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発明の名称 自動車の半ドア検知装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−237973(P2007−237973A)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
出願番号 特願2006−64604(P2006−64604)
出願日 平成18年3月9日(2006.3.9)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 右近 信雄
要約 課題
乗降口の開口幅が狭くならないようにして自動車に装備することができる半ドア検知装置を提供する。

解決手段
車体11のドア用開口部12に第1の壁部45が形成されている。ドア14には第1の壁部45に対向する第2の壁部55が形成されている。半ドア検知装置20は、第2の壁部55の内側に収容された半ドア検出用のスイッチ71と、スイッチ71の作動ストロークを拡大するためのレバー部材72と、スイッチカバー110と、スイッチカバー110に形成された孔120と、第1の壁部45に取付けられた操作突起70などを備えている。孔120は、レバー部材72を車体11の外側から臨むことができる位置に形成されている。操作突起70は、レバー部材72と対応する位置に取付けられ、ドア14が閉位置にあるときに孔120の内側に進入することにより、レバー部材72に当接してスイッチ71を作動させる。
特許請求の範囲
【請求項1】
自動車の車体の乗降口のドア用開口部を閉塞するドアの半ドア検知装置であって、
前記車体のドア用開口部に該車体の幅方向に沿う第1の壁部が形成され、
前記ドアには前記ドア用開口部を閉塞した状態において前記第1の壁部に対向する第2の壁部が形成され、
前記第1の壁部または第2の壁部のいずれか一方の壁部の内側に収容された半ドア検出用のスイッチと、
前記スイッチのオン・オフの作動ストロークを拡大するために該スイッチに設けられたレバー部材と、
前記一方の壁部において前記レバー部材を車体の外側から臨むことができる位置に形成され前記車体の前後方向に貫通する孔と、
前記第1の壁部または第2の壁部のいずれか他方の壁部の外面の前記レバー部材と対応する位置に取付けられ、前記ドアが閉位置にあるときに前記孔の内側に進入することにより前記レバー部材に当接して前記スイッチを作動させる操作突起と、
を具備したことを特徴とする自動車の半ドア検知装置。
【請求項2】
前記ドアは、前記ドア用開口部を開閉する際に車体の前後方向に移動するスイングドアまたはスライドドアであり、
前記第1の壁部は車体内側から車体外側に向って前記ドア用開口部の開口幅が広がるよう傾斜した形状であり、
前記第2の壁部が前記第1の壁部に沿って車体内側から車体外側に向って傾斜する形状であることを特徴とする請求項1に記載の自動車の半ドア検知装置。
【請求項3】
前記スイッチが前記孔よりも高い位置に取付けられ、前記レバー部材が前記スイッチの下方に延びていることを特徴する請求項1または2に記載の自動車の半ドア検知装置。
【請求項4】
前記操作突起が前記車体に設けられ、前記スイッチと前記孔が前記ドアに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の自動車の半ドア検知装置。
【請求項5】
前記第2の壁部に形成された開口部の内側に前記スイッチが収容され、前記第2の壁部に前記開口部と前記スイッチを覆うスイッチカバーが取付けられ、該スイッチカバーに前記孔が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の自動車の半ドア検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車の車体側面の乗降口を開閉するためのドアに使用される半ドア検知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
バス等の自動車の車体の側面に形成された乗降口を開閉するためのドア装置として、車体の側面に対し平行移動して乗降口を開閉するスイングドア装置が知られている。スイングドア装置は、乗降口であるドア用開口部を開閉するドアと、このドアを車体に対して略平行移動可能に支持するスイングアームと、ドアを閉位置で維持するためのドアロック機構と、半ドア検知装置などを備えている。
【0003】
