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車両用ドア - トヨタ紡織株式会社
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発明の名称 車両用ドア
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22201(P2007−22201A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−204410(P2005−204410)
出願日 平成17年7月13日(2005.7.13)
代理人 【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
発明者 松田 基裕 / 秋谷 英紀
要約 課題
傘等の長尺物を横方向から容易に収納でき、長尺物を保持しないときに保持部が邪魔にならない車両用ドアを得る。

解決手段
保持アーム30は、ドア本体12から車室16側へ突出して傘22を保持する保持位置30Hと、保持位置30Hからドア本体12側へ退避された退避位置と、の間で回転移動することができる。保持位置30Hでは、保持アーム30は、ネジリコイルバネによって傘22が保持される方向(矢印A方向)へ付勢される。一方、退避位置では、保持アーム30は、鉄片38及びマグネット40によって保持される。
特許請求の範囲
【請求項1】
ドア本体と、
前記ドア本体に取り付けられると共に一端側が開放して長尺被保持物を受け入れ可能とされ、前記ドア本体から前記車室側へ突出して前記長尺被保持物を保持する第1位置と、前記第1位置から前記ドア本体側へ退避された第2位置と、の間で移動可能な保持部材と、
前記保持部材を前記第2位置に保持する保持手段と、
前記長尺被保持物が保持される方向へ前記保持部材を付勢する付勢手段と、
を有することを特徴とする車両用ドア。
【請求項2】
前記保持部材は、上下方向軸の回りを回転移動可能とされることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア。
【請求項3】
前記保持部材の下方に前記長尺被保持物の下端部を保持可能な下端保持部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ドア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、長尺物を保持可能な車両用ドアに関する。
【背景技術】
【0002】
車両用ドアにおいては、傘を横方向から容易に収納できるように、ドア内側下部の傘受けの上方に車室側に突出したフックを設けている場合がある(例えば、特許文献1参照)。このような傘保持機構では、傘の先端部を傘受けに挿入し、傘の本体をフックで係止した状態としている。
【0003】
この従来の傘保持機構では、傘を保持しないときもフックが突出していて邪魔になっている。
【特許文献1】実開平2−56043号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記事実を考慮して、傘等の長尺物を横方向から容易に収納でき、長尺物を保持しないときに保持部が邪魔にならない車両用ドアを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載する本発明の車両用ドアは、ドア本体と、前記ドア本体に取り付けられると共に一端側が開放して長尺被保持物を受け入れ可能とされ、前記ドア本体から前記車室側へ突出して前記長尺被保持物を保持する第1位置と、前記第1位置から前記ドア本体側へ退避された第2位置と、の間で移動可能な保持部材と、前記保持部材を前記第2位置に保持する保持手段と、前記長尺被保持物が保持される方向へ前記保持部材を付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載する本発明の車両用ドアによれば、保持部材は、ドア本体から車室側へ突出して長尺被保持物を保持する第1位置と、第1位置からドア本体側へ退避された第2位置と、の間で移動することができる。第1位置では、保持部材は、付勢手段によって長尺被保持物が保持される方向へ付勢される。一方、第2位置では、保持部材は、保持手段によって保持されるので、走行中の振動によって保持部材が車室側に移動して邪魔になるのを防ぐことができる。
【0007】
