パスセンサ532を通過すと、挿入する用紙Piと先行する用紙P(i−1)との間隔が最適になるよう用紙P(i−1)が所定距離搬送された後、搬送ローラ対803が駆動され用紙Piが下流へと搬送される。挿入用紙Piと先行用紙P(i−1)との最適な間隔とは、処理トレイ630上に先行用紙P(i−1)が排出された後、整合動作などを行うのに必要な時間分の間隔であり、挿入する用紙Piが表紙として挿入される場合は、先行用紙が処理トレイ630上に排出された後、整合動作に加えてステイプル動作や束排出動作の時間も含めて必要な間隔となる。
【0058】
インサータ給紙トレイ801a上には、画像面を上向きにした状態(フェイスアップ)で用紙が積載されており、処理トレイ630上では、画像面が下向きになって積載されるので、上述したように画像形成装置10が排出された用紙と画像面の向きが一致する。
【0059】
第2のインサータ給紙トレイ801bから用紙を給紙し、挿入する場合も同様の動作である。インサータ給紙ローラ804bと分離ローラ805bにより、フェイスアップで第2インサータ給紙トレイ801bに積載された用紙のうち最上紙の一枚を分離し、搬送パス802へ導く。レジストローラ802で斜行補正された後、下流へと搬送される。
【0060】
(状態監視)
次に、表紙合紙モード時のインサータ給紙を含めたフィニッシャ500の状態監視制御について図25を参照しながら説明する。
【0061】
操作表示装置400のスタートキー402が押され動作が開始されるかをステップS101で判断し、動作が開始されるとステップS102に進み設定されたモードに基づき全ての用紙が排出されるのを待つ。ステップS102で動作中であると判断すると、動作を停止させる異常な状態が発生していないかを監視する。まず、紙詰まり(ジャム)が発生しているか否かを判別する(ステップS103)。ジャムが発生してなければ、動作中のモードが表紙合紙モードであるかを判別し(ステップS109)、表紙合紙モードでない場合はステップS102に戻る。ステップS109で動作中のモードが表紙合紙モードであった場合、表紙や合紙として挿入する用紙が積載されたインサータ給紙トレイ801a、801b上に挿入紙が残っているか否かを判別する(ステップS110)。挿入紙が残っていれば、ステップS102に戻る。これらを常時繰り返し行い、異常な状態が発生していないかを監視している。
【0062】
ステップS110で給紙中のインサータ給紙トレイ801a、801b上にセットされた挿入紙が全て給紙され残っていないと判断された場合、ステップS111に進み動作を継続可能か否か、すなわち、挿入紙が無くなったトレイと別のトレイに同一の設定がなされた挿入紙があるかを判断する。給紙トレイ801aと給紙トレイ801bが共に表紙に設定されているか、同一頁の合紙に設定されている場合は、ステップS111で動作継続可能と判断され、ステップS112へ進み挿入紙を給紙するトレイの切り替えを行いステップS102へ戻る。給紙トレイ801aと給紙トレイ801bが異なる挿入紙に設定されていた場合、動作継続不可能と判断し一旦動作を中断し(ステップS113)、紙無しになったトレイに再度挿入紙がセットされると(ステップS114)動作可能となり動作を再開する(ステップS108)。
【0063】
次にジャムが発生した場合の処理を説明する。ステップS103で、ジャムが発生したと判断した場合、インサータのジャムであるか否かを判断し(ステップS104)、インサータのジャムでなければ全ての動作を停止する(ステップS106)。この時、ステップS106で動作を停止した時点で装置内を搬送していた用紙が装置内に残ったままになっているので、これらの用紙がユーザーにより全て取り除かれるのを待つ(ステップS107)。そして、全ての用紙が取り除かれると動作が再開され(ステップS108)、ステップS102に戻り、状態監視を行う。インサータのジャムとは、インサータ給紙トレイ801から搬送ローラ対803の下流でフィニッシャ500の搬送パス520と合流するまでの搬送パス内でのジャムである。
【0064】
