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自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置 - 河西工業株式会社
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発明の名称 自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−91100(P2007−91100A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−284556(P2005−284556)
出願日 平成17年9月29日(2005.9.29)
代理人 【識別番号】100083954
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 輝夫
発明者 大科 正人
要約 課題
ラゲージフロア体の上下移動を片手で可能になるように構成した。

解決手段
ラゲージフロア体5を、自動車1の前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部5−1および後側ラゲージフロア部5−2で構成し、前側ラゲージフロア部5−1が、ラゲージルーム2の左右側壁2aに対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に設置されていると共に、自動車1の前方向に常時付勢する付勢手段9を有し、また、後側ラゲージフロア部5−2が、ラゲージルーム2の左右側壁2aに対して自動車1の前後方向に移動させながら上下方向に回転させることによってラゲージルーム2の左右側壁2aに対して上下移動可能に支持して構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
自動車のラゲージルームを構成するラゲージフロア体の上下移動装置であって、
前記ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、
前記前側ラゲージフロア部は、前記ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に設置されていると共に、前記自動車の前方向に常時付勢する付勢手段を有し、
また、前記後側ラゲージフロア部は、前記ラゲージルームの左右側壁に対して自動車前後方向に移動させながら上下方向に回転させることによって前記ラゲージルームの左右側壁に対して上下移動可能に支持されており、
前記前側ラゲージフロア部に対して、前記後側ラゲージフロア部を折曲して自動車下部側に位置させた状態から、前記後側ラゲージフロア部を回動することによって前記前側ラゲージフロア部を前記付勢手段により自動車前方向に引き込んで、前記前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させ、前記ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させるように構成したことを特徴とする自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置。
【請求項2】
自動車のラゲージルームを構成するラゲージフロア体の上下移動装置であって、
前記ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、
前記前側ラゲージフロア部は、その左右両側に設けた摺動軸ピンを前記ラゲージルームの左右側壁側に形成した自動車前後方向延在溝内に挿入することによって前記ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に支持されているとともに、前記摺動軸ピンを前記自動車の前方向に常時付勢する付勢手段を有しており、
また、前記後側ラゲージフロア部は、前記前側ラゲージフロア部側に設けた摺動ガイド軸ピンを前記ラゲージルームの前記左右側壁側に形成した摺動ガイド溝に挿入することによって自動車上下方向に回転可能に支持されており、
さらに、前記摺動ガイド溝は、前記ラゲージルームの前記左右側壁側において上下方向に延在するとともに自動車後方に向けて凸湾曲状に形成された弧状溝部と、該弧状溝部の上端部において自動車前方向に延在するように形成された水平溝部とを連続させて構成しており、
前記前側ラゲージフロア部に対して前記後側ラゲージフロア部を折曲し、前記摺動ガイド軸ピンを前記摺動ガイド溝の弧状溝部下端部に位置させて、前記後側ラゲージフロア部を自動車下部側に位置させた状態で、前記後側ラゲージフロア部を回動することによって前記摺動ガイド軸ピンを前記摺動ガイド溝の弧状溝部の上端部から前記水平溝部に移動させ、前記付勢手段により前記摺動軸ピンを自動車前後方向延在溝の自動車前端部に引き込むことによって、前記摺動ガイドピンを前記水平溝部の自動車前端側に引き込んで、前記前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させ、前記ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させるように構成したことを特徴とする自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置。
