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発明の名称 画像形成装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22768(P2007−22768A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−208711(P2005−208711)
出願日 平成17年7月19日(2005.7.19)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 宮嶋 純
要約 課題
熱によって糊を溶解する糊付けくるみ製本機能をもった画像形成装置において、糊付けくるみ製本の成果物を素早く得ることを目的とする画像形成装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体の提供。

解決手段
糊を溶解することで糊付け製本を行なう後処理装置において、糊付け製本ジョブ動作時に始めて糊溶解を開始するのではなく、糊付け製本ジョブ設定時、あるいは指定時刻に糊溶解を開始することを特徴とする画像形成装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置から排出された用紙を糊付け製本を行なう後処理手段と、
糊付け製本を制御する制御手段と、
糊付け製本の設定を行なう設定手段を有する画像形成装置において、
前記糊付け製本後処理手段には糊を溶解する溶解手段を有し、前記糊溶解手段は、糊付け製本設定手段によって動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
画像形成装置から排出された用紙を糊付け製本を行なう後処理手段と、
糊付け製本を制御する制御手段と、
時刻設定を行なう時刻設定手段を有する画像形成装置において、
前記糊付け製本後処理手段には糊を溶解する溶解手段を有し、前記糊溶解手段は、前記時刻設定手段によって設定された時刻に動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
画像形成装置から排出された用紙を糊付け製本を行なう後処理工程と、
糊付け製本を制御する制御工程と、
糊付け製本の設定を行なう設定工程を有する画像形成装置の制御方法において、
前記糊付け製本後処理工程には糊を溶解する溶解工程を有し、前記糊溶解工程は、糊付け製本設定工程によって動作を開始することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項4】
画像形成装置から排出された用紙を糊付け製本を行なう後処理工程と、
糊付け製本を制御する制御工程と、
時刻設定を行なう時刻設定工程を有する画像形成装置の制御方法において、
前記糊付け製本後処理手段には糊を溶解する溶解工程を有し、前記糊溶解工程は、前記時刻設定工程によって設定された時刻に動作を開始することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項5】
請求項3または4に記載された画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラム。
【請求項6】
請求項3または4に記載された画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御方法に係わり、特に糊付け製本処理を行なう後処理装置を有する画像形成装置および画像形成装置の制御方法、画像形成プログラム、画像形成プログラムが格納されたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル複合機において画像形成装置本体によって画像が記録された用紙を、フィニッシャと呼ばれる後処理装置によって、穴あけ、ステイプル、中綴じ、糊付け製本などの加工が行なえるようになってきている。
【0003】
中でも糊付け製本においては多種多様の様式のものが提案されている。
【0004】
たとえば特許文献1では、予め熱によって溶解される糊が塗られている用紙(ホットメルト・バインド用カバー)を用いて行なう糊付け製本が提案されている。
【0005】
一方、特許文献2では、表紙ではなく、製本の背の部分だけを止めるテープ(バインドテープ)によって行なう糊付け製本が提案されている。
【0006】
これらの製本は予め糊が塗られた紙やテープによって製本を実現するため、ユーザーの好みの用紙で表紙を作成することができない(特許文献1)問題や、表紙の背の部分に印字が行なえない(特許文献2)といった問題があった。
【0007】
そのため最近は特許文献3、特許文献4で提案されている中紙となる用紙束に対して糊付けを行い、ユーザーが選んだ中紙より一回り大きい用紙によってくるむ、くるみ製本が提案されている(図11を参照)。
【特許文献1】特開平10−194564号公報
【特許文献2】特開平10−264550号公報
【特許文献3】特開2004−115172号公報
【特許文献4】特開2004−209870号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献3や特許文献4によって、予め糊が塗られた紙やテープを使わずに製本機能を実現できるようになったため、より市販の製本と同等の成果物を印刷機ではなく、デジタル複合機で得られるようになった。更に特許文献4においては、糊付けを行なったくるみ製本成果物の3辺を裁断することにより、より市販の製本に近づいた成果物を得ることができる。
