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発明の名称 記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−55695(P2007−55695A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−239751(P2005−239751)
出願日 平成17年8月22日(2005.8.22)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 金子 雅則
要約 課題
トレイガイドに代表される搬送補助装置によらず、記録媒体または記録媒体を載置して搬送されるトレイ等の搬送物、搬送されるものの種類に応じて最適な排紙をすることが可能な記録装置の提供。

解決手段
CD−R印刷用のトレイ等、拍車で排紙出来ないものと、通常の用紙と検知して、拍車か、定位置にあるローラかの排紙手段を変更することを特徴とする記録装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
給紙部と排紙部と記録部を持ち、少なくも2つ以上の排紙手段を有する記録装置において、記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の種類を検知して排紙手段を変えることが出来ることを特徴とする記録装置。
【請求項2】
前記排紙手段は排紙ローラに対抗して摩擦力を与えるために設けられた拍車またはトレイローラであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の種類は、記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の厚みであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記排紙手段は排紙ローラに対抗して摩擦力を与えるために設けられた拍車またはトレイローラであることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の種類は、記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の幅であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記排紙手段は排紙ローラに対抗して摩擦力を与えるために設けられた拍車またはトレイローラであることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の種類を検知の手段が搬送ローラに押圧しているピンチローラの位置を検知することで厚みを検知することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項8】
前記排紙手段は排紙ローラに対抗して摩擦力を与えるために設けられた拍車またはトレイローラであることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記記録手段はインクジェット記録手段であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録手段と給紙装置および排紙装置を有する記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の記録装置においては、搬送する記録媒体により搬送手段、特に排紙手段をあらかじめ変えていた。すなわちCD−R等に記録するときには記録する媒体をトレイに載置したのち搬送される。CD−Rメディアを印刷しようとした場合、トレイの位置決め保持および搬送補助部材としてトレイガイドを記録装置にセットする。トレイガイドの設置動作により拍車は上方に移動、記録媒体から離間する。
【0003】
これはCD−R等の記録媒体に傷がつくのを防止する目的である。しかしながら拍車が上方に退避すると排紙ローラへの圧接力がなくなり排紙ローラとトレイとの摩擦力が現象するため排紙が正常に行われない。またトレイはプラスチックで構成されることが多く、通常の記録用紙に比べ摩擦係数が低く、摩擦力が得られにくい。これらの理由から排紙ローラにトレイを押し付けて確実に搬送力を出す為に、記録されたCD−R以外のトレイの部位に押し付けトレイローラを圧接することでトレイと排紙ローラの間で摩擦力が発生してトレイを搬送させていた。
【0004】
さてこの動作はCD−Rを傷から保護し、保持、搬送する為にCD−Rトレイが必要で、トレイをガイドするためのトレイガイドに装着して印刷が行われていた。すなわちトレイガイドの装着またはトレイガイドの設定を行ったとき拍車を離間させていた。また印字中および排紙時にも同様拍車は離間させ、トレイローラをトレイを押しつけるようにトレイローラが下降し、排紙ローラとトレイ間の摩擦によりトレイが搬送、排出される。
【特許文献1】特開2005−111663号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来例のトレイガイドを必要とするトレイの搬送においては、必ずトレイガイドによる排紙手段の変更が可能であった。
【0006】
しかしながら、トレイガイドを必要としないトレイ、またはトレイ自体を内蔵する記録装置においては記録媒体による排紙手段を変えるトリガーを失うという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トレイガイドに代表される搬送補助装置によらず、記録媒体または記録媒体を載置して搬送されるトレイ等の搬送物、搬送されるものの種類に応じて最適な排紙をすることが可能な記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための、本発明に係る第1の構成は、記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の種類を紙種判別センサ等の検知手段を持つ。紙などの記録媒体かトレイ等の補助搬送体かを判別して排紙ローラへの圧接力を拍車で行うかトレイローラで行うか等の複数の排紙手段の中から最適な排紙手段を選択する。選択された排紙手段に合わせた装置を排紙通路に移動させることで最適な排紙手段で排紙されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る第2の構成は、記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の厚みを記録媒体の通路に設けたレバーを設けレバーの移動量をセンスする等して、厚みを検知する。こうして紙などの記録媒体かトレイ等の補助搬送体かを判別して排紙ローラへの圧接力を拍車で行うかトレイローラで行うか等の複数の排紙手段の中から最適な排紙手段を選択することを特徴とする。
