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発明の名称 照明装置用フレキシブル配線基板
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−112299(P2007−112299A)
公開日 平成19年5月10日(2007.5.10)
出願番号 特願2005−305891(P2005−305891)
出願日 平成17年10月20日(2005.10.20)
代理人 【識別番号】100078824
【弁理士】
【氏名又は名称】増田 竹夫
発明者 瀬尾 右文
要約 課題
折り曲げや切断による余長吸収や多品番対応を安価に可能とする。

解決手段
フレキシブルな絶縁基板2に少なくとも1本の一端から他端の近くまで切り込まれたスリット3を形成して少なくとも2つの帯状部分5,6が他端の連結部4でつながる形状に形成し、この絶縁基板2の帯状部分5,6の片面に導体パターン8を形成し、この導体パターン8上にかつ前記夫々の帯状部分5,6に沿って直線的に一列に並ぶように発光ダイオード(LED)10を接合し、前記帯状部分5,6の連結部4において折り曲げることにより各帯状部分5,6を直線状に伸ばして長尺化し得るようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】
フレキシブルな絶縁基板に少なくとも1本の一端から他端の近くまで切り込まれたスリットを形成して少なくとも2つの帯状部分が他端の連結部でつながる形状に形成し、
この絶縁基板の帯状部分の片面に導体パターンを形成し、
この導体パターン上にかつ前記夫々の帯状部分に沿って直線的に一列に並ぶように発光ダイオードを接合し、
前記帯状部分の連結部において折り曲げることにより各帯状部分を直線状に伸ばして長尺化し得ることを特徴とする照明装置用フレキシブル配線基板。
【請求項2】
前記連結部を左右交互に形成し、3以上の帯状部分をジグザグ状に配置したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置用フレキシブル配線基板。
【請求項3】
前記発光ダイオードを等間隔で配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置用フレキシブル配線基板。
【請求項4】
前記発光ダイオードを2以上で一組としたLEDユニットを複数設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の照明装置用フレキシブル配線基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の天井照明、車体後部ガーニッシュやドア内側、さらに車体側面サイドシルなどの照明(自動車用照明装置)に適用して好適な照明装置用フレキシブル配線基板に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の自動車用照明装置としては、例えばメータの照明装置として、低圧放電ランプを使用したものが知られていたが、放電ランプの欠点を解決するため、ベークライト板などからなるリジッドな配線基板の上に発光ダイオードペレットを等間隔で複数個直列的に配置し、これらペレット数個を直列接続したものを組として、これら組を並列接続し配線基板の一端に形成した端子部にリード線を半田付けして引き出したものを使用するようになった。しかし、配線基板がリジッドな材質であるためケース内の収容部と同形でないと挿入できないとか、その幅が2mm程度では端子部の幅が狭く半田付けも容易でないばかりかリード線との接続強度も弱く、特に可動体の場合接続部に繰り返し力が加わるのでこの部分が断線し易いなどの問題があった。このようなことから最近は、リジッドな材質の配線基板に代えて取り扱いし易いフレキシブルな配線基板(FPC)が用いられ始めてきている。このFPCに例えば発光ダイオードペレットを多数個設ける場合には、絶縁基板面上に形成した導体パターンに導電接着剤を介して発光ダイオードペレットを接合させる。そして、上述したようなメータの表示指針として、FPCを折り曲げて細長なケース内に収容させているが、この折り曲げはFPCがフレキシブルとはいえ、一番弱い部分が曲がることにより行なわれていた。このため、FPCに熱圧着や接着剤により貼り合わせられている導体パターンやこの導体パターンに導電性接着剤を介し接合されている発光ダイオードペレットの曲げ応力が加わる部分において剥がれや、割れ、欠けが発生し、発光ダイオードが発光しなかったり所定の光放射ができなくなったりあるいは特性は低下していないがケース内に部材の破片が存在して商品として醜くなったりするなどの不都合が生じた。
【0003】
そこで、ケース内などへ収容する際に折り曲げし易く、かつ、動きなどにも柔軟に対応できるようにしたものが開発されるに至った。これは、FPCの絶縁基板と、このFPCの絶縁基板上に形成された導体パターンと、この導体パターン上に導電接着剤を介し接合された複数個の発光ダイオードペレットと、上記絶縁基板面に導体パターンに沿って形成された折曲予定部とを具備しているものであり、FPCを折り曲げし易くしてあるので、小さいケースなどに容易に収容でき、また、FPCの導体パターンや電子部品、接着剤などに不所望な応力が加わるのを低減でき、これら部分において剥離や、割れ、欠けなどの不良の発生を防ぐことができるものである(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平6−314858号公報(第3頁、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の照明装置用発光ダイオードアレイは、「折曲予定部」(凹所)を形成することにより、折り曲げ個所を特定しただけのものであり、自動車の種類やブレードが異なると適用することができないものであった。