従来の半ドア検知装置は、例えば下記特許文献1に記載されているように、プランジャ形の操作部材を有するドアスイッチをドア用開口部の後部一箇所に配置し、ドアを閉めたときにドア側のフランジ部を車体外方から前記操作部材に当接させることにより、ドアスイッチを作動させるように構成されている。あるいは下記特許文献2に記載されているスイングドア装置の半ドア検知装置のように、ドアロック機構にマイクロスイッチを設けることも提案されている。
【特許文献1】特公昭63−15165号公報
【特許文献2】特許第3540175号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているプランジャ形の操作部材を有するドアスイッチをスイングドアに用いる場合、例えばこのドアスイッチをスイングドアの後部に設け、ドアを閉めたときにスイッチの操作部材をドア用開口部のフランジ部に車体外方から当接させている。しかしこのような半ドア検知装置は、車体に設ける前記フランジ部がドア用開口部の開口幅を狭くする方向に突出するため、スイングドアの後部と前部の双方にこのような構成のドアスイッチを設けると、ドア用開口部の開口幅が狭くなる原因となる。
【0005】
特許文献2に記載されているように、ドアロック機構にマイクロスイッチを設ける場合には、スイングドア内部の狭いスペースにドアロック機構とマイクロスイッチをコンパクトにまとめて収納する必要があるため、ドアロック機構の構造が複雑になるだけでなく、車種によってはレイアウト的な問題により採用できないことがある。
【0006】
したがって本発明の目的は、乗降口の開口幅が狭くならないようにしてドア用開口部等に装備することができる半ドア検知装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、自動車の車体の乗降口のドア用開口部を閉塞するドアの半ドア検知装置であって、前記車体のドア用開口部に該車体の幅方向に沿う第1の壁部が形成され、前記ドアには前記ドア用開口部を閉塞した状態において前記第1の壁部に対向する第2の壁部が形成され、前記第1の壁部または第2の壁部のいずれか一方の壁部の内側に収容された半ドア検出用のスイッチと、前記スイッチのオン・オフの作動ストロークを拡大するために該スイッチに設けられたレバー部材と、前記一方の壁部において前記レバー部材を車体の外側から臨むことができる位置に形成され前記車体の前後方向に貫通する孔と、前記第1の壁部または第2の壁部のいずれか他方の壁部の外面の前記レバー部材と対応する位置に取付けられ、前記ドアが閉位置にあるときに前記孔の内側に進入することにより前記レバー部材に当接して前記スイッチを作動させる操作突起とを具備している。
【0008】
前記ドアは、例えば、前記ドア用開口部を開閉する際に車体の前後方向に移動するスイングドアまたはスライドドアであり、前記第1の壁部は車体内側から車体外側に向って前記ドア用開口部の開口幅が広がるよう傾斜した形状であり、前記第2の壁部が前記第1の壁部に沿って車体内側から車体外側に向って傾斜する形状である。
【0009】
本発明の好ましい形態では、前記スイッチが前記孔よりも高い位置に取付けられ、前記レバー部材が前記スイッチの下方に延びている。前記操作突起は例えば前記車体に設けられ、前記スイッチと前記孔は例えば前記ドアに設けられている。さらに前記第2の壁部に形成された開口部の内側に前記スイッチが収容され、前記第2の壁部にスイッチカバーが取付けられ、該スイッチカバーに前記孔が形成されていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、半ドア検出用のスイッチや操作突起等の半ドア検知装置を構成する部品を、乗降口の開口幅が狭くならないように車体とドアに配置することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に本発明の一実施形態に係る半ドア検知装置を備えた自動車のスイングドア装置について、図1〜図8を参照して説明する。
図1に示すバス等の自動車10は、車体11のドア用開口部12に設けられたスイングドア装置13を備えている。自動車10の乗降口として機能するドア用開口部12は、車体11の側面に形成されている。ドア用開口部12は、スイングドア装置13のドア14によって開閉可能に覆われる。
【0012】
ドア(スイングドア)14は、ドア用開口部12を閉塞する閉位置と、ドア用開口部12を開放する開位置とにわたって移動できるようになっている。すなわち、ドア14を閉位置から開位置に向けて移動させる際には、ドア14がドア用開口部12から車体11の外側に移動しつつ、車体11に沿って後方に平行移動することにより、開位置に至る。ドア閉塞時には、ドア14が車体11の後方から前方に平行移動しつつ、車体11の外側から内側に向けて移動することにより閉位置に至る。
