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発明の名称 給紙カセット及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−31034(P2007−31034A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214512(P2005−214512)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 宮▲崎▼ 芳行 / 岩瀬 正樹 / 川原子 淳 / 山本 卓紀
要約 課題
防音効果の優れた給紙カセット及び画像形成装置を提供する。

解決手段
シートSを収納するカセット本体1aの一端部に分離手段2を設け、この分離手段2により、給送されるシートSを1枚ずつに分離する。そして、この分離手段2と、カセット本体1aの分離手段側の側端に設けられたフロント部材41の前面との間に防音手段Xを設け、この防音手段Xにより、騒音が外部に漏れるのを防ぐようにする。これにより、防音効果の優れた給紙カセット及び画像形成装置を提供することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを収納する給紙カセットにおいて、
シートを収納するカセット本体と、
前記カセット本体の一端部に設けられ、給送されるシートを1枚ずつに分離する分離手段と、
前記カセット本体の分離手段側の側端に設けられたフロント部材と、を備え、
前記分離手段と前記フロント部材の前面との間に防音手段を設けたことを特徴とする給紙カセット。
【請求項2】
前記防音手段は、前記分離手段と前記フロント部材の前面との間に設けられた閉空間であることを特徴とする請求項1記載の給紙カセット。
【請求項3】
前記分離手段を保持する保持部材を備え、
前記閉空間を、前記フロント部材の内部及び前記保持部材の内部の少なくとも一方に設けたことを特徴とする請求項2記載の給紙カセット。
【請求項4】
前記閉空間に発泡層又は不活性ガス層を形成することを特徴とする請求項2又は3記載の給紙カセット。
【請求項5】
前記防音手段は、前記分離手段と前記フロント部材の前面との間に設けられた吸音材であることを特徴とする請求項1記載の給紙カセット。
【請求項6】
前記分離手段を保持する保持部材を備え、
前記吸音材を、前記フロント部材の内部及び前記保持部材の内部の少なくとも一方に設けたことを特徴とする請求項5記載の給紙カセット。
【請求項7】
シートを収納し、かつ画像形成装置本体に着脱自在に装着される給紙カセットにおいて、
シートを収納するカセット本体と、
前記カセット本体の一端部に設けられ、給送されるシートを1枚ずつに分離する分離手段と、
前記カセット本体の分離手段側の側端に設けられたフロント部材と、を備え、
前記画像形成装置本体と前記フロント部材との間に防音手段を設けたことを特徴とする給紙カセット。
【請求項8】
前記防音手段は、前記画像形成装置本体と前記フロント部材の少なくとも一方に設けられ、装着状態で、前記画像形成装置本体と前記フロント部材との間の隙間を塞ぐシール材であることを特徴とする請求項7記載の給紙カセット。
【請求項9】
前記分離手段は、分離パッドであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の給紙カセット。
【請求項10】
画像形成部と、前記画像形成部に給送されるシートを収納する前記請求項1乃至9のいずれか1項に記載の給紙カセットとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給紙カセット及び画像形成装置に関し、特にシート給送時の騒音が外部に漏れるのを防止するための構成に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、プリンタや複写機等の画像形成装置においては、画像形成部にシートを給送して画像を形成するようにしたものが広く普及している。ここで、このような画像形成装置としては、装置本体に給紙カセットを着脱自在に装着し、給紙カセットに収納されたシートをシート給送装置により、画像形成部に自動給送するようにしているのが一般的である。
【0003】
ところで、このような従来の給紙カセットの装着方向前面には、給紙カセットが装着されたとき、装置本体の外装の一部となる前部外装カバー(フロントパネル)が設けられている。そして、この前部外装カバーとしては、例えばオプションカセットとの共通化を図ると共に金型の構成を単純化にするため、手がかりを有する外装カバーとしての必要最小限の形状を有したものがある(例えば、特許文献1参照。)。また、前部外装カバーを回動可能としたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
