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シート給送装置及び画像形成装置 - キヤノン株式会社
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発明の名称 シート給送装置及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−62961(P2007−62961A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−252420(P2005−252420)
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
代理人 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 池田 太郎
要約 課題
シートの搬送方向に対して交差する方向の位置ずれを抑えること。

解決手段
シート給送装置202は、シートが積載されるシート台212と、このシート台212に積載されたシートの端部に空気を吹き付けてシートを浮上させる分離ファン231と、この分離ファン231によって浮上したシートの端部に対向する位置に配設されて、浮上したシートの端部に当接してシートの位置整合をする整合板271と、この整合板271によって整合されたシートを吸着して搬送する吸着搬送ベルト221と、を備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが積載されるシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートの端部に空気を吹き付けてシートを浮上させる浮上手段と、
前記浮上手段によって浮上したシートの端部に対向する位置に配設されて、浮上したシートの端部に当接してシートの位置整合をする整合部材と、
前記整合部材によって整合されたシートを吸着して搬送するシート搬送手段と、
を備えたことを特徴とするシート給送装置。
【請求項2】
前記整合部材が、浮上したシートを規制する規制部と、浮上するシートを受け入れて前記規制部に案内する案内傾斜部とを有していることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記シート積載手段に積載されているシートの端部を規制するために移動可能な規制板を備え、前記整合部材は前記規制板の移動とは独立して移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置によって供給されたシートに画像を形成する画像形成手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアー給送方式のシート給送装置と、このシート給送装置を備えた画像形成装置とに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、シートに画像を形成する画像形成装置では、シートを1枚ずつ画像形成部に供給するためのシート給送装置を備えている。このシート給送装置には、積載されているシート束端部に気体(空気)を吹き付けて、シートを浮上させてから、吸着搬送ベルトで吸着して搬送する、いわゆるエアー給送方式のシート給送装置がある(特許文献1参照)。
【0003】
このシート給送装置は、図7に示すように、収納庫11と、吸着搬送ベルト21と、分離ファン31と、吸着ファン36等を備えている。収納庫11は、複数枚のシートPが載置されるシート台12と、シートの搬送方向下流(後)側を規制する後端規制板13と、シートのシート搬送方向に対して直角な方向(幅)を規制する幅規制板14と、を備えている。後端規制板13と幅規制板14は、シートのサイズに応じて、位置を調節することができる。また、収納庫11はスライドレール15等により引き出し可能に支持されている。
【0004】
図8において、ユーザが収納庫11をスライドレール15に案内させて引き出して、シートをセットした後、元の装着位置に戻すと、不図示の駆動部によってシート台12が、矢印Aの方向に上昇し始める。シート台12は、最上位のシートと吸着搬送ベルト21との間隔が、所定の間隔Bになる位置で停止する。そして、シート給送装置10は、シート供給信号を受けるまで、待機する。
【0005】
図9において、シート給送装置10は、供給信号を受信すると、分離ファン31を作動させて、分離ダクト32内に空気を吸い込む。空気は、矢印C方向へ吸引されて、分離ダクト32を介して捌きノズル33、分離ノズル34から、それぞれ矢印D、E方向に分離して吹き出されて、シート束の端部に吹き付けられる。この吹き付けられた空気により、シート束Pの上部の数枚のシートPAが浮上する。一方、吸着ファン36が、作動を開始して、吸着ダクト38内の空気を外部に(矢印F方向に)吐き出す。このとき、吸着シャッタ37はまだ閉じられている。