【0013】
図2は、車内側から見たスイングドア装置13の一部の斜視図である。このスイングドア装置13は、ドア14と、ドア14を車体11に開閉可能に支持するためのスイングアーム構体15と、ドア14の前部と後部にそれぞれ設けられたドアロック機構(前側のドアロック機構16のみ示す)と、ドア14の前部と後部にそれぞれ設けられた半ドア検知装置20,21と、ドア14を手動で開閉する際に用いる車内側の操作ハンドル22と、車外側の操作ハンドル23(図1に示す)などを備えている。
【0014】
スイングアーム構体15は、上下一対のスイングアーム30,31と、車体に支持された縦パイプ32と、ドア14に支持された縦パイプ33などからなり、車体側の縦パイプ32を中心に垂直軸回りに回動することができるようになっている。図2に示すように、ドア用開口部12の下部に設けられた乗降ステップ35の下側にサブリンク36が設けられている。
【0015】
スイングアーム30,31とサブリンク36とによって、上方から見て略平行四辺形のリンク機構が構成されるため、ドア14は、ドア用開口部12を塞ぐ位置(閉位置)と、ドア用開口部12を開放する位置(開位置)とにわたり、車体11の側面に沿って前後方向に平行移動することができる。本実施形態のドア14は手動で開閉させるが、車種によっては電動モータあるいはエアシリンダ等によってドア14を自動で開閉させてもよい。
【0016】
図3に車体11の一部とドア14の一部が示されている。車体11は、車体外側のアウタパネル40と、車体内側のインナパネル41等によって構成されている。アウタパネル40には、ドア用開口部12の周壁を構成する第1の壁部45がプレスによって形成されている。第1の壁部45は、車体内側から車体外側に向ってドア用開口部12の開口幅が広がるように傾斜した形状である。ドア用開口部12の全周に防水用のウエザストリップ46が取付けられている。
【0017】
ドア14は、車体外側のアウタパネル50と、車体内側のインナパネル51等によって構成されている。インナパネル51には、プレスによって第2の壁部55が形成されている。第2の壁部55は第1の壁部45と同様に、車体内側から車体外側に向って傾斜した形状をなしている。図3に示すようにドア14が閉位置にあるとき、第1の壁部45と第2の壁部55は互いに略平行に向かい合う。
【0018】
図3に示すように、ドア14の前縁部60が車体11の前方に突出している。車体11のアウタパネル40にはドア14の前縁部60と対応した位置に凹部61が形成されている。ドア14が閉位置にあるとき、ドア14の前縁部60が車体側の凹部61に位置することにより、車体11の外面とドア14の外面が面一に揃うようになっている。
【0019】
ドア14の前側に設けられている半ドア検知装置20は、第1の壁部45に取付けられた山形の操作突起70と、第2の壁部55に取付けられた半ドア検出用のスイッチ(例えばマイクロスイッチ)71と、このスイッチ71に設けられたレバー部材72などを備えている。
【0020】
図3と図4に示すように操作突起70は、第1の面81と第2の面82とを有し、固定手段の一例であるねじ部材83をリテーナナット84にねじ込むことより、第1の壁部45に固定されている。リテーナナット84は、第1の壁部45の裏面に固定されたホルダ部材85(図3に示す)に収容され、ねじ部材83を弛めた状態において矢印A方向に移動できるようになっている。この構成により、操作突起70は矢印A方向(車体11の幅方向)の位置をある程度調節することができる。
【0021】
すなわち図3に示すようにドア14が閉位置にあるときに、操作突起70がレバー部材72に当接することにより、スイッチ71が第1の状態(例えばオフ)となり、図5に示すようにドア14が開方向に移動したときに、操作突起70がレバー部材72から離れることにより、スイッチ71が第2の状態(例えばオン)となるように、操作突起70とスイッチ71との相対位置が設定されている。
【0022】
図6〜図8は、半ドア検知装置20のスイッチ71が設けられているドア14の一部を示している。図7に示されるように、第2の壁部55に、孔の一例である開口部90が形成され、この開口部90の内側に前記スイッチ71が収容されている。図8に示されるようにスイッチ71は、ねじ部材91によってブラケット92に取付けられている。ブラケット92は溶接等の固定手段によってリンフォース部材93に固定されている。リンフォース部材93は第2の壁部55の裏面に固定されている。リンフォース部材93の例えば4箇所に、下記のスイッチカバー110を取付けるためのナット部材94(図7と図8に示す)が設けられている。
