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発明の名称 シート積載装置及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−62962(P2007−62962A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−252421(P2005−252421)
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
代理人 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 矢野 譲
要約 課題
排出トレイ上に排出されたシートを取り出す際に、不意に排紙トレイが動き出すことを防止する。

解決手段
シートが積載される移動可能な排紙トレイ3,4と、排紙トレイ3,4を駆動するモータ13,14と、モータ13,14を介して排紙トレイ3,4を制御する制御手段8と、制御手段8がモータ13,14を介して制御する排紙トレイ3,4に制限を加える(停止させる)排紙トレイ停止ボタンB1.B2を備える。制御手段8は、ボタンB1,B2による制限を優先させた状態で、モータ13,14を介して排紙トレイ3,4を制御する。
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが積載される移動可能なシート積載手段と、
前記シート積載手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を制御して前記シート積載手段の動作を制御する制御手段と、
前記制御手段が前記駆動手段を介して制御する前記シート積載手段の動作の一部又は全部に制限対象として制限を加える制限手段と、を備え、
前記制御手段は、前記制限対象については前記制限手段による制限を優先させた状態で、前記駆動手段を介して前記シート積載手段の動作を制御する、
ことを特徴とするシート積載装置。
【請求項2】
前記制限手段は、前記動作の制限として、移動中の前記制限対象を停止させる、又は停止中の前記制限対象の停止状態を維持する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項3】
前記制限手段の作動状態を通知する通知手段を備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
【請求項4】
前記制限手段による前記制限対象の動作の制限を所定の条件で解除する解除手段を備える、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
【請求項5】
前記解除手段は、前記制限手段の操作開始から所定時間後に前記制限手段の制限を解除する、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート積載装置。
【請求項6】
前記通知手段は、前記解除手段が前記制限手段の制限を解除する前に、その旨を通知する、
ことを特徴とする請求項3ないし5に記載のシート積載装置。
【請求項7】
シートが積載される移動可能なシート積載手段と、
前記シート積載手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を制御して前記シート積載手段の動作を制御する制御手段と、
前記制御手段が前記駆動手段を介して制御する前記シート積載手段の動作の一部又は全部に制限対象として制限を加える制限手段と、
前記シート積載手段の状態を検知する検知手段と、
ジョブの実行に使用される前記シート積載手段についての情報を受信する受信手段と、
前記ジョブの実行に前記シート積載手段を移動させる必要があるか否かを判断する判断手段と、を備え、
前記制御手段は、前記制限手段と前記受信手段と前記判断手段との出力結果に基づいて、前記駆動手段を介して前記シート積載手段の動作を制御する、
ことを特徴とするシート積載装置。
【請求項8】
前記制限手段は、前記動作の制限として、移動中の前記制限対象を停止させる、又は停止中の前記制限対象の停止状態を維持する、
ことを特徴とする請求項7に記載のシート積載装置。
【請求項9】
前記検知手段は、前記シート積載手段の位置を検知する、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載のシート積載装置。
【請求項10】
前記判断手段の判断結果を送信する送信手段を備えた、
ことを特徴とする請求項7ないし8のいずれか1項に記載のシート積載装置。
【請求項11】
前記制限手段の作動状態を通知する通知手段を備える、
ことを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載のシート積載装置。
【請求項12】
前記制限手段による前記制限対象の動作の制限を所定の条件で解除する解除手段を備える、
