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発明の名称 自動車用ヘッドランプの支持構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−145149(P2007−145149A)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
出願番号 特願2005−341306(P2005−341306)
出願日 平成17年11月28日(2005.11.28)
代理人 【識別番号】100064469
【弁理士】
【氏名又は名称】菊池 新一
発明者 鈴木 裕之 / 岡本 有広
要約 課題

歩行者の保護と車両振動時のヘッドランプ取付強度確保を両立させた自動車用ヘッドランプの支持構造を提供する。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
下部車両取付部と上部車体取付部とを備えた自動車用ヘッドランプの支持部材において、前記上部車体取付部は帯板をなし、その長手方向と直交する方向にV字切欠等の薄肉の脆弱部を設け、前記上部車体取付部の長手方向に移動可能なカバーにて前記脆弱部を包囲し、前記カバーには前記脆弱部に係合してカバーを位置決めする位置決めピンと前記上部車体取付部に向けて延在する板バネとを備え、自動車用ヘッドランプの支持部材に強い応力が作用した時の前記上部車体取付部の変形による前記板バネの撓みにより前記カバーを脆弱部外へのスライドと同時に位置決めピンを破断させ、かつ脆弱部を破断させることにより前記自動車用ヘッドランプの支持部材に加わる強い応力を吸収するようにしたことを特徴とする自動車用ヘッドランプの支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行者が自動車用ヘッドランプに衝突したときの衝撃力を緩和して歩行者を保護するようにした自動車用ヘッドランプの支持構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
歩行者が自動車用ヘッドランプに衝突したときの衝撃力を緩和して歩行者を保護するようにした自動車用ヘッドランプの支持構造が提供されている。
【0003】
この自動車用ヘッドランプの支持構造は歩行者保護の観点から、ヘッドランプの上下に設定されている車両取付部のうち、上部取付部(材質ポリプロピレン)に関しては、これを破断させることで歩行者に対する衝撃力を緩和させる必要がある。
【0004】
上部取付部を確実に破断させる構造として上部取付部にV字切欠等の脆弱部を設定する方法があるが、車両振動によってヘッドランプの光軸のブレや取付部の破断等背反事項の問題が有る。
【特許文献1】特開2001−233121公報
【特許文献2】特開2004−203288公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みて、歩行者の保護と車両振動時のヘッドランプ取付強度確保を両立させた自動車用ヘッドランプの支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1に記載の通り、下部車両取付部と上部車体取付部とを備えた自動車用ヘッドランプの支持部材において、前記上部車体取付部は帯板をなし、その長手方向と直交する方向にV字切欠等の薄肉の脆弱部を設け、前記上部車体取付部の長手方向に移動可能なカバーにて前記脆弱部を包囲し、前記カバーには前記脆弱部に係合してカバーを位置決めする位置決めピンと前記上部車体取付部に向けて延在する板バネとを備え、自動車用ヘッドランプの支持部材に強い応力が作用した時の前記上部車体取付部の変形による前記板バネの撓みにより前記カバーを脆弱部外へのスライドと同時に位置決めピンを破断させ、かつ脆弱部を破断させることにより前記自動車用ヘッドランプの支持部材に加わる強い応力を吸収するようにしたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、通常では上部車体取付部の脆弱部をカバーによって補強しているため、車両振動時のヘッドランプ取付強度確保してヘッドランプの光軸のブレや取付部の破断等を解消し、歩行者がヘッドランプに衝突したときにはカバーを脆弱部外にスライドさせることにより脆弱部の破断で衝撃力を吸収して歩行者を保護するという歩行者の保護と車両振動時のヘッドランプ取付強度確保を両立させた効果を有している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1は自動車用ヘッドランプの支持部材(以下支持部材1と略称する)であり、左右一対の下部車両取付部2、3と帯板よりなる一つの上部車体取付部4とを備えている。この上部車体取付部4には図2で示すように、その長手方向と直交する方向にV字切欠等の薄肉の脆弱部5が設けられている。
【0009】
本発明は上記上部車体取付部4の脆弱部5に補強用のカバー6を装着したことを特徴とするものである。このカバー6は図3で示すように、上部車体取付部4を挿通するための穴7が貫通されており、板バネ差し込み部8に差し込まれた板バネ9と、上面から穴7に向けて差し込まれた位置決めピン10とを備えている。尚、カバー6は樹脂製が適当であり、位置決めピン10は軸方向と直交する方向からのある応力が加わると破断するものである。
【0010】
上部車体取付部4は図4で示すように、上記のカバー6の穴7を挿通して脆弱部5の部位で位置決めピン10を脆弱部5に係合してカバー6で脆弱部5を包囲する。これにより上部車体取付部4の脆弱部5はカバーにより補強され強度を確保する。カバー6に設けられている板バネ9は上部車体取付部4に位置決めされた状態で図5で示すように、上部車体取付部4の下面に当接した状態となる。
【0011】
本発明は上記の通りの構造であるから、通常では図5で示すように、カバー6は位置決めピン10の部位で上下方向の応力F1,F2により脆弱部5の部位に位置して脆弱部5を補強している。従って、車両振動時のヘッドランプ取付強度確保してヘッドランプの光軸のブレや取付部の破断等をなくしヘッドランプを安定した状態で支持する。
【0012】
また、歩行者がヘッドランプに衝突したときに支持部材1に図6で示すように強い応力F3が作用して上部車体取付部4が応力F3の作用方向に変形する。この上部車体取付部4の変形により上部車体取付部4に当接している板バネ9が撓みを生じ、カバー6は図7で示すように、板バネ9の撓みにより押されてスライドして脆弱部5の外へ移動し同時に位置決めピン10を破断する。
【0013】
上記カバー6が板バネ9の撓みにより押されてスライドして脆弱部5の外へ移動することみより、カバー6による脆弱部5の補強作用がなくなり、上部車体取付部4の脆弱部5はが破断して強い応力F3を吸収し、歩行者が自動車用ヘッドランプに衝突したときの衝撃力を緩和して歩行者を保護するのである。
【0014】
このように、本発明は、簡単な構造により、歩行者の保護と車両振動時のヘッドランプ取付強度確保を両立させた自動車用ヘッドランプの支持構造を提供することができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の要部全体の斜視図
【図2】図1のA部拡大図
【図3】カバーの斜視図
【図4】上部車体取付部がカバーを貫通している状態を示す斜視図
【図5】本発明の通常状態を示す側面図
【図6】歩行者がヘッドランプに衝突して上部車体取付部が変形した状態の側面図
【図7】歩行者がヘッドランプに衝突したときの衝撃力を吸収している状態の側面図
【符号の説明】
【0016】
1 自動車用ヘッドランプの支持部材
2 下部車両取付部
3 下部車両取付部
4 上部車体取付部
5 脆弱部
6 カバー
7 穴
8 板バネ差し込み部
9 板バネ
10 位置決めピン




 

 


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