図8は、このような従来の必要最小限の形状を有する前部外装カバーを備えた給紙カセットのシート給送方向先端部分の構成を示すものであり、図8において、200は給紙カセットである。
【0005】
この給紙カセット200は、シートSを収納するカセット本体200aと、シートSを積載すると共に、カセット本体200aに上下方向に回動自在に保持され、バネ251により給送ローラ203に向けて付勢された中板250を備えている。そして、この中板250をバネ251によって給送ローラ203に向けて付勢することにより、給紙カセット200に積載されたシートSの先端部を高摩擦部材で形成された給紙ローラ203に圧接させることができる。
【0006】
ここで、この給紙ローラ203は給紙時のみ反時計回りに回転するように制御されており、このようにシートSが圧接した状態で回転することにより、シートSを摩擦力によって給送することができる。
【0007】
さらに、給紙カセット200は、給送ローラ203によりシートSが給送される際、最上位のシートSaのみを分離するための分離パッド202を備えている。この分離パッド202は、給紙ローラ203へ向けてばね220によって付勢されている回動可能なパッドホルダ202aの回動端部に保持されると共に、給紙ローラ203との間でシートSを捌くように作用するものである。なお、この分離パッド202により1枚に分離された最上位のシートSaは、搬送ローラ204により、搬送パスPを通って不図示の画像形成部へと送られる。
【0008】
また、図8において、252は、給紙ローラ203の両端側に、かつ給紙ローラ203と同軸上に設けられた給紙コロである。そして、この給紙コロ252は分離パッド202に常時、当接することにより、最上位のシートSaによって給紙カセット200内の直下のシートSが連れ送りされるのを防いでいる。
【0009】
また、241は給紙カセット200の前面部に設けられた前部外装カバーであり、この前部外装カバー241は、ユーザーによる給紙トレイ200の着脱操作が容易となるよう手がかりとなる形状を有している。なお、この前部外装カバー241は、カセット本体200aと一体、或いは1部材以上で構成されている。
【0010】
【特許文献1】特開平08−067359号公報(第6頁、図2)
【特許文献2】特開平07−017644号公報(第4頁、図1、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
ところで、このような構成の従来の給紙カセットにおいて、画像形成装置の画像形成(印字)速度が速くなると、これに伴ってシートSを給送する際の動作音、給紙カセット内をシートSが移動する際のシートSの摺擦音が発生する。さらに、シート後端が中板250を抜ける際のシートSが跳ねる音、シートSが給紙コロ252と分離パッド202のニップを抜ける際の音、搬送パスP内にシートが搬送される際のシート摺擦音が発生する。
【0012】
しかし、従来の給紙カセットは、前面部からの音漏れが考慮されておらず、また前部外装カバー241と搬送パスPに臨む部分の形状が加工上、或いはコストの理由から単純な面であったり、凹形状を有していたりする。このため、前面部から音が漏れるだけでなく、音の反響が起こるようになり、この結果、画像形成装置本体前部から漏れる音が増幅され、ユーザーに不快なイメージを与える恐れがあった。
【0013】
特に、給紙カセット200から送り出されたシートSaの後端が、図8にMで示す中板250と分離パッド202との間にある段差により、給紙トレイ200のパッドホルダ保持部202bに衝突する時の音が大きくなり、不快なイメージを与える恐れがあった。
【0014】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、防音効果の優れた給紙カセット及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、シートを収納する給紙カセットにおいて、シートを収納するカセット本体と、前記カセット本体の一端部に設けられ、給送されるシートを1枚ずつに分離する分離手段と、前記カセット本体の分離手段側の側端に設けられたフロント部材と、を備え、前記分離手段と前記フロント部材の前面との間に防音手段を設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明のように、シートを収納するカセット本体の一端部に設けられた分離手段と、カセット本体の分離手段側の側端に設けられたフロント部材の前面との間に防音手段を設けることにより、画像形成装置の騒音が外部に漏れるのを防ぐことができる。これにより、防音効果の優れた給紙カセット及び画像形成装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
