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発明の名称 給紙カセットと画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−31063(P2007−31063A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−216143(P2005−216143)
出願日 平成17年7月26日(2005.7.26)
代理人 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 小池 良行
要約 課題
シートの後端を揃える後端規制板を、ケーシングの前壁に装着できるようにして、中板を弱体化することなく、後端規制板によって中板の振動を抑制すること。

解決手段
給紙カセット15は、シートが収納されるケーシング1と、ケーシング1に移動可能に配設されて、シートが積載される中板2と、ケーシング1と中板との間に配置されて、中板を押し上げるばね9と、中板に積載されるシートの端部を規制する後端規制板4と、ケーシング1の側壁に形成されて、後端規制板4が着脱される係合孔6と、を備え、後端規制板4が、係合孔6に装着されたとき、中板2をばね9に抗して押し下げた状態に保持するようになっている。
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが収納されるケーシングと、
前記ケーシングに移動可能に配設されて、シートが積載される中板と、
前記ケーシングと前記中板との間に配置されて、前記中板を押し上る付勢部材と、
前記中板に積載されるシートの端部を規制する規制部材と、
前記ケーシングの側壁に形成されて、前記規制部材が着脱可能な被装着部と、を備え、
前記規制部材を、前記被装着部に装着することにより、前記中板を前記付勢部材の付勢力に抗して押し下げた状態で保持することを特徴とする給紙カセット。
【請求項2】
前記被装着部が、係合孔であり、
前記規制部材が、前記係合孔に着脱可能に係合する弾性を備えた係合爪を有していることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット。
【請求項3】
前記規制部材が、前記ケーシングに着脱可能に配設されて、前記中板に積載されているシートの後端部を規制する後端規制板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙カセット。
【請求項4】
前記規制部材が、前記ケーシングに着脱可能に配設されて、前記中板に積載されているシートの幅方向の側端部を規制する幅規制板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙カセット。
【請求項5】
前記規制部材が、前記中板に積載されているシートの幅方向の側端部を規制する幅規制板であって、前記幅規制板が、前記幅規制板を前記側端に接近離間させるスライド板に着脱可能に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙カセット。
【請求項6】
シートを収納する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の給紙カセットと、
前記給紙カセットから送られてきたシートに画像を形成する画像形成部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーシング内に収納したシートを押し上げる中板を備えた給紙カセット、特に、輸送されるとき中板の破損を受けにくいようにした給紙カセットと、この給紙カセットを備えた画像形成装置とに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置は、シートを収納する給紙カセットを備え、その給紙カセットから送られてきたシートに画像を形成するようになっている。給紙カセットは、ケーシング内に収納されたシートを押し上げる中板と、中板に積載されるシート束の後端を規制する規制部材としての後端規制板とを備えている。
【0003】
ところが、中板は、画像形成装置の輸送時に、振動して破損する虞がある。そこで、給紙カセットの輸送時に、発泡スチロールやダンボール等の緩衝材によって、中板を固定していた。しかし、この緩衝材は、輸送時にしか使用できないため、画像形成装置の開梱後、ゴミとして廃棄され、環境の観点から問題視されていた。
【0004】
この問題に対処した、給紙カセットが特許文献1に開示されている。その給紙カセットを、図8に基づいて説明する。
【0005】
