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画像形成装置 - キヤノン株式会社
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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22794(P2007−22794A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−211219(P2005−211219)
出願日 平成17年7月21日(2005.7.21)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 仁平 広宣
要約 課題
画像形成装置本体から画像形成装置本体に接続された給紙装置に対して、通信を使って記録紙の搬送制御の開始および停止を指示する画像形成装置において、通信によるタイムラグがあった場合でも、所望の位置で記録紙の搬送制御を停止させる。

解決手段
増設可能な給紙装置20を有し、前記給紙装置20から記録紙を給紙する給紙手段と、前記給紙装置20から給紙した記録紙の位置を検出する記録紙位置検出手段501と、前記給紙装置20より給紙された前記記録紙の種類を判別する記録紙判別手段100とを有し、前記給紙装置20から給紙された記録紙を所定の位置で停止させた状態で前記記録紙判別手段100によって前記記録紙の種類を判別する動作を実行する画像形成装置において、前記給紙装置20は、前記記録紙位置検出手段501によって、搬送中の記録紙の先端を検出したタイミングを基準に、前記所定の位置で前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定する記録紙搬送手段を有することを特徴とする画像形成装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
増設可能な給紙装置を有し、前記給紙装置から記録紙を給紙する給紙手段と、前記給紙装置から給紙した記録紙の位置を検出する記録紙位置検出手段と、前記給紙装置より給紙された前記記録紙の種類を判別する記録紙判別手段とを有し、前記給紙装置から給紙された記録紙を所定の位置で停止させた状態で前記記録紙判別手段によって前記記録紙の種類を判別する動作を実行する画像形成装置において、前記給紙装置は、前記記録紙位置検出手段によって、搬送中の記録紙の先端を検出したタイミングを基準に、前記所定の位置で前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定する記録紙搬送手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
更に、前記画像形成装置と前記給紙装置との間でデータ送受信を行うためのシリアル通信手段を有し、前記給紙装置は、前記シリアル通信手段によって前記画像形成装置から送信される指示信号に基づいて動作することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
記録紙搬送手段は、記録紙を給紙した給紙装置と前記記録紙判別手段との距離から、前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
記録紙搬送手段は、該給紙装置より上流に接続された給紙装置から記録紙が給紙された場合には、搬送動作のみを開始し、前記記録紙位置検出手段によって、上流の給紙装置から搬送された記録紙の先端を検出したタイミングと、該給紙装置と前記記録紙位置検出手段との距離より、前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
記録紙搬送手段は、前記画像形成装置から予め指定された前記画像形成装置と前記給紙装置の距離情報と、前記記録紙位置検出手段によって記録紙の先端を検出したタイミングとにより、前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
給紙装置を有する画像形成装置であって、
増設可能なオプション給紙装置と、
前記給紙装置から給紙された記録紙の先端を検出する第1検出手段と、
前記オプション給紙装置から給紙された記録紙の先端を検出する第2検出手段と、
前記給紙装置または前記オプション給紙装置から給紙される前記記録紙を所定の位置で停止させる記録紙搬送制御手段と、
前記所定位置で前記記録紙の種類を判別する記録紙判別手段と、
前記記録紙搬送制御手段は、前記給紙手段から記録紙を給紙する場合には、前記第1検出手段が記録紙の先端を検出したタイミングに基づいて記録紙の停止タイミングを決定し、
前記オプション給紙手段から記録紙を給紙する場合には、前記第2検出手段が記録紙の先端を検出したタイミングと前記第2検出手段と前記記録紙判別手段との間の距離情報とに基づいて、前記記録紙の停止タイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置に関するものであり、記録紙の紙種判別を行うために記録紙の搬送を停止する機能を有し、かつ、記録紙を給紙する複数の給紙装置を有した画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
