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発明の名称 排紙トレイ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−1717(P2007−1717A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183464(P2005−183464)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 新町 昌也 / 花房 端
要約 課題
製品の高さを抑えつつ、排紙部紙パスから排紙トレイ根元のふところ高さを増やす、安価で簡単な構成の排紙トレイの提供。

解決手段
装置から排紙されるシート材を積載する排紙トレイで、使用時に排紙トレイから排紙サブトレイを引き出して使用する多段式トレイであり、前記排紙トレイのシート材積載面が可動に構成され、前記排紙サブトレイの移動により前記シート材積載面が連動して動くことを特徴とする排紙トレイ。
特許請求の範囲
【請求項1】
装置から排紙されるシート材を積載する排紙トレイで、使用時に排紙トレイから排紙サブトレイを引き出して使用する多段式トレイであり、前記排紙トレイのシート材積載面が可動に構成され、前記排紙サブトレイの移動により前記シート材積載面が連動して動くことを特徴とする排紙トレイ。
【請求項2】
前記シート材積載面がシート材搬送方向下流側に設けられた支点を中心に回動することを特徴とする請求項1に記載の排紙トレイ。
【請求項3】
前記シート材積載面は前記排紙サブトレイと連動して自重で動作することを特徴とする請求項1又は2に記載の排紙トレイ。
【請求項4】
前記シート材積載面はバネ等によって付勢され、前記排紙サブトレイと連動して動作することを特徴とする請求項1又は2に記載の排紙トレイ。
【請求項5】
装置本体に回動して開閉するように取り付けられ、排紙されるシート材を積載する排紙トレイで、使用時には前記排紙トレイから排紙サブトレイを引き出して使用する装置における排紙トレイにおいて、使用時に当接して排紙トレイの位置決めを行う位置決め部を前記装置本体側と前記排紙トレイ側にそれぞれ設けられ、前記排紙トレイを開くときのダンパとしての弾性部材、例えばゴム材、バネ等を前記装置本体側に、前記弾性部材と当接するダンパ当接部を排紙トレイ側に設け、前記ダンパ当接部が前記排紙サブトレイと連動して動作するように構成されており、排紙トレイオープン時には前記排紙トレイ位置決め部が当接する前に前記弾性部材と前記ダンパ当接部が当接し、使用時に前記給紙サブトレイが引き出されると前記ダンパ当接部が前記弾性部材から離れる方向に動作し、前記排紙トレイと前記装置本体に設けられた位置決め部が当接することを特徴とする請求項1に記載の排紙トレイ。
【請求項6】
前記ダンパ当接部が前記シート材積載面を構成する部材上に構成されていることを特徴とする請求項1又は5に記載の排紙トレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排紙トレイを備えたプリンタ、複写機、印刷装置、ファクシミリ等の記録装置、更にはスキャナ等の読み取り装置に係わる排紙トレイに関する。
【背景技術】
【0002】
プリンタや複写機、ファクシミリ等の記録装置ではシート材への画像形成を行うために、シート材積載部に積載されたシート材を1枚ずつ分離させ、シート材搬送部において分離されてきたシート材を記録部に搬送し、画像形成後排紙部からシート材を装置外に排紙され、排紙されたシート材は排紙トレイ上に積載される。
【0003】
排紙トレイの構成として図6(a),(b),(c)に示すようにプリンタのフロントドアを複数枚構成にし、装置使用時にはフロントドアを開き、トレイを引き出して使うものが知られている。
【0004】
フロントドア100が装置未使用時には外観となるフロントカバー101と、バックカバー102、サブ排紙トレイ103から構成され、装置本体に回動して開くことが可能なように取り付けられている。
【0005】
サブ排紙トレイ103を引き出すような複数枚のトレイ構成にすることで、収納時のフロントドア100の高さを高くすること無く、排紙されるシート材を保持するのに必要なトレイの長さを確保することが出来る。
【0006】
また、フロントドアの回転中心近傍にはトルクリミッタ等によりフロントドアを開いた時に急に開いたり、開いたときの衝撃を吸収するように構成されているものもある。
【特許文献1】特開2005−53592号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、装置の高さを低くしようとした場合、フロントドア自体の高さも低くなるため、シート材の積載に必要な排紙トレイの長さを確保するためにサブ排紙トレイの枚数が増えてしまう。また、シート材の排紙スピードアップをしようとした場合、シート材を積載するために必要なトレイ長さが長くなることもあり、これもサブ排紙トレイの枚数増加になる。
