米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 車両 -> 関東自動車工業株式会社

発明の名称 ドア取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76526(P2007−76526A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−267686(P2005−267686)
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
代理人 【識別番号】100082876
【弁理士】
【氏名又は名称】平山 一幸
発明者 榛地 由則
要約 課題
内装ドアの先端部に伝わる振動の発生を低減することができる内装ドアの取付構造を提供する。

解決手段
インストルメントパネル10に凹設した開口部11と、開口部を開閉するドア20と、開口部の開口縁に取り付けてドアを回動可能に支持するリテーナ30とを備え、リテーナ30が撓み可能にインストルメントパネル10に取り付けられ、ドアに作用した衝撃によってリテーナが振動して内装ドアの振動を低減する。ドア20に一対のアーム21を設け、リテーナの先端部30Aに、起立した一対の爪部36と、アームの先端部を回転可能に支持する支持部材32とを設け、リテーナの基端部30Bをインストルメントパネルに固定し、爪部36をインストルメントパネルの穴部に遊嵌して、ドアに作用した衝撃によってリテーナの先端部30Aが振動する。
特許請求の範囲
【請求項1】
インストルメントパネルに凹設した開口部と、この開口部を開閉するドアと、上記開口部の開口縁に取り付けられ上記ドアを回動可能に支持するリテーナと、を備えたドア取付構造において、
上記リテーナが、撓み可能にインストルメントパネルに取り付けられていて、ドアに作用した衝撃によって上記リテーナが振動して、上記ドアの振動を低減することを特徴とする、ドア取付構造。
【請求項2】
前記ドアには、一対のアームが備えられ、
前記リテーナにはその先端部に、起立して設けた一対の爪部と前記アームの先端部を回転可能に支持する支持部材とが備えられ、
前記リテーナの基端部を前記インストルメントパネルに固定し、前記リテーナの爪部を前記インストルメントパネルに設けた穴部に遊嵌して成り、
ドアに作用した衝撃によって前記リテーナの先端部が振動することを特徴とする、請求項1に記載のドア取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のインストルメントパネルに設けた開口部に対する内装ドアの取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のインストルメントパネルには、車検証,筆記用具その他の小物などを収納するための収納部を設けたものが広く知られている。例えば、図3に示すように、収納部は、インストルメントパネル50の助手席前方に凹設した開口部51と、この開口部51に対して開閉自在に取り付けた内装ドア60と、から構成されている。
【0003】
例えば図4に示すように、内装ドア60は端部から延設したアーム61を備えており、このアーム61の先端部に回転軸62が回転可能に支持されている。この回転軸62は、リテーナ70にも回転可能に支持されている。そして、リテーナ70は、例えば図5に示すように、複数のビス71,72をインストルメントパネル50に螺着して、その締め付けによりインストルメントパネル50の開口縁に固定されている。
【0004】
また、リテーナ70には、アーム61を挿入するための穴部75が開設されている。この穴部75は、アーム61が回動して移動する範囲程度の大きさに選定されている。そして、この穴部75を画するリテーナ70のカット部の周縁において、アーム61が回転して衝接する部位75Aが内装ドアの開き度合いを規制するストッパとして機能するようになっている。
このような構造により、内装ドア60は、リテーナ70を介してインストルメントパネル50に支持されていて、回転軸62まわりに矢印A方向に回動することできる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図3〜図5に示す内装ドア60の取付構造においては、リテーナ70が複数のビス71,72によりがたつき無くインストルメントパネル50に固定されているが、内装ドア60自体に質量があり、また、ドア先端部60Tが回転軸62から遠いために、内装ドア60の開時に内装ドア60がストッパと衝接した際、その衝撃が内装ドア60に作用して衝接箇所からドア先端部60Tに向けて振動が伝わる。このような振動は、内装ドア60の質感を低減させ、内装ドア60に触れた使用者に違和感を与えることになる。
【0006】
本発明は、このような事情を鑑みて創作されたものであり、簡素な構造で、内装ドアの先端部に伝わる振動の発生を低減することができる内装ドアの取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、インストルメントパネルに凹設した開口部と、この開口部を開閉するドアと、開口部の開口縁に取り付けられ、ドアを回動可能に支持するリテーナと、を備えたドア取付構造において、上記リテーナが、撓み可能にインストルメントパネルに取り付けられていて、ドアに作用した衝撃によってリテーナが振動して、上記ドアの振動を低減することを特徴としている。
【0008】
本発明にドア取付構造において、前記ドアには一対のアームが備えられ、また、リテーナにはその先端部に、起立して設けた一対の爪部とアームの先端部を回転可能に支持する支持部材とが備えられ、リテーナの基端部をインストルメントパネルに固定し、リテーナの爪部をインストルメントパネルに設けた穴部に遊嵌して成り、ドアに作用した衝撃によってリテーナの先端部が振動するように構成し得る。
【発明の効果】
【0009】
このように、本発明のドア取付構造によれば、ドアに衝撃が作用した際に、ドアを支持するリテーナにおいて、ドアのアームを支持する支持部材周辺がインストルメントパネルに固定されておらず、リテーナの爪部がインストルメントパネルの穴部に遊嵌しているだけであるので、リテーナが片持ち梁式にインストルメントパネルに支持されていることから、リテーナが上記衝撃により振動するのは、リテーナの先端部分だけである。