給紙カセット100の中板102は、回動軸103によってケーシング101に対して上下方向に回転自在に設けられている。中板102は、不図示のばねによって、シート束のシート供給側端を押し上げて、不図示のピックアップローラに所定の押圧力で圧接させるようになっている。中板102によって押し上げられたシートは、ピックアップローラによって、安定した状態でケーシング101から送り出されるようになっている。
【0006】
給紙カセット100の使用時に、後端規制板104は、ケーシング101に形成された係合孔108と係合爪107との係合によってケーシング101の底部101aに装着されて、シートの後端を規制するようになっている。そして、画像形成装置の輸送時に、後端規制板104は、ユーザによって係合孔108から取り外されて、係合爪107を、中板102に形成された貫通孔106を貫通させて、底部101aの不図示の係合孔に係合させることによって、底部101aに装着されるようになっている。この状態で、後端規制板104は、中板102が浮き上がらないように中板102を固定している。
【0007】
このように、図8に示す給紙カセット100の中板102は、後端規制板104によって固定されて、振動を防止されていた。
【0008】
【特許文献1】特開平10−291655号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、従来の給紙カセット100は、中板102に、後端規制板104の係合爪107が貫通する貫通孔106を形成してあるため、次のような課題があった。
【0010】
中板102は、貫通孔106付近の剛性が低下して、弱体化していた。特に、中板102にシートが満載されたとき、中板がシートの重量によってたわみ、シート束の内、最上位のシートをピックアップローラに所定の圧接力で圧接させることができないことがあった。このため、従来の給紙カセット100は、シートの供給不良や、シート詰まりの原因になっていた。
【0011】
また、画像形成装置は、シートの供給不良や、シート詰まりを起こしやすい給紙カセットを備えていると、シートに画像を形成する効率が低下するという問題があった。
【0012】
本発明は、中板を弱体化することなく、輸送時における中板の振動を規制部材によって抑制した給紙カセットを提供することを目的としている。
【0013】
本発明は、弱体化されていない中板を有して、シートの供給不良や、シート詰まりを起こすことの少ない給紙カセットを備えて、シートに画像を形成する効率を高めた画像形成装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の給紙カセットは、シートが収納されるケーシングと、前記ケーシングに移動可能に配設されて、シートが積載される中板と、前記ケーシングと前記中板との間に配置されて、前記中板を押し上る付勢部材と、前記中板に積載されるシートの端部を規制する規制部材と、前記ケーシングの側壁に形成されて、前記規制部材が着脱可能な被装着部と、を備え、前記規制部材を、前記被装着部に装着することにより、前記中板を前記付勢部材の付勢力に抗して押し下げた状態で保持することを特徴としている。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記給紙カセットと、前記給紙カセットから送られてきたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
本発明の給紙カセットは、中板の剛性を低下させること無く中板の破損を防止することができるので、中板の弱体化によって発生していたシートの供給不良や、シート詰まりの発生原因を解消することができる。
【0017】
本発明の給紙カセットは、規制部材がケーシングの側壁に装着されると、中板が付勢部材に抗して規制部材に押さえ込まれるので、輸送されているときの中板の振動を抑制して、破損を防止することができる。
【0018】
本発明の給紙カセットは、輸送された後、規制部材を元通りにシートの縁を規制する部材として使用することができるので、従来必要とされていた搬送時の緩衝材が不要となり、その分、コストダウンを図ることができる。
【0019】
本発明の画像形成装置は、弱体化されていない中板を有して、シートの供給不良や、シート詰まりを起こすことの少ない給紙カセットを備えているので、シートに画像を形成する効率を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態の給紙カセットと、この給紙カセットを装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
【0021】
(画像形成装置)
図7に基づいて画像形成装置を説明する。画像形成装置51は、シートPに画像を形成するようになっている。画像形成装置51の装置本体51Aの底部には、本発明の実施形態の給紙カセット15(又は、35)が着脱自在に装着されている。給紙カセット15の中板2は、付勢部材としてのばね9に押し上げられて、シートPをピックアップローラ11に圧接させている。ピックアップローラ11は、回転して、ケーシング1からシートPを送り出す。搬送ローラ対52は、ケーシングから送り出されたシートPをレジストローラ対53に送り込む。