例えば、このような発光ダイオードアレイを適用する自動車の特定部分が薄いとか曲面で形成されているなどの意匠面をもつ場合、FPCを意匠面に合わせた形状に設計し(折曲個所の特定も含め)、製作する必要があり、意匠面が異なる場合には、それぞれ形状が異なるFPCを用意する必要があった。そのため、FPCの設計コスト、製作時のマスクなどの治具類を増加させ、さらには自動車メーカーや部品メーカーの部品種類を増加させ、品番管理コストを引き上げるという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明は、折り曲げや切断による余長吸収や多品番対応を安価に可能とした照明装置用フレキシブル配線基板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明は、フレキシブルな絶縁基板に少なくとも1本の一端から他端の近くまで切り込まれたスリットを形成して少なくとも2つの帯状部分が他端の連結部でつながる形状に形成し、この絶縁基板の帯状部分の片面に導体パターンを形成し、この導体パターン上にかつ前記夫々の帯状部分に沿って直線的に一列に並ぶように発光ダイオードを接合し、前記帯状部分の連結部において折り曲げることにより各帯状部分を直線状に伸ばして長尺化し得るものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フレキシブルな絶縁基板に少なくとも1本の一端から他端の近くまで切り込まれたスリットを形成して少なくとも2つの帯状部分が他端の連結部でつながる形状に形成し、この絶縁基板の帯状部分の片面に導体パターンを形成し、この導体パターン上にかつ前記夫々の帯状部分に沿って直線的に一列に並ぶように発光ダイオードを接合し、前記帯状部分の連結部において折り曲げることにより各帯状部分を直線状に伸ばして長尺化し得るようにしたので、連結部での曲げ伸ばしにより、発光ダイオード(LED)の実装面を揃えることができ、高価な両面フレキシブル配線基板(FPC)にする必要がなく、安価に多品番対応が図れる。また、FPCを折り曲げたり、長さを調節するために帯状部分を切断したりすることができ、種々の照明装置に対応することができる。さらに、余長吸収のためにFPCを折り曲げて対応可能であり、前述した連結部の曲げ伸ばしを利用することで、FPCの面付け改善を図ることができる。さらにまた、製作時には、連結部を2以上として帯状部分をジグザグに配置した場合、長い導体パターンの形成手段としてリフロー半田付けが可能となり、大型のリフロー炉やマウンターが不要となり、コストダウンを図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下に、本発明の好適な実施形態について図面を参照にして説明する。
【0009】
図1は、第1の実施形態であるフレキシブル配線基板(FPC)1を示し、フレキシブルな絶縁基板2の一端から他端の近くまで(図面上左から右へ)切り込んでスリット3を形成することにより、他端側に連結部4を形成し、この連結部4でつながった2本の帯状部分5,6を設けてある。帯状部分5の一端にはコネクタ実装部分7を設けてある。また、各帯状部分5,6には、導体パターン8を設けてあり、この導体パターン8は連結部4でUターンする。この導体パターン8には、導電性接着剤9を介して発光ダイオード(LED)10を接合してある。このLED10には電極10B,10Cを設けてあり、電極10B,10Cが導電パターン8と通電する(図2参照)。
【0010】
図3は、連結部4の拡大図であり、スリット3の延長線Xから絶縁基板2を二つ折りし、このとき帯状部分5,6の裏面同士を重ね合わせ、次いでスリット3の終端から垂直に下方に引いた線Yで帯状部分6を折り返す。このように折り曲げると、図4に示すように、帯状部分5と6とが直線状に伸びる。このとき、連結部4を帯状部分5,6に対して垂直に立てれば、図5に示すように、LED10が連結部4で隠れることはなくなる。
【0011】
なお、前記帯状部分5,6に実装されるLED10は、等間隔に設けてあり、曲げ伸ばしたときも等間隔となるように設けてある。この実施形態では、3ヶのLED10を一組としたLEDユニット10Aを複数設けた。図6では、このLEDユニット10Aを設けたものの、切断可能部位を示す。すなわち、複数のLEDユニット10Aの間であれば、切断しても切断した部分までは配線が使用可能であり、任意の照明長さに対応することができる。また、LED10の点灯色を変えることで、任意の発光色を選択することができる。
【0012】
図7は、自動車用ドアのトリムにこのFPC1を適用した第2の実施形態を示すものであり、足許照明(白色)を構成するLED10の実装部を帯状部分5に設け、連結部4を介して別の帯状部分6があり、さらに連結部4を介して帯状部分61〜63があり、ドア開放を後続車に知らせるためのカーテシ照明(赤色)を同じ回路上に構成したものである。車種やグレードの違いによるドアの大きさなどの違いとか点灯部位の違いに対応するため、各連結部4での曲げ伸ばしや切断、折り曲げにより余長吸収を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】第1の実施形態を示す平面図。
【図2】LED取付部の断面図。
【図3】連結部の拡大図。
【図4】連結部で曲げ伸ばした平面図。
【図5】連結部を立ち上がらせた状態の平面図。
【図6】切断可能個所を示す平面図。
【図7】第2の実施形態を示す平面図。
【符号の説明】
【0014】
1 FPC
2 絶縁基板
3 スリット
4 連結部
5,6 帯状部分
8 導体パターン
10 LED




 

 


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