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発明の名称 インナーシール
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−91108(P2007−91108A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−284823(P2005−284823)
出願日 平成17年9月29日(2005.9.29)
代理人 【識別番号】100083954
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 輝夫
発明者 桑原 晃
要約 課題
インナーシールがドアトリムのウエストフランジ部を収容した際に、両者の間に隙間を発生させないように構成した。

解決手段
インナーシール1を、インナパネル12のフランジ部12aを挟着するパネル挟持部2およびウエストフランジ部15aを被蔽するドアトリム収容部3を有して構成する本体部4と、本体部4より延在して形成されるドアガラスシール片5とを一体形成して構成し、ドアトリム収容部3を構成するドアトリム15の車室側に存する側壁部3aの先端部に、ウエストフランジ部側に折曲する折曲部3bを形成して、折曲部3bによってドアトリム収容部3とウエストフランジ部15aとの隙間Sを隠蔽した。
特許請求の範囲
【請求項1】
ドア本体に装着されて、前記ドア本体の車室側を美装するドアトリムのウエストフランジ部を被蔽すると共に、ドアガラスに弾接してシール機能を発揮するインナーシールであって、該インナーシールは、前記ドア本体のフランジ部を挟着するパネル挟持部および前記ドアトリムのウエストフランジ部を被蔽するドアトリム収容部を有して構成する本体部と、該本体部より延在して形成されるドアガラスシール片とから構成されており、前記ドアトリム収容部を構成する前記ドアトリムの表面側に存する側壁部の先端部に、前記ウエストフランジ部側に折曲する折曲部を形成して、該折曲部によって前記ドアトリム収容部と前記ウエストフランジ部との隙間を隠蔽したことを特徴とするインナーシール。
【請求項2】
前記ドアトリム収容部を構成する前記側壁部は、前記ドアトリム収容部に前記ウエストフランジ部を挿入することによって揺動して、前記ドアトリム収容部と前記ドアトリムのウエストフランジ部との隙間を隠蔽可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のインナーシール。
【請求項3】
前記側壁部には、飛出しフランジ片が突設されており、前記ドアトリム収容部に前記ウエストフランジ部を挿入する際に前記ウエストフランジ部の挿入動作により、前記飛出しフランジ片を前記ウエストフランジ部の先端により揺動させることによって、前記側壁部に形成した折曲部を前記ウエストフランジ部側に揺動させて、前記ドアトリム収容部と前記ドアトリムのウエストフランジ部との隙間を隠蔽したことを特徴とする請求項2記載のインナーシール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア本体に装着されて、車体パネルの表面側を美装するドアトリムのウエストフランジ部を被蔽すると共に、ドアガラスに弾接してシール機能を発揮するインナーシールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のインナーシールとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
【特許文献1】特開平6−247143号公報。
【0003】
従来の技術を図1および図5に基づいて説明すると、自動車10のドア本体11を構成するドアインナパネル12とドアアウタパネル13との間には、ドアガラス14が不図示のガラス昇降装置を介して上下動可能に設けられている。ドアインナパネル12には、インナーシール1が装着されている。
【0004】
インナーシール1は、ドアインナパネル12のフランジ部12aを挟着するパネル挟持部2およびドア本体11の車室側を美装するドアトリム15のウエストフランジ部15aを被蔽するドアトリム収容部3を有して構成する本体部4と、本体部4より延在して形成されてドアガラス14に弾接してシール機能を発揮する一対のドアガラスシール片5とから構成されている。
【0005】
ドアトリム収容部3は、断面略コ字状を呈しており、ウエストフランジ部15aの先端部を収容して、車室側から当該先端部が視認できないように被蔽している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のように構成するインナーシールにおいては、ドアトリム収容部3は、単に断面略コ字状に形成されていることから、ウエストフランジ部15aの先端を収容した際に、ウエストフランジ部15aとの間にどうしても隙間Sが形成されてしまい、この隙間Sを通して、ウエストフランジ部15aの端部が車室側から視認されてしまい、見栄えを悪くしていると共に、隙間Sから塵埃等が侵入してしまうおそれもあった。
