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発明の名称 内装部品の取付け構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−153009(P2007−153009A)
公開日 平成19年6月21日(2007.6.21)
出願番号 特願2005−347728(P2005−347728)
出願日 平成17年12月1日(2005.12.1)
代理人 【識別番号】100083954
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 輝夫
発明者 阿部 健太朗 / 久保 淳一
要約 課題
切り落とされる端布部の一部を切り落とさずに残して、内装部品の取付け片と被取付け部品側の取付け孔との間の緩衝材として利用して、従来技術における別体構成の緩衝材によるコストアップや取付け工数の増大を防止しようとした。

解決手段
芯材本体12の表面に表皮材13を被覆して構成されたフロントピラーガーニッシュ11をインストルメントパネル16に取付けるために、芯材本体12に形成した取付け片14をインストルメントパネル16側の取付け孔部16aに係合するように構成し、芯材本体12に形成した取付け片14の裏面側を、芯材本体12を経て取付け片14の表面側を被覆する表皮材13を一体に延長形成した表皮材延在部13aにより被覆して、取付け片14と取付け孔16aとの衝接による低級音の発生を防止する緩衝材15を構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
芯材本体の表面に表皮材を被覆して構成した内装部品を被取付け部品に取付けるために、前記内装部品の芯材本体に取付け片を形成し、該取付け片を前記被取付け部品側に形成した取付け孔に係合するように構成した内装部品の取付け構造であって、前記内装部品の芯材に形成した取付け片の裏面側を、前記芯材本体側を経て前記取付け片の表面側を被覆する前記表皮材を一体に延長形成した表皮材延在部により被覆して、前記内装部品の取付け片と前記被取付け部品の取付け孔との衝接による低級音の発生を防止する緩衝材を構成したことを特徴とする内装部品の取付け構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等のフロントピラーガーニッシュ等のように芯材本体の表面に表皮材を被覆して構成された内装部品を、インストルメントパネルのような被取付け部品に取付けるために、内装部品の芯材本体に取付け片を形成し、取付け片を被取付け部品側に形成した取付け孔に係合するように構成した内装部品の取付け構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の内装部品、例えばフロントピラーガーニッシュは、フロントピラーの車室側を内装するために用いられるものであり、その下方の端部に互いに離間した状態で配設された複数の取付け片を形成し、この取付け片を被取付け部品、例えばインストルメントパネルに形成した取付け孔に係合することにより取付けられていた(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−263011号公報。
【0003】
そして、上記従来の取付け構造において、内装部品である例えばフロントピラーガーニッシュ1は、図7および図8に示すように、硬質の樹脂製の芯材本体2の車室側をクロス等からなる表皮材3により被覆して構成して、芯材本体2の下端側の先端に、略L字状の取付け片4が一体に突出形成されており、取付け片4を不図示のインストルメントパネルに形成した取付け孔に係合することにより、インストルメントパネルに取付けるようになっており、取付け片4の表面側は表皮材3が延長されて被覆されているが、取付け片4の裏面側は剥き出しとなっており、しかも補強用リブ4aが形成されていることも関係して、インストルメントパネル側の取付け孔の内壁と衝接することによって、擦れ音等の低級音が発生することに鑑み、取付け片4の裏面側即ち補強リブ4aの形成面側に、不織布等からなる別体構成の緩衝材5を介在させていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術においては、上記のようにフロントガーニッシュ1側の取付け片4とインストルメントパネル側の係止孔との間に、別体構成の緩衝材を介在させて低級音の発生を防止するように構成しているために、緩衝材自体のコストがかかるばかりでなく、フロントガーニッシュ1のインストルメントパネルへの取付け工数も余計かかってしまうことになる。
【0005】