【0009】
しかし、予め糊が塗られた紙やテープを使わずに、普通の用紙に対して糊を塗布するため、糊を保存する容器(桶)が必要になる。そして、その容器(桶)にたまっている糊は常時液状ではなく平温時は固形となっているため、用紙に塗布する前には熱によって糊を溶解する必要が生じる。熱によって糊を溶解する方式は特許文献1のホットメルト・バインド用カバーや、特許文献2のバインドテープも同様であるが、紙やテープのように薄く塗布された糊は短時間で溶解できるが、容器(桶)にある大量の糊を溶解する必要があるため、特許文献3や特許文献4で提案されているくるみ製本方式では糊を溶解し、糊を塗布するまでに時間がかかり、ユーザーが成果物を得るまでに待たされるという問題が考えられる。
【0010】
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、糊付けくるみ製本の成果物を素早く得ることができる画像形成装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明の第1の実施例では、
画像形成装置から排出された用紙を糊付け製本を行なう後処理手段(後処理装置230)と、
糊付け製本を制御する制御手段(制御部110)と、
糊付け製本の設定を行なう設定手段を有する画像形成装置(図6−2 くるみ製本キー6002)において、
前記糊付け製本後処理手段には糊を溶解する溶解手段(糊溶解ヒータ304)を有し、前記糊溶解手段は、糊付け製本設定手段によって動作を開始することを特徴とする。
【0012】
また第2の実施例では、
画像形成装置から排出された用紙を糊付け製本を行なう後処理手段(後処理装置230)と、
糊付け製本を制御する制御手段(制御部110)と、
時刻設定を行なう時刻設定手段(図7−3)を有する画像形成装置において、
前記糊付け製本後処理手段には糊を溶解する溶解手段(糊溶解ヒータ304)を有し、前記糊溶解手段は、前記時刻設定手段によって設定された時刻に動作を開始することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、熱によって糊を溶解する糊付けくるみ製本機能をもった画像形成装置において、糊付けくるみ製本の成果物を素早く得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【実施例】
【0015】
本発明の実施例にかかわる画像入出力システムの全体構成を、図1を参照しながら説明する。
【0016】
リーダー部(画像入力装置)1は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部1は、原稿を読み取るための機能を制御するスキャナーユニット104と、原稿用紙を搬送するための機能を制御する原稿給紙ユニット101とで構成される。
【0017】
プリンタ部(画像出力装置)2は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部2は、複数種類の記録紙カセットを制御する給紙ユニット310と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を制御するマーキングユニット320と、印字された記録紙を機外へ出力する機能を制御する排紙ユニット330とステイプルや糊付け製本を行なうフィニッシャ部230で構成される。
【0018】
制御装置110は、リーダー部1、プリンタ部2と電気的に接続され、さらにネットワーク4000を介して、ホストコンピュータ4001、4002と接続されている。
【0019】
制御装置110は、リーダー部1を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部2を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部1から読み取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク4000を介してホストコンピュータへ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからネットワーク4000を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部2に出力するプリンタ機能、を提供する。
【0020】
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザーI/Fを提供する。
【0021】
図2は第1の実施の形態に係る画像入出力装置のリーダー部1及びプリンタ部2の各機構部の構成を示す断面図である。
【0022】
原稿給送装置101上に積載された原稿は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送される。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送されると、スキャナ部のランプ103が点灯、かつスキャナーユニット104が移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー105、106、107、レンズ108を介してCCDイメージ・センサー部109(以下CCDと称する)によって読み取られる。CCD109から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部のコア部へ転送される。