【0007】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、インナーシールがドアトリムのウエストフランジ部を収容した際に、両者の間に隙間を発生させないように構成したインナーシールを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る請求項1に記載のインナーシールは、ドア本体に装着されて、前記ドア本体の車室側を美装するドアトリムのウエストフランジ部を被蔽すると共に、ドアガラスに弾接してシール機能を発揮するインナーシールであって、該インナーシールは、前記ドア本体のフランジ部を挟着するパネル挟持部および前記ドアトリムのウエストフランジ部を被蔽するドアトリム収容部を有して構成する本体部と、該本体部より延在して形成されるドアガラスシール片とから構成されており、前記ドアトリム収容部を構成する前記ドアトリムの表面側に存する側壁部の先端部に、前記ウエストフランジ部側に折曲する折曲部を形成して、該折曲部によって前記ドアトリム収容部と前記ウエストフランジ部との隙間を隠蔽したことを特徴とする。
【0009】
かかる構成により、ドアトリム収容部を構成する側壁部の先端に、ドアトリム側に折曲する折曲部を形成したことから、ドアトリム収容部とドアトリムのウエストフランジ部との隙間が折曲部によって隠蔽されることになって、見栄え向上を果たすと共に、当該隙間から塵埃等の侵入をし難くすることができる。
【0010】
本発明に係る請求項2に記載のインナーシールは、請求項1に記載のインナーシールにおけるドアトリム収容部を構成する側壁部は、ドアトリム収容部にウエストフランジ部を挿入することによって揺動して、ドアトリム収容部とドアトリムのウエストフランジ部との隙間を隠蔽可能に構成したことを特徴とする。
【0011】
かかる構成により、側壁部に折曲部を設けたとしても、ウエストフランジ部の収容前においては、ドアトリム収容部の開口面積を広くすることができ、ウエストフランジ部の収容作業性を向上できる。
【0012】
本発明に係る請求項3に記載のインナーシールは、請求項2に記載のインナーシールにおける側壁部には、飛出しフランジ片が突設されており、ドアトリム収容部にウエストフランジ部を挿入する際にウエストフランジ部の挿入動作により、飛出しフランジ片をウエストフランジ部の先端により揺動させることによって、側壁部に形成した折曲部を前記ウエストフランジ部側に揺動させて、ドアトリム収容部とドアトリムのウエストフランジ部との隙間を隠蔽したことを特徴とする。
【0013】
かかる構成により、ドアトリム収容部内にウエストフランジ部が収容されたドアトリムの装着状態では、飛出しフランジ片がウエストフランジ部に常に当接して、折曲部をウエストフランジ部側に押し付けるようにできるので、ドアトリム収容部とドアトリムのウエストフランジ部との隙間隠蔽機能が確実となる。
【発明の効果】
【0014】
上記のように構成する本発明によれば、ドアトリム収容部を構成する側壁部の先端に、ドアトリム側に折曲する折曲部を形成したことから、ドアトリム収容部とドアトリムのウエストフランジ部との隙間が折曲部によって隠蔽されることになって、見栄え向上を果たすと共に、当該隙間から塵埃等の侵入をし難くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下の説明において、従来の技術と同様な構成について、同一の符号を使用することにする。
【0016】
図1は、一般的な自動車の斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態を採用した場合の図1におけるA−A断面図である。
【0017】
図1および図2において、自動車10のドア本体11を構成するドアインナパネル12とドアアウタパネル13との間には、ドアガラス14が不図示のガラス昇降装置を介して上下動可能に設けられている。ドアインナパネル12には、インナーシール1が装着されている。
【0018】
インナーシール1は、ドアインナパネル12のフランジ部12aを挟着するパネル挟持部2およびドア本体11の車室側を美装するドアトリム15のウエストフランジ部15aを被蔽するドアトリム収容部3を有して構成する本体部4と、本体部4より延在して形成されてドアガラス14に弾接してシール機能を発揮する一対のドアガラスシール片5とから構成されている。
【0019】
パネル挟持部2は、断面S字状のばね片部2aを有し、ばね片部2aの下端弯曲部2bがインナパネル12のフランジ部12aに弾接すると共に、上端弯曲部2cがドアトリム15にウエストフランジ部15aに並行するように突設された挿入部壁15bに弾接することにより、インナパネル12への挟持力を出している。
【0020】
ドアトリム収容部3は、上部側に開口する断面略コ字状を呈しており、ウエストフランジ部15aの先端部を収容して、車室16側からウエストフランジ部15aの先端部が視認できないように被蔽している。
