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発明の名称 中空部材同士の合せ構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−1506(P2007−1506A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186073(P2005−186073)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100083954
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 輝夫
発明者 山下 正敏
要約 課題
一対の中空部材同士を合せ装着するためのクリップ等の装着具が中空部材の表出面に表出しないように構成した。

解決手段
ラゲージフロアリッド16aを構成する中空部材構成体10を、一対の中空部材11,12をその重合面11a、12a同士を重合装着して構成する場合、一対の中空部材11,12のうち、一方の中空部材11における重合面11a側に、ブラケット部材14を取着すると共に、ブラケット部材14に他方の中空部材12における重合面12a側を取着して、両中空部材11,12を重合装着して構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の中空部材をその重合面同士を重合装着して構成する中空部材同士の合せ構造であって、前記一対の中空部材のうち、一方の中空部材における重合面側に、ブラケット部材を取着すると共に、該ブラケット部材に前記他方の中空部材における前記重合面側を取着して、両中空部材を重合装着した構成としたことを特徴とする中空部材同士の合せ構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車のラゲージ収納ボックスの開口部を開閉するラゲージフロアリッドのように、一対の中空部材の重合面同士を重合装着して構成するための中空部材同士の合せ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の合せ構造を採用して構成した中空部材構成体は、自動車のラゲージ収納ボックスの開口部を開閉するラゲージフロアリッドの他に、例えば、トランクルームにおけるフロアリッド、ドアトリムに装着されるアームレストや側突パッド、或いはリヤーパーセル、トノボード等として使用されている。
【0003】
これらの中空部材構成体は、一対の中空部材を重合面同士を重合装着することによって構成している。
【0004】
中空部材構成体20は、例えば、図7に示すラゲージフロアリッドのように、一対の中空部材21,22の互いの重合面21a、22a同士を重合装着することによって、中空部材21,22同士の合せ構造をとっている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平10−129353号公報。
【0005】
そして、一対の中空部材21,22同士の合せ構造は、具体的には、一方の中空部材21の表出面21b側に、凹陥部21cを形成し、凹陥部21cの底壁をクリップ座21dとして、クリップ孔21eを形成し、クリップ孔21eにクリップ23を挿通しておく。
【0006】
また、他方の中空部材22の重合面22aには、中空部22b内へ貫通する係合孔22cが形成されており、係合孔22cにクリップ21dを係合することによって、両中空部材21,22同士を重合構成して、一体構成の中空部材構成体20を構成している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のように構成した従来の中空部材の合せ構造では、中空部材21,22同士を重合構成するために、クリップ23を使用し、クリップ23の脚部側は他方の中空部22b内で処理されて、他方の中空部材22の表面側に表出することはないのであるが、クリップ23の頭部側は、クリップ孔21eより一方の中空部材21の表出面21b側に表出してしまい、突起物となることから、凹陥部21cを形成することによって収容し、一方の中空部材21の表出面21bに突出しないようにしている。
【0008】
このため、クリップ22bの頭部は、凹陥部21cに表出していることになって、見栄えを悪くしていることは否めず、また使用中に凹陥部21c内に塵埃が溜まることになって、これを除去するのに非常に面倒であり、これを防止するために、凹陥部21cに不図示のキャップを設けて閉塞することが考えられるが、キャップを挿着係合するためには、凹陥部21cの側壁にキャップを引っ掛け取着する爪部を形成する必要があり、この爪部を設けることによって、一方の中空部材21の成形時に凹陥部21cがアンダーカット構造となって、スライド型等を用いざるを得なくなり、製品のコストアップの要因ともなってしまう。