【請求項3】
前記前側ラゲージフロア部を前記自動車の前後方向中央部を中心に前端側を水平壁部とすると共に後端側を垂直壁部となるように略直角に折曲形成されており、前記水平壁部側に前記摺動軸ピンを設けると共に、前記垂直壁部の端部側を前記後側ラゲージフロア部に蝶着連結するヒンジピンを設けたことを特徴とする請求項2に記載の自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置。
【請求項4】
前記前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを、薄肉状のヒンジ部により蝶着連結したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のラゲージルームを構成するラゲージフロア体の上下移動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の従来技術は、特許文献1に記載されているように、自動車のシート後方に中央に凹部(収容凹部)が形成されたフロア底板が設けられたトランクフロアにおいて、相対向する2つの側壁の同じ所定の高さにそれぞれ段部を設け、一方の側壁の前記段部より下方を略垂直な壁面とし、他方の側壁の前記段部を壁面より突出した水平な突条で形成し、前記両段部より下方の対向する両側壁間の幅に略等しい幅の板状のフロアリッド(ラゲージフロア体)を備えて構成するものであった(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平10−44872号公報。
【0003】
そして、かかる構成において、板状のフロアリッドは、前記段部より下方の対向する側壁間の幅に略等しい幅長を有するので、前記収容凹部を塞いでフロア底板上に載置することも、また前記相対する段部上に架設することもでき、段部上に架設した場合は、前倒しにしたシートバックの上面と同一の水平面に形成することができることになり、1枚のフロアリッドを上下いずれの位置にも簡単に移動設置できるものである。
【0004】
しかしながら、かかる従来技術のフロアリッドは、比較的広い収容凹部を塞ぐものであることから、1枚構成にして、例えば、自動車のリヤゲート開口から乗員が上下移動させるには、相当高重量物を乗員が支えることになって、乗員に大変な作業を課すことになる。
【0005】
そこで、上記従来の技術を改良すべく案出されたものとして、図15及び図16に記載したものが知られている。
【0006】
図15及び図16によれば、自動車のラゲージルームfの床面部aにスペアタイヤなどを収容する収容凹部bを設け、収容凹部bを開閉するラゲージフロア体cを上記従来の技術と同様に1枚物として構成しているも、ラゲージフロア体cは、図15に示す収容凹部bを閉塞した状態から、図16に示すように、前倒しにしたシートバックdの上面と同一の水平面に移動させるために、ラゲージフロア体cの自動車前端部両側に摺動軸ピンeを突設し、摺動軸ピンeを、ラゲージルームfの左右側壁に自動車の後部側に凸となる半円弧状の摺動溝h内に収納可能に挿入すると共に、揺動片iの一端側に植設している。
【0007】
揺動片iは、その他端側に回動ピンjが植設されており、回動ピンjをラゲージルームfの左右側壁gに枢着することによって、他端側を自動車の上下方向に回転可能に構成している。
【0008】
また、揺動片iの中央部に、ばね片kの一端側を取着するとともにばね片kの他端側をラゲージルームfの左右側壁gに取着して、揺動片iはばね片kにより付勢されている。
【0009】
このように構成した結果、図15に示す収容凹部bをラゲージフロア体cにより閉塞した状態では、揺動片iは、ばね片iの付勢力によって回動ピンjを中心に一端側が下向きに付勢されて、ラゲージフロア体cを収容凹部を閉塞すべく下段側に保持している。この結果、ラゲージルームfの容積をできる限り大きく確保すると共に、車外からの荷物の積み下ろしを容易になることになる。
【0010】
このような状態より、ラゲージフロア体cの自動車後端側に手を掛けて摺動軸ピンeを中心に自動車の後方側に回動させると、揺動片iがばね片kの付勢力に抗して回動ピンjを中心に揺動する。
【0011】
このように揺動片iが揺動して図16の二点鎖線で示すように略水平状態になった状態で、ラゲージフロア体cを自動車の前方方向に押し込むことによって、ばね片kの付勢力を反転させる。
【0012】