【0023】
レバー部材72は、スイッチ71の接点操作部100の近傍に設けられた軸101を中心に、図7に実線で示す第1の位置P1から、2点鎖線で示す第2の位置P2を経て、第3の位置P3まで移動可能であり、ばね102によって第1の位置P1に向けて付勢されている。このレバー部材72は、接点操作部100からスイッチ71の下方に延びている。
【0024】
スイッチ71と開口部90は、第2の壁部55の一部をなすスイッチカバー110によって覆われている。このスイッチカバー110は、図6に示すようにねじ部材111を前記ナット部材94にねじ込むことによって、第2の壁部55に固定される。スイッチカバー110は外側に膨らむ凸部112と、凸部112の周囲に形成された平坦な取付座113とを有している。凸部112は開口部90と対応した位置に形成され、凸部112の内側にレバー部材72が位置するようになっている。取付座113には、ねじ部材111を挿入する孔114が形成されている。
【0025】
スイッチカバー110の下部に孔120が形成されている。この孔120は、スイッチカバー110が第2の壁部55に固定された状態において、レバー部材72の下端部72aを臨む位置に形成されている。図5に示されるように孔120は、スイッチカバー110を車体11の前後方向に貫通している。ドア14を閉じる際に、操作突起70がこの孔120に挿入されるとともに、操作突起70がレバー部材72に向って相対的に矢印B方向に移動するようになっている。
【0026】
レバー部材72は、スイッチ71の接点操作部100のオン・オフの作動ストロークを拡大する機能を有している。図7に示すように、レバー部材72が第1の位置P1にあるとき、スイッチ71がオンになる。レバー部材72が第2の位置P2(スイッチ動作点)まで移動するとスイッチ71がオフとなり、オフのままレバー部材72は第3の位置P3まで移動することができる。このように接点操作部100の作動ストロークS1よりも数倍以上大きいストロークS2でレバー部材72が移動することができるように、軸101から接点操作部100までの距離と、軸101からレバー部材72の下端部72aまでの距離の比が設定されている。
【0027】
このレバー部材72によってスイッチ71の作動ストロークが拡大されるため、ドア14を閉じる際のウエザストリップ46の圧縮しろを吸収することができる。また、ドアロック機構16のフルラッチおよびハーフラッチの各ポジションに応じて、スイッチ71にある程度の不感帯を設定することができる。このため、マイクロスイッチ等のように作動ストロークの小さいスイッチ71を用いていても、半ドア状態であるか否かを安定にかつ確実に検出することができる。
【0028】
スイッチ71に電気的に接続されるハーネス部材130(図6に示す)は、ドア14の内部に設けられたコネクタ(図示せず)とスイングアーム構体15のパイプ内を通るハーネス部材を介して、車体11側の信号処理回路(図示せず)に接続されている。この信号処理回路は、スイッチ71がオンになったときに、運転席の半ドア警告灯等の報知手段を作動させるようになっている。
【0029】
第1の壁部45に設けられている操作突起70は、レバー部材72の下端部72aと孔120に対応する位置に取付けられ、ドア14が閉位置にあるときに、操作突起70が孔120の内側に進入するとともに操作突起70の第1の面81がレバー部材72に当接するようになっている。
【0030】
なお、ドア14の後側に設けられている半ドア検知装置21(図2に示す)は、車内側に突出するプランジャ形の操作部材を有している。この半ドア検知装置21は、操作部材が車体11のドア用開口部12のフランジ部140に当接したときにオフとなり、操作部材がフランジ部140から離れたときにオンとなるように構成されている。
【0031】
以下に、本実施形態の半ドア検知装置20,21の作用について説明する。
図3に示すようにドア14が閉位置にあるとき、ドアロック機構16(図2に示す)が車体11側の係止部(図示しないストライカ)に係合することにより、ドア14が閉位置にロックされる。このときドア14の前側の半ドア検知装置20は、操作突起70がレバー部材72に当接し、レバー部材72が図7に示す第2の位置P2から第3の位置P3まで移動することにより、スイッチ71がオフとなる。ドア14の後側の半ドア検知装置21も、ドア14が閉じるとオフとなる。これら前後の半ドア検知装置20,21の双方がオフであれば、半ドア警告灯等の報知手段は作動しない。
【0032】