【0018】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る給紙カセットを備えた画像形成装置の一例であるレーザービームプリンタの概略構成を示す図である。
【0019】
図1において、100はレーザービームプリンタ、101はレーザービームプリンタ本体(以下、装置本体という)、102は装置本体101に設けられ、電子写真方式により画像形成を行う画像形成部、103はシートSを給送するシート給送装置である。
【0020】
ここで、この画像形成部102はトナー像を形成する感光体ドラム7、感光体ドラム7に形成されたトナー像をシートSに転写する転写ローラ6、感光体ドラム表面を一様に帯電する帯電器9、現像器10などを備えている。なお、11は感光体ドラム7、現像器10及び帯電ローラ6等を備えたプロセスカートリッジである。
【0021】
また、シート給送装置103は、シートSを多数枚収納可能なシート収納手段である給紙カセット1と、給紙カセット1の上方に設けられ、給紙カセット1に収納されたシートSを給送するシート給送手段である高摩擦部材で形成された給紙ローラ3を備えている。
【0022】
なお、給紙カセット1は、シートSを収納するカセット本体1aと、シートSを積載すると共に、カセット本体1aに軸50aを支点に上下方向に回動自在に保持され、バネ51により給紙ローラ3に向けて付勢された中板50を備えている。そして、この中板50をコイルバネ51によって給紙ローラ3方向へ押し上げることにより、中板上のシートSを給紙ローラ3に押し付けるようにしている。
【0023】
また、この給紙カセット1には、バネ20により給紙ローラ側へ押圧される回動自在なパッドホルダ2aに保持され、中板50との間でシート束を捌き、給紙ローラ3により給紙されたシートSを一枚ずつに分離する分離手段である分離パッド2が設けられている。
【0024】
また、後述する図2に示すように給紙ローラ3の両端側には給紙ローラ3と同軸上に設けられ、分離パッド2に常時、当接する給紙コロ52が配置されており、この給紙コロ52により給紙カセット1内のシートSが連れ送りされるのを防いでいる。
【0025】
次に、このように構成されたレーザービームプリンタ100の画像形成動作について説明する。
【0026】
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号に基づき、装置本体101に設けられたレーザスキャナ22からレーザ光が、予め帯電ローラ9により表面が一様に帯電され、時計回りに回転している感光体ドラム上に照射される。これにより、感光体ドラム7表面に静電潜像が形成される。次に、現像ローラ10上のトナーにより感光体ドラム7表面の静電潜像が現像され、感光体ドラム7上にトナー像が形成される。
【0027】
一方、給紙ローラ3は、所定のタイミングで回転を始め、これに連動してコイルバネ51の力により給紙ローラ側に付勢されている中板50が上方回動し、この結果、給紙カセット1に積載されたシートSの先端部が給紙ローラ3に所定の力で圧接する。ここで、給紙ローラ3は給紙時のみ反時計回りに回転するように制御されており、圧接したシートSを摩擦力によって給紙する。なお、中板上のシートSが複数枚同時に送り出されると、分離パッド2の作用により最上位のシートSaのみ分離され、下流側へと搬送される。
【0028】
次に、このように分離パッド2によって分離された最上位のシートSaは搬送ローラ対4により更に下流側へ搬送された後、レジストユニット5により斜行補正され、この後、レジストユニット5の搬送方向下流側に位置する不図示のレジストセンサを通過する。
【0029】
ここで、このようにシートSaがレジストセンサを通過すると、レジストセンサからの信号により不図示の制御部は、シートSaの先端位置とレーザスキャナ22の発光タイミングを同期させる。これにより、斜行補正されたシートSaが感光体ドラム7と転写ローラ6とにより構成される転写部8に搬送されると、既述したように感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写ローラ6によって電気的に引きつけられてシートSaに転写される。
【0030】
なお、このようにしてトナー画像が転写されたシートSaは、この後、搬送ベルト104により加熱ユニット13と加圧ローラ14からなる定着ユニット15へ搬送され、この定着ユニット15において加熱及び加熱されることによりトナー画像が定着される。さらにこの後、中間排紙ローラ対18及び排紙ローラ対19によって装置本体上面の排紙トレイ21上へ排出される。