【0008】
サブ排紙トレイの枚数が増えると、フロントドアの厚さが厚くなる。そのため、フロントドアを開いた状態でのフロントカバーの高さ方向の位置が同じになるように構成した場合、厚さが増えた分だけバックカバーの高さが高くなり、排紙部とバックカバーの段差が小さくなってしまう。この段差が少ないと、排紙トレイ上に積載したシート材を次のシート材で押し出してしまったり、静電気等でトレイ上に積載されたシート材の後端が浮き、排紙部の動作によってシート材が装置内に巻き込まれたり、自動両面印字などで一旦トレイ上に出したシート材を装置内に引き込んで裏面を印字するようなときに前のシート材もいっしょに引き込んでしまいやすい、等の問題がある。
【0009】
一方、バックカバーと排紙部の高さを変えないでフロントドアを厚くしようとすした場合、フロントカバーが装置の下側にはみ出したり、排紙部の位置を高くする必要が有り、装置高さが高くなってしまう。
【0010】
また、フロントドアを開くときの衝撃音を防ぐためにトルクリミッタを設けると、コストがかかり、トルクリミッタの取り付けスペースも必要となる。また、ゴム材やバネ部材のダンパを設けて、ダンパとフロントドアが当接することで衝撃音をなくそうとした場合、フロントドアの開き角度を安定させることが困難で、シート材の積載性が維持できない恐れがある。
【0011】
そこで、本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであり、より簡単で安価かつ小型な構成の排紙トレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、装置から排紙されるシート材を積載する排紙トレイで、使用時に排紙トレイから排紙サブトレイを引き出して使用する多段式トレイであり、前記排紙トレイのシート材積載面が可動に構成され、前記排紙サブトレイの移動により前記シート材積載面が連動して動くことを特徴とすることを特徴とする。
【0013】
また、前記シート材積載面はシート材搬送方向下流側に設けられた支点を中心に回動するようにしても良い。
【0014】
また、前記シート材積載面は前記排紙サブトレイと連動して自重で稼動するようにしても良い。
【0015】
また、前記シート材積載面はバネ等によって付勢され、前記排紙サブトレイと連動して稼動するようにしても良い。
【0016】
さらに、装置本体に回動して開閉するように取り付けられ、排紙されるシート材を積載する排紙トレイで、使用時には前記排紙トレイから排紙サブトレイを引き出して使用する装置において、使用時に当接して排紙トレイの位置決めを行う位置決め部を前記装置本体側と前記排紙トレイ側にそれぞれ設けられ、前記排紙トレイを開くときのダンパとしての弾性部材、例えばゴム材、バネ等を前記装置本体側に、前記弾性部材と当接するダンパ当接部を排紙トレイ側に設け、前記ダンパ当接部が前記排紙サブトレイと連動して動作するように構成されており、排紙トレイオープン時には前記排紙トレイ位置決め部が当接する前に前記弾性部材と前記ダンパ当接部が当接し、使用時に前記給紙サブトレイが引き出されると前記ダンパ当接部が前記弾性部材から離れる方向に動作し、前記排紙トレイと前記装置本体に設けられた位置決め部が当接することを特徴とする。
【0017】
また、前記ダンパ当接部が前記シート材積載面を構成する部材上に構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、装置の高さを抑えつつ、排紙部から排紙トレイまでの高さを一定量以上確保することが出来、シート材の排紙性や装置内への引き込みや巻き込みを防ぐことが出来る。また、安価な構成で排紙トレイを開くときのダンパと使用時の排紙トレイを開いたときの位置決めを行うことが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【実施例】
【0020】
図1、図2は本発明の実施形態の記録装置の斜視図であり、図1は給紙トレイと排紙トレイを開き展開した使用状態、図2は給紙トレイと排紙トレイを閉じ収納した非使用状態を示す。図3は非使用時のフロントドア取り付け部の詳細断面図、図4はフロントドアを開いたときのフロントドア取り付け部の詳細断面図、図5は使用時のフロントドア取り付け部の詳細断面図である。
【0021】
本実施形態の記録装置1は、いわゆるインクジェットプリンタであり、給紙部2に積載されたシート束Sから1枚のみを給送する。そして、不図示の記録部でシートSに画像を記録し、排紙部3に記録済みのシートSを排出して積載保持する。給紙部2、記録部、排紙部3の機構部分は基台4上に設置され、これらの機構部分を覆うように外装カバー5が被され、外周枠部分で基台4に固定されている。
