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発明の名称 ホーンスイッチ付きエアバッグ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8380(P2007−8380A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193878(P2005−193878)
出願日 平成17年7月1日(2005.7.1)
代理人 【識別番号】100110319
【弁理士】
【氏名又は名称】根本 恵司
発明者 小林 浩司 / 嘉村 誠一郎 / 佐々木 航 / 森谷 圭介
要約 課題
エアバッグが膨張した時にインフレーターの高温ガスがホーンスイッチ装置への侵入を防ぐと共に、ハーネスターミナルの接続作業を容易にするホーンスイッチ付きエアバッグ装置を提供すること。

解決手段
ステアリングホイール30の略中央部にホーンスイッチ装置を有するホーンスイッチ付きエアバッグ装置であって、前記ホーンスイッチ装置に設けられたホーンスイッチを設置する碗型円筒形状のホーンベース1に、ホーン装置に接続する端子であるハーネスターミナル25を挿通するハーネス孔が設けられ、該ハーネス孔から高温ガスの侵入を防止するブロッキングクロス40でハーネス孔周辺を覆ったことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
ステアリングホイールの略中央部にホーンスイッチ装置を有するホーンスイッチ付きエアバッグ装置であって、
前記ホーンスイッチ装置に設けられたホーンスイッチを設置する碗型円筒形状のホーンベースに、ホーン装置に接続する端子であるハーネスターミナルを挿通するハーネス孔が設けられ、該ハーネス孔から高温ガスの侵入を防止するブロッキングクロスでハーネス孔周辺を覆ったことを特徴とするホーンスイッチ付きエアバッグ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、
前記ブロッキングクロスがハーネスターミナルを挿通する切り溝を有することを特徴とするホーンスイッチ付きエアバッグ装置。
【請求項3】
請求項1に記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、
前記ホーンベースが前記ブロッキングクロスを係止する係止ピンを有することを特徴とするホーンスイッチ付きエアバッグ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、
前記係止ピンは前記ブロッキングクロスの係止孔に係止することを特徴とするホーンスイッチ付きエアバッグ装置。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、
前記ブロッキングクロスは、その表面がシリコンゴムでコーティングされていることを特徴とするホーンスイッチ付きエアバッグ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の運転席用のホーンスイッチ付きエアバッグ装置に関するものであり、詳細にはホーンスイッチ装置に対してインフレーターで生成された高熱ガスの流入を防ぐブロッキングクロスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の運転席用のホーンスイッチ付きエアバッグ装置として、ステアリング装置のステアリングシャフト延長上の部分に装飾用部材を固定し、この装飾用部材を押すことによりホーン(警笛)を鳴らすものが知られている。
【0003】
図3はその1例を示すホーンスイッチ付きエアバッグ装置の正面図である。図示のように、操縦ハンドル30の中央部分に装飾用部材6、その外周にホーンリング7、そして、その外周にホーンベース1が配置されている。更に、その外側にエアバッグを収納するエアバッグカバー21が配置されている。
【0004】
図4は前記ホーンスイッチ付きエアバッグ装置の横断面図である。このホーンスイッチ装置M1は、碗型円筒形状のホーンベース1の底部に載置されたコイルスプリング2、そのコイルスプリング2をその周縁部で保持するスプリングプレート3(ホーン装置の一方の電極を構成する)、そのスプリングプレート3上に載置された前記コイルスプリング2を係止する装飾用部材のシート5、その上を覆って載置されている前記装飾用部材6、これらシート部材5及び装飾用部材6を摺動可能に嵌合する円筒形状のホーンリング7を備えている。
【0005】
このホーンリング7は前記碗型円筒形状のホーンベース1に固定され、このホーンベース1は、エアバッグを収納するエアバッグカバー21の中央の凹部21aに収容され、かつその凹部21aの取付孔に挿通されたホーン装置の他方の電極を構成する取付ボルト4により、インフレーター24を収納する連結部材23に固定され、前記取付ボルト4の頭部は前記スプリングプレート3と対向する位置に配置されている(特許文献1参照)。
【0006】
従って、前記装飾用部材6を押下することにより、前記スプリングプレート3が前記取付ボルト4に当接して、両電極間が短絡することでホーン装置に電流が供給され警笛音が発せられる。ところで、このようなホーンスイッチ動作を行うため、前記取付ボルト4の頭部の裏側とホーンベース1との間にコンタクトプレート8が挟持されており、このコンタクトプレート8の端子8′は、前記ホーンベース1及びエアバッグカバー21の各ハーネス孔を貫通してエアバッグカバー21から突出し、図4に示すように前記エアバッグカバー21の裏側を覆っているエアバッグ22の端部(後述するテザーベルト22a)に形成されたハーネス孔に挿通されたハーネスターミナル25と接続されている。
【0007】
従来のホーンスイッチエアバッグ装置では、このようにホーンベース1、エアバッグカバー21及びエアバッグ22にそれぞれハーネス孔が設けられているため、車両に衝撃が発生した際には、衝撃検知によりインフレーター24で生成された高温(500〜600℃)のガスがエアバッグ22内に導入され、そのガスが前記エアバッグ22、エアバッグカバー21及びホーンベース1の各ハーネス孔を通ってホーンスイッチ装置M1の内部に進入する。その高温ガスによる装飾用部材6等が損傷するのを防ぐためにハーネス孔を小さくする必要があるが、ハーネス孔を小さくするとその孔にハーネスターミナルを挿入してコンタクトプレート端子と接続する作業性が悪くなる。例えば、現状ではコンタクトプレート端子を工具等で押さえた状態でハーネスターミナルを斜めに挿入して接続を行っているために、このハーネス孔を小さくすることができない。また、インフレーター24からのガスがエアバッグ外部に漏れてしまうため、必要以上に大容量のインフレーター24を使用する必要がある。