この結果、揺動片iは、ばね片kの付勢力によって今度は自動車の前方側に揺動することになって、これにつれて、摺動軸ピンeが摺動溝h内を摺動溝hの上部側溝壁に当接するまで摺動し、ラゲージフロア体cを二点鎖線視するように上部側に回転させながら移動させることになって、この状態でラゲージフロア体cの自動車後端側をラゲージルームfの後部側壁mに形成した段部nに載せることによって、ラゲージフロア体cは、その前後端部をばね片kの付勢力と段部nによって、自動車の上段側に移動して、前倒しされたシートバックdの上面と同一の水平面に保持されるようになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、図15及び図16に示す従来の技術においても、ラゲージフロア体cは、1枚物で構成している結果相当の重量を有しており、しかも、このような高重量物を摺動軸ピンeを中心に回転させながら上方向に移動し、最終段階で自動車の前方側に押し込む必要があって、片手でのスムーズな操作が難しく、例えば、一方の手でラゲージフロア体cの下面側を支えながら、もう一方の手を使って操作することになって、操作には相当の慣れを要することになる。
【0014】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、ラゲージフロア体の上下移動を片手で可能になるように構成した自動車におけるラゲージフロアの上下移動装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明に係る請求項1に記載の自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置は、自動車のラゲージルームを構成するラゲージフロア体の上下移動装置であって、前記ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、前記前側ラゲージフロア部は、前記ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に設置されていると共に、前記自動車の前方向に常時付勢する付勢手段を有し、また、前記後側ラゲージフロア部は、前記ラゲージルームの左右側壁に対して自動車前後方向に移動させながら上下方向に回転させることによって前記ラゲージルームの左右側壁に対して上下移動可能に支持されており、前記前側ラゲージフロア部に対して、前記後側ラゲージフロア部を折曲した状態で自動車下部側に位置させた状態から、前記後側ラゲージフロア部を回動することによって前記前側ラゲージフロア部を前記付勢手段により自動車前方向に引き込んで、前記前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させ、前記ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させるように構成したことを特徴とする。
【0016】
かかる構成により、ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、前側ラゲージフロア部が、ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に設置され、且つ、後側ラゲージフロア部が、ラゲージルームの左右側壁に対して自動車前後方向に移動させながら上下方向に回転させることによってラゲージルームの左右側壁に対して上下移動可能に支持されていることから、後側ラゲージフロア部を折曲した状態で自動車下部側に位置させた状態から、後側ラゲージフロア部を回動することによって前側ラゲージフロア部を付勢手段により自動車前方向に引き込んで、前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させて、ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させることができ、従来のようなラゲージフロア体の押し込み操作を要せず、しかもラゲージフロア体を前後両ラゲージフロア部に分割して蝶着連結していることから、ラゲージフロア体の操作力を軽減させることができ、片手操作を可能にしている。
【0017】
本発明に係る請求項2に記載の自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置は、自動車のラゲージルームを構成するラゲージフロア体の上下移動装置であって、前記ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、前記前側ラゲージフロア部は、その左右両側に設けた摺動軸ピンを前記ラゲージルームの左右側壁側に形成した自動車前後方向延在溝内に挿入することによって前記ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に支持されているとともに、前記摺動軸ピンを前記自動車の前方向に常時付勢する付勢手段を有しており、また、前記後側ラゲージフロア部は、前記前側ラゲージフロア部側に設けた摺動ガイド軸ピンを前記ラゲージルームの前記左右側壁側に形成した摺動ガイド溝に挿入することによって自動車上下方向に回転可能に支持されており、さらに、前記摺動ガイド溝は、前記ラゲージルームの前記左右側壁側において上下方向に延在するとともに自動車後方に向けて凸湾曲状に形成された弧状溝部と、該弧状溝部の上端部において自動車前方向に延在するように形成された水平溝部とを連続させて構成しており、前記前側ラゲージフロア部に対して前記後側ラゲージフロア部を