【0022】
一方、自動原稿供給装置54は、原稿Dを画像読取装置55に送り込む。画像読取装置55は、原稿を読み取る。読み取り情報は、不図示のレーザスキャナによって、画像形成部56の感光ドラム57に潜像として形成される。潜像は、トナー現像器58によってトナー像として可視像化される。
【0023】
レジストローラ対53は、矢印方向に回転している感光ドラム57のトナー像の位置に合わせてシートを感光ドラム57と転写器59との間に送り込む。転写器59は、感光ドラム57のトナー像をシートに転写する。搬送ベルト60は、シートを定着器61に送り込む。定着器61は、シートを加熱加圧してシートにトナー像を定着する。最後、排出ローラ対62がシートをトレイ63に排出する。シートの両面に画像を形成する場合、シートは、反転路64で表裏反転されて(裏返しにされて)から復路65を搬送されて、再度、感光ドラム57と転写器59の間に送り込まれて他方の面にトナー像を転写される。
【0024】
画像形成装置51の装置本体51Aに装備された給紙カセット15(35)(詳細は後述)は、弱体化されていない中板2を有しているので、シートの供給不良や、シート詰まりを起こすことが少なく、円滑にシートを供給することができる。このため、画像形成装置51は、シートに画像を形成する効率を高めることができる。
【0025】
(第1実施形態の給紙カセット)
図1乃至図5に示す第1実施形態の給紙カセット15は、中板2を弱体化することなく、輸送時における中板2の振動を抑制して、中板2が損傷を防止することができる構造になっている。
【0026】
図1において、給紙カセット15は、ケーシング1と、中板2と、後端規制板4と、幅規制板5、ばね9等を備えている。
【0027】
ケーシング1は、シートが収納されるようになっている。ケーシング1には、中板2が設けられている。中板2は、回動軸3を支点として上下に回動するようになっている。通常、中板2は、図4に示すばね9により押し上げられている。ところが、この中板2は、給紙カセット15が画像形成装置51に装着されて、輸送されるとき、上下に大きく振動して、損傷を受ける虞がある。
【0028】
このため、給紙カセット15は、図1、図2に示すように、ユーザがケーシング1の前壁1aに形成された被装着部としての係合孔6に、後端規制板4を装着して、後端規制板4が中板2を押さえることによって、輸送中などの中板2の振動を抑制することができる。
【0029】
後端規制板4には、図3に示すように弾性を有する係合爪7を突設してある。後端規制板4は、この係合爪7が係合孔6に押し込まれることで、前壁1aに装着される。このとき、後端規制板4は、図4(a)に示す付勢部材としてのばね9の弾力に抗して、中板2をケーシング1の底部1bの方に押しながら、前壁1aに装着される。この結果、後端規制板4は、図4(b)に示すように、中板2をばね9に抗して押し下げた状態に保持して、中板2が振動しにくいようにしている。
【0030】
この場合、後端規制板4がばね9の弾力を受けて、係合孔6から外れる虞がある。このため、後端規制板4の背面4aには、三角形状のリブ8を設けてある。このリブ8が前壁1aに受け止められることによって、後端規制板4が、ばね9の弾力に押し倒されて外れるのが防止される。
【0031】
なお、シートに画像形成を行う場合には、給紙カセット15のばね9は、中板2の回転端(シート束のシート供給側端)2aを押し上げて(図4(a)参照)、中板2に積載されているシート束Pのシート供給側端をピックアップローラ11に所定の押圧力で圧接させるようになっている。ピックアップローラ11は、昇降するようになっており、シート供給時に所定の位置に下降するようになっている。シートは、ピックアップローラ11によって、安定した状態でケーシング1から送り出される。
【0032】
給紙カセット15は、輸送時に、図4(b)に示すように、中板2が後端規制板4に押さえ込まれた状態で、画像形成装置51(図7参照)の装置本体51Aに装着される。画像形成装置51は、全体が梱包されて、給紙カセット15と一体に輸送される。画像形成装置が輸送される間、中板2は、後端規制板4に押さえ込まれているので、振動を抑制されて、損傷を受けることがない。
【0033】
後端規制板4は、画像形成装置の開梱後に、ケーシング1の前壁1aから取り外される。後端規制板4は、係合孔6に係合爪7が係合して前壁1aに装着されているため、前壁1aに対して垂直な方向に引っ張ることによって、前壁1aから取り外すことができる。
【0034】