【0006】
さらに、図10において、シート給送装置10は、供給信号を受信してから所定時間が経過して、浮上したシートPAの浮上が安定したところで、吸着シャッタ37を矢印G方向へ回転させる。吸着搬送ベルト21には、多数の吸引孔としての貫通孔が形成されている。このため、浮上したシートPAは、吸着ファン36の吸引力によって、矢印H方向に吸引されて、最上位のシートP1が吸着搬送ベルト21に吸着される。
【0007】
その後、図11において、ベルト駆動ローラ41が図中J方向に回転し、吸着搬送ベルト21が同方向に循環して、最上位のシートP1を送り出し方向に(矢印K方向に)搬送する。そして、最上位のシートP1は、最終的には引き抜きローラ対42の各々のローラが矢印L、M方向に回転することによって下流側の搬送路へ送られる。
【0008】
【特許文献1】特開平7−196187号公報(第9頁、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、図7のN−N矢視断面図である図12において、収納庫11に、例えば、約80g/mのシートを約2000枚収容すると、積載高さCは約220mmになる。このように積載高さが高いと、ユーザは、シートの幅を揃える(整合する)とき、シートの幅方向のずれを無くして正確に揃えるのが困難である。このため、幅規制板14は、シート束の符号Pcで示す部分にしか当接していないで、符号Pdで示す部分には隙間が空いてしまう場合がある。この状態でシートを浮上させると、符号PAで示すシートのように、幅が整合されず、位置が幅方向にばらついてしまう。このばらつき量が大きすぎると、その後、シート詰まりや、シートの所定の位置に画像を形成できない画像形成不良の発生原因になる。また、シート1枚ごとの寸法のばらつきや、幅規制板その他の部品のばらつき等が発生しても同様の問題が起こる。
【0010】
この問題は、図12に示すように、1対の幅規制板14の間隔がシート幅よりも広いことによって生じている。そこで、逆に、1対の幅規制板14の間隔をシート幅よりも狭くすると、シートの幅整合を確実に行える。しかし、この場合には、幅規制板14の表面とシート端部との摩擦抵抗に抗してシートを浮上させなければならない。このため、シートの浮上が不確実になり、シートの供給間隔が一定しないという別の問題が生じる。
【0011】
特に、画像形成装置は、シートの対する画像の形成位置の精度を高める必要があり、シート搬送の最上流側にあるシート給送装置のシート供給の役割は重要である。
【0012】
本発明は、シートの搬送方向に対して交差する方向の位置ずれを抑えることのできるシート給送装置を提供することを目的としている。
【0013】
本発明は、シート幅の位置ずれを極力押さえたシートを供給できるシート給送装置を備えて、シートに対する画像形成位置の誤差が少ない画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するため、本発明のシート給送装置は、シートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの端部に空気を吹き付けてシートを浮上させる浮上手段と、前記浮上手段によって浮上したシートの端部に対向する位置に配設されて、浮上したシートの端部に当接してシートの位置整合をする整合部材と、前記整合部材によって整合されたシートを吸着して搬送するシート搬送手段と、を備えたことを特徴としている。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記シート給送装置と、前記シート給送装置によって供給されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
本発明のシート給送装置は、浮上して移動抵抗の少ないシートの端部に整合部材が当接してシートの位置整合をするので、シートの位置決め精度を高めることができる。
【0017】
本発明の画像形成装置は、シートの位置決め精度が高いシート給送装置によって供給されるシートに画像を形成するため、シートに対する画像の形成位置精度を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の実施形態のシート給送装置と、これを備えた画像形成装置としての複写機とを図1乃至図6に基づいて説明する。
【0019】
なお、画像形成装置には、複写機の他に、ファクシミリ、プリンタなどがあり、シート給送装置は、複写機のみに装備されるものではない。
【0020】
また、本発明のシート給送装置は、画像形成装置のみに装備されるものではない。本発明のシート給送装置は、シート束に孔をあける穿孔装置、シート束を綴じる綴じ装置などのシート処理装置にも装備されるようになっている。この場合、シート給送装置は、シート処理装置に対するシートの供給位置を一定にして、シート処理装置がシート束に対して処理する位置に誤差が生じないようにすることができる。