折曲し、前記摺動ガイド軸ピンを前記摺動ガイド溝の弧状溝部下端部に位置させて、前記後側ラゲージフロア部を自動車下部側に位置させた状態で、前記後側ラゲージフロア部を回動することによって前記摺動ガイド軸ピンを前記摺動ガイド溝の弧状溝部の上端部から前記水平溝部に移動させ、前記付勢手段により前記摺動軸ピンを自動車前後方向延在溝の自動車前端部に引き込むことによって、前記摺動ガイドピンを前記水平溝部の自動車前端側に引き込んで、前記前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させ、前記ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させるように構成したことを特徴とする。
【0018】
かかる構成により、ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、前側ラゲージフロア部が、その左右両側に設けた摺動軸ピンをラゲージルームの左右側壁側に形成した自動車前後方向延在溝内に挿入することによってラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に支持されているとともに、摺動軸ピンを自動車の前方向に常時付勢する付勢手段を有しており、また、後側ラゲージフロア部が、前側ラゲージフロア部側に設けた摺動ガイド軸ピンをラゲージルームの左右側壁側に形成した摺動ガイド溝に挿入することによって自動車上下方向に回転可能に支持されており、さらに、摺動ガイド溝が、ラゲージルームの左右側壁側において上下方向に延在するとともに自動車後方に向けて凸湾曲状に形成された弧状溝部と、弧状溝部の上端部を中央として自動車前後両方向に延在するように形成された水平溝部とを連続させて構成していることから、前側ラゲージフロア部に対して後側ラゲージフロア部を折曲し、摺動ガイド軸ピンを摺動ガイド溝の弧状溝部下端部に位置させて、後側ラゲージフロア部を自動車下部側に位置させた状態で、後側ラゲージフロア部を回動することによって摺動ガイド軸ピンを摺動ガイド溝の弧状溝部の上端部から水平溝部に移動させ、付勢手段により摺動軸ピンを自動車前後方向延在溝の自動車前端部に引き込むことによって、摺動ガイドピンを水平溝部の自動車前端側に引き込んで、前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させて、ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させることができ、従来のようなラゲージフロア体の押し込み操作を要せず、しかもラゲージフロア体を前後両ラゲージフロア部に分割して蝶着連結していることから、ラゲージフロア体の操作力を軽減させることができ、片手操作を可能にしている。
【0019】
更に、ラゲージフロア体は、前側ラゲージフロア部の前端部においては摺動軸ピンが自動車前後方向延在溝の前部側に引き込まれると共に、前側ラゲージフロア部及び後側ラゲージフロア部における蝶着連結部側においては後側ラゲージフロア部の前端部側を摺動ガイド軸ピンが摺動ガイド溝の水平溝部の自動車前端側に位置して支えることによって、略平面状に自動車上部側に位置させことができることから、せいぜい、後側ラゲージフロア部の後端部を支持する段部をラゲージルームの後壁部に形成するくらいで、前倒しにしたシートバックの上面と同一の水平面に保持させることができることになり、リヤシートバックとラゲージルームとの間の小スペースにラゲージフロア体を支持するための受け面等を設ける必要がない。
【0020】
また、本発明に係る請求項3に記載の自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置は、請求項1または請求項2に記載の自動車のラゲージフロア体の上下移動装置において、前記前側ラゲージフロア部を前記自動車の前後方向中央部を中心に前端側を水平壁部とすると共に後端側を垂直壁部となるように略直角に折曲形成されており、前記水平壁部側に前記摺動軸ピンを設けると共に、前記垂直壁部の端部側を前記後側ラゲージフロア部を蝶着連結するヒンジピンを設けたことを特徴とするものである。
【0021】
かかる構成により、前側ラゲージフロア部の垂直壁部が後側ラゲージフロア部を自動車の下方に水平に移動案内させて、後側ラゲージフロア部による収納凹部の閉塞を可能とする。
【0022】
また、本発明に係る請求項4に記載の自動車におけるラゲージフロア体の上下移動装置は、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の自動車のラゲージフロア体の上下移動装置において、前記前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを、薄肉状のヒンジ部により一体に蝶着連結したことを特徴とする。
【0023】
かかる構成により、前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを薄肉状のヒンジ部を介して蝶着連結としたことから、一体成形を可能として、部品点数や取付け工数の軽減を図ることができる。