【0010】
また本発明に係る第3の構成はあらかじめ記録媒体の搬送体の幅を通常の記録媒体の幅より大きくしておく。こうして記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の幅を通常の記録媒体の幅の外側に設けられた透過型センサ等で検知し記録媒体か搬送体かを判別して紙などの記録媒体かトレイ等の補助搬送体かを判別する。こうして排紙ローラへの圧接力を拍車で行うかトレイローラで行うか等の複数の排紙手段の中から最適な排紙手段を選択することを特徴とする。
【0011】
また本発明に係る第4の構成は搬送ローラに記録媒体または搬送体を圧接して搬送力を得るためのピンチローラの搬送中の位置をセンスして搬送物の厚みを検知して記録媒体か搬送体かを判別する。こうして排紙ローラへの圧接力を拍車で行うかトレイローラで行うか等の複数の排紙手段の中から最適な排紙手段を選択することを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、安価な構成で、印刷精度を損なうことなく、かつ、記録シート後端まで記録した記録シートを排出方向上流側にも搬送することが可能な記録装置を提供することができる。
【0013】
すなわち、本発明の技術内容は以下の構成を備えることにより前記課題を解決できた。
【0014】
(1)給紙部と排紙部と記録部を持ち、少なくも2つ以上の排紙手段を有する記録装置において、記録媒体または記録媒体を載置してなる搬送体の種類を検知して排紙手段を変えることが出来ることを特徴とする記録装置。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、通常の紙等の記録媒体と記録媒体を載置してなる搬送体の区別をユーザが意識することなく最適な排紙性を実現することが可能となる。
【0016】
また、PC等からの印刷におけるホストからの指示により排紙手段が変更することも可能だが、ユーザの操作ミスにより正しい記録媒体を指示しなくてもデータが格納されたCD−Rを拍車で傷つけるなどして記録媒体の破壊を防ぐ効果も持つ。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
(第1の実施の形態)
本発明の記録装置の第1の実施の形態について説明する。
【0019】
図1は、本発明の第1の実施の形態であるインクジェット記録装置の記録部の要部を装置の斜め上側から表した斜視図、図2は記録部の模式的断面図である。
【0020】
図1において、本実施形態の記録装置は、紙やフィルムなどの記録シートPを給紙装置2に積載される。給紙装置からは記録シートPを分離して給紙ローラ21により搬送ローラ3へと給送される。
【0021】
搬送手段である搬送ローラ3と、記録シートPを記録装置外へ排出する排出手段である排紙ローラ4と、搬送ローラ3と排紙ローラ4の間で記録シートPを支持するプラテン34と、プラテン34と対向して配置され、インク滴を吐出して記録を行う記録手段であるインクジェット記録ヘッド7と、インクジェット記録ヘッド7を着脱可能に支持し、かつ記録シートPの搬送方向と交差する方向に移動するキャリッジ5とを備える。
【0022】
搬送ローラ3にピンチローラ31が不図示のピンチローラバネの付勢力によって押圧され、搬送ローラ3の回転に従動回転して記録シートPに対する搬送力を発生させている。
【0023】
排紙ローラ4に拍車42が、拍車ホルダ43に取り付けられた、不図示のバネ軸の付勢力によって押圧されており、排紙ローラ4の回転に従動回転して記録シートPに対する搬送力を発生させている。
【0024】
図4は排紙部の詳細を排紙側から見た斜視図である。
【0025】
排紙ローラは詳細には、排紙ローラ上流40と排紙ローラ下流41の前後に2本配置される。
【0026】
排紙ローラ上流40と排紙ローラ下流41のそれぞれに拍車42が、不図示のバネ軸により付勢されている。バネ軸は拍車ホルダに取り付けられており、拍車42も拍車ホルダ43により位置決めされている。
【0027】
本実施例の基本動作と基本構成について以下に説明する。
【0028】
本実施例のインクジェット記録装置においては、いわゆるフロントローディングと呼ばれる通常の排紙側からも記録媒体を給紙することが出来る。
【0029】
また、記録媒体の種類の中でも通常の紙と同じようにCD−Rを記録媒体として印字することが可能である。CD−R印刷においては、被記録媒体であるCD−R(不図示)はCD−Rトレイ1に取り付けて印刷を行う。図3に示すように、CD−Rトレイ1は紙等の記録媒体に比較して厚みが約3mmと厚く出来ている。
【0030】
このとき、CD−Rトレイ1の給送手段は2対の排紙ローラ40,41を駆動源としている。記録媒体として紙が使用される時には拍車42が記録媒体を排紙ローラ40,41に付勢している。
【0031】
しかしながら拍車42がCD−Rに接すると容易く傷が付き、CD−Rを破壊してしまう。
【0032】
そこで、CD−Rには当接せずにCD−Rトレイ1にのみ当接する位置にトレイローラ80を配置しておく。またこのトレイローラ80はトレイローラホルダ81及び、トレイローラ軸82により軸支されている(図5参照)。トレイローラホルダ81は拍車ベース43にトレイローラホルダの軸部81aを回転中心に回動自在に軸支されている(図6参照)。
【0033】
