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発明の名称 車両用サッシュレスドア
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−118799(P2007−118799A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−314404(P2005−314404)
出願日 平成17年10月28日(2005.10.28)
代理人 【識別番号】100096840
【弁理士】
【氏名又は名称】後呂 和男
発明者 井上 法一
要約 課題
車両が高速走行している場合でも、窓板の外周縁におけるシール性を十分に保つことができ、かつ見栄えのよい車両用サッシュレスドアを提供することを目的とする。

解決手段
車両用ドア1のインナパネル22にはウィンドウレギュレータ3が固定されており、ウィンドウレギュレータ3には、ウィンドウガラス4が上下動可能に取り付けられている。ウィンドウガラス4の下方には、インナパネル22に対向した一対のスプリングプレート8が取り付けられている。ウィンドウガラス4が上昇するに伴い、スプリングプレート8は、撓みながらインナパネル22のリインフォースメント22aに乗り上げることにより反力を受け、ウィンドウガラス4の下方部を車両外方に付勢して、ウィンドウガラス4を回転させる。
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに連結されたインナパネルとアウタパネルによって形成されたドアパネル、
前記ドアパネルに取り付けられたウィンドウ昇降装置、および
前記ウィンドウ