【発明の効果】
【0024】
上記のように構成する本発明によれば、ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、前側ラゲージフロア部が、ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に設置され、且つ、後側ラゲージフロア部が、ラゲージルームの左右側壁に対して自動車前後方向に移動させながら上下方向に回転させることによってラゲージルームの左右側壁に対して上下移動可能に支持されていることから、後側ラゲージフロア部が折曲して自動車下部側に位置させた状態から、後側ラゲージフロア部を回動することによって前側ラゲージフロア部を付勢手段により自動車前方向に引き込んで、前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させて、ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させることができ、従来のようなラゲージフロア体の押し込み操作を要せず、しかもラゲージフロア体を前後両ラゲージフロア部に分割して蝶着連結していることから、ラゲージフロア体の操作力を軽減させることができ、片手操作を可能にしている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
次に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0026】
図1は本発明にかかる実施の形態を採用した自動車の後部側を描画した斜視図,図2は図1のラゲージルームからラゲージフロア体を取出して描画した斜視図、図3は図2のA矢視図、図4は図2のラゲージフロア体を分解して描画した斜視図、図5は図2のB−B断面図である。
【0027】
先ず、図1によれば、自動車1の後部には、前方側が車室1a側に後方側がリヤゲート開口部1bに連続するように、ラゲージルーム2が設けられており、ラゲージルーム2における車室1aとの境界部に、リヤシートバック1cが位置している。
【0028】
ラゲージルーム2の下部側に位置する床面部3には、上部が開口して不図示のスペヤタイヤ等を収納する収納凹部4が凹設されている。
【0029】
次に、図2乃至図5によれば、ラゲージフロア体5は、床面部3上において収納凹部4を囲繞する状態でラゲージルーム2の左右側壁部2a、後部側壁部2b、前部側壁部2cおよび床面部3に取り囲まれて設置された有底箱体状の取付け体7内に、床面部3側における下方位置とリヤシートバック1cが前倒れした際にシートバック1cの上面と同一の水平面に保持させた上方位置とに選択的に上下動可能に設置されている。
【0030】
そして、ラゲージフロア体5は、自動車前後方向に、前側ラゲージフロア部5−1と後側ラゲージフロア部5−2とに2区分構成となっており、前側ラゲージフロア部5−1と後側ラゲージフロア部5−2とは、前側ラゲージフロア部5−1の後端部と後側ラゲージフロア部5−2の前端部とを蝶着手段6により蝶着連結することによって、互いに折曲可能に構成されている。
【0031】
前側ラゲージフロア部5−1は、その自動車前後方向中央部を中心に前端側を水平壁部5−1bとすると共に後端側を垂直壁部5−1cとなるように略直角に折曲形成されている。
【0032】
水平壁部5−1bの左右両側には、摺動軸ピン5−1aが設けられていて、摺動軸ピン5−1aは、ラゲージルーム2の左右側壁2a側における取付け体7の左右側壁7a側に形成した自動車前後方向延在溝8内に挿入されることによって、ラゲージルーム2の左右側壁2aに対して自動車1の上下方向に回転可能に且つ自動車1の前後方向に移動可能に支持されており、更に、摺動軸ピン5−1aは、付勢手段9により自動車1の前方向に常時付勢されている。
【0033】
付勢手段9は、取付け体7の前側壁7bの外側に形成したスプリング台座部7cと摺動軸ピン5−1aとの間に引張コイルばね9aを介在設置することによって構成しており、摺動軸ピン5−1aを介して、常時前側ラゲージフロア体5−1を自動車の1の前側方向に付勢している。
【0034】
また、垂直壁部5−1cの端部左右側部には、略三角形状のブラケット5−1dがそれぞれ図5において自動車1の前方側に突出するように取着されており、ブラケット5−1dの上端側に、内方に延在するヒンジピン6aを植設し、ヒンジピン6aを後側ラゲージフロア部5−2の左右両側部にそれぞれ枢支することによって、前側ラゲージフロア部5−1と後側ラゲージフロア部5−2とを互いに折曲可能に螺着結合して、ヒンジ手段6を構成している。
【0035】
更に、ブラケット5−1dの下端側には、摺動ガイド軸ピン5−2aがそれぞれ外方に突出するように取付けられており、摺動ガイドピン5−2aをラゲージルーム2の左右側壁2a側における取付け体7の左右側壁7a側において自動車前後方向延在溝8より後部側に形成した摺動ガイド溝10に挿入することによって、後側ラゲージフロア部5−2が、自動車上下方向に回転可能に支持されている。
【0036】