【0023】
プリンタ部2各部の構成を動作と共に詳述すると、プリンタ部2のレーザ発光部201は、画像入出力制御部のコア部から出力された画像データに応じたレーザ光を発光する。該レーザ光は感光ドラム211に照射され、感光ドラム211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。該感光ドラム211に形成された潜像の部分には、現像器212によって現像剤が付着される。
【0024】
プリンタ部は用紙格納部として、それぞれ引き出し上の形状をしたカセット214、カセット215、カセット225、カセット226、そして、機外に露出しているトレイ上の手差し給紙段227を備えている。従来では手差し給紙段227を除き、カセットを引き出し、そのカセットに用紙を補給し、カセットを閉めることによって用紙補給を行なっている。
【0025】
そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット214、カセット215、カセット225、カセット226、手差し給紙段227のいずれかから記録紙を給紙し、転写部216で、感光ドラム211に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は搬送ベルトによって、定着部217に搬送され、定着部217の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。その後、定着部217を通過した記録紙は搬送路219を通り、フィニッシャ部230へ導かれる。
【0026】
また、両面記録が設定されている場合は、定着部217を通過したあと、フラッパ220によって、図示しない反転パスによって記録紙を反転した後、再給紙搬送路221へ導かれる。再給紙搬送路221へ導かれた記録紙は上述したタイミングで再度、転写部216へ給紙される。そして、転写部216、定着部217を通過した後フィニッシャ部230へ導かれる。
【0027】
フィニッシャ部230へ導かれた記録紙は、くるみ製本機能が有効でない場合には、方向変更材232、235を制御し、搬送路233を経由して排紙トレイ256へ導かれる。またパンチ機能が働いている場合は、パンチユニット290においてパンチ穴あけを行ために方向変更材232、235を制御し、パンチユニット290に導く。同様にステイプル機能がはたらいている場合も、ステイプルユニット280においてステイプルを行なうために、方向変更材232、235を制御する。ステイプルユニットは、ステイプルの種類に応じたステイプルを行い、後処理を行なった記録紙は排紙トレイ256へ排出される。
【0028】
まず表紙をつけるくるみ製本の動作を図3−1から図3−7に従い説明する。なお図3−1から図3−3において記録紙を太く示しているが、紙の位置を明示するための表示である。記録紙は1枚である。一方、図3−4の中紙は紙束を示す。
【0029】
図3−1に示すように方向変更材232は、転写紙を転写紙パス233に誘導するように方向を変える。ローラー270、271により搬送させる。
【0030】
続いて図3−2に示すように、方向変更材235は転写紙をスタック部236に誘導するように方向を変更する。
【0031】
同様にして図3−3に示すように、くるみ製本の中紙をすべてスタック部236に収納する。
【0032】
続いて、図3−4に示すように、くるみ製本の表紙を搬送する。方向変更材232を表紙パス234に表紙を誘導するように方向を変える。表紙の半分の位置がローラー243とローラー239の半分の位置にくるようにローラー243、239を回転させる。
【0033】
このときに、糊付けユニット300を奥から手前まで移動することにより転写紙に糊付けを行なう。糊付けユニットの詳細は後述する。糊付けユニットは固形の糊をヒータ部304であらかじめ定められた温度まで熱することにより糊付け可能としている。
【0034】
続いて糊付けの終わった中紙を表紙に糊付けする。
【0035】
図3−5に示すように、糊付けユニット300は、ローラー237と238が回転することにより所定の位置に退避し、ローラー272と273が下方向に中紙を移動するように回転する。中紙が表紙につく位置までと、ローラー273と273回転を停止する。この状態で所定の時間放置する。以上により糊付けが行われる。このとき表紙を折るために、折材277が動作し表紙を織り込む。
【0036】
続いて図3−6に示すように、糊付け位置にある部材242が移動し、糊付けされた製本の端そろえを行なうために、端部を裁断する位置に誘導するように部材242が移動する。このとき部材274、275が糊付け製本を倒すように移動する。
【0037】
図3−7に示すように位置制御部材252が移動することによりトリマーターンテーブル255上の位置を制御する。トリマーターンテーブル上に積載された製本はトリマーユニット247から出るカッター248が昇降することにより端部を裁断する。トリマーターンテーブル255は、90度、180度回転することにより用紙の3方を裁断することができる。裁断された製本は、位置制御部材252がトレイ257方向に移動し、ローラー249、253、251、254が回転することによりトレイ257に排出される。