【0009】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、一対の中空部材同士を合せ装着するためのクリップ等の装着具が中空部材の表出面に表出しないように構成した中空部材の合せ構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係る中空部材の合せ構造は、一対の中空部材をその重合面同士を重合装着して構成する中空部材同士の合せ構造であって、前記一対の中空部材のうち、一方の中空部材における重合面側に、ブラケット部材を取着すると共に、該ブラケット部材に前記他方の中空部材における前記重合面側を取着して、両中空部材を重合装着した構成としたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
上記のように構成する本発明において、一方の中空部材の重合面側にブラケット部材を装着し、ブラケット部材に他方の中空部材における重合面側を取着するようにしたので、中空部材同士を重合装着するために、たとえクリップ等の装着具を使用しても、装着具が中空部材の表出面側に表出しないように構成できることになり、この結果、一方の中空部材の表出面側に従来のような凹陥部21c等を形成する必要がなく、見栄え向上に寄与すると共に塵埃が溜まるということがなくなり、しかも、従来のような凹陥部21cへのキャップによる閉塞構造をとる必要がないために、アンダーカット構造とならずして、製品のコストの軽減が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図を用いて、本発明を実施するための最良の実施の形態について説明する。
【0013】
図1は本発明に係る実施の形態による自動車用ラゲージフロアリッドを採用した自動車のラゲージフロア構造を描画した斜視図、図2は図1における一方の中空部材を表面側から描画した斜視図、図3は同じく一方の中空部材を重合面側から描画した斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5は図1における他方の中空部材を重合面側から描画した斜視図である。
【0014】
先ず、図1において、ワンボックスカー等の自動車におけるラゲージルームは、スペヤタイヤハウス、小物入れ等の収納ボックス15a、15b、15c、15d・・・を有して構成しており、収納ボックス15a、15b、15c、15d・・・の開口部は、それぞれ分割されたラゲージフロアリッド16a、16b、16c、16d・・・によって開閉されるようになっており、また、ラゲージフロアリッド16a、16b、16c、16d・・・は、ラゲージルームのラゲージフロアを構成すべく兼用されている。
【0015】
ラゲージフロアリッド16a、16b、16c、16d・・・のうち、少なくともラゲージフロアリッド16aは、図2乃至図4に示すように、中空部材構成体10から構成している。
【0016】
中空部材構成体10は、図4に示すように、一対の中空部材11,12を互いに重合装着することによって構成している。
【0017】
一対の中空部材11,12のうち、一方の中空部材11は、重合面11a側に、略平板状のブラケット部材14を装着するために、図3を参照すれば明らかなように、複数個のクリップ設置凹部11cを凹設すると共に、取付けねじ17の螺合孔11dが形成されている。
【0018】
ブラケット部材14には、クリップ設置凹部11c及び螺合孔11dに対応して、クリップ挿通孔14aおよび取付けネジ挿通孔14bが形成されている。
【0019】
そして、一方の中空部材11は、その重合面11a側において、ブラケット部材14を重合添設されており、取付けねじ17をブラケット部材14側の取付けネジ挿通孔14b側から挿通させて、螺合孔11dに螺合することによって、ブラケット部材14が装着されている。
【0020】
この装着にあたって、予め、ブラケット部材14のクリップ係合孔14aに挿入した装着具としてのクリップ体13の一端側における抜け止め平板部13aをクリップ設置凹部11c内に位置させており、ブラケット部材14の一方の中空部材11への装着後に、クリップ体13は、抜け止め平板部13aがブラケット部材14に引っ掛かって、クリップ挿通孔14aから抜け止めされており、一方の中空部材11の重合面11a側にクリップ部13bが突出している。
【0021】
他方の中空部材12における重合面12aには、図4と共に図5に示すように、2段階の凹状段部12dが形成されており、凹状段部12dのうち、小段部12eには、クリップ体13のクリップ部13bが係合するクリップ係合孔12cが設けられており、大段部12fは、取付けねじ17の頭部を収容する収容凹部になっている。
【0022】
かかる構成により、一方の中空部材11を他方の中空部材12に重合させて、中空部材構成体10を形成する場合、一方の中空部材11の重合面11aと他方の中空部材12の重合面12aとを重合させた状態で、一方の中空部材11側のクリップ体13のクリップ部13bを他方の中空部材12のクリップ係合孔12cに係合して、両中空部材11,12同士を重合装着することになる。