摺動ガイド溝10は、ラゲージルーム2の左右側壁2a側において上下方向に延在するとともに自動車1の後方に向けて凸湾曲状に形成された弧状溝部10aと、弧状溝部10aの上端部に自動車前方向に延在するように形成された水平溝部とを連続させて構成している。
【0037】
なお、自動車前後方向延在溝8は、上部が開口して、摺動軸ピンを上部側から挿入組立て可能に構成されており、また、摺動ガイド溝10は、やはり上部側が開口して、摺動ガイド軸ピン5−2aを上部側から挿入組立て可能に構成されている。
【0038】
かかる構成において、ラゲージフロア体5は、図2及び図5に示すように、床面部3に近接する位置である下方位置に存しており、前側ラゲージフロア部5−1に対して後側ラゲージフロア部5−2は、折曲状態になっている。
【0039】
この時、摺動軸ピン5−1aは、コイルばね9aに付勢されて、自動車前後方向延在溝8の前端壁部側に当接位置すると共に、摺動ガイド軸ピン5−2aは、弧状溝部10aの最下端部に位置している。
【0040】
このような下方位置状態から、リヤシートバック1cが前倒しされた場合には、リヤシート1cの上面とラゲージフロア体5の面とは、段違いとなっていることから、これらを同一の水平面にするには、ラゲージフロア体5を上方位置側に移動させることになる。
【0041】
このように図2及び図5に示すように下方位置側にあるラゲージフロア体5を上方位置側に移動させるには、先ず、図2及び図5に示す状態から、後側ラゲージフロア部5−2の後端略中央部に設けた孔状ハンドル部5−2bをもって、後側ラゲージフロア部5−2の後端部を上方に開動させる。
【0042】
この結果、図6及び図8に示すように、ヒンジピン6aを中心に、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とが略V字状に折曲されると共に、摺動ガイド軸ピン5−2aが摺動ガイド溝10の弧状溝部10a内を摺動して弧状溝部10aの略中央部まで到達すると同時に、摺動軸ピン5−1aがコイルばね9aの付勢力に抗して自動車前後方向延在溝8内を自動車1の後方に摺動して前側ラゲージフロア部5−1を自動車1の後方側に移動させることになる。
【0043】
このような図6及び図8に示す状態から、更に、後側ラゲージフロア部5−2を上方に開動させると、図9に示すように、摺動ガイド軸ピン5−2aが弧状溝部10aの最上段から水平溝部10bを臨む位置まで到達することになる。
【0044】
この結果、コイルばね9aの付勢力が働いて、摺動軸ピン5−1aを自動車前後方向延在溝8の前端部まで引き込んで前側ラゲージフロア部5−1を自動車の1の前方向に平行移動させることになって、これに連れて、摺動ガイド軸ピン5−2aも水平溝部10bの前端部まで引き込まれて後側ラゲージフロア体5−2の前端部を自動車1の前方へ平行移動させることになる。
【0045】
この状態においては、後側ラゲージフロア体5−2の後端部は、取付け体7の後側壁7dに形成した段部7e上に存在している。
【0046】
続いて、後側ラゲージフロア体5−2の後端部を段部7eに載置することによって、図7及び図10に示すように、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とが平面的に連続することになり、前倒しされたリヤシート1cの上面と同一平面になることになる。
【0047】
この時、取付け体7の前側壁7bに一体に形成したリッド受け部7f上に前側ラゲージフロア部5−1の水平壁部5−1bが垂下する状態で当接していることになる。
【0048】
これは、ラゲージフロア体5に上部側から高重量がかかったりした場合に、コイルばね9aの付勢力に抗して、ヒンジピン6aを中心に前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とが折り曲がろうとして、摺動軸ピン5−1aが自動車前後方向延在溝8の後端側に摺動すると共に摺動ガイド軸ピン5−2aがやはり水平溝部10bの後方側に摺動してしまい、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とが平面的に連続する状態を保持できない事態の発生を防止しようとしたもので、コイルばね9aの補助手段としているのである。
【0049】
上記のように構成する本発明に係る実施の形態においては、ラゲージフロア体5を、自動車前後方向に2区分すると共に互いにヒンジ手段6により蝶着連結された前側ラゲージフロア部5−1および後側ラゲージフロア部5−2で構成しており、前側ラゲージフロア部5−1が、その左右両側に設けた摺動軸ピン5−1aをラゲージルーム2の左右側壁2a側に形成した自動車前後方向延在溝8内に挿入することによってラゲージルーム2の左右側壁2aに対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に支持されているとともに、摺動軸ピン5−1aを自動車の前方向に常時付勢する付勢手段9を有しており、また、後側ラゲージフロア部5−2が、前側ラゲージフロア部5−1側に設けた摺動ガイド軸ピン5−2aをラゲージルーム2の左右側壁2aに添設した取付け体7側の摺動ガイド溝10に挿入