ことを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載のシート積載装置。
【請求項13】
前記解除手段は、前記制限手段の操作開始から所定時間後に前記制限手段の制限を解除する、
ことを特徴とする請求項12に記載のシート積載装置。
【請求項14】
前記通知手段は、前記解除手段が前記制限手段の制限を解除する前に、その旨を通知する、
ことを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載のシート積載装置。
【請求項15】
シートに画像を形成する画像形成部と、
画像形成されたシートを積載するシート積載装置とを備えた画像形成装置において、
前記シート積載装置が、請求項1ないし14のいずれか1項に記載のシート積載装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置から排出されるシートを積載する可動式の排紙トレイを有するシート積載装置、及び画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置から排出されたシートを積載するシート積載装置において、1つの排出口と、昇降可能な複数の積載トレイとを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシート積載装置においては、異なる積載トレイを順次、排出口に対応する位置に配置して、シートを排出することで、シートを異なる積載トレイ上に仕分けすることができる。
【0003】
また、上述のシート積載装置を備えた画像形成装置においては、ジョブの送信元情報、例えばコピージョブであるかプリントジョブであるかによってそれぞれ別の排紙トレイが選択されることがある。また、ジョブの後処理の種類、例えば、ステイプルジョブであるかパンチジョブであるによってもそれぞれ別の排紙トレイが選択されることがある。
【0004】
図5を参照して、上述の画像形成装置1について説明する。
【0005】
同図に示す画像形成装置1において、給搬送部9から給搬送されたシートは、画像形成部10において画像が形成される。画像形成後のシートは、排紙口2から排紙トレイ3上又は排紙トレイ4上に排出される。つまり同図の例では、排紙口2が1つ、排紙トレイ3,4が2つである。排紙トレイ3,4は、それぞれ独立に上下に移動可能であり、出力に使用される排紙トレイ3,4をユーザーが直接指定するか、又はジョブの設定に応じて画像形成装置1が自動的に判断・選択した後に、該当する排紙トレイ3,4が上下移動し排紙口2付近にセットされる。なお、排紙トレイ3,4は、独立に上下移動可能であるが、機械的な構造上、排紙トレイ3は排紙トレイ4より必ず上方に位置するなどの制約は存在する。
【0006】
出力に使用される排紙トレイの決定方法は、まずジョブをスタートさせる前にあらかじめ画像形成装置1上の操作パネル6又は画像形成装置1に接続されたパソコンの画面上のリモート操作パネル7を使用し、出力する排紙トレイを決定する。排紙トレイの決定にはユーザーが直接、排紙トレイ3又は排紙トレイ4を指定する方法もあるが、ジョブの設定を後述する「ジョブの種類によって排紙トレイが自動的に判断・選択されるモード」にするという方法もある。前述の「ジョブの種類によって排紙トレイが自動的に判断・選択されるモード」とは、例えばジョブの送信元によって排紙トレイを振り分けるモードがある。この場合、コピージョブのときは排紙トレイ3に、一方、プリントジョブのときは排紙トレイ4にというようにジョブの送信元によって自動的に画像形成装置1が排紙トレイを判断・選択する動作を行う。また、ステイプル処理の場合は排紙トレイ3に、パンチ処理の場合は排紙トレイ4にというようにジョブの後処理によって自動的に画像形成装置1が排紙トレイを判断・選択するようなモードもある。出力に使用する排紙トレイの設定は、記憶手段(不図示)により記憶され、同様の設定で使い続ける場合には必ずしもジョブ毎に設定しなおす必要はない。
【0007】
【特許文献1】特開平2000−118854号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述の画像形成装置においては、排紙トレイ上に積載されたシートを取り出す直前に他人がジョブを開始した場合など、不意に排紙トレイが動き出すおそれがあり、ユーザーに不安を与えていた。また、積載トレイ上から自分のジョブのシートを取り出したいときに、排紙トレイが移動中であると排紙トレイ上のシートを取り出すことや探し出すことが困難であるという問題もある。
【0009】