【0022】
給紙部2と排紙部3には、X方向の軸により開閉可能に支持された給紙トレイ21、排紙トレイ31が各々設けられている。排紙トレイ31の支持軸4aと排紙口4bは、基台4で構成され、給紙トレイ21の支持軸5aと給紙口5bは、外装カバー5で構成される。給紙トレイ21にはスライド収納式の給紙サブトレイ22、排紙トレイ31は、多段スライド収納式の排紙サブトレイA32、排紙サブトレイB33、排紙サブトレイC34とそれを収納するフロントカバー35、バックカバー36から構成されていおり、バックカバー36はフロントカバー35に設けられたバックカバー支持軸35aを中心に可動にフロントカバー35に取り付けられている。給排紙トレイをすべて展開した使用状態を図1、すべて収納した非使用状態を図2に示す。使用状態では、給排紙トレイがシートの積載面を構成する。非使用状態では、給排紙トレイは、排紙口4b、給紙口5bをカバーすると共にコンパクトに収まり、トレイの積載側が内向きに閉まることにより、機能上必要なリブや凸凹等が隠れるように構成されている。
【0023】
次に排紙トレイ31と基台4の取り付け部周りの詳細に付いて説明する(図3〜5)。
【0024】
基台4には排紙トレイ31を開いた時に位置決めとなる排紙トレイ位置決め面4cと、排紙トレイを開いたときの衝撃を吸収するためのダンパ部材4dが設けられている。フロントカバー35には使用時に基台に設けられた排紙トレイ位置決め面4cと当接するベース突き当て部35bが設けられ、バックカバー36には排紙トレイオープン時にダンパ部材4dと当接するダンパ当接部36aが設けられ、排紙サブトレイA32のバックカバー押し上げ部32aによって下側から押し上げられている。
【0025】
この状態で、排紙トレイが開かれると、フロントカバー35のベース突き当て部35bと基台4の排紙トレイ位置決め面4cが当接する前に、バックカバー36のダンパ当接部36aとダンパ部材4dが当接し、排紙トレイオープン時の衝撃や振動が吸収される。
【0026】
そして、使用するために排紙サブトレイを引き出すと、図5のように排紙サブトレイA32が引き出されたため、バックカバー36がフロントカバー35の支持軸35aを中心に自重で回動し、ダンパ当接部36aとダンパ部材4dが離間し、それに伴いフロントカバー35のベース突き当て部35bと基台4の排紙トレイ位置決め面4cが当接し排紙トレイ31の開き角度が決められる。
【0027】
非使用状態においてはフロントカバー35とバックカバー36の間に排紙サブトレイA〜Cが入っているため、排紙トレイ31には厚さがあるが、使用状態においては、上記のようにバックカバー36が回動して下に下がっているため、シート材Sを排紙する排紙ローラ51と排紙拍車52に対して十分な高さを確保することが出来ている。
【0028】
また、本実施形態ではバックカバーがフロントカバーの支持軸を中心に回動するようにしたが、フロントカバーに対して平行移動するようにしても良い、また、自重でバックカバーが下がるようにしたが、バネ等で付勢するようにしてもよい。
【0029】
さらに、ダンパ部材を装置本体側に、ダンパ当接部を排紙トレイ側に設けたが逆に、ダンパ部材を排紙トレイ側に、ダンパ当接部を装置本体側にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施形態の記録装置の斜視図(使用状態)
【図2】本発明の実施形態の記録装置の斜視図(非使用状態)
【図3】本発明の実施形態の非使用時のフロントドア取り付け部の詳細断面図
【図4】本発明の実施形態のフロントドアを開いたときのフロントドア取り付け部の詳細断面図
【図5】本発明の実施形態の使用時のフロントドア取り付け部の詳細断面図
【図6】従来の記録装置の斜視図で、(a)非使用状態、(b)フロントドアを開いた状態、(c)使用状態を示す
【符号の説明】
【0031】
S シート
1 インクジェットプリンタ本体
2 給紙部
3 排紙部
4 基台
4a 排紙トレイ支持軸
4b 排紙口
4c 排紙トレイ位置決め面
4d ダンパ部材
5 外装カバー
5a 給紙トレイ支持軸
5b 給紙口
21 給紙トレイ
22 給紙サブトレイ
31 排紙トレイ
32 排紙サブトレイA
32a バックカバー押し上げ部
33 排紙サブトレイB
34 排紙サブトレイC
35 フロントドア
35a バックカバー支持軸
35b ベース突き当て部
36 バックカバー
36a ダンパ当接部
51 排紙ローラ
52 排紙拍車




 

 


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