【0021】
更に、ドアトリム収容部3は、ドアトリム15のウエストフランジ部15aの表面側に存する側壁部3aを有して構成しており、側壁部3aの先端部には、ドアトリム15のウエストフランジ部15a側に折曲する折曲部3bが形成され、折曲部3bは、ドアトリム収容部3とドアトリ15のウエストフランジ部15aとの隙間Sを隠蔽している。
【0022】
上記のように構成する第1の実施の形態においては、インナーシール1は、側壁部3aを除く本体部4を比較的硬質な材料たとえばポリプロピレン(PP)で構成し、側壁部3aおよびドアガラスシール片5を比較的軟質な材料例えばサーモプラスチックオレフィン(TPO)で構成し、押し出し成形等による2色成形により形成している。ただ、側壁部3aは、全体または根元部のみサーモプラスチックオレフィン(TPO)で構成し、残り全体をポリプロピレン(PP)で構成することでもよい。
【0023】
そして、ドアトリム収容部3を構成する側壁部3aの先端に、ドアトリム15のウエストフランジ部15a側に折曲する折曲部3bを形成したことから、ドアトリム収容部3とドアトリム15のウエストフランジ部15aとの隙間Sが折曲部3bによって隠蔽されることになって、見栄え向上を果たすと共に、隙間Sから塵埃等の侵入をし難くしている。また、側壁部3aは、全体または根元部のみを軟質樹脂であるサーモプラステックオレフィンで構成されているため、ドアトリム15のウエストフランジ部15aの製品バラツキを吸収可能となっている。
【0024】
次に、本発明に係る第2の実施の形態について、図3および図4を用いて説明する。
【0025】
図3は、本発明の第2実施の形態を示す図1のA−A断面図、図4はドアトリム収容部にウエストフランジ部を収容する寸前の状態を描画した説明図である。
【0026】
先ず図3において、ドアトリム収容部3を構成する側壁部3aは、その中途部に薄肉状のヒンジ部3cを形成して、ヒンジ部3cを中心に先端部3d側が揺動可能に構成すると共に、側壁部3aのヒンジ部3cより先端部3d側にはドアトリム収容部3の底壁部3e側に延在する飛出しフランジ片3fが突設されている。
【0027】
飛出しフランジ片3fは、図4に示すようなドアトリム収容部3にウエストフランジ部15aを挿入する際におけるウエストフランジ部15aの挿入動作(X矢印方向)により、ウエストフランジ部15aの先端が当接して、側壁部3aの先端部3dをY矢印方向に揺動させるように構成している。その他の構成は前記第1の実施の形態と共通している。
【0028】
かかる構成により、側壁部3aに折曲部3bを設けたとしても、図4に示すウエストフランジ部15aの収容前においては、ドアトリム収容部3の開口面積を広くすることができ、ウエストフランジ部3の収容作業性を向上できる。
【0029】
また、図3に示すドアトリム収容部3内にウエストフランジ部15aが収容されたドアトリム15の装着状態では、飛出しフランジ片3fがウエストフランジ部15aに常に当接して、折曲部3bをウエストフランジ部15a側に押し付けるように構成することができるので、ドアトリム収容部3とドアトリム15のウエストフランジ部15aとの隙間隠蔽機能が確実にすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
以上説明したように、本発明は、ドアトリム収容部を構成する側壁部の先端に、ドアトリム側に折曲する折曲部を形成したことから、ドアトリム収容部とドアトリムのウエストフランジ部との隙間が折曲部によって隠蔽されることになって、見栄え向上を果たすと共に、当該隙間から塵埃等の侵入をし難くすることができるために、ドア本体に装着されて、車体パネルの表面側を美装するドアトリムのウエストフランジ部を被蔽すると共に、ドアガラスに弾接してシール機能を発揮するインナーシール等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】一般的な自動車の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を採用した場合の図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示す図1のA−A断面図である。
【図4】ドアトリム収容部にウエストフランジ部を収容する寸前の状態を描画した説明図である。
【図5】従来の技術における図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
【0032】
1 インナーシール
2 パネル挟持部
3 ドアトリム収容部
3a 側壁部
3b 折曲部
3e 底壁部
3f 飛び出しフランジ部
4 本体部
5 ドアガラスシール片
10 自動車
11 ドア本体
12 ドアインナパネル
12a フランジ部
14 ドアガラス
15 ドアトリム
15a ウエストフランジ部




 

 


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