【特許文献1】特願2005−168867
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記先願発明の問題を解決すべくなされたものであって、その目的は、エアバッグが膨張した時にインフレーターの高温ガスがホーンスイッチ装置への侵入を防ぐと共に、ハーネスターミナルの接続作業を容易にするホーンスイッチ付きエアバッグ装置を提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の課題を達成するために、請求項1の発明は、ステアリングホイールの中央部に設けられると共に、その略中央部にホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置であって、前記ホーンスイッチ装置に設けられたホーンスイッチを設置する碗型円筒形状のホーンベースに、ホーン装置に接続する端子であるハーネスターミナルを挿通するハーネス孔が設けられ、該ハーネス孔から高温ガスの侵入を防止するブロッキングクロスでハーネス孔周辺を覆ったことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、
前記ブロッキングクロスにハーネスターミナルを挿通する切り溝を形成することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、
前記ホーンベースが前記ブロッキングクロスを係止する係止ピンを備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、前記係止ピンは前記ブロッキングクロスの係止孔に係止することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のホーンスイッチ付きエアバッグ装置において、前記ブロッキングクロスは、その表面がシリコンゴムでコーティングされていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
高圧ガスがハーネス孔を通ってホーンスイッチ装置内に侵入するのを防止でき、また、必要以上に大容量のインフレーターを使用する必要がない。
前記ホーンベースのハーネス孔を簡単に覆うことができるので作業効率がよい。また、前記ブロッキングクロスは、表面がシリコンゴムでコーティングされているので耐熱性が高く、高温のガスにより損傷を受けることがなく前記ハーネス孔に高温ガスが流入することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態であるホーンスイッチ付きエアバッグ装置のホーンベースについて添付図面を参照して説明する。
図1は図4に示したホーンベース1を裏側からみた平面図である。このホーンベース1には、その中央に前記ホーン装置の他方の電極を構成する取付ボルト4を挿通する穴4hと、ハーネスターミナル25を挿通するハーネス孔1aが形成されている。そして、後述するブロッキングクロス40を係止するための、3個の係止ピン1gが最内周円1cの近傍に立設されている。
【0012】
図2は前記ホーンベース1を覆うブロッキングクロス40の平面図である。
なお、本明細書においては便宜上乗員側を表側、この反対側を裏側という。
このブロッキングクロス40は裏側からホーンベース1を覆うことにより、前記インフレーターの高温ガスがホーンスイッチ装置M1内への侵入を防止するものである。前記ブロッキングクロス40は円形状のナイロン製で、その裏側にはシリコンゴムがコーティングされている。このブロッキングクロス40は、その中心に前記取付ボルト4を挿通する略四角形状の穴40a、前記3個の係止ピン1gを挿通して係止する3個の係止孔40c、ハーネスターミナル25を挿通する切り溝40bが形成されている。
【0013】
次に、前記ホーンベース1に前記ブロッキングクロス40を取り付ける手順について説明する。
前記ホーンベース1の係止ピン1gに裏側からブロッキングクロス40の係止孔40cを挿通して係止した状態で、このホーンベース1のボルト挿通穴4hに取付ボルト4を挿入する。
【0014】
次に、前記エアバッグカバー21の中央に形成された凹部21aの背面側をエアバッグ22の膨張展開する距離を規制するテザーベルト22a(図4参照)で覆い、その上に前記連結部材23を取り付ける際に、そのボルト挿通穴を前記ホーンベース1及びエアバッグ22の各ボルト挿通穴の位置と一致させ、前記ホーンベース1に挿入された取付ボルト4を連結部材23に挿入してナットで固定する。それにより前記ブロッキングクロス40は前記ホーンベース1とエアバッグカバー16との部材間に挟持される(図4参照)。その後、前記ハーネスターミナル25を裏側から前記エアバッグ22のテザーベルト22aのハーネス孔を通して、コンタクトプレート端子8と連接させる。
【0015】
以上のように、ホーンベース1のハーネス孔1aをブロッキングクロス40で覆い、その切り溝40bにコンタクトプレート端子を通して従来の高圧ガスが流入するホーンベース1のハーネス孔を封鎖することにより、高圧ガスがホーンスイッチ装置M1内に侵入するのを防止でき、また、必要以上に大容量のインフレーターを使用する必要がない。
【0016】
前記ホーンベース1が3個の係止ピン1gを有することにより、前記ブロッキングクロス40の係止孔40cを前記係止ピン1gに挿通して係止すれば、前記ホーンベース1のハーネス孔を簡単に覆うことができるので作業効率がよい。前記ブロッキングクロス40は、布製の表面をシリコンゴムでコーティングされているので耐熱性が高く、高温(500〜600℃)のガスにより損傷を受けることがなく前記ハーネス孔に高温ガスが流入することがない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】ホーンベースを裏側からみた平面図である。
【図2】ホーンベースを覆うブロッキングクロスの平面図である。
【図3】従来のホーンスイッチ付きエアバッグ装置の正面図である。
【図4】従来のホーンスイッチ付きエアバッグ装置の横断面図である。
【符号の説明】
【0018】
1・・・ホーンベース、1g・・・係止ピン、2・・・スプリング、3・・・スプリングプレート、4・・・ボルト、5・・・装飾用部材シート、6・・・装飾用部材、7・・・ホーンリング、21・・・エアバッグカバー、22・・・エアバッグ、23・・・連結部材、24・・・インフレーター、25・・・ハーネスターミナル、40・・・ブロッキングクロス、40b・・・切り溝、40c・・・係止孔。




 

 


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