そこで、本発明は、シート積載手段上からシートを取り出す際に、シート積載手段の一部又は全部の動作を制限し、これによりユーザーに不安を与えることなく、シートを円滑に取り出すことができるようにしたシート積載手段及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明(請求項1に係る発明)は、シートが積載される移動可能なシート積載手段と、前記シート積載手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御して前記シート積載手段の動作を制御する制御手段と、前記制御手段が前記駆動手段を介して制御する前記シート積載手段の動作の一部又は全部に制限対象として制限を加える制限手段と、を備え、前記制御手段は、前記制限対象については前記制限手段による制限を優先させた状態で、前記駆動手段を介して前記シート積載手段の動作を制御する、ことを特徴とする。
【0011】
また、本発明(請求項7に係る発明)は、シートが積載される移動可能なシート積載手段と、前記シート積載手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御して前記シート積載手段の動作を制御する制御手段と、前記制御手段が前記駆動手段を介して制御する前記シート積載手段の動作の一部又は全部に制限対象として制限を加える制限手段と、前記シート積載手段の状態を検知する検知手段と、ジョブの実行に使用される前記シート積載手段についての情報を受信する受信手段と、
前記ジョブの実行に前記シート積載手段を移動させる必要があるか否かを判断する判断手段と、を備え、前記制御手段は、前記制限手段と前記受信手段と前記判断手段との出力結果に基づいて、前記駆動手段を介して前記シート積載手段の動作を制御する、ことを特徴とする。
【0012】
また、本発明(請求項15に係る発明)は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートを積載するシート積載装置とを備えた画像形成装置において、前記シート積載装置が、請求項1ないし14のいずれか1項に記載のシート積載装置である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、制限手段によってシート積載手段の制限対象物の動作を制限することができるので、例えば、シートの取り出し中にシート積載手段が不意に移動したり、移動中のシート積載手段からシートを取り出すといった、作業性の悪いシートの取り出しを解消することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。以下の本発明の好適な幾つかの実施の形態は本発明の説明のためであって、本発明の範囲をこれらの実施の形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、上述の実施の形態とは具体的な構成、動作、機能、作用において異なるほかの種々の形態によっても実施することができるものである。
【0015】
<実施の形態1>
図1に本発明を適用することができるシート積載装置11、画像形成装置1を示す。図1に示す画像形成装置1は、画像形成装置本体Mとシート積載装置11とを隣接させて配置することによって構成されている。なお、画像形成装置本体Mとシート積載装置11とを、それぞれ別体の筐体で構成し、これらを並べるように配設しても、また、1つの共通の筐体の内側に、画像形成装置本体Mとシート積載装置11とを配設するようにしてもよい。
【0016】
図1中の画像形成装置本体には、シートを給搬送するシート給搬送部9と、ここから供給されたシートに画像を形成する画像形成部10とを有している。ここで、画像形成部は、電子写真方式、静電記録方式、インクジェット等の任意の様式を採用することができる。画像形成装置本体には、さらにユーザーがジョブについての種々の設定を入力するための操作パネル6が配設されている。さらに、画像形成装置本体には、パソコンが接続されていて、ユーザーは、このパソコンの画面上のリモート操作パネル7を利用してジョブについて種々の設定を行うことができるようになっている。
【0017】
シート積載装置11は、画像形成装置本体1側の制御手段8からの制御信号に応じて排紙トレイ3,4(シート積載手段)を上下に移動する。排紙トレイ3,4は、例えば、それぞれ個別に駆動手段としてのモータ13,14とこのモータ13,14によって回転駆動されるピニオンを備えている。このピニオンは、シート処理装置11の左側面に立設されたラックに噛合されている。このため、各排紙トレイ3,4は、モータ13,14の正転逆転移よって、それぞれ上昇し、また下降することができる。
【0018】
トレイ位置検知センサ(検知手段)S1,S2は、それぞれ排紙トレイ3,4の位置を検知する。排紙トレイ停止ボタン(制限手段)B1,B2は、それぞれ個別に排紙トレイ3,4に取り付けられている。排紙トレイ停止ボタンB1は排紙トレイ3を、また排紙トレイ停止ボタンB2は排紙トレイ4をそれぞれボタンオンのときに一時停止させる機能を持つ。シート積載装置11は、1つの排出口2しか有しておらず、したがって、上側の排紙トレイ3にシートを排出する場合には、この排紙トレイ3を昇降させて排出口2の少し下に配置する。また同様に、下側の排紙トレイ4にシートを排出する場合には、この排紙トレイ4を昇降させて排出口2の少し下に配置する。