【0021】
(画像形成装置)
図6は、本発明の実施形態のシート給送装置202を備えた画像形成装置としての複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。
【0022】
複写機101の装置本体101Aの上部には、自動原稿供給装置120を設けてある。装置本体101Aの上部には、原稿読取部130が組み込まれている。原稿読取部130は、自動原稿供給装置120によって送り込まれてくる原稿を読み取る。読み取られた画像情報は、不図示のコントローラにより処理される。レーザスキャナユニット111は、処理された信号をレーザ光として感光ドラム112に発する。画像形成手段としての感光ドラム112上には、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像器113によりトナー現像されてトナー像となって可視像化される。
【0023】
一方、収納庫211,211に収納された紙(普通紙、光沢紙等)やOHT等のシートPは、吸着搬送ベルト221等を備えた後述するシート給送装置202によって収納庫211,211から送り出される。送り出されたシートPは、レジストローラ対117において感光ドラム112上のトナー像と同期を取られて、転写部118においてトナー像が転写される。そして、シートは、定着器114に導かれて、加熱、加圧処理されてトナー像が永久定着される。トナー像が定着されたシートは排出される。
【0024】
本実施形態の複写機101は、後述する、シートの位置決め精度が高いシート給送装置202によって供給されるシートに画像を形成するため、シートに対する画像の形成位置精度を高めることができる。
【0025】
(シート給送装置)
本発明の実施形態のシート給送装置を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、シート給送装置の正面断面図である。
【0026】
本実施形態のシート給送装置は、シート束端部に気体(空気)を吹き付けて、シートを複数枚浮上、分離させてから、吸着搬送ベルトで吸着し、搬送する、いわゆるエアー給送方式のシート給送装置である。
【0027】
このシート給送装置202は、図1に示すように、収納庫211と、シート搬送手段としての吸着搬送ベルト221と、浮上手段としての分離ファン231と、吸着ファン236等を備えている。収納庫211は、複数枚のシートPが載置されるシート積載手段としてのシート台212と、シートの搬送方向下流(後)側を規制する後端規制板213と、シートのシート搬送方向に対して直角な方向(幅)を規制する幅規制板272と、積載されているシート束の上方の部分を幅整合する整合部材としての整合板271とを備えている。後端規制板213、幅規制板272、及び整合板271は、シートのサイズに応じて、位置を調節することができる。幅規制板272は整合板271のある領域を切り欠かれている。また、収納庫211は、スライドレール215により引き出し可能に設けられている。
【0028】
図2は、図1のJ−J矢視断面図である。整合板271は、吸着搬送ベルト221の幅の外側に設けられている。吸着搬送ベルト221全体の幅は、搬送可能なシートの幅よりも狭く形成されている。整合板271は、浮上したシートを規制する規制部271aと、浮上するシートを規制部271aに案内する案内傾斜部271bとで形成されている。案内傾斜部271bは、シートを受け入れ易くするため、下方に行くにしたがった、シートPから離れる方向に傾斜している。
【0029】
シート束Pの幅をS1、1対の整合板271(規制部271a)同士の間隔をS2、1対の幅規制板272同士の間隔をS3、1対の整合板271の先端(案内傾斜部271bの下端)同士の間隔をS4とすれば、
S1<S2<S3<S4 (式1)
が成り立つように、整合板271と、幅規制板272との配置関係が設定されている。
【0030】
図3は、図1のJ−J矢視断面図であり、動作説明用の図である。ユーザが収納庫211をスライドレール215(図1参照)に案内させて引き出して、シートをセットした後、元の位置に戻すと、不図示の駆動部によってシート台212が、矢印Aの方向に上昇し始める。シート台212は、最上位のシートと吸着搬送ベルト221との間隔が、所定の間隔Bになる位置で停止する。そして、シート給送装置202は、複写機の装置本体101Aからシート供給信号を受けるまで、待機する。
【0031】
このとき、整合板271と、幅規制板272との配置関係が式1を満たしているので、幅規制板272とシートPとの間に隙間Q,Rが生じており、整合板271とシートPとの間に隙間T,Uが生じている。
【0032】