【0023】
上記のように構成する場合、一方の中空部材11の重合面11a側にブラケット部材14を装着し、ブラケット部材14に他方の中空部材12における重合面12a側を取着するようにしたので、中空部材11,12同士を重合装着するために、たとえクリップ体13を使用しても、クリップ体13が一方の中空部材11或いは他方の中空部材12の表出面11b、12b側に表出しないように構成できるために、一方の中空部材11の表出面11b側に従来のような凹陥部21c等を形成する必要がなく(図2参照)、見栄え向上に寄与すると共に塵埃が溜まるということがなくなり、しかも、従来のような凹陥部21cへのキャップによる閉塞構造をとる必要がないために、アンダーカット構造とならずして、製品のコストの軽減が期待できる。
【0024】
図6は本発明にかかる他の実施の形態を示すものである。
【0025】
図6によれば、一方の中空部材11と他方の中空部材12とを重合装着する場合、予め抜け止めされた状態でクリップ体13を取着したブラケット体14を一方の中空部材11側にインサート成形しており、しかも、ブラケット体14は、一方の中空部材11の略全面に添設されるのではなく、複数個に分割し間欠的に配設されているものである。
【0026】
このために、ブラケット体14およびブラケット体14に取着したクリップ体13の抜け止め平板部13aは、一方の中空部材11の重合面11a側に突出しないように、重合面11aから凹設形成された収容凹部11e内に収容されている。
【0027】
また、他方の中空部材12の重合面12a側には、収容凹部11eに対向して、突起状のクリップ取付け部12gが形成されており、クリップ取付け部2gにクリップ係合孔12cを形成して、クリップ体13を係合するように構成しており、この係合によって、クリップ取付け部12gが収容凹部11eないに収容され、一方の中空部材11及び他方の中空部材12の重合面11a、12a同士が面一に重合できるようになっている。
【0028】
かかる構成において、他の実施の形態においては、ブラケット部材14を一方の中空部材11にインサート成形するために、先の実施の形態における取付けねじによる取付け手法を廃止したものである。
【0029】
上記実施の形態においては、中空部材11,12同士を重合装着して構成された中空部材構成体10は、ラゲージフロアリッド16aとして使用する場合であったが、これに限定されるものではなく、本発明は、中空体同士の重合体で構成される場合であるならば、他のラゲージフロアリッド16b、16c、16d・・・にも適用できること勿論であるが、例えば、自動車の他の内装部品であるトランクルームにおけるフロアリッド、ドアトリムに装着されるアームレストや側突パッド、或いはリヤーパーセル、トノボード等にも適用できるものである。
【産業上の利用可能性】
【0030】
以上説明したように、本発明は、一方の中空部材の重合面側にブラケット部材を装着し、ブラケット部材に他方の中空部材における重合面側を取着するようにしたので、中空部材同士を重合装着するために、たとえクリップ等の装着具を使用しても、装着具が中空部材の表出面側に表出しないように構成できるために、一方の中空部材の表出面側に従来のような凹陥部21c等を形成する必要がなく、見栄え向上に寄与すると共に塵埃が溜まるということがなくなり、しかも、従来のような凹陥部21cへのキャップによる閉塞構造をとる必要がないために、アンダーカット構造とならずして、製品のコストの軽減が期待できるために、自動車のラゲージ収納ボックスの開口部を開閉するラゲージフロアリッドのように、一対の中空部材の重合面同士を重合装着して構成するための中空部材同士の合せ構造等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係る実施の形態による自動車用ラゲージフロアリッドを採用した自動車のラゲージフロア構造を描画した斜視図である。
【図2】図1における一方の中空部材を表面側から描画した斜視図である。
【図3】同じく一方の中空部材を重合面側から描画した斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図1における他方の中空部材を重合面側から描画した斜視図である。
【図6】本発明における他の実施の形態を採用した中空部材構成体における図4と同じ断面図である。
【図7】従来における自動車用ラゲージフロアリッドの縦断面図である。
【符号の説明】
【0032】
10 中空部材構成体
11 一方の中空部材
11a 重合面
11b 表出面
12 他方の中空部材
11a 重合面
11b 表出面
14 ブラケット部材




 

 


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