取り外された後端規制板4は、図4(a)、図5に示すように、ケーシング1の底部1bに装着されて、シートの後端(シート排出方向の上流側端)を規制するのに使用される。ここでも、後端規制板4は、係合爪7を係合孔10に押し込まれて、ケーシング1の底部1bに装着される。係合孔10は、使用するシートの大きさに合わせて複数形成されている。後端規制板4は、使用するシートサイズに合わせて選択された係合孔10に装着される。このとき、三角形状のリブ8をシート側にして、後端規制板4を設置するとシートに傷を付けることになる。このため、後端規制板4は、リブ8がシートとは反対側に(平らなシート受け面4bがシート側に)来るようにして底部1bに装着する。
【0035】
図5において、1対の幅規制板5は、1つのピニオン12の両側からラック板13が噛合することによって、互いに接近離間して、シートの排出方向に沿ったシートの側端を両側から規制する。
【0036】
以上説明したように、本実施形態の給紙カセット15は、ユーザが後端規制板4をケーシング1の前壁1aに装着して中板2を押し込んだ状態に保持するようになっているので、従来と異なって、中板2に孔(図8に示す貫通孔106)をあけて、中板2を弱体化しない構造、すなわち、従来のような中板2の合成を低下しない構造になっている。このため、本実施形態の給紙カセット15は、中板2の剛性を低下させることなく、輸送時の中板2の振動を抑制して、破損を防止することができる。
【0037】
また、本実施形態の給紙カセット15は、中板2の剛性が低下しないようにしたことによって、中板2が、シート束の内、最上位のシートをピックアップローラ11に所定の圧接力で圧接させることができる。この結果、シートの供給不良や、シート詰まりの発生原因の一つが解消される。
【0038】
さらに、梱包時、中板2を押し下げている後端規制板4は、もともとシートの後端を規制する部材であるので、開梱後、シートの後端を規制するのに使用することができる。このため、本実施形態の給紙カセット15は、従来使用されていた緩衝材が不要となり、廃棄物の削減、および廃棄物を削減した分のコストダウンを図ることができる。
【0039】
(第2実施形態の給紙カセット)
図6に示す第2実施形態の給紙カセット35も、中板22を弱体化することなく、輸送時における中板22の振動を抑制して、中板22が損傷を防止することができる構造になっている。ただし、本実施形態の給紙カセット35は、中板22の振動を抑制する部材が、幅規制板25である点において、第1実施形態の給紙カセット15と構造を異にしている。
【0040】
この給紙カセット35も、上記の給紙カセット15と同様に、ケーシング21内に、回動軸13に支持された中板22、幅規制板25、及び後端規制板24等を備えている。図5には、幅規制板25が1つしか示されていないが、1対あるものとする。
【0041】
ケーシング21のシート供給側の前壁21aには、幅規制板25が係合する被装着部としての係合孔26が形成されている。幅規制板25には、係合孔26に係合するための係合爪27と、幅規制板25の倒れを防止するの三角形のリブ28とが形成されている。
【0042】
ケーシング21の前壁21aと底部21bに対する幅規制板25の着脱動作は、図1乃至図5に示す後端規制板4の着脱動作とほぼ同様であるので、概略、説明する。
【0043】
幅規制板25は、係合爪27が係合孔26に押し込まれることで、前壁21aに装着される。このとき、幅規制板25は、図6においては不図示のばねの弾力に抗して、中板22をケーシング21の底部21bの方に押しながら、前壁21aに装着される。
【0044】
このように、幅規制板25をケーシング21に係合させることによって、搬送時の中板22の振動を抑制することができる。このとき、幅規制板25は、ばねの弾力に押し倒されて外れるのを三角形状のリブ28によって防止される。
【0045】
給紙カセット35は、輸送時に、中板22が幅規制板25に押さえ込まれて画像形成装置51(図7参照)の装置本体51Aに装着される。画像形成装置51は、全体が梱包されて、給紙カセット35と一体に輸送される。画像形成装置が輸送される間、中板22は、後端規制板24に押さえ込まれているので、殆ど振動することがなく、損傷を受けることがない。
【0046】
幅規制板25は、画像形成装置の開梱後に、ケーシング21の前壁21aに対して垂直な方向に引っ張ることによって、取り外すことができる。
【0047】
取り外された幅規制板25は、ケーシング21の底部21bに装着されて、シートの側端(シート排出方向に沿った縁)を規制するのに使用される。ここでも、幅規制板25は、係合爪27を係合孔29に押し込まれて、ケーシング21の底部21bに装着される。係合孔29は、使用するシートの大きさに合わせて複数形成されている。幅規制板25は、使用するシートサイズに合わせて選択された係合孔29に装着される。このとき、幅規制板25は、リブ28がシートとは反対側に(平らなシート受け面25aがシート側に)来るようにして底部21bに装着する必要がある。