その後、シート給送装置202(図1参照)は、複写機の装置本体101Aから供給信号を受信すると、分離ファン231を作動させて、分離ダクト232内に空気を吸い込む。空気は、矢印C方向へ吸引されて、分離ダクト232を介して捌きノズル233、分離ノズル234から、それぞれ矢印D、E方向に分離して吹き出されて、シート束に吹き付けられる。すると、シート束Pの内、上部の数枚のシートPA(図4参照)が浮上する。一方、吸着ファン236が、作動を開始して、吸着ダクト238内の空気を外部に(矢印F方向に)吐き出す。このとき、吸着シャッタ237はまだ閉じられている。
【0033】
図4は、シート束の上部のシートPAが浮上した状態を示す図である。整合板271とシートPとの間に隙間T,U(図3参照)が生じているため、浮上したシートは、1対の整合板271の案内傾斜部271bに案内されて、規制部271a間に到達する。このとき、浮上したシートPAは、1対の整合板271間で位置が定まっていない。
【0034】
そこで、所定時間が経過してシートの浮上が安定したとき、図5に示すように、1対の整合板271を互いに接近させて(矢印V方向に移動させて)、浮上しているシートPAの浮上位置を規制部271aによって規制して、シートの幅整合をする。すなわち、浮上したシートPAは、所定の位置に位置決めされる。シートの幅とは、吸着搬送ベルト221がシートを搬送する方向に対して交差する方向のことである。
【0035】
シート給送装置202は、浮上したシートPAが位置規制されて、供給信号を受信すると、吸着シャッタ237(図1参照)を矢印G方向へ回転させる。吸着搬送ベルト221には、多数の吸引孔としての貫通孔222(図5参照)が形成されている。このため、浮上したシートPAは、吸着ファン236の吸引力によって、吸引されて、最上位P1のシートが吸着搬送ベルト221に吸着される。
【0036】
最後、ベルト駆動ローラ241が図1において、時計回転方向に循環して、最上位のシートP1を送り出し搬送をする。その後、最上位のシートP1は、最終的には引き抜きローラ対242によって、レジストローラ117(図6参照)の方へ搬送される。
【0037】
以上の構成において、整合板271は、セットされるシートに対応して幅規制板272の移動とは独立して自動的に位置を変えられるようになっているのが望ましい。
【0038】
また、1対の整合板271は、タイミングベルト、ラックおよびピニオンギア、ワイヤーおよびプーリなどにより駆動されるが、シートの給送中心を基準にして精度良く同時に給送中心側に駆動されることが望ましい。なお、1対の整合板271は、いずれか一方の整合板を基準にしてシートの位置決めを行っても良い。
【0039】
以上説明した本実施形態のシート給送装置202は、浮上して移動抵抗の少ないシートの端部に整合板271が当接してシートの位置規制をするので、シートの位置決め精度を高めることができる。
【0040】
シート給送装置202は、整合板271によってシートを位置決めするので、幅規制板272とシート束の隙間Q、Rをある程度大きくすることができる。このため、ユーザが収納庫211にシートをセットしやすくなる。また、部品の寸法精度等もそれほど厳密にする必要がないため部品単価を下げることができる。さらに、シートが収納庫211に多数枚不揃いで収納されても、シートを簡単、かつ速やかに効率良く位置決めすることができる。また、シートを位置決めすることによって、その後のシート搬送において、シート詰まりの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態におけるシート給送装置の正面断面図である。
【図2】図1のJ−J矢視断面図である。
【図3】図1のJ−J矢視断面図であり、動作説明用の図である。
【図4】シート束の上部のシートが浮上した状態を示す図である。
【図5】浮上したシートを整合板で位置規制した状態の図である。
【図6】本発明の実施形態のシート給送装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
【図7】従来のシート給送装置の正面断面図である。
【図8】図7のシート給送装置において、シートを、吸着搬送ベルトに対して隙間Bが生じる位置まで上昇させた図である。
【図9】図8の状態から上部のシートを浮上させた図である。
【図10】図9の状態から最上位のシートが吸着搬送ベルトに吸着された状態の図である。
【図11】図10の状態からシートを供給している状態の図である。
【図12】図7のN−N矢視断面図であり、多数枚のシートが収納庫に収納されたときの問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
【0042】
PA 浮上したシート
P1 最上位のシート
101 複写機(画像形成装置)
112 感光ドラム(画像形成手段)
202 シート給送装置
212 シート台(シート積載手段)
221 吸着搬送ベルト(シート搬送手段)
231 分離ファン(浮上手段)
271 整合板(整合部材)
271a 規制部
271b 案内傾斜部
272 幅規制板




 

 


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