【0038】
次に糊付けユニット300の詳細を示す。
【0039】
図4−1は糊付けユニットを真上から見た図、図4−2は糊付けユニットを真横から見た図である。糊付けユニットは記録紙に直接糊付けを行なう円筒形の部材301、糊が格納されている容器(桶)302、糊303、固形糊を溶解するためのヒータ304、糊付けユニットを奥から手前へ移動するためのモータ305、モータ305と直結し、糊付けユニットとモータ305と一緒に動くピニオン306、そのピニオンに対応するラック307から構成されている。
【0040】
容器302内にある糊303は平温時は固形となっているため、ヒータ304によって溶解する。溶解された糊303は記録紙に直接糊付けを行なう部材301に絡まり、モータ305が動作して、奥から手前へ移動すると同時に、円筒形の部材301も回転し、溶解した糊を記録紙に塗布していく。そしてピニオン306、ラック307によって、モータ305の回転動作は奥から手間への移動動作にも使われ、記録紙に糊を奥から手前に塗布することが可能となる。
【0041】
続いて図5を用いて操作部150について説明する。
【0042】
600はLCDタッチパネルであり、主なモード設定、状況表示はここで行われる。601は0〜9までの数値を入力するためのテンキーである。602はIDキーであり、装置が部門管理されている場合に部門番号と暗礁モードを入力する際に使用されるものである。
【0043】
603は設定されたモードをリセットするためのリセットキー、604は各モードについての説明画面を表示するためのガイドキー、605はユーザーモード画面に入るためのユーザーモードキー、606は割り込みコピーを行なうための割り込みキーになっている。
【0044】
607はコピー動作をスタートさせるためのスタートキー、608は実行中のコピージョブを中止させるためのストップキーである。
【0045】
609はソフト電源SWであり、押下することによりLCD600のバックライトが消え装置は低電力状態に落ちる。610は節電キーであり、これを押下することで節電状態に入り、再度押下することで節電状態から復帰する。
【0046】
614はLCDタッチパネルのコントラストを調整するための調整キーである。
【0047】
615はカウンタ確認キーであり、このキーを押下することでそれまでに仕様したコピー枚数の集計を表示するカウント画面がLCD上に表示される。
【0048】
616はジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLED、617がジャム、ドアオープン等装置がエラー状態にあることを示すエラーLED、618は装置のメインスイッチがONになっていることを示す電源LEDになっている。
【0049】
上記のように、本実施の形態に係る画像入出力装置においては、画像入出力制御部のコア部を中心に、ストレージ部を介して、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、PC/WSからのデータの入出力等の機能を複合させた処理を行なうことが可能である。
【0050】
次に図6を用いて操作部150上でユーザーがくるみ製本を設定する際の画面を図示したものである。
【0051】
まず図6−1は操作部150に通常状態で表示されている画面である。ユーザーはくるみ製本を実行する場合にはまず、ボタン6001の応用モードキーを押下する。応用モードキーを押下されたことを検知した制御装置110は操作部150上に図6−2を表示する。
【0052】
図6−2ではいくつかの特殊な設定が必要なジョブ設定を入力する画面となっている。くるみ製本を行ないたいユーザーはこの応用モード画面(図6−2)のうちくるみ製本キー6002を押下する。くるみ製本キー(6002)を押下されたことを検知した制御装置110は操作部150上に図6−3を表示する。
【0053】
図6−3ではくるみ製本のうち中紙と呼ばれる、包まれる側の記録紙をどの給紙段(214、215、225、226)から給紙するかを設定する。この例では給紙段214に相当するボタン6003を押下することにより、給紙段214から中紙を給紙することになる。
【0054】
図6−4ではくるみ製本のうち表紙と呼ばれる、くるむ側の記録紙をどの給紙段から給紙するか、表紙のどの面を印字するかを設定する。図6−4の例では手差しからA3ノビのサイズの用紙を給紙し、更には表紙のオモテ面のみ印字する設定となっている。
【0055】
以上の設定を行なった後ユーザーはフィーダー101に原稿をセットし、操作部150上のコピースタートボタン607を押下することによって、くるみ製本のジョブを開始する。
【0056】
次に図8を用いてくるみ製本ジョブを制御する制御部110の動作フローを説明する。
【0057】
操作部110のコピースタートボタン607を押下されたことを検知した制御部110は、ステップ8002に示すようにフィーダー101上の原稿の読み取りを開始し、ステップ8003へ進む。
【0058】
ステップ8003に進んだ制御部110は、現在動いているジョブがくるみ製本であるか否かを判断する。くるみ製本である場合にはステップ8004へ、異なる場合にはステップ8009へ進む。