そこで、本発明は、内装部品が芯材本体とこの表面を被覆する表皮材とからなり、内装材をモールド成形等により成形する場合に、芯材本体の外形よりはみ出した状態で表皮材の端布部分が存在し、この端布部分が内装部品の成形後に切り落とされてしまうことに鑑み、切り落とされる端布部分の一部を切り落とさずに残して、内装部品の取付け片と被取付け部品側の取付け孔との間の緩衝材として利用して、従来技術における別体構成の緩衝材によるコストアップや取付け工数の増大を防止しようとした内装部品の取付け構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る内装部品の取付け構造は、芯材本体の表面に表皮材を被覆して構成した内装部品を被取付け部品に取付けるために、前記内装部品の芯材本体に取付け片を形成し、該取付け片を前記被取付け部品側に形成した取付け孔に係合するように構成した内装部品取付け構造であって、前記内装部品の芯材に形成した取付け片の裏面側を、前記芯材本体側を経て前記取付け片の表面側を被覆する前記表皮材を一体に延長形成した表皮材延在部により被覆して、前記内装部品の取付け片と前記被取付け部品の取付け孔との衝接による低級音の発生を防止する緩衝材を構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上記のように構成する本発明によれば、内装部品の取付け片と被取付け部品の取付け孔との衝接による低級音の発生を防止する緩衝材を、芯材本体側を経て取付け片の表面側を被覆する表皮材を一体に延長形成した表皮材延在部により構成したために、内装部品の成形時に形成された表皮材原材の端布部分を一部切り落とさずに利用して緩衝材を構成することができ、別体構成の緩衝材を用いる場合に比してコストダウンを図ることができ、しかも、緩衝材が表皮材と一体構成となっているために、取付け片に被覆するための作業工数を軽減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
次に、本発明の実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
【0009】
図1は本発明にかかる実施の形態を採用してフロントピラーガーニッシュをインストルメントパネルに取付けた状態を示す一部省略斜視図、図2は図1におけるフロントピラーガーニッシュの全体構成を描画した斜視図、図3は図1におけるフロントピラーガーニッシュの取付け部付近を拡大して裏面側から描画した斜視図、図4は図3のA−A断面図である。
【0010】
図1乃至図4において、自動車の車体の乗員側より美装する内装部品であるフロントピラーガーニッシュ11は、不図示のフロントピラーを美装するものであり、車体の上下方向に長尺に形成され、断面略コ字状を呈してフロントピラーの車室側を被覆している。
【0011】
フロントピラーガーニッシュ1は、硬質樹脂等から構成される芯材本体12と芯材本体12の車室側である表面側を美装被覆するクロス材等からなる表皮材13とを有して構成している。
【0012】
芯材本体12の下端側には、側面視略L字状を呈する取付け片14が一体に形成されており、取付け片14の表面側も、表皮材13により美装被覆されている。
【0013】
取付け片14の裏面側は、一対の補助リブ14aが立設されており、補助リブ14aは芯材本体12側に延在形成されていて、取付け片14の補強機能を果たしている。
【0014】
そして、表皮材13は、取付け片14の表面側を被覆した後、さらに取付け片14の両側面側に一体に延長形成された表皮材延在部13aを有している。
【0015】
表皮延在片13aは、フロントピラーガーニッシュ11を、例えばモールド成形等の成形型に表皮材原材をセットすると共に成形型が形成するキャビティ内に溶融樹脂を投入して表皮材13がラミネートされた芯材本体12を形成することによって成形する場合に、芯材本体12の外形よりはみ出した状態の表皮材原材の端布部分により構成するものであり、取付け片14の両側面側から巻き込んで取付け片14の裏面を被覆して、緩衝材15を構成している。成形時に芯材本体12の外形部分にはみ出したその他の表皮材原材の端布部分は、適宜、カッター等で切取られている。
【0016】
各種メーター16bや空調装置の吹出し口グリル16c等が配設された被取付け部品であるインストルメントパネル16には、その車体両端側にフロントピラーガーニッシュ11を取付けるための取付け孔16aが形成されている。
【0017】
そして、インストルメントパネル16の取付け孔16aにフロントピラーガーニッシュ11側の取付け片14を係合することによって、フロントピラーガーニッシュ11の下端側がインストルメントパネル16に取付けられることになる。
【0018】