【0019】
つぎに、図2のフローチャートを参照して、上述構成のシート積載装置11、画像形成装置1の動作の流れを説明する。
【0020】
画像形成装置1は、ある所定のタイミング、例えば非印刷ジョブ時(非画像形成時)に排紙トレイ3,4の位置をあらかじめ設定された所定の位置へ移動させるときなどにおいて、排紙トレイ移動信号をシート積載装置11側に送信する。このとき、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のオン/オフ状態を検知し、もしオンであった場合はそれぞれの排紙トレイ移動信号の実行を排紙トレイ停止ボタンがオフになるまで一時中断し、再びオフになったときに再実行する。排紙トレイ停止ボタンB1,B2のオン/オフの状態は、上述の操作パネル6やリモート操作パネル7に通知される。また、排紙トレイ停止ボタンB1,B2の状態を表すLEDを画像形成装置本体M又はシート積載装置11上に設置し、LEDの点灯・消灯をもって排紙トレイ停止ボタンB1,B2の状態が通知される。
【0021】
なお、画像形成装置本体M又はシート積載装置11は、排紙トレイ停止ボタンB1,B2がオンの状態のままユーザーが不在となり、すべてのトレイ移動を伴うジョブが意味も無く長時間停止してしまうのを避けるため、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のオン状態がある所定の時間経過した場合、自動的に排紙トレイ停止ボタンB1,B2をオフにする解除手段(制御手段8内に格納されている)を有している。ただし、排紙トレイ停止ボタンB1,B2をオフにする前に通知手段(制御手段8内に格納)によってその旨が通知される。
【0022】
図2のフローチャートに示すように、画像形成装置本体M側から排紙トレイ移動信号を排紙トレイ移動信号受信部(不図示)で受信し(S1)、排紙トレイ3を移動する必要があるか否かを判断手段(制御手段8内に格納)によって判断し、必要がある場合(S2のYES)、排紙トレイ停止ボタン検知部(不図示)で排紙トレイ停止ボタンB1の状態を検知し(S3)、オンの場合(S3のYES)は制御手段8によって排紙トレイ3を制限制御する(S4)。具体的には、排紙トレイ3を停止させる。つづいて、排紙トレイ4を移動する必要がある場合(S5のYES)、排紙トレイ停止ボタン検知部(不図示)で排紙トレイ停止ボタンB2の状態を検知し(S6)、オンの場合(S6のYES)は制御手段8によって排紙トレイ4を制限制御する(S7)。具体的には、排紙トレイ4を停止させる。
【0023】
なお、本実施の形態では、制御手段8は排紙トレイの制御にあたって排紙トレイ停止ボタン検知部の検知結果のみを参照しているが、排紙トレイ3,4の衝突回避などの理由により排紙トレイ停止ボタン検知部の検知結果に加えてさらに排紙トレイ検知センサS1,S2から検知される排紙トレイ3,4の位置情報を制御手段8の制御に用いてもよい。また、同様の理由で、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のどちらか一方がオンになっていた場合、排紙トレイ3と排紙トレイ4との双方を共に移動停止とするように構成してもよい。
【0024】
<実施の形態2>
図3を参照して、本実施の形態に係るシート積載装置11、画像形成装置1を説明する。なお、同図に示すシート積載装置11、画像形成装置1の構成は、実施の形態1の図1に示すものと同様なので詳細な説明は省略する。
【0025】
画像形成装置本体M上の操作パネル6又は画像形成装置本体Mに接続されるパソコン上に表示されるリモート操作パネル7は、印刷(画像形成)ジョブの設定及び開始を指示する。印刷ジョブは、画像形成部10によりシートに画像が形成されたあとシート積載装置11上の排紙口2から、それぞれ独立して上下に移動可能な排紙トレイ3,4上に排紙することで実行される。トレイ位置検知センサS1,S2はそれぞれ排紙トレイ3,4の位置を検知する。排紙トレイ停止ボタンB1は排紙トレイ3を、また排紙トレイ停止ボタンB2は排紙トレイ4を停止させる機能を持つ。
【0026】
ジョブを開始するにあたり、画像形成装置本体M上の操作パネル6又はパソコンの画面上のリモート操作パネル7においてシートの出力先である排紙トレイを決定する。排紙トレイの決定は、ユーザーが直接出力したい排紙トレイを指定する方法や、コピージョブなら排紙トレイ3に、プリントジョブなら排紙トレイ4に排紙するなど、条件に適合する排紙トレイを画像形成装置本地Mの制御手段8内の排紙トレイ判断回路(不図示)が判断する方法などがある。シートの排出に使用する排紙トレイが決定した後、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のオン/オフ状態に応じて排紙トレイが制御され排紙される。排紙トレイ停止ボタンB1,B2が双方ともオフであれば通常のジョブ動作を行い、排紙に使用される排紙トレイは上下に駆動されて排紙口2に移動し、移動完了後、シートが排紙される。また、排紙トレイ停止ボタンB1がオンであった場合、排紙トレイ停止ボタンB1がオフになるまで排紙トレイ3は移動することは無く、その間、排紙トレイ3を移動しなければ排紙不可能なジョブは待機される。ただし、図3に示す状態のように、排紙トレイ4に排紙可能な状態において排紙トレイ停止ボタンB1がオンである場合については、排紙トレイ4を使用するジョブが開始されたとしても排紙トレイ3を移動することなくジョブを行うことが可能であるのでジョブは通常どおり行われる。