することによって自動車1の上下方向に回転可能に支持されており、さらに、摺動ガイド溝10が、ラゲージルーム2の左右側壁2a側において上下方向に延在するとともに自動車後方に向けて凸湾曲状に形成された弧状溝部10aと、弧状溝部10aの上端部の自動車前方向に延在するように形成された水平溝部10bとを連続させて構成していることから、前側ラゲージフロア部5−1に対して後側ラゲージフロア部5−2を折曲し、摺動ガイド軸ピン5−2aを摺動ガイド溝10の弧状溝部10aの下端部に位置させて、後側ラゲージフロア部5−2を自動車1の下部側に位置させた状態で、後側ラゲージフロア部5−2を回動することによって摺動ガイド軸ピン5−2aを摺動ガイド溝10の弧状溝部10aの上端部から水平溝部10bに移動させ、付勢手段9により摺動軸ピン5−1aを自動車前後方向延在溝8の自動車前端部に引き込むことによって、摺動ガイドピン5−2aを水平溝部10aの自動車前端側に引き込んで、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とを略平面状に連続させて、ラゲージフロア体5全体を自動車1の上部側に位置させることができ、従来のようなラゲージフロア体5の押し込み操作を要せず、しかもラゲージフロア体5を、前側ラゲージフロア部5−1と後側ラゲージフロア部5−2に分割して蝶着連結していることから、ラゲージフロア体5の操作力を軽減させることができ、片手操作を可能にしている。
【0050】
また、ラゲージフロア体5は、前側ラゲージフロア部5−1の前端部においては摺動軸ピン5−1aが自動車前後方向延在溝8の前部側に引き込まれると共に、前側ラゲージフロア部5−1及び後側ラゲージフロア部5−2におけるヒンジ手段6による蝶着連結部側においては、後側ラゲージフロア部5−2の前端部側を摺動ガイド軸ピン5−2aが摺動ガイド溝10の水平溝部10bの自動車前端側に位置して支えることによって、略平面状に自動車上部側に位置させことができることから、後側ラゲージフロア部5−2の後端部を支持する段部7eをラゲージルーム2の後壁部2b側における取付け体7の後側壁7dに形成するくらいで、前倒しにしたリヤシートバック1cの上面と同一の水平面に保持させることができることになり、リヤシートバック1cとラゲージルーム2との間の小スペースにラゲージフロア体5を支持するための受け面等を設ける必要がない。せいぜい、高重量物がラゲージフロア体5に載置された場合などを考慮し、補助的に、取付け体7に前側ラゲージフロア部5−1の水平壁部5−1bを支えるリッド受け部7fを設ける程度でよく、リッド受け部7fは取付け体7に形成したことにより、リヤシートバック1cとラゲージルーム2との間の小スペースにラゲージフロア体5を支える段部等を設ける必要がない。
【0051】
また、前側ラゲージフロア部5−1をその自動車1の前後方向中央部を中心に前端側を水平壁部5−1bとすると共に後端側を垂直壁部5−1cとなるように略直角に折曲形成されており、水平壁部5−1b側に摺動軸ピン5−1aを設けると共に、垂直壁部5−1cの端部側を後側ラゲージフロア部5−2を蝶着するヒンジピン6aを設けたことにより、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cが後側ラゲージフロア部5−2を自動車1の下方に水平に移動案内させて、後側ラゲージフロア部5−2による収納凹部4の閉塞を可能とする。
【0052】
なお、上記説明においては、取付け体7を介して、ラゲージルーム2の左右側壁2aにラゲージフロア体5を設置するように構成したが、これに限定されるものではなく、ラゲージルーム2の左右側壁2aに直接設置するようにしてもよい。この場合、自動車前後方向延在溝8や摺動ガイド溝10は、直接ラゲージルーム2の左右側壁部2aに形成されることになる。
【0053】
図11及び図12は本発明にかかる他の実施の形態を示すものである。
【0054】
図11及び図12によれば、上記実施の形態によれば、前側ラゲージフロア部5−1と後側ラゲージフロア部5−2とをヒンジピン6aにて蝶着連結していたが、これに代えて、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とを薄肉状のヒンジ部6bを介して蝶着連結としたものであり、これにより、前側ラゲージフロア部5−1と後側ラゲージフロア部5−2とが一体成形を可能として、部品点数や取付け工数の軽減を図ることができる。
【0055】
そして、図11は、後側ラゲージフロア部5−2によって収容凹部4に近接し自動車1の下部側に位置させた状態を示しており、図12は、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とを略平面状に連続させて、前倒れしたリヤシート1cの上面に対して、同一の水平面に保持させた状態を示している。
【0056】
図13及び図14は、本発明に係る更に他の実施の形態を示している。
【0057】