このとき、表皮材13の表皮材延在部13aは、取付け片14の裏面側を被覆していることから、フロントピラーガーニッシュ11側の取付け片14が直接インストルメントパネル16側の取付け孔16aの内壁に衝接しないように機能する緩衝材15を構成することになる。
【0019】
このように、フロントピラーガーニッシュ11の取付け片14とインストルメントパネル16の取付け孔16aとの衝接による低級音の発生を防止する緩衝材15が、芯材本体12を経て取付け片14の表面側を被覆する表皮材13を一体に延長形成した表皮材延在部13aにより構成したために、フロントピラーガーニッシュ11の成形時に形成された表皮材原材の端布部分を一部切り落とさずに利用して構成することができ、従来のような別体構成の緩衝材5を用いる場合に比してコストダウンを図ることができ、しかも、緩衝材15が表皮材13と一体構成となっているために、取付け片14に被覆するための作業工数を軽減することができる。
【0020】
図5は、本発明にかかる他の実施の形態にかかるフロントピラーガーニッシュの取付け片付近を拡大して裏面側から描画した斜視図、図6は図5のB−B断面図である。
【0021】
図5および図6によれば、表皮材13は、取付け片14の表面側を被覆した後、さらに一体に取付け片14の延在方向に延長形成された表皮材延在部13aを有しており、表皮材延在部13aは、取付け片14の下端側から巻き込まれて、取付け片14の裏面側を被覆し、フロントピラーガーニッシュ11側の取付け片14が直接インストルメントパネル16側の取付け孔16aの内壁に衝接しないように機能する緩衝材15を構成している。
【0022】
かかる構成により、フロントピラーガーニッシュ11の取付け片14とインストルメントパネル16の取付け孔16aとの衝接による低級音の発生を防止する緩衝材15が、芯材本体12を経て取付け片14の表面側を被覆する表皮材13を一体に延長形成した表皮材延在部13aにより構成したために、フロントピラーガーニッシュ11の成形時に形成された表皮材原材の端布部分を一部切り落とさずに利用して構成することができ、従来のような別体構成の緩衝材5を用いる場合に比してコストダウンを図ることができ、しかも、緩衝材15が表皮材13と一体構成となっているために、取付け片14に被覆するための作業工数を軽減することができる。
【産業上の利用可能性】
【0023】
以上説明したように、本発明は、内装部品の取付け片と被取付け部品の取付け孔との衝接による低級音の発生を防止する緩衝材を、芯材本体側を経て取付け片の表面側を被覆する表皮材を一体に延長形成した表皮材延在部により構成したために、内装部品の成形時に形成された表皮材原材の端布部分を一部切り落とさずに利用して緩衝材を構成することができ、別体構成の緩衝材を用いる場合に比してコストダウンを図ることができ、しかも、緩衝材が表皮材と一体構成となっているために、取付け片に被覆するための作業工数を軽減することができるために、自動車等のフロントピラーガーニッシュ等のように芯材本体の表面に表皮材を被覆して構成された内装部品を、インストルメントパネルのような被取付け部品に取付けるために、内装部品の芯材本体に取付け片を形成し、取付け片を被取付け部品側に形成した取付け孔部に係合するように構成した内装部品取付け構造等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明にかかる実施の形態を採用してフロントピラーガーニッシュをインストルメントパネルに取付けた状態を示す一部省略斜視図である。
【図2】図1におけるフロントピラーガーニッシュの全体構成を描画した斜視図である。
【図3】図1におけるフロントピラーガーニッシュの取付け部付近を拡大して裏面側から描画した斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明に係る他の実施の形態によるフロントピラーガーニッシュの取付け部付近を拡大して裏面側から描画した斜視図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】従来技術におけるフロントピラーガーニッシュの取付け部付近を拡大して描画した一部分解斜視図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【符号の説明】
【0025】
11 フロントピラーガーニッシュ(内装部品)
12 芯材本体
13 表皮材
13a 表皮材延在部
14 取付け片
15 緩衝材
16 インストルメントパネル(被取付け部品)
16a 取付け孔




 

 


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