複写機・レーザプリンタ等の画像形成装置は、一般に、給紙部から画像形成部に記録紙を給紙搬送して、中間転写ベルトによる転写方式(間接方式)あるいは直接方式にて画像形成を実行させ、画像形成済みの記録紙を排紙部に排出させるものである。
【0003】
画像形成装置本体および給紙装置はそれぞれ個別のCPUにより制御されており、画像形成装置本体のCPUは、画像形成装置本体に接続された各給紙装置のCPUに対して、通信手段(例えばシリアル通信)を介して制御を指示し、給紙装置のCPUは、画像形成装置本体のCPUから受け取った指示に従って制御を行う。
【0004】
このような構成において、画像形成装置本体に接続した給紙装置から記録紙の給紙を行う場合、画像形成装置本体CPUは、給紙装置CPUに対してモータ駆動開始、給紙開始を指示し、記録紙を画像形成装置本体に向けて搬送する。画像形成装置本体CPUは、記録紙の種類を判別するセンサに記録紙が到達したタイミングで、記録紙の種類を判別するため、画像形成装置本体の給紙動作を停止し、給紙装置CPUに対して給紙動作停止を指示する。なお、この記録紙の判別動作については、例えば、下記特許文献1に記載されている。
【0005】
しかしながら、CPU間のデータ授受はシリアル通信を介して行われるため、画像形成装置本体のCPUから給紙装置のCPUに指示が伝わるまでには、本体CPU処理時間T1およびオプションCPU処理時間T2の和のタイムラグTdが生じる(図9を参照)。このタイムラグTdがごく小さい場合には、所望の位置に記録紙を停止することができる(図10−(A))。しかし、タイムラグTdが大きい場合、例えば、CPUでの処理負荷が大きい場合に通信を行う場合等には、給紙装置の搬送動作によって記録紙が搬送される距離が大きくなり、記録紙の先端が停止位置を越え、画像書き出し位置に影響が出る(図10−(B))。あるいは、記録紙の一部に変形(図10−(C))が生ずるといった問題が発生する。
【0006】
また、画像形成装置の高速化によって、記録紙の給紙及び搬送速度が更に高速化された場合は、単位時間あたりに記録紙が搬送される距離が大きくなるため、通信によるタイムラグによって記録紙先端が停止位置を越えてしまう場合がある。
【特許文献1】特開2003−302885号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このような問題は図9、10にあるように給紙装置が複数重ねられて接続される構成において、画像形成装置本体に対して離れた距離にある下段の給紙装置から記録紙を給紙して搬送する場合に発生する。
【0008】
給紙装置のそれぞれのオプションCPUと画像形成装置本体のCPUとの通信距離が長くなること、そして、給紙装置から画像形成装置本体への記録紙の搬送速度が高速化されることによって、通信のために必要な時間によるタイムラグが大きく影響するようになる。
【0009】
本発明は叙上の点に着目して成されたもので、画像形成装置本体から画像形成装置本体に接続された給紙装置に対して、通信を使って記録紙の搬送制御の開始および停止を指示する画像形成装置において、通信によるタイムラグがあった場合でも、所望の位置で記録紙の搬送動作を停止させることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この問題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
【0011】
(1)増設可能な給紙装置を有し、前記給紙装置から記録紙を給紙する給紙手段と、前記給紙装置から給紙した記録紙の位置を検出する記録紙位置検出手段と、前記給紙装置より給紙された前記記録紙の種類を判別する記録紙判別手段とを有し、前記給紙装置から給紙された記録紙を所定の位置で停止させた状態で前記記録紙判別手段によって前記記録紙の種類を判別する動作を実行する画像形成装置において、前記給紙装置は、前記記録紙位置検出手段によって、搬送中の記録紙の先端を検出したタイミングを基準に、前記所定の位置で前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定する記録紙搬送手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【0012】
(2)更に、前記画像形成装置と前記給紙装置との間でデータ送受信を行うためのシリアル通信手段を有し、前記給紙装置は、前記シリアル通信手段によって前記画像形成装置から送信される指示信号に基づいて動作することを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0013】
(3)記録紙搬送手段は、記録紙を給紙した給紙装置と前記記録紙判別手段との距離から、前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定することを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0014】
