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発明の名称 記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−55738(P2007−55738A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−242838(P2005−242838)
出願日 平成17年8月24日(2005.8.24)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 玉置 正稔
要約 課題
ユーザーが用紙トレイを取り付けるための手間も掛からず、更にユーザーが用紙トレイを破損することもない記録装置を提供すること。

解決手段
基端部が回転支持部を介して外装ケースに回動可能に支持された用紙トレイと、前記用紙トレイを任意の方向へ付勢するための弾性部材とを有しており、用紙トレイ若しくは外装ケースの何れか一方に設けられた係合凹部と、他方に設けられた前記係合凹部と係合するための係合凸部を有する記録装置において、前記用紙トレイは、所定角度位置で位置決め保持された状態において、下向きの外力が働いた位置決めのための係合が解除されると、記録装置の背面部分に突き当たるところまで回動可能で、更に、下向きの外力により位置決めのための係合が解除された後、前記下向きの外力を開放すると、前記用紙トレイは、所定角度位置まで自動で回動し、所定角度位置で外装ケースと係合する。
特許請求の範囲
【請求項1】
基端部が回転支持部を介して外装ケースに回動可能に支持された用紙トレイと、前記用紙トレイを任意の方向へ付勢するための弾性部材とを有しており、前記用紙トレイを所定角度位置で位置決め保持するために、用紙トレイ若しくは外装ケースの何れか一方に設けられた係合凹部と、他方に設けられた前記係合凹部と係合するための係合凸部を有する記録装置において、
前記用紙トレイは、所定角度位置で位置決め保持された状態において、下向きの外力が働いた位置決めのための係合が解除されると、記録装置の背面部分に突き当たるところまで回動可能で、更に、下向きの外力により位置決めのための係合が解除された後、前記下向きの外力を開放すると、前記用紙トレイは、所定角度位置まで自動で回動し、所定角度位置で外装ケースと係合することを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置等に具備されている用紙トレイに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来技術の用紙トレイは、その基端部が外装ケースの回転支持部を介して回動可能に支持されており、用紙トレイを使用する場合は、所定角度位置に位置決め保持されていた。回転支持部は、用紙トレイ及び外装ケースの何れか一方に設けられた丸穴状の係合凹部と、他方に係合凹部に回動可能に挿入されるように設けられた丸軸状の係合凸部とから構成されている。
【0003】
上記した用紙トレイにおいて、ユーザーの不注意等により用紙トレイに過大な下向きの外力が掛かり、下方回動限界位置を越えて押し下げられようとすることがある。このような事態が発生すると、回転支持部及び周辺部分に過大な応力が発生し破損してしまう。このように、回転支持部等が破損した場合には、記録装置の運転を中止して、破損した部分の修理や交換等を行わなければならない。これを防止するために、過大な外力により、用紙トレイが下方回動限界位置を越えて押し下げられようとしても、破損しないような用紙トレイがある。
【0004】
具体的には、特許文献1があり、用紙トレイが下方回動限界位置を越えて押し下げられた場合は、用紙トレイの回転支持部が外装ケースから外れる構造となっている。この場合は、回転支持部が、用紙トレイ側及び外装ケース側の何れか一方に設けられた係合凹部と、他方に係合凹部に回動可能に挿入されるように設けられた係合凸部とから成り、係合凹部を円形凹部と、この円形凹部を一部切欠いて外部と連通させる通し部とから形成している。
【0005】
更に、係合凸部は、円形凹部と回動可能に係合する円弧状凸部と、通し部を通過可能な幅狭部とから形成し、通し部と幅狭部とを用紙トレイが下方回動限界位置へ到達した場合に整合して円形凹部と円弧状凸部とを係合解除可能に形成している。このような構造により、外力により用紙トレイが下方回動限界位置を越えて押し下げられた場合にも、用紙トレイが外装ケースから外れるために記録装置を破損することがない。
【特許文献1】特開平7−125903号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来の技術では以下の問題があった。
【0007】