ステップS104でインサータのジャムと判断された場合、更に、インサータの給紙部でのジャムであるか詳細なジャム発生位置を判別する(ステップS105)。ここで、給紙部のジャムとは、インサータ給紙トレイ801から最上紙を一枚分離搬送する際、所定時間内に分離センサ831に用紙先端が達しない場合や分離センサ831で用紙先端を検知後、所定距離搬送してもレジストセンサ832に用紙先端が達しない場合など、レジストセンサ832まで用紙先端が達しないジャム、すなわち、インサータ給紙トレイ801a、801bから延びる搬送パス822、823が合流するより上流の位置で発生したジャムのことである。インサータでのジャムが給紙部でのジャムと判断された場合、搬送パス821より下流に用紙が詰まっており、以降の挿入紙はフィニッシャ搬送パス520へ搬送できないため、インサータ以外のジャムの時と同様に、全ての動作を停止する(ステップS106)。
【0065】
ステップS105でインサータ給紙部のジャムであった場合、ステップS115に進み挿入紙が無くなった場合(ステップS111)と同様に、給紙部のジャムが発生したトレイと別のトレイに同一の設定がなされた挿入紙があり動作継続可能か否かを判断する。動作可能の判断された場合、ステップS112へ進み給紙トレイを切り替えて動作を継続する。ステップS115で動作継続不可能と判断された場合、他のジャムと同様にステップS106へ進み動作を停止する。
【0066】
インサータのカバー構成は、図26ないし図27に示すように、上カバー810を上方に開けることでインサータ給紙トレイ801aから伸びる搬送パス822が開放される。更に、給紙トレイ801aと一体に給紙ローラ805aなどの給紙部とガイド部材840が上方に開けられることでインサータ給紙トレイ801bから伸びる搬送パス823が開放される。
【0067】
上カバー810を開けた状態では、インサータ給紙トレイ801bおよび搬送パス823は開放されておらず動作可能であり、給紙トレイ801aからの給紙動作中に給紙ジャムが発生した場合、上カバー810を開けてジャムにより詰まっている用紙を取り除いている最中に給紙トレイ801bから給紙動作を行える構成になっている。
【0068】
インサータ給紙トレイ801bで給紙ジャムが発生した場合には、詰まった用紙を取り除くのにインサータ給紙トレイ801aをユーザーが操作する必要があるため、インサータ給紙トレイ801aの動作を中断させるか、動作の停止を待たなくてはならない。よって、インサータ給紙トレイ801aと801bに同一の頁が設定されていた場合、動作開始時に、インサータ給紙トレイ801aからの給紙を先行して行う。
【0069】
本実施例では、2つのインサータ給紙トレイで説明したが、3つ以上でも同様である。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】全体構成図
【図2】全体のブロック図
【図3】操作表示装置構成図
【図4】操作表示装置の表示部の説明図
【図5】操作表示装置の表示部の説明図
【図6】後処理装置断面図
【図7】後処理装置のブロック図
【図8】スタックトレイにシート束が積載された状態の説明図
【図9】ノンソートモード時の紙の流れを示す図
【図10】ソートモードおよびステイプルソートモード時の紙の流れを示す図
【図11】表紙/合紙モード設定画面の説明図
【図12】表紙/合紙モード設定画面の説明図
【図13】表紙/合紙モード設定画面の説明図
【図14】表紙/合紙モード設定画面の説明図
【図15】表紙/合紙モード設定画面の説明図
【図16】表紙/合紙モード設定画面の説明図
【図17】表紙/合紙モードの説明図
【図18】表紙/合紙モードの説明図
【図19】インサータトレイの積載状態を示す図
【図20】インサータトレイの積載状態を示す図
【図21】表紙/合紙モード時の紙の流れを示す図
【図22】表紙/合紙モード時の紙の流れを示す図
【図23】表紙/合紙モード時の紙の流れを示す図
【図24】インサータの構成図
【図25】状態監視のフローチャート
【図26】インサータのカバー構成図
【図27】インサータのカバー構成図
【符号の説明】
【0071】
10 画像形成装置
100 自動原稿送り装置
200 イメージリーダー
300 プリンタ
400 操作表示装置
500 フィニッシャ
801 インサータ給紙トレイ




 

 


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