【0027】
なお、上述の例では排紙トレイ停止ボタンB1について述べているが、排紙トレイ停止ボタンB2についても同様である。さらに、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のオン/オフの状態は、操作パネル6やリモート操作パネル7に通知される。また、排紙トレイ停止ボタンB1,B2の状態を表すLEDを画像形成装置本体M又はシート積載装置11上に設置し、LEDの点灯・消灯をもって排紙トレイ停止ボタンB1,B2の状態が通知される。
【0028】
なお、画像形成装置本体M又はシート積載装置11は、排紙トレイ停止ボタンB1,B2がオンの状態のままユーザーが不在となり、すべてのトレイ移動を伴うジョブが意味も無く長時間停止してしまうのを避けるため、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のオン状態がある所定の時間経過した場合、自動的に排紙トレイ停止ボタンB1,B2をオフにする機能を有している。ただし、排紙トレイ停止ボタンB1,B2をオフにする前に前記通知手段でその旨は通知される。
【0029】
つぎに、図4のフローチャートを参照して、上記構成のシート積載装置11、画像形成装置1の動作の流れを説明する。ジョブ設定部(不図示)においてジョブ設定を画像形成装置本体M上の操作パネル6又はパソコンのリモート操作パネル7上から設定する(S11)。シート積載装置11上のジョブ設定受信部(不図示)はジョブ設定部において設定されたジョブ設定を受信する(S12)。排紙トレイ3を移動する必要がある場合(S13のYES)、排紙トレイ停止ボタン検知部(不図示)で排紙トレイ停止ボタンB1の状態を検知する(S14)。排紙トレイ停止ボタン検知部の検知結果、及びジョブ設定受信部の受信信号、及び排紙トレイ検知センサS1からのトレイ位置情報により、制御手段8は、ジョブを実行するか一時停止するかを判断する。同様に、排紙トレイ4を移動する必要がある場合(S16のYES)、排紙トレイ停止ボタン検知部(不図示)で排紙トレイ停止ボタンB2の状態を検知する(S17)。排紙トレイ停止ボタン検知部の検知結果、及びジョブ設定受信部の受信信号、及び排紙トレイ検知センサS2からのトレイ位置情報により、制御手段8は、ジョブを実行するか一時停止するかを判断する。制御手段8がジョブを行える状態と判断した場合、画像形成部10は排紙トレイ3又は排紙トレイ4を移動させ、排紙処理を行う(S19)。
【0030】
なお、本実施の形態では、制御手段8は排紙トレイの制御にあたって排紙トレイ停止ボタン検知部の検知結果のみを参照しているが、排紙トレイ3,4の衝突回避などの理由により排紙トレイ停止ボタン検知部の検知結果に加えてさらに排紙トレイ検知センサS1,S2から検知される排紙トレイ3,4の位置情報を制御手段8の制御に用いてもよい。また、同様の理由で、排紙トレイ停止ボタンB1,B2のどちらか一方がオンになっていた場合、排紙トレイ3と排紙トレイ4との双方を共に移動停止とするように構成してもよい。
【0031】
なお、上述の実施の形態1,2においては、制御手段8は画像形成装置本体M側に配設されていたが、これに代えて、シート積載装置11側に配設するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】実施の形態1のシート積載装置、画像形成装置の概略構成を説明する模式図である。
【図2】実施の形態1における、画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】実施の形態2のシート積載装置、画像形成装置の概略構成を説明する模式図である。
【図4】実施の形態2における、画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
【図5】従来のシート積載装置、画像形成装置の概略構成を説明する模式図である。
【符号の説明】
【0033】
1 画像形成装置
2 排紙口
3,4 排紙トレイ(シート積載手段)
6 操作パネル
7 リモート操作パネル
8 制御手段
11 シート積載装置
13,14 モータ(駆動手段)
B1,B2 排紙トレイ停止ボタン(制限手段)
M 画像形成装置本体
S1,S2 トレイ位置検知センサ(検知手段)




 

 


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