即ち、用紙トレイが外力により、下方回動限界位置を越えて押し下げられた場合には、用紙トレイが外装ケースから外れてしまっていた。このような構造では、外力の大きさによって用紙トレイの角度が所定角度位置から下方回動限界位置(トレイが外れるところ)までの範囲で変動してしまう。これでは、用紙積載枚数が異なるだけで、用紙トレイの角度を所定角度位置に保つことができなくなり、記録装置の印字性能を満足することができない。
【0008】
更に、過大な外力が掛かって用紙トレイが外れた場合は、ユーザーが用紙トレイを取り付け直さなければならず、取り付けに手間が掛かったり、又、取り付けの方法が分からず、無理やり取付けようとして用紙トレイを破損する等の問題があった。これでは、記録装置の運転を中止して、破損した部分の修理や交換等を行わなければならず、使用が著しく制限されるとともに経済的不利益を蒙ることになる。
【0009】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ユーザーが用紙トレイを取り付けるための手間も掛からず、更にユーザーが用紙トレイを破損することもない記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明は、基端部が回転支持部を介して外装ケースに回動可能に支持された用紙トレイと、前記用紙トレイを任意の方向へ付勢するための弾性部材とを有しており、前記用紙トレイを所定角度位置で位置決め保持するために、用紙トレイ若しくは外装ケースの何れか一方に設けられた係合凹部と、他方に設けられた前記係合凹部と係合するための係合凸部を有する記録装置において、前記用紙トレイは、所定角度位置で位置決め保持された状態において、下向きの外力が働いた位置決めのための係合が解除されると、記録装置の背面部分に突き当たるところまで回動可能で、更に、下向きの外力により位置決めのための係合が解除された後、前記下向きの外力を開放すると、前記用紙トレイは、所定角度位置まで自動で回動し、所定角度位置で外装ケースと係合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、用紙トレイは、過大な下向きの外力が掛かり、下方限界位置を超えて押し下げられた場合には、外装ケースと用紙トレイの係合凹部の係合が解除された後、回転支持部を中心に外装ケースに突き当たるところまで回動可能である。これにより、外装ケース、用紙トレイの回転支持部及び周辺部分に過大な応力が掛からないために記録装置が破損することを防止できる。
【0012】
又、従来技術では、回転支持部を破損しないようにするために、用紙トレイが下方回動限界位置を越えたところで、外装ケースから外れるようにしている。これでは、ユーザーが用紙トレイを取付け直さなければならず、取り付けに手間が掛かったり、又、取り付けの方法が分からず、無理やり取り付けようとして用紙トレイを破損する等の問題があった。
【0013】
しかし、本発明においては、所定角度位置で過大な外力が掛かった用紙トレイは、外装ケースとの係合が解除され、前記外力が開放されると、自動的に前記所定角度位置に戻すようにした。これにより、ユーザーが用紙トレイを取り付けるための手間も掛からず、更にユーザーが用紙トレイを破損することもなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は本実施の形態に係る用紙トレイが閉じた状態を示す外観斜視図であり、図2は本実施の形態に係る用紙トレイが所定角度開いた状態を示す外観斜視図である。
【0016】
外装ケース1内部には、記録装置本体(不図視)、自動給紙装置6等が具備されている。又、外装ケース1の自動給紙装置6上部には開口部15が設けられており、この開口部15を塞ぐように蓋の機能を備えた用紙トレイ2が装着されている。更に、用紙トレイ2は、トレイ背面カバー3、トレイ表カバー4で中空体を形成しており、この中空体内部にねじりコイルバネ5が取付けられている。ねじりコイルバネ5は、用紙トレイ2を矢印9方向へ付勢するためのものであり、これに関しては以下で図3を参照して説明する。
【0017】
図3は用紙トレイ2が所定角度開いた状態にある時の用紙トレイ2の内部構造を示す斜視図である。
【0018】
用紙トレイ2は、その基端部が、外装ケース1の回転支持部を介して回動可能に支持されており、回転支持部は、外装ケース1に丸穴状の係合凹部(不図視)と、用紙トレイ2に係合凹部(不図視)に回動可能に挿入されるように設けられた丸軸状の係合凸部(不図視)とから構成されている。ここで、上記、係合凹部及び係合凸部は、外装ケース1、用紙トレイ2のどちらに形成されていても構わない。
【0019】