【0031】
ところで、図2及び図3は、本実施の形態に係る給紙カセット1の前部の構成を示すものであり、図2及び図3において、41、42は給紙カセット1の外装面を有するフロント部材を構成する前部外装カバー及びインナーカバーである。そして、これら前部外装カバー41及びインナーカバー42は、不図示のビス、或いは不図示の引っ掛け爪等で連結され、給紙カセット1のカセット本体1aに取り付けられている。なお、41Aは、前部外装カバー41に設けられ、給紙カセット1を着脱するために手がかり部である。なお、本実施の形態では、給紙カセット1の引き出し方向(図1における右側)がレーザービームプリンタ100の正面である。
【0032】
ところで、本実施の形態においては、これら前部外装カバー41の前面とインナーカバー42の間、即ちフロント部材の内部には、ハッチングで示す少なくとも1つの閉空間Xが設けられている。なお、この閉空間Xは、シート送り出し方向と直交する幅方向及び高さ方向に対して最大限になる様に、また前部外装カバー41とインナーカバー42の隙間は、極力狭くなるように構成されている。なお、給紙カセット1の左右(図1における手前側と奥側)は、装置本体101を支持する脚部(図示せず)があるため、装置本体101の左右側面からの騒音の漏れは少ない。
【0033】
ここで、この前部外装カバー41とインナーカバー42の間の閉空間Xは、既述したようにMで示す、中板50と分離パッド2との間にある段差により騒音が生じる部分に臨む位置に設けられている。そして、このような騒音が生じる部分Mに臨むように閉空間Xを設けることにより、Mで示す部分で生じる騒音が外に漏れないようにすることができ、防音効果を高めることができる。
【0034】
このように、給紙カセット1の前面を構成する前部外装カバー41と分離パッド2との間に、閉空間Xを形成することにより、装置本体101の前面からシート摺擦音や、シート跳ね音、装置本体101の稼動音等の騒音が外に漏れないようにすることができる。また、分離パッド2の近傍に閉空間Xを設けることにより、騒音が拡散するのを防ぐことができ、より効果的に低騒音化を図ることができ、防音効果を高めることができる。
【0035】
さらに、本実施の形態の場合、閉空間Xを形成するためには、特別な部品は必要とせず、既存の構成部品で形成することができることから、部品点数を増やすことなく、安価に防音効果を高めることができる。また、この閉空間Xに、ガスインジェクション成形による不活性ガス層、或いは発泡成形により発泡層を設けるようにすれば、より防音効果を高めることができ、かつ装置本体101の低騒音化を安価に達成することができる。
【0036】
次に、本発明の第2実施の形態について説明する。
【0037】
図4は、本実施の形態に係る給紙カセットの構成を説明する図である。なお、図4において、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0038】
図4において、44はインナーカバー42の上端部に設けられ、パッドホルダ2aを介して分離パッド2を保持するホルダ支持部であり、給紙カセット1の前端部は、このホルダ支持部44を含むインナーカバー42と前部外装カバー41とで構成されている。
【0039】
ここで、この保持部材であるホルダ支持部44は、パッドホルダ2aを回動自在に支持すると共に給紙ローラ3によって送り出されたシートSaが通過する搬送路の壁面を構成するものである。したがって、給紙ローラ3によってシートSaが送り出されると、シートの後端が中板50と分離パッド2との間にある段差により、このホルダ支持部44に衝突するようになる。
【0040】
そこで、本実施の形態においては、このようにシートSaの後端が衝突するホルダ支持部44に、ハッチングで示す少なくとも1つの閉空間Xを設けるようにしている。そして、このようにシートSaの後端が衝突するホルダ支持部44に少なくとも1つの閉空間Xを設けることにより、シートSaが衝突する際の騒音が外に漏れないようにすることができ、防音効果を高めることができる。
【0041】
なお、本実施の形態においては、ホルダ支持部44単体で閉空間Xを構成したが、給紙カセット1のカセット本体1aとホルダ支持部44を密着させることにより閉空間Xを構成するようにしても良い。また、この閉空間Xに、既述した第1の実施の形態と同様に、ガスインジェクション成形による不活性ガス層、或いは発泡成形により発泡層を設けるようにすれば、より防音効果を高めることができる。