【0059】
ステップ8009に進んだ制御部は、特に原稿の読み取りが全て完了しなくてもプリント動作を開始し、画像形成をした記録紙を排紙トレイ256へ排出する。
【0060】
ステップ8004に進んだ制御部110は、フィーダー101上の原稿の読み取りが全て完了したかを判断する。全て読込みが完了した場合にはステップ8005へ、完了していない場合にはステップ8004に戻り、全ての原稿の読み取りを待つ。
【0061】
ステップ8005に進んだ制御部110は、ステップ8004で読み込んだ原稿枚数が所定の枚数以上であるかを確認する。所定の枚数以下である場合にはステップ8010に進みジョブをキャンセルして終了する。これは所定枚数以上中紙が存在しないと表紙との接着時に中紙がたわみ、うまく接着が行なえないためである。所定枚数以上である場合にはステップ8006へ進む。
【0062】
ステップ8006に進んだ制御部110は、ステップ8004で読み込んだ原稿枚数が所定枚数以下であるかを確認する。これは所定枚数以上の場合、フィニッシャ部の中紙を蓄積する搬送路236に収まらないため、所定枚数以上の場合もステップ8010に進んでジョブをキャンセルして終了する。たとえば最小枚数が10枚、最大枚数が100枚の場合には、ステップ8004で読み込んだ原稿の枚数が10〜100枚までのものしかくるみ製本の印字が開始できない。
【0063】
原稿枚数が所定枚数内に収まったことを確認した制御部110はステップ8007においてくるみ製本を開始し、図3で図示した搬送制御を行い、くるみ製本印字を行なう。
【0064】
次に、本発明の第1の実施例について図9を用いて説明する。
【0065】
第1の実施例ではユーザーがくるみ製本のジョブの設定を行なった時点で、糊付けユニット300のヒータ304をONにし、くるみ製本の印字が開始される前に事前に糊を熱して溶解する制御について説明する。
【0066】
ステップ9002に進んだ制御部110は、既に糊付けユニットヒータ部304がON状態で、糊を溶解している状態かをチェックする。糊付けユニットヒータ部304がOFF状態であればステップ9003に進み、ON状態であればステップ9007へ進む。
【0067】
ステップ9003に進んだ制御部110は、操作部150のキー、または液晶画面600が押下されたかをチェックする。押下されていない場合にはステップ9002へ戻り、糊付けユニットヒータ304がON状態か、キーが押下されたかのチェックを繰り返す。操作部150のキー、または液晶画面600を押下されたことを検知した制御部110は、ステップ9004に進み、先に押下されたキーがくるみ製本設定キー(図6−2の6002)であるか否かを判断する。くるみ製本設定キーであった場合にはステップS9005へ、異なる場合にはステップ9002へ戻り、糊付けユニットヒータ304がON状態か、キーが押下されたか、くるみ製本設定キーが押下されたかのチェックを繰り返す。
【0068】
ステップ9005に進んだ制御部110は、糊付けユニットヒータ部304の電源をONにし、糊付けユニットの糊303の溶解を開始し、ステップ9006に進む。
【0069】
ステップ9006に進んだ制御部110は、糊付けユニットヒータ部304の電源をONにした時刻を保持し、ステップ9002に戻る。
【0070】
ステップ9002で糊付けユニットヒータ部304がONであることを検知した制御部110はステップ9007に進み、糊付けユニットヒータ部304が必要以上にON常態にならないよう、ステップ9006での時刻と現在時刻を比較し、一定時間経過した場合にはステップ9008に進んで、糊付けユニットヒータ部304をOFFにし、糊303を必要以上に加熱しないよう制御する。
【0071】
次に、本発明の第2の実施例について図7、10を用いて説明する。
【0072】
第2の実施例ではユーザーがくるみ製本のジョブを開始する時刻を事前に設定し、その時刻に達したら、糊付けユニット300のヒータ304をONにし、実施にユーザーがくるみ製本の印字が開始する前に事前に糊を熱して溶解する制御について説明する。
【0073】
図7−1は操作部150上のユーザーモードキー605を押下したときに液晶画面600上に表示される画面、ユーザーモード画面を示している。ユーザーモード画面は実行するジョブごとの設定ではなく、システム全体で有効となる設定であり、主電源をOFFにしても、設定が初期化されることはない、設定項目を集めたメニューである。
【0074】
所定時刻にくるみ製本の糊の溶解を開始したいユーザーは、ユーザーモード画面上のタイマー設定ボタン7001を押下する。タイマー設定ボタン7001を押下されたことを検知した制御部110は操作部150上の液晶画面600に図7−2のタイマー設定画面を表示する。
【0075】
図7−2のタイマー設定画面ではいくつかの時刻、時間関係の設定メニューが表示される。ユーザーはその中の「くるみ製本 糊溶解タイマー」キー7002を押下する。
【0076】
「くるみ製本 糊溶解タイマー」キー7002を押下されたことを検知した操作部110は操作部150上の液晶画面600に図7−3のくるみ製本 糊溶解タイマー設定画面を表示する。
【0077】