【0048】
なお、幅規制板25は、ケーシング21の底部21bに着脱自在に設けられる代わりに、図5に示すようなスライド板でもあるラック板13に着脱自在に設けられるようになっていてもよい。
【0049】
以上説明したように、本実施形態の給紙カセット35も、図1に示す給紙カセット15と同様に、ユーザが幅規制板25をケーシング21の前壁21aに装着して中板22を押し下げた状態に保持するようになっているので、従来と異なって、中板22に孔(図8に示す貫通孔106)をあけて、中板22を弱体化する必要がない構造になっている。このため、本実施形態の給紙カセット35は、中板22の剛性を低下させることなく、輸送時の中板22の振動を抑制して、破損などを防止することができる。
【0050】
また、本実施形態の給紙カセット35は、中板22の剛性が低下しないようにしたことによって、シートの供給不良や、シート詰まりの発生原因の一つが解消される。
【0051】
さらに、中板22を受け止める幅規制板25は、もともとシートの側端を規制する部材であるので、開梱後、シートの側端を規制するのに使用することができる。このため、本実施形態の給紙カセット35は、従来必要としていた緩衝材が不要となり、廃棄物の削減、および廃棄物を削減した分のコストダウンを図ることができる。
【0052】
なお、以上の給紙カセット15,35において、被装着部としての係合孔6,26が、ケーシング1,21の前壁1a,21aに形成されているが、ケーシング1,21のシート排出方向に沿った中間壁1c,21cや、シート排出方向上流側の後壁1d,21dに形成されていてもよい。規制部材としての後端規制板4、幅規制板25は、側壁としての前壁1a,21a、中間壁1c,21c、後壁1d,21dのいずれの係合孔6,26に装着されても、中板2,22を押さえ込んで、振動を抑制することができる。
【0053】
また、後端規制板4、幅規制板25は、係合爪7,27によって係合孔10,29に係合するようになっているが、これに限定されるものではなく、係合孔の代わりに蟻溝を形成して、その蟻溝に着脱できるようになっていてもよい。
【0054】
さらに、中板としての中板2,22は、回動軸3,23を支点として上下に回動するようになっているが、ケーシング1,21の底部1b,21bに対して平行な状態で昇降する中板であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の第1実施形態における給紙カセットの斜視図であって、後端規制板を給紙カセットの前壁に装着するときの図である。
【図2】図1において、後端規制板を給紙カセットの前壁に装着して中板を押し下げた状態に保持したときの給紙カセットの斜視図である。
【図3】後端規制板の図である。(a)は、後端規制板をシート受け止め面側から見た図である。(b)は、(a)の右側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態における給紙カセットをシートの排出方向に沿った断面図である。(a)は、給紙カセットの使用状態を示す側断面図である。(b)は、後端規制板を用いて中板を押し下げたとき側断面図である。
【図5】図4(a)の平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態における給紙カセットの斜視図であって、幅規制板を給紙カセットの前壁に装着するときの図である。
【図7】本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
【図8】従来の実施形態における給紙カセットの斜視図であって、後端規制板を給紙カセットの底部に装着するときの図である。
【符号の説明】
【0056】
1 ケーシング
1a ケーシングの前壁(側壁)
1b ケーシングの底部
1c ケーシングの中間壁(側壁)
1d ケーシングの後壁(側壁)
2 中板
2a 回転端
4 後端規制板(規制部材)
5 幅規制板(規制部材)
6 係合孔(被装着部)
7 係合爪
9 ばね(付勢部材)
10 係合孔
13 ラック板(スライド板)
15 第1実施形態の給紙カセット
21 ケーシング
21a ケーシングの前壁(側壁)
21b ケーシングの底部
21c ケーシングの中間壁(側壁)
21d ケーシングの後壁(側壁)
22 中板
24 後端規制板(規制部材)
25 幅規制板(規制部材)
26 係合孔(被装着部)
27 係合爪
29 係合孔
35 第2実施形態の給紙カセット
51 画像形成装置
51A 画像形成装置本体
54 自動原稿供給装置
55 画像読取装置
56 画像形成部




 

 


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