図13及び図14によれば、上記実施の形態においては、付勢手段9を構成するコイルスプリング9aとして引張ばねで構成しているに対し、圧縮ばねを使用し、取付け体7に自動車1の前方向に開口するL字状のスプリング台座部7gを形成し、コイルスプリング9aの一端側を着座させると共に、コイルスプリング9aの他端を駒片7hを介在させながら摺動軸ピン5−1aに着座させて、前側ラゲージフロア部5−1を常時自動車1の前方向に付勢するように構成したものである。
【0058】
そして、図13は、後側ラゲージフロア部5−2が収容凹部4に近接して自動車1の下部側に位置させた状態を示しており、図14は、前側ラゲージフロア部5−1の垂直壁部5−1cと後側ラゲージフロア部5−2とを略平面状に連続させて、前倒れしたリヤシート1cの上面に対して、同一の水平面に保持させた状態を示している。
【0059】
上記全ての実施の形態においては、ラゲージルーム2の下部側に位置する床面部3には、上部が開口して不図示のスペヤタイヤ等を収納する収納凹部4が凹設されているものとしているが、これに限定されるものではなく、収納凹部4を凹設しない場合もある。
【産業上の利用可能性】
【0060】
以上説明したように、本発明は、ラゲージフロア体を、自動車前後方向に2区分すると共に互いに蝶着連結された前側ラゲージフロア部および後側ラゲージフロア部で構成しており、前側ラゲージフロア部が、ラゲージルームの左右側壁に対して自動車上下方向に回転可能に且つ自動車前後方向に移動可能に設置され、且つ、後側ラゲージフロア部が、ラゲージルームの左右側壁に対して自動車前後方向に移動させながら上下方向に回転させることによってラゲージルームの左右側壁に対して上下移動可能に支持されていることから、後側ラゲージフロア部が折曲して自動車下部側に位置させた状態から、後側ラゲージフロア部を回動することによって前側ラゲージフロア部を付勢手段により自動車前方向に引き込んで、前側ラゲージフロア部と後側ラゲージフロア部とを略平面状に連続させて、ラゲージフロア体全体を自動車上部側に位置させることができ、従来のようなラゲージフロア体の押し込み操作を要せず、しかもラゲージフロア体を前後両ラゲージフロア部に分割して蝶着連結していることから、ラゲージフロア体の操作力を軽減させることができ、片手操作を可能にしているために、自動車のラゲージルームを構成するラゲージフロア体の上下移動装置等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明にかかる実施の形態を採用した自動車の後部側を描画した斜視図である。
【図2】図1のラゲージルームからラゲージフロア体を取出して描画した斜視図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】図2のラゲージフロア体を分解して描画した斜視図である。
【図5】図2におけるB−B断面図である。
【図6】本発明にかかるラゲージフロア体の作動説明図で、ラゲージフロア体が収納凹部の閉塞状態から上方に移動する途中の状態を示している。
【図7】同じく、ラゲージフロア体の作動説明図で、ラゲージフロア体が上方に更に移動して前倒れしたリヤシートの上面と同一の水平面に保持させた状態を示している。
【図8】ラゲージフロア体が収納凹部の閉塞状態から上方に移動する途中の状態を一部省略して描画した図2のB−B断面図である。
【図9】ラゲージフロア体が上方に更に移動して前倒れしたリヤシートの上面と同一の水平面に保持させる寸前の状態を一部省略して描画した図2のB−B断面図である。
【図10】ラゲージフロア体が上方に更に移動して前倒れしたリヤシートの上面と同一の水平面に保持させた状態を一部省略して描画した図2のB−B断面図である。
【図11】本発明にかかる他の実施の形態を示す要部断面図で、ラゲージフロア体が収納凹部の閉塞状態から上方に移動する途中の状態を示している。
【図12】同じく、本発明にかかる他の実施の形態を示す要部断面図で、ラゲージフロア体が上方に更に移動して前倒れしたリヤシートの上面と同一の水平面に保持させた状態を示している。
【図13】本発明にかかる更に他の実施の形態を示す要部断面図で、ラゲージフロア体が収納凹部の閉塞状態を示している。
【図14】同じく、本発明にかかる更に他の実施の形態を示す要部断面図で、ラゲージフロア体が収納凹部の閉塞状態から上方に移動する途中の状態を示している。
【図15】従来におけるラゲージフロア体の移動装置を描画した要部断面図であり、ラゲージフロア体が収納凹部の閉塞状態を示している。
【図16】同じく、従来におけるラゲージフロア体の移動装置を描画した要部断面図であり、ラゲージフロア体が上方に更に移動して前倒れしたリヤシートの上面と同一の水平面に保持させた状態を示している。
【符号の説明】
【0062】
1 自動車
2 ラゲージルーム
2a 左右側壁部
3 床面部
4 収容凹部
5 ラゲージフロア体
5−1 前側ラゲージフロア部
5−1a 摺動軸ピン
5−1b 水平壁部
5−1c 垂直壁部
5−2 後側ラゲージフロア部
5−2a 摺動ガイド軸ピン
6 ヒンジ手段
8 自動車前後方向延在溝
10 摺動ガイド溝
10a 弧状溝部
10b 水平溝部




 

 


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