ドア14を開けると、ドア14の前側の半ドア検知装置20では、操作突起70がレバー部材72から離れることにより、レバー部材72が第1の位置P1に戻るためスイッチ71がオンとなる。ドア14の後側の半ドア検知装置21もオンとなる。
【0033】
ドア14を閉めるときには、スイングアーム構体15の働きにより、ドア14は、車体11の後方から前方に平行移動しつつ、図5に矢印Cで示すように車体11の外側から内側に向けて移動することにより、閉位置に至る。ドア14が閉位置になると、操作突起70がレバー部材72に当接し、レバー部材72が前記第2の位置P2から第3の位置P3に移動することにより、スイッチ71がオフとなる。
【0034】
このときドアロック機構16による施錠が不完全(ハーフラッチ)でドア14が完全に閉じていない状態(半ドア状態)になると、レバー部材72が第2の位置P2から第1の位置P1の方向に戻ってしまうためスイッチ71がオンとなり、半ドア警告灯などの報知手段が作動する。本実施形態では、前後の半ドア検知装置20,21の少なくとも一方がオン状態のとき半ドア警告灯が点灯する。
【0035】
一般にスイングドア装置13のドア14を手動で開閉操作する場合、ドア14の後側よりも前側の方が半ドア状態になりやすいと言われているが、本実施形態のスイングドア装置13はドア14の前側にも半ドア検知装置20を備えているために、ドア14の前側が半ドア状態になったことを乗員等に知らせることができる。
【0036】
本実施形態のドア14は、開位置から閉位置に移動する際に、車体11の後方から前方に移動しつつ車体外側から車体内側にドア14が移動するものであり、しかも第1の壁部45と第2の壁部55は、車体内側から車体外側に向ってドア用開口部12の開口幅が広がる方向に傾斜した形状となっている。
【0037】
このためドア14が閉じる際に、第1の壁部45に設けられている操作突起70は、第2の壁部55に形成されている孔120に対し、斜め横前方、すなわち孔120と向かい合う方向から孔120に進入してくる。このため孔120の大きさが小さくてすむとともに、ドア14の剛性に寄与するインナパネル51のコーナー部分51aに孔120の一部がかかることを回避でき、ドア14の剛性を確保する上で好ましいものである。
【0038】
また、スイッチ71が孔120よりも高い位置に取付けられ、レバー部材72がスイッチ71の下方に延びているため、雨水等が孔120に入ったとしても、スイッチ71が濡れることを回避できる。本実施形態では、孔120の下方に水抜き孔が形成されているとよい。また図3に示すようにドア14が閉位置にあるとき、ドア14の前縁部60が車体11の凹部61に位置するため、側面方向から雨水等がかかっても水が孔120に入りにくいものである。
【0039】
この実施形態では、操作突起70が車体11側に設けられ、孔120がドア14側に形成されているため、孔120が車体11の強度に与える影響を考慮しなくてすむ。なお本実施形態とは逆に、スイッチ71と孔120を車体11側に設け、操作突起70をドア14側に設けるようにしてもよい。
【0040】
また本発明を実施するに当たって、車体やドアをはじめとして、第1の壁部、第2の壁部、スイッチ、レバー部材、孔、操作突起など、発明を構成する要素を適宜変更して実施できることは言うまでもない。また本発明の半ドア検知装置は、スイングドアに限らず、例えばスライドドアのように車体の前後方向に移動するドアにも適用することができる。また、ヒンジによって回動自在に支持された回動式のドアにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施形態に係るスイングドア装置を装備した自動車の斜視図。
【図2】図1に示されたスイングドア装置の一部を車体内側から見た斜視図。
【図3】図1に示されたスイングドア装置の半ドア検知装置を示す横断面図。
【図4】図3に示された半ドア検知装置の操作突起を示す車体側の一部の斜視図。
【図5】図3に示された半ドア検知装置のドアが開放される途中の状態を示す横断面図。
【図6】図3に示された半ドア検知装置のスイッチおよびレバー部材等を示すドアの一部の斜視図。
【図7】図6に示されたドアの一部をカバー部材を取外した状態で示す斜視図。
【図8】図7中のF8−F8線に沿う断面図。
【符号の説明】
【0042】
10…自動車
11…車体
12…ドア用開口部
13…スイングドア装置
14…ドア
20…半ドア検知装置
45…第1の壁部
55…第2の壁部
70…操作突起
71…スイッチ
72…レバー部材
110…スイッチカバー
120…孔




 

 


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