請求項2に記載する本発明の車両用ドアは、請求項1記載の構成において、前記保持部材は、上下方向軸の回りを回転移動可能とされることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載する本発明の車両用ドアによれば、保持部材は、上下方向軸の回りを回転移動可能となっているので、長尺被保持物を容易な操作で保持することができ、また、長尺被保持物を保持しないときには、容易に第2位置へ退避させることができる。
【0009】
請求項3に記載する本発明の車両用ドアは、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記保持部材の下方に前記長尺被保持物の下端部を保持可能な下端保持部が設けられることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載する本発明の車両用ドアによれば、長尺被保持物の保持時には、長尺被保持物は、保持部材に保持されると共に、下端部が下端保持部に保持される。
【発明の効果】
【0011】
以上説明したように、本発明の車両用ドアによれば、傘等の長尺物を横方向から容易に収納でき、長尺物を保持しないときに保持部が邪魔にならないという優れた効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明における車両用ドアの実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向、矢印OUTは車両の幅方向外側を示す。
【0013】
図1には、車両用ドア10を車室側から見た窓枠を除いた斜視図が示されている。この車両用ドア10は、ドア本体12を備えたスライドドアであり、所謂ワンボックスタイプの車両におけるフロントドア(図示省略)の車両後方に設けられており、車両前後方向にスライド可能とされている。
【0014】
ドア本体12は、ドアアウタパネル(図示省略)、図3に示されるドアインナパネル14、及び、ドアインナパネル14の車室16側に組み付けられたドアトリム18を備えている。ドアトリム18は、リテーナクリップ15によってドアインナパネル14と連結されている。
【0015】
図1に示されるように、ドアトリム18には、車両前方(矢印FR方向)側の下部に下端保持部としての傘受け20が設けられている。傘受け20は、車室側に膨出すると共に上方側が開口した容器状とされ、長尺被保持物としての傘22の下端部である石突き部22Aを挿入によって保持できるようになっている。
【0016】
ドアトリム18における高さ方向中央部よりもやや上部寄りには、車両前後方向に延びるガーニッシュ24が取り付けられている。ガーニッシュ24は、見栄えを良くするための飾り板であり、表面24Aが木目調、メタル調(例えばシルバーのメタル調)等とされている。
【0017】
図3に示されるように、ドアトリム18におけるガーニッシュ24の配置部位は、ドアインナパネル14側に凹んだ凹部18Bとされている。ガーニッシュ24の背面部24Bには、取付凸部25が突出形成されており、取付凸部25は、ドアトリム18の凹部18Bに貫通形成された取付孔18Cに嵌入されるようになっている。これにより、ガーニッシュ24がドアトリム18に取り付けられる。
【0018】
なお、本実施形態では、意匠的な見地より、ガーニッシュ24は、ドアトリム18から僅かに(数mm程度)車室16側へ張り出しているが、ガーニッシュ24の表面24Aがドアトリム18の表面18Aと段差のない一連の平面を形成してもよい。
【0019】
車両用ドア10の車両前方(矢印FR方向)側の端部には、端部用のガーニッシュ26がドアトリム18に取り付けられており、この端部用のガーニッシュ26は、車両前後方向に延びるガーニッシュ24と同じ高さ位置に設けられる。端部用のガーニッシュ26の背面部26Bには、取付凸部27が突出形成されており、取付凸部27は、背面部26Bと対向するドアトリム18に貫通形成された取付孔18Dに嵌入されるようになっている。これにより、端部用のガーニッシュ26がドアトリム18に取り付けられる。
【0020】
これらのガーニッシュ24、26の間には、保持アーム30が設けられている。保持アーム30は、車両用ドア10において車両前方(矢印FR方向)側にあって、傘受け20(図1参照)の上方に配置される。端部用のガーニッシュ26の表面26A及び保持アーム30の表面30Aには、車両前後方向に延びるガーニッシュ24の表面24Aと同様の装飾が施されている。
【0021】