又、本発明の記録装置は、用紙トレイ2が所定角度開いた状態で位置決めするために、外装ケース1に設けた係合凸部7と用紙トレイ2に設けた係合凹部8が係合する構造となっている。更に、用紙トレイ2が本体に収納された状態(図1)においては、外装ケース1に設けた係合凸部7と用紙トレイ2に設けた係合凹部17が係合する構造となっている。
【0020】
又、外装ケース1に設けた係合凸部7は、弾性変形可能な形状をしており、用紙トレイ2の回動動作に連動して、用紙トレイの係合凹部8,17と係合可能なようになっている。更に、用紙トレイ2には、ねじりコイルバネ5が装着されており、ねじりコイルバネ5は、トレイ背面カバー3の丸軸凸部20とねじりコイルバネ5の丸穴10で位置決めされ、更に、一方のバネ足11が用紙背面カバー3の爪13へ引っ掛けられ、又、もう一方のバネ足12が、外装ケース1の係合穴14へ引っ掛けられている。これにより、用紙トレイ2は、矢印9方向へ常時付勢されている。
【0021】
次に、作用について説明する。
【0022】
用紙トレイ2を使用しない場合は、図1に示すように、用紙トレイ2は、外装ケース1の開口部15を蓋している。これにより、記録装置内部にゴミ、異物等が入り込むことを防止している。更に、用紙トレイ2は、ねじりコイルバネ5で矢印9方向へ付勢され、且つ、外装ケースに設けている係合凸部7と用紙トレイ2に設けた係合凹部17とが係合している。こうすることで、例えば、記録装置を移動する場合等に、記録装置を逆さまにしても用紙トレイ2が外装ケース1から飛び出すことがなくなり、外観品位を向上することができる。
【0023】
又、用紙トレイ2を使用する場合は、用紙トレイ2は矢印16方向へ回動した後、外装ケース1に設けた係合凸部7と用紙トレイ2に設けた係合凹部8とを係合させ、更に、ねじりコイルバネ5のバネ力で付勢することにより、所定角度位置で保持されている。
【0024】
ここで、ユーザーが用紙をセットする場合等に不注意で用紙トレイ2に過大な下向きの外力を欠けてしまい、下方回動限界位置19を越えて押し下げられようとすることがある。このような事態が発生すると、用紙トレイ2が下方回動限界位置19へ達した時点で、外装ケース1に設けてある弾性を有する係合凸部7が弾性変形し、用紙トレイ2に設けてある係合凹部8との係合が解除される。更に、この状態からユーザーが用紙トレイ2を下向きへ押し下げると、図4の状態となる。
【0025】
図4は本実施の形態の用紙トレイ2が開き切った状態を示す背面斜視図である。この状態において、用紙トレイ2は外装ケース1の外装ケース背面18と突き当たったところで保持される。このとき、用紙トレイ2のトレイ背面カバー3と外装ケース1の外装ケース背面18とが突き当たっているため、ユーザーは、これ以上用紙トレイ2を押し下げることができない。
【0026】
又、外装ケース1、用紙トレイ2の回転支持部及びその周辺部分に過大な応力が掛からないので、記録装置が破損することを防止できる。更に、図4の状態まで押し下げられた用紙トレイ2から外力を取り除くと、用紙トレイ2は、ねじりコイルバネ5の弾性力により、矢印9方向へ回動し、所定角度位置で、外装ケース1に設けた係合凸部7と用紙トレイ2に設けた係合凹部8 が係合したところで位置決め保持される。
【0027】
更に、本実施の形態においては、用紙トレイ2が所定角度位置へ戻り易くするために、用紙トレイ2の端部にC面が付加されており、外装ケース1に設けた係合凸部7を乗り越え易くしている。
【0028】
又、用紙トレイ2がバネ力により戻ってきたときに、所定角度位置で確実に位置決めできるように、用紙トレイ2の係合凹部8は、係合凸部7に引っ掛かり易いようにエッジ等の形状をしている。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙トレイが閉じた状態を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る用紙トレイが所定角度位置開いた状態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る用紙トレイが所定角度位置開いた状態にある時の用紙トレイの内部構造を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態の用紙トレイが開ききった状態を示す背面斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 外装ケース
2 用紙トレイ
3 トレイ背面カバー
4 トレイ表カバー
5 ねじりコイルバネ
6 自動給紙装置
7 係合凸部
8 係合凹部
9 矢印
10 丸穴部
11,12 バネ足
13 爪
14 係合穴
15 開口部
16 矢印
17 係合凹部
18 外装ケース背面
19 下方限界位置
20 丸軸凸部




 

 


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