図7に示されるように、トレイローラホルダ81は拍車ベース43にホルダばね83により、上方向に付勢されている。こうしてCD−Rを印刷しない時にはトレイローラ80は拍車ベース43の中に格納されている。
【0034】
CD−Rを印刷する時には、図8に示される位置まで拍車ベース43が上方向に移動する。しかしコロホルダーステイ44は本体のシャーシ等に固定されて移動しない。よってトレイローラホルダ81に設けられた軸部81aがローラホルダステイ44に当接する。ローラホルダ81の回転中心81bは上昇した拍車ベース43に軸支されているため、ローラホルダ81は回転してトレイローラ80は拍車ベース43の下方に押し下げられる。
【0035】
CD−Rトレイ1は排紙ローラ40、41と図7の位置に押し下げられたトレイローラ80に挟まれ、CD−Rトレイ1は排紙ローラ40、41に押し付けられ、排紙ローラ40、41との摩擦力で搬送される。
【実施例1】
【0036】
本発明第1の実施例は上述した基本構成と動作に加え、以下の検知システムを備える。
【0037】
キャリヤ5にはヘッドの吐出ずれを補正する為のセンサ51が搭載されている。
【0038】
前記補正用センサ51は光学式で発光素子と受光素子で構成されている。
【0039】
キャリヤ5は挿入された記録媒体をキャリヤシャフト52に沿ってスキャンする。紙等の記録媒体は通常白色をしており反射率が高い。これに対しCD−Rトレイ1は黒色をしており、左右両サイドに銀テープを貼ってある。補正用センサ51はキャリヤスキャン時にこれを読み取り、通常の記録媒体かCD−Rトレイ1であるかを判別する。
【0040】
CD−Rトレイと判別した場合には上述したように拍車ベース43を上昇させ、トレイローラ80による排紙動作を行う。
【実施例2】
【0041】
本発明の第2の実施例では、搬送ローラ3とピンチローラ31より後方で、記録媒体の厚みを測定する。すなわち記録媒体の経路上に不図示のレバーを配置し、記録媒体によりレバーが回転する構成にする。レバー比の動作によりある閾値を超えてレバーが回転した場合に遮光する位置に不図示の透過型光学式センサを設置する。通常の紙は0.2mm程度の厚みであり、CD−Rトレイ1の厚みは3mmと充分に違いが有る為、閾値は約1mmに設定する。
【0042】
こうして記録媒体の厚みが1mmを超えるものを検知した場合にはCD−Rトレイ1が挿入されたものと判別してCD−Rトレイ1用の排紙動作を行う。
【実施例3】
【0043】
本発明の第3の実施例では、通常の印字可能な紙サイズよりも幅が広いCD−Rトレイ1を設ける。搬送ローラ3とピンチローラ31より後方に不図示の透過型の光学センサを配置する。このセンサを遮光した場合にはCD−Rトレイが挿入されたと判別してCD−Rトレイの為のトレイローラ80を使った排紙動作を行う。
【実施例4】
【0044】
本発明の第4の実施例では、実施例の2と同様に記録媒体及びその搬送補助部材の厚みを検知するシステムである。但しこの実施例の特徴はピンチローラ31を回動可能に保持するピンチローラホルダ32の位置により、その厚みを検知することに特徴がある。
【0045】
記録媒体をフロントローディングで挿入される時はピンチローラ31は搬送ローラ3から離間されており記録媒体が挿入される。印字命令が来て、ピンチローラホルダ32は搬送ローラ3に圧接される。このとき搬送ローラ3とピンチローラ31により記録媒体は挟み込まれる。記録媒体の厚みより、ピンチローラホルダの回転角が違う。ピンチローラホルダ32には不図示の遮光レバーが設けられており、かつレバーの回転範囲には不図示の透過型光学センサを配置する。CD−Rトレイ1などの厚みのある記録媒体の場合、レバーも大きく回転し、透過型光学センサを遮光する。
【0046】
こうしてCD−Rトレイと判別された場合には、前記同様に拍車ベースを上昇させて、トレイコロによる排紙を行う。
【0047】
以上述べてきたように、各種の検知手段をもって通常の記録媒体及び記録媒体の搬送補助部材等の搬送体の種類を判別して最適な排紙ローラ4への押し付け部材を出し入れすることで、確実な搬送、排紙を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるインクジェット記録装置の記録部の要部を装置の斜め上から見た斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態において、インクジェット記録装置の記録部の要部を示した模式的断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態において、CD−Rを搬送する為の搬送補助部材の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態において、通常記録媒体として紙の排紙されるところを排紙部側から見た斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態において、CD−Rの搬送補助部材と共に排紙されるところを排紙部側から見た斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態において、通常の紙を印刷している時の拍車ベース、トレイコロの位置を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態において、通常の紙を印刷している時の拍車ベース、コロホルダ、トレイコロの位置を示す断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態において、CD−Rを搬送するときの拍車ベース、コロホルダ、トレイコロの位置を示す断面図である。
【符号の説明】
【0049】
1 CD−Rトレイ
2 給紙装置
3 搬送ローラ
5 キャリヤ
7 インクジェット記録ヘッド
34 プラテン
40、41 排紙ローラ
42 拍車
43 拍車ベース
80 トレイローラ
81 ローラホルダ
P 記録シート




 

 


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