保持アーム30において、車両前方(矢印FR方向)側には、軸孔32が車両上下方向に貫通形成されている。図4に示されるように、軸孔32内には、軸方向が車両上下方向となる上下方向軸としての軸部材34が固着されており、保持アーム30から突出した軸部材34の両端部は、ドアトリム18によって回転可能に支持されている。これによって、保持アーム30は、軸部材34を介してドアトリム18に取り付けられると共に、図2に示されるように、軸部材34の軸回りを回転移動可能とされ、一端側が開放して長尺被保持物としての傘22を受け入れ可能とされる。
【0022】
ここで、保持アーム30は、ドア本体12から車室16側へ突出して傘22を保持する第1位置としての保持位置30Hと、保持位置30Hからドア本体12側へ退避された図3に示される第2位置としての退避位置30Sと、の間で移動可能とされている。
【0023】
図6に示されるように、保持アーム30の上部から突出する軸部材34の外周には、付勢手段としてのネジリコイルバネ36のコイル部36Aが巻装されている。ネジリコイルバネ36の一方の端部36Bは、保持アーム30に形成された溝状のバネ保持部31に挿入されて保持されている。図4及び図6に示されるように、ネジリコイルバネ36の他方の端部36Cは、ドアトリム18に形成された溝状のバネ保持部19に挿入されて保持されている。すなわち、ネジリコイルバネ36は、ドアトリム18に支持されて保持アーム30を付勢するようになっている。ここで、保持アーム30は、ネジリコイルバネ36によって、傘22を保持する方向(図2の矢印A方向)へ付勢されるようになっている。
【0024】
保持アーム30には、図3に示される退避位置30Sにおける、車両後方側で車両幅方向外側(矢印OUT方向)へ向く部位に円弧状曲面を備えたフック部30Bが形成されており、図1に示されるように傘22(傘本体22B又は柄部分22C)を確実に保持できる形状となっている。
【0025】
図3に示されるように、フック部30Bの円弧曲面のほぼ中央部には、鉄片38が固着されている。図3及び図5に示されるように、保持アーム30が退避位置30Sにある状態で、鉄片38に対向する位置には、マグネット40がドアトリム18の取付凹部18Eに取り付けられている。鉄片38及びマグネット40は、保持手段を構成しており、磁気吸着によって保持アーム30を退避位置30Sに保持するようになっている。保持アーム30が退避位置30Sにある状態では、鉄片38とマグネット40とは、磁気吸着によって密着した状態となる。
【0026】
ここで、鉄片38をフック部30Bの円弧曲面のほぼ中央部(最も凹んだ部位)に配置すると共に、マグネット40をこれに対向する位置に配置することで、限られたスペース内に鉄片38及びマグネット40を配置することができる。
【0027】
鉄片38とマグネット40とは、ハートカムを用いた所謂プッシュ・オープン式のロック機構、すなわち、保持アーム30をドア本体12側へ押圧する操作によってピン(図示省略)がハートカム(図示省略)に沿って移動してロック及びロック解除できる機構を備えているが、公知の機構であるので、図示及び説明を省略する。
【0028】
なお、保持アーム30によって、例えば、短筒状の部材や短柱状の部材のような寸法の短い部材を固縛させることも可能である。
【0029】
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
【0030】
図1に示されるように、車室内に傘22を保持させて収納する場合には、まず、傘22の石突き部22Aを傘受け20に挿入して保持する。
【0031】
次に、保持アーム30をドア本体12側へ押圧し、図3に示されるマグネット40及び鉄片38によるロックを解除(所謂プッシュ・オープン)する。この状態から保持アーム30を回転移動させながら車室16側に引き出すと、図2に示されるように、一端側が開放されるので、保持アーム30とドア本体12との間に、傘22を横方向から差し込む。
【0032】
このとき、保持アーム30は、ネジリコイルバネ36(図6参照)によって、傘22が保持される方向(矢印A方向)へ付勢される。これによって、傘22が保持される。ここで、保持アーム30は、傘22が保持される方向(矢印A方向)へ付勢されるので、複数本の傘22を保持することもできる。
【0033】
乗員が傘22を使用する場合には、保持アーム30を車室16側に引きながら回転移動させると共に、傘22を横方向から引き抜く。この状態で保持アーム30から手を離すと、保持アーム30は、ネジリコイルバネ36(図6参照)によって閉じる方向(矢印A方向と同じ方向)へ付勢されて回転移動し、図3に示されるように、マグネット40が保持アーム30の鉄片38を磁気吸着することによって退避位置30Sで保持される。