このように、リテーナ自体が片持ち梁式に振動してダンパの効果を奏することから、ドアの先端部に伝わる振動を低減することができる。よって、ドアに触れた使用者に伝わる振動も低減できるので、使用者に与える違和感も低減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る内装ドア取付構造1を示す分解斜視図である。内装ドア取付構造1は、インストルメントパネル10に凹設した開口部11と、この開口部11を開閉する内装ドア20と、開口部11の開口縁に取り付けられ、内装ドア20を回動可能に支持するリテーナ30とで構成されている。
【0011】
ここで、図1に示すように、内装ドア20は端部から延設した一対のアーム21,21を備えており、アーム21の先端部には回転軸22が回転可能に支持されている。
そして、上記回転軸22を介して、アーム21は回動可能にリテーナ30に支持されている。具体的には、図1に示すように、リテーナ30のインストルメントパネル10と対向する面31には、リテーナの先端部30Aにアーム21の先端部を支持する支持部材32が設けられている。この支持部材32は、リテーナ30の表面から起立した一対の壁部材32A,32Bにより構成されている。そして、これらの壁部材32A,32Bに回転軸22及びアーム21の先端部が回転可能に挟持されている。なお、各アーム21に対応して支持部材32がリテーナ30に設けられている。
【0012】
また、図示を省略するが、リテーナ30には、アーム21を挿入するための穴部が開設されており、この穴部は、アーム21が回動して移動する範囲程度に大きさが選定されている。そして、この穴部を画するリテーナ30のカット部の周縁において、アーム21が回転して衝接する部位が内装ドア20の開き度合いを規制するストッパとして機能するようになっている。このようにストッパとして機能するリテーナ30の部位は、図4に示す従来構造の符号75Aで示す箇所と同様に、本実施形態のリテーナ30にも形成されている。なお、アーム21が衝接するリテーナ30のカット部の部位に、ゴムなどの弾性体を装着しておくとよい。
【0013】
上述の構造は、図4に示す従来の構造と同様であるが、本発明の実施形態に係る内装ドア取付構造1においては、リテーナ30が撓み可能にインストルメントパネル10に取り付けられていることを特徴としている。
本発明の実施形態に係るリテーナ30には、その基端部30Bに一対のビス挿入用の孔35,35が開設されている。尚、各孔35は、所定の距離をおいて並設されている。
また、各孔35が設けられた位置と対向するリテーナ30の先端部30Aには、リテーナ30のインストルメントパネル10と対向する面31から起立した一対の爪部36,36が設けられている。
【0014】
このように構成されたリテーナ30は、図2に示すように、基端部30Bの孔35にビス38を挿入し、このビス38をインストルメントパネル10の孔12に螺着させて締め付けることにより、リテーナの基端部30Bがインストルメントパネル10に固定される。一方、リテーナの先端部30Aに設けた爪部36,36は、インストルメントパネル10に開設した穴部13に緩く挿入される。
【0015】
つぎに、リテーナ30をインストルメントパネル10に取り付けた本発明の実施形態に係る内装ドア取付構造1の作用を説明する。
閉状態にある内装ドア20を持ち上げて開くと、内装ドア20がストッパに衝接する。このとき、その衝撃が内装ドア20の衝接箇所に作用するが、この際、内装ドア20を支持するリテーナ30において、内装ドア20のアーム21を支持する支持部材周辺はインストルメントパネル10に固定されておらず、即ち、爪部36が穴部13に遊嵌しているだけであるので、リテーナ30の先端部30Aは上記衝撃により振動する。
【0016】
このように、本発明の実施形態に係る内装ドア取付構造1によれば、ドアのアーム21を支持する支持部材32の周辺がインストルメントパネル10に固定されておらず、リテーナの爪部36がインストルメントパネルの穴部に遊嵌しているだけであるので、リテーナ30が片持ち梁式にインストルメントパネルに支持されていることから、リテーナ30が衝撃により振動するのは、リテーナの先端部分だけである。このため、内装ドア20の先端部20Tに伝わる振動を低減することができる。よって、内装ドア20に触れた使用者に伝わる振動を低減できるので、使用者に与える違和感を低減できる。
【0017】
以上説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。例えば、上記の説明では、回転軸22が開口部11の上側の開口縁に固定したリテーナ30に支持されて、内装ドア20を持ち上げて開く形式を示したが、リテーナ30を開口部11の下側の開口縁に固定して、内装ドア20を下側に回動させると開口部内が露呈する構造にも、本発明が適用できるのは勿論である。
【0018】
また、上記説明における爪部36は、図に示したように爪型に形成したものに限らず、クリップ状に形成したものを用いてもよい。また、上記説明では、孔35や爪部36がそれぞれ一対づつリテーナ30に設けられる構造を例示したが、孔35や爪部36の数は、図示例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施形態に係る内装ドア取付構造の分解斜視図である。
【図2】図1の内装ドア取付構造におけるリテーナとインストルメントパネルとの連結構造例を示す断面図である。
【図3】従来のインストルメントパネルを示す斜視図である。
【図4】従来の内装ドア取付構造を示す断面図である。
【図5】図4の内装ドア取付構造におけるリテーナとインストルメントパネルとの連結構造例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0020】
1 内装ドア取付構造
10 インストルメントパネル
11 開口部
12 孔
13 穴部
20 内装ドア
21 アーム
22 回転軸
30 リテーナ
30A 先端部
30B 基端部
31 面
32 支持部材
32A,32B 壁部材
35 ビス挿入用の孔
36 爪部




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013