図7−3のくるみ製本 糊溶解タイマー設定画面は曜日ごとにどの時刻から糊付けユニット300のヒータ304をONにして、糊を溶解するかの設定を行なうことができる。それぞれの日曜日〜土曜日までの曜日を選択するボタン(7003〜7009)まで選択し、曜日ごとの糊溶解開始時刻の設定を行なう。
【0078】
図7−3の例では土日は糊溶解時刻を設定しないため、溶解を開始せずに、月から金曜日までは毎朝8:20からくるみ製本糊溶解を開始するよう設定している。つまりユーザーは8:30からくるみ製本を開始することを見越して事前に時刻を設定することになる。
【0079】
次に図10を用いて、くるみ製本 糊溶解時刻設定時の制御部110の制御フローについて説明する。
【0080】
ステップ10002に進んだ制御部110は、既に糊付けユニットヒータ部304がON状態で、糊を溶解している状態かをチェックする。糊付けユニットヒータ部304がOFF状態であればステップ10003に進み、ON状態であればステップ10006へ進む。
【0081】
ステップ10003に進んだ制御部110は、図7−3で図示した糊溶解タイマー設定画面によって指定された時刻と現在の時刻が一致するかを判断する。一致する場合にはステップ10004に進み、一致しない場合にはステップ10002へ戻り、糊付けユニットヒータ304がON状態か、現在の時刻は図7−3で指定された時刻と一致するかのチェックを繰り返す。
【0082】
ステップ10004に進んだ制御部110は、糊付けユニットヒータ部304の電源をONにし、糊付けユニットの糊303の溶解を開始し、ステップ10005に進む。
【0083】
ステップ10005に進んだ制御部110は、糊付けユニットヒータ部304の電源をONにした時刻を保持し、ステップ10002に戻る。
【0084】
ステップ10002で糊付けユニットヒータ部304がONであることを検知した制御部110はステップ10006に進み、糊付けユニットヒータ部304が必要以上にON常態にならないよう、ステップ10006での時刻と現在時刻を比較し、一定時間経過した場合にはステップ10007に進んで、糊付けユニットヒータ部304をOFFにし、糊303を必要以上に加熱しないよう制御する。
【0085】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能(図9、10に示すフロー)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成され得る。
【0086】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0087】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0088】
【図1】本発明の画像入出力装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の画像入出力装置のリーダー部及びプリンタ部の各機構部の構成を示す概略断面図である。
【図3−1】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図3−2】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図3−3】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図3−4】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図3−5】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図3−6】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図3−7】本発明の画像入出力装置のコア部の詳細構成及びコア部と各部との接続構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の画像入出力装置の糊付けユニット300を示す説明図である。
【図5】本発明の画像入出力装置の操作部の構成を示す説明図である。
【図6】本発明の画像入出力装置の操作部150上でユーザーがくるみ製本を設定する際の画面を示した図である。
【図7】本発明の画像入出力装置の操作部150上のユーザーモードキー605を押下したときに液晶画面600上に表示される画面、ユーザーモード画面を示す図である。
【図8】画像入出力装置のくるみ製本ジョブを制御する制御部110の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施例を示す制御部110の動作のフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施例を示す制御部110の動作のフローチャートである。
【図11】くるみ製本の説明図である。
【符号の説明】
【0089】
1 リーダー部
2 プリンタ部
100 画像入出力システム
101 原稿給紙ユニット
104 スキャナーユニット
110 制御装置
150 操作部
230 フィニッシャ部
300 糊付けユニット
310 給紙ユニット
330 排紙ユニット
4000 LAN
4001、4002 PC




 

 


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