【0042】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0043】
図5は、本実施の形態に係る給紙カセットの構成を説明する図である。なお、図5において、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0044】
図5において、ハッチングで示すYは吸音材であり、この吸音材Yは前部外装カバー41とインナーカバー42の間に設けられた閉空間Xに詰め込まれている。そして、このように閉空間X内に、防音材Yを詰め込むことにより、給紙カセット1の給紙時における摺擦音、紙跳ね音、シート給送装置103の稼動音等の騒音を吸収することができ、より効果的に騒音を低減させ、装置本体101の低騒音化を図ることができる。
【0045】
ここで、本実施の形態において、このような吸音材Yとして、シンサレート(登録商標)等に代表される吸音材を詰め込むようにしている。また、この吸音材Yを図4に示すホルダ支持部44に設けられた閉空間Xに詰め込むようにしても同様の効果を得ることができる。
【0046】
なお、本実施の形態においては、吸音材Yを閉空間Xに詰め込むようにしたが、閉空間Xを形成しなくとも、少なくとも前部外装カバー41と分離パッド2との間に吸音材Yを配置できれば、防音効果を得ることができる。
【0047】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0048】
図6は、本実施の形態に係る給紙カセットの構成を説明する斜視図である。なお、図6において、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0049】
図6において、43はシール材の一例である発泡シール材、101Aは装置本体101のフレーム(以下、本体側フレームという)である。そして、この発泡シール材43は、給紙カセット1を装着した際、本体側フレーム101Aとの隙間を塞ぐべく前部外装カバー41に貼付けられている。
【0050】
図7は、このような前部外装カバー41に発泡シール材43を貼付けた給紙カセット1を装置本体101に装着するときの様子を示す図であり、給紙カセット1を装着するときは、図7の(a)に示すように給紙カセット1を矢印方向に押し込むようにする。
【0051】
そして、このように給紙カセット1を押し込むと、図7の(b)に示すように発砲シール材43が、本体側フレーム101Aに押し付けられて潰れるようになり、この結果、給紙カセット1と本体側フレーム101Aの隙間が塞がれるようになる。
【0052】
このように、前部外装カバー41に発砲シール材43を設け、給紙カセット1を装置本体101に装着する際、発砲シール材43を本体側フレーム101Aに潰れた状態で圧接させることにより、本体側カセット本体101Aとの間の隙間を確実に塞ぐことができる。これにより、給紙カセット1の給紙時における摺擦音、紙跳ね音、シート給送装置103の稼動音等の騒音が外部に漏れるのを防ぐことができ、装置本体101の低騒音化を図ることができる。
【0053】
ここで、本実施の形態において、このような発泡シール材43として、エプトシーラ(登録商標)等に代表される発泡シール材43を貼り付けるようにしている。なお、この発泡シール材43は、本体側カセット本体101Aとの間の隙間を確実に塞ぐことができるならば、インナーカバー42に貼付けても、前部外装カバー41及びインナーカバー42の双方に貼付けても良い。また、発泡シール材43を本体側フレーム101Aに貼付けても良い。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る給紙カセットを備えた画像形成装置の一例であるレーザービームプリンタの概略構成を示す図。
【図2】上記給紙カセットの要部拡大図。
【図3】上記給紙カセットの要部斜視図。
【図4】本発明の第2実施の形態に係る給紙カセットの要部拡大図。
【図5】本発明の第3実施の形態に係る給紙カセットの要部拡大図。
【図6】本発明の第4実施の形態に係る給紙カセットの要部斜視図。
【図7】上記給紙カセットの装着時の状態を示す図。
【図8】従来の給紙カセットの要部拡大図。
【符号の説明】
【0055】
1 給紙カセット
1a カセット本体
2 分離パッド
3 給紙ローラ
41 前部外装カバー
42 インナーカバー
43 発泡シール材
44 ホルダ支持部
100 レーザービームプリンタ
101 レーザービームプリンタ本体(装置本体)
101A 本体側フレーム
102 画像形成部
103 シート給送装置
S シート
X 閉空間
Y 吸音材




 

 


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