(4)記録紙搬送手段は、該給紙装置より上流に接続された給紙装置から記録紙が給紙された場合には、搬送動作のみを開始し、前記記録紙位置検出手段によって、上流の給紙装置から搬送された記録紙の先端を検出したタイミングと、該給紙装置と前記記録紙位置検出手段との距離より、前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定することを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0015】
(5)記録紙搬送手段は、前記画像形成装置から予め指定された前記画像形成装置と前記給紙装置の距離情報と、前記記録紙位置検出手段によって記録紙の先端を検出したタイミングとにより、前記記録紙の搬送を停止するタイミングを決定することを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0016】
(6)給紙装置を有する画像形成装置であって、
増設可能なオプション給紙装置と、
前記給紙装置から給紙された記録紙の先端を検出する第1検出手段と、
前記オプション給紙装置から給紙された記録紙の先端を検出する第2検出手段と、
前記給紙装置または前記オプション給紙装置から給紙される前記記録紙を所定の位置で停止させる記録紙搬送制御手段と、
前記所定位置で前記記録紙の種類を判別する記録紙判別手段と、
前記記録紙搬送制御手段は、前記給紙手段から記録紙を給紙する場合には、前記第1検出手段が記録紙の先端を検出したタイミングに基づいて記録紙の停止タイミングを決定し、
前記オプション給紙手段から記録紙を給紙する場合には、前記第2検出手段が記録紙の先端を検出したタイミングと前記第2検出手段と前記記録紙判別手段との間の距離情報とに基づいて、前記記録紙の停止タイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、複数の給紙装置が接続可能な装置において、給紙装置から給紙した記録紙を所望の位置で停止させることが可能となる。
【0018】
また、本発明は個別に駆動制御が可能な給紙装置が複数接続された画像形成装置において、接続した給紙装置から記録紙の給紙を行い、記録紙の種類判別のために搬送を停止する場合、給紙装置自身が搬送を停止する位置までの距離を判断し、その距離だけ記録紙を搬送する、あるいは、画像形成装置から予め指示された距離だけ、記録紙の搬送を行うことで、画像形成装置本体のCPUと給紙装置のCPUとでの通信によるタイムラグを気にする必要がなくなり、所望の位置で記録紙の搬送を停止させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
【実施例1】
【0020】
図1は本実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。本実施形態においては画像形成装置として多色画像を形成しうるカラーレーザープリンタを例に用いる。まず、画像形成装置の全体構成および各部の詳細な構成について説明し、続いて、本体給紙部20aおよび20bならびに20cで構成された場合の給紙駆動制御フローについて詳細を説明する。
【0021】
(全体構成)
図1に示す画像形成装置は、4個の像担持体である感光体ドラム1a〜1dを有している。それぞれの感光体ドラム1の周囲には回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を一様に帯電する帯電手段2a〜2d、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段3a〜3d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段4a〜4d、感光体ドラム1上のトナー像をシートに転写させる転写部材5a〜5d、転写後の感光体ドラム1表面に残留した転写後トナーを除去するクリーニング手段6a〜6d等が配設されて、画像形成手段が構成されている。
【0022】
ここで、感光体ドラム1と帯電手段2、現像手段4、クリーニング手段6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7a〜7dを形成している。
【0023】
給送部20a〜20cから給送されたシートは、搬送ベルトで構成した搬送手段9によって上記画像形成手段へ搬送され、各色のトナー像が順次転写されて多色画像が形成された後、定着手段10で加熱定着されて排出ローラ対11、12によって排出部13に排出、積載される。
【0024】
(給送部)
本体給送部20aから画像形成する際には、カセットピックアップローラ21aによって一枚ずつシートが分離給送され、カセット搬送ローラ22aを介してレジストローラ15によって搬送手段9に搬送される。
【0025】
オプション給紙装置としての1段目給紙部20bから画像形成する際には、1段目給紙部20bカセットのピックアップローラ21bによって一枚ずつシートが分離給送され、1段目給紙部20bカセットの搬送ローラ22b、1段目給紙部20bの中間搬送ローラ23を介してレジストローラ15によって搬送手段9に搬送される。
【0026】
オプション給紙装置としての2段目給送部20cから画像形成する際には、2段目給紙部20cカセットのピックアップローラ21cによって一枚ずつシートが分離給送され、2段目給紙部20cカセットの搬送ローラ22c、2段目給紙部20cの中間搬送ローラ24、1段目給紙部20bの中間搬送ローラ23を介してレジストローラ15によって搬送手段9に搬送される。
【0027】
(画像形成部)
像担持体としての感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1はその両端部をフランジによって回転自在に支持しており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図に対して反時計回りに回転駆動される。
【0028】
各帯電手段2は、ローラ状に形成された導電性のローラで、これを感光体ドラム1表面に当接させると共に、図示しない電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
【0029】
露光手段3はポリゴンミラーを有し、このポリゴンミラーには図示しないレーザーダイオードから画像信号に対応する画像光が照射される。
【0030】
現像手段4は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部4a1〜4d1、感光体表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印可することにより現像を行う現像ローラ4a2〜4d2等から構成される。
【0031】
また、後述する転写搬送ベルト9aの内側には、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向して、転写搬送ベルト9aに当接する転写部材5a〜5dがそれぞれ併設されている。これら転写部材5a〜5dは図示しない転写バイアス用電源で接続されており、転写部材5a〜5dから正極性の電化が転写搬送ベルト9aを介してシートに印加され、この電界により感光体ドラム1に接触中のシートに、感光体ドラム1上の負極性の各色トナー像が順次転写され、多色画像が形成される。
【0032】
(シート搬送詳細)
給送部20a〜20cより給送されたシートは、搬送手段9によって画像形成領域に搬送される。搬送手段9を構成する記録材担持体としての転写搬送ベルト9aは、駆動ローラ9bと従動コロ9c、9dの3本のローラで張架支持され、すべての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されている。転写搬送ベルト9aは、感光体ドラム1に対向する外周面にシートを静電吸着して上記感光体ドラム1にシートを接触させるべく、駆動ローラ9bによって循環移動する。これによりシートは転写搬送ベルト9aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写される。
【0033】
また、転写搬送ベルト9aの最上流位置には、該ベルト9aと共にシートを挟持し、かつシートをベルト9aに吸着させる吸着ローラ9eが配設されている。シートの搬送に際しては、前記吸着ローラ9eに電圧を印加することで、対向している設置された従動コロ9cとの間に電界を形成し、転写搬送ベルト9a及びシートの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
【0034】
(定着部)
定着手段10は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとを有している。弾性加圧ローラ10bは定着ベルト10aを挟み、ベルトガイド部材と所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
【0035】
定着ニップ部が所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートが定着ニップ部Nの定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入され、定着ニップ部において画像面が定着ベルト10aの外面に密着して定着ベルト10aと一緒に定着ニップ部を挟持搬送されていく。
【0036】
この定着ニップ部Nを定着ベルト10aと一緒にシートが挟持搬送されていく過程において、定着ベルト10aで加熱され、シート上の未定着トナー画像が加熱定着される。
【0037】
(画像形成装置システム構成)
図2に示すように、画像形成装置は、ホストコンピュータ301から送られて来た所定の記述言語の画像情報を受信して展開し、これを各色成分がブラック、シアン、マゼンタ、イエローの画像信号として出力するプリンタコントローラ302と主にメカニカル制御を行うエンジンコントローラ303とで構成される。
【0038】
プリンタコントローラ302とエンジンコントローラ303との間には、画像信号以外にも種々の制御信号がシリアル通信の形で授受される。これらの信号には、エンジンコントローラ303からプリンタコントローラ302に送出するページの副走査方向の同期信号である垂直同期信号(TOPSYNC)、主走査方向の同期信号である水平同期信号(LSYNC)等がある。プリンタコントローラ302は、入力されたR、G、Bの画像信号を公知であるマスキング(下色除去法)処理が施されブラック、シアン、マゼンタ、イエローの画像信号に変換された後に、画像信号をFiFo(FastInFastOut)に入力されプリンタコントローラ302とエンジンコントローラ303の時間軸変換を行い画像データ転送用クロック(VCLK)に同期して画像信号を順次出力する。
【0039】
(記録紙の給紙及び搬送制御)
以下で、画像形成装置本体に接続された給紙装置20bから搬送された記録紙の種類判別を行う場合の画像形成装置本体の制御、および、給紙装置20bの制御について説明する(図3を参照)。
【0040】
記録紙の種類判別は、給紙装置から搬送された記録紙を記録紙判別センサ100の位置で停止させて、画像形成装置本体により実行される。記録紙の種類の判別後、画像形成装置本体は、検出した記録紙の種類に最適な画像形成条件に変更し、その条件に基づいて、記録紙の搬送を再開し、画像形成を行う。
【0041】
図4は、給紙装置20bから搬送された記録紙の種類を判別する場合の画像形成装置本体のフローチャートである。記録紙の種類を判別する場合、画像形成装置本体は、レジストローラ15(給紙装置20bから記録紙判別センサまでに設けた搬送ローラ)の駆動を開始し(S101)、給紙装置20bに対して搬送ローラ22bの駆動を指示する(S102)。給紙装置20bは、搬送ローラ22bの駆動指示を受けて、搬送ローラ22bの駆動を開始する。その後、画像形成装置は、給紙装置20bに対して、給紙開始指示を行う(S103)。給紙装置20bは、給紙開始指示を受信すると給紙動作を開始する。画像形成装置本体は、給紙装置20bから給紙された記録紙の先端をレジストセンサ(図3の501)で検出し、記録紙が記録紙判別センサ100の位置まで到達した時点で、レジストローラ15を停止し、給紙装置20bへ搬送停止コマンドを送信する(S104、S105、S106)。給紙装置20bは、搬送停止コマンドを受信すると、記録紙搬送を中断する。
【0042】
以上に述べたように、給紙装置20bから給紙された記録紙を停止するために、シリアル通信を用いており、例えばシリアル通信エラーが発生した、あるいは、CPUの処理負荷が大きい場合にシリアル通信の負荷が増して処理遅延が生じた場合には、給紙装置20bへの指示が遅れ、所望の位置で記録紙を停止できない場合がある。その結果、記録紙の先端が停止位置を越えたり(図10−(B))、記録紙の一部が搬送路内で折れ曲がったりする(図10−(C))という問題が発生することがある。
【0043】
また、より給紙及び搬送速度を高速化した画像形成装置の場合には、通信によるタイムラグによって記録紙の先端が停止位置を越えてしまう場合が発生することがある。
【0044】
そこで、本実施例では、シリアル通信の遅延が発生した場合、また、装置が高速化された場合でも、所望の位置に記録紙の搬送を停止させる搬送制御の方法について説明する。
【0045】
図5−(A)は、画像形成装置本体の処理を説明するためのフローチャートである。画像形成装置本体は、レジストローラ15の駆動を開始し、給紙装置20bに対して記録紙判別位置搬送コマンドを送信する(S201、S202)。画像形成装置は、レジストセンサ501により記録紙の先端を検知し、そのタイミングを起点として記録紙判別センサ100まで記録紙の搬送を行う(S203)。画像形成装置は、記録紙判別センサ100まで記録紙の搬送が完了した時点で、給紙装置20aの搬送を停止する(S204)。
【0046】
以下、図5−(B)で、給紙装置20bが記録紙を判別する位置まで搬送する指示を受けた場合の処理を説明する。給紙装置20bは記録紙判別位置搬送コマンドを受信すると、給紙動作を開始する(S301)。給紙装置20bは給紙した記録紙を記録紙位置センサ25bで検知すると、その位置から画像形成装置のレジストセンサ501までの距離、および、レジストセンサ501から記録紙の種類を判別する位置までの距離だけ、記録紙の搬送を行って、記録紙の搬送を終了する(S302、S303、S304)。
【0047】
以上のように、記録紙の先端が記録紙位置センサ25bに到達したタイミングを基準に、所定の距離だけ記録紙の搬送を行うことによって、シリアル通信の遅延が発生した場合でも、所望の位置で記録紙の搬送を停止することが可能となる。
【0048】
なお、画像形成装置本体に最も近い給紙装置20aから記録紙を給紙する場合には、記録紙を給紙した後、記録紙の先端をレジストセンサ501で検知して、検知したタイミングを基点にして、記録紙判別センサ100まで記録紙を搬送させて搬送動作を停止させる。
【0049】
記録紙を停止させた状態で記録紙判別センサ100で記録紙の判別動作後、記録紙の搬送を再開する。
【実施例2】
【0050】
第1の実施例では、画像形成装置本体に給紙装置が1つだけ接続された場合について説明した。本実施例では、複数の給紙装置が画像形成装置本体に接続された場合の処理について述べる。
【0051】
図6は、本実施例での画像形成装置の構成を示しており、画像形成装置本体に給紙装置20bおよび給紙装置20cが接続された状態で、給紙装置20cから記録紙の給紙を行う。図7は、給紙装置20bおよび給紙装置20cが、記録紙を判別する位置まで搬送する指示を受けた場合の処理を示すフローチャートである。
【0052】
給紙装置20cは、記録紙判別位置搬送コマンドを受信すると、搬送動作を開始する(S401)。給紙装置20cは、受信したコマンドの宛先が自身宛かどうかを確認する(S402)。自分宛のコマンドであることを確認した場合、給紙装置20cは記録紙の給紙動作を開始する(S403)。給紙装置20cは、給紙した記録紙を記録紙位置センサ25cで検知すると、その位置から画像形成装置のレジストセンサ501までの距離、および、レジストセンサ501から記録紙の種類を判別する位置までの距離だけ、記録紙の搬送を行って、記録紙の搬送を終了する(S404、S405、S406)。
【0053】
給紙装置20bは、記録紙判別位置搬送コマンドを受信すると、搬送動作を開始する(S401)。給紙装置20bは、受信したコマンドの宛先が自身宛ではないため、給紙動作は行わない(S402)。給紙装置20bは、給紙装置20cから給紙された記録紙を記録紙位置センサ25bで検知すると、その位置から画像形成装置のレジストセンサ501までの距離、および、レジストセンサ501から記録紙の種類を判別する位置までの距離だけ、記録紙の搬送を行って、記録紙の搬送を終了する(S404、S405、S406)。
【0054】
以上のように、給紙装置20bおよび給紙装置20cは、それぞれ、記録紙位置センサ25bおよび25cに記録紙の先端が到達したタイミングを基準に所定の距離だけ記録紙の搬送を行うことによって、複数の給紙装置が接続された状態で、シリアル通信の遅延が発生した場合でも、所望の位置で記録紙の搬送を停止することが可能となる。
【実施例3】
【0055】
第1、第2の実施例では、画像形成装置本体に接続されている給紙装置が、記録紙位置センサで記録紙の位置を検知したタイミングを基準として、給紙装置が接続されている位置から記録紙判別センサまでの距離を予め知っている場合の、搬送停止を行う手法について述べた。本実施例では、画像形成装置本体から予め指定された距離情報をもとに、搬送停止の制御について説明する。
【0056】
図8―(A)は、画像形成装置本体の処理を説明するためのフローチャートである。画像形成装置本体は、レジストローラの駆動を開始し(S501)、給紙装置20aに対して記録紙判別位置搬送コマンドを送信する(S502、S503)。画像形成装置は、レジストセンサ501により記録紙の先端を検知し、そのタイミングを起点として記録紙判別センサ100まで記録紙の搬送を行う(S504)。画像形成装置は、記録紙判別センサ100まで記録紙の搬送が完了した時点で、給紙装置20aの搬送を停止する(S505)。
【0057】
以下、図8−(B)で、給紙装置20bが記録紙を判別する位置まで搬送する指示を受けた場合の処理を説明する。給紙装置20bは記録紙判別位置搬送コマンドを受信すると、給紙動作を開始する(S601)。給紙装置20bは給紙した記録紙を記録紙位置センサ25bで検知すると、画像形成装置本体から予め受信した距離情報をもとに、その距離分だけ記録紙の搬送を行って、記録紙の搬送を終了する(S602、S603、S604、S605)。
【0058】
以上のように、記録紙の先端が記録紙位置センサ25bに到達したタイミングを基準に、予め画像形成装置本体から送信された距離情報に従って搬送を行うことで、シリアル通信の遅延が発生した場合でも、所望の位置で記録紙の搬送を停止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す説明概略図
【図2】画像形成装置システム構成図
【図3】実施例1での要部構成の断面説明図
【図4】従来の搬送制御フローチャート
【図5】(A)(B)画像形成装置と給紙装置の搬送制御のフローチャート
【図6】実施例2での要部構成の断面説明図
【図7】給紙装置の搬送制御フローチャート
【図8】(A)(B)搬送距離を指定する場合のフローチャート
【図9】一般的な画像形成装置の通信遅延説明図
【図10】(A)(B)(C)図9の構成より生ずる通信時間が記録紙に及ぼす影響の概念図
【符号の説明】
【0060】
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 露光手段
4 現像手段
5 転写部材(記録紙に相当)
6 クリーニング手段
7 プロセスカートリッジ
8 給送部
9 搬送手段
10 定着手段
13 排紙部
15 レジストローラ
20 給紙部(給紙装置に対応)
22a、22b、22c カセット搬送ローラ
25b、25c 記録紙位置センサ
100 記録紙判別センサ(記録紙判別手段に対応)
101 LED
102 CMOSセンサ
103 演算部
104 記憶部
301 ホストコンピュータ
302 プリンタコントローラ
303 エンジンコントローラ
501 レジストセンサ(記録紙位置センサに相当)




 

 


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