【0034】
このように、傘22を保持しない場合には、保持アーム30が退避位置30Sに退避するので、保持アーム30が突出して邪魔になることがない。また、保持アーム30は、ネジリコイルバネ36(図6参照)によって閉じる方向(矢印A方向と同じ方向)へ付勢されると共に、マグネット40及び鉄片38によって退避位置30Sで保持されるので、走行中の振動によって保持アーム30が車室16側に回転移動して邪魔になるのを防ぐことができる。
【0035】
また、保持アーム30を回転移動させる構成であるので、ドア本体12の奥行き(幅)が狭くても、保持アーム30の開閉が可能であり、かつ、構成が複雑でないうえ、操作性も良好である。
【0036】
さらに、図1に示されるように、保持アーム30がドア本体12の車両前方(矢印FR方向)側に取り付けられているので、傘22を保持した状態で、ドア本体12を車両後方へスライド移動させても、傘22の保持された部分がCピラー(図示省略)に干渉しない。
【0037】
さらにまた、傘22を横方向から収納できることで、(例えば、車室16の高さ寸法に比べて若干短い程度の寸法の)長い傘22も収納することができる。
【0038】
なお、上記実施形態では、長尺被保持物が傘22である場合について、具体的に説明したが、長尺被保持物は、例えば、釣竿やスキー用ストック等のような他の長尺物であってもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、車両用ドア10が、所謂ワンボックスタイプの車両のスライドドアである場合について説明したが、車両用ドアは、例えば、所謂ワゴンタイプやセダンタイプ等の車両における回転移動によって開閉するドア等のような他の車両用ドアであってもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、図2及び図3に示されるように、保持部材としての保持アーム30が、軸部材34の軸回りを水平方向に回転移動することによって、保持位置30H(第1位置)と退避位置30S(第2位置)との間を移動する場合について説明したが、保持部材は、例えば、水平軸回りに上下方向に回転移動したり、車両幅方向にスライド移動する等のような上記実施形態以外の移動によって、第1位置と第2位置との間を移動してもよい。
【0041】
さらに、上記実施形態では、保持アーム30とドア本体12との間が開放されて傘22が受け入れ可能となっているが、例えば、保持部材自体を開閉可能な構成とし、保持部材の一端側における第1部分と第2部分との間を開放して長尺被保持物を受け入れ可能とする構成にしてもよい。
【0042】
さらにまた、上記実施形態では、保持手段としてのマグネット40及び鉄片38が、磁気吸着によって、保持部材としての保持アーム30を退避位置30S(第2位置)に保持しているが、例えば、嵌合手段等のような他の保持手段によって、保持部材を第2位置に保持してもよい。
【0043】
なお、上記実施形態では、傘22(長尺被保持物)が保持される方向へ保持アーム30(保持部材)を付勢する付勢手段として、ネジリコイルバネ36(図6参照)を適用しているが、付勢手段は、例えば、板バネ等のような他の付勢手段であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用ドアを車室側から見た状態で示す斜視図である。(窓枠の図示を省略する。)
【図2】本発明の実施形態における保持アーム(保持部材)が保持位置(第1位置)にある状態を示す断面図である。(図1の2−2線断面に相当する断面図である。)
【図3】本発明の実施形態における保持アーム(保持部材)が退避位置(第2位置)にある状態を示す断面図である。(図2と同じ切断面で示す。)
【図4】図3の4−4線端面図である。
【図5】図3の5−5線端面図である。
【図6】本発明の実施形態における保持アーム等を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
【0045】
10 車両用ドア
12 ドア本体
16 車室
20 傘受け(下端保持部)
22 傘(長尺被保持物)
30 保持アーム(保持部材)
30H 保持位置(第1位置)
30S 退避位置(第2位置)
34 軸部材(上下方向軸)
36 ネジリコイルバネ(付勢手段)
38 鉄片(保持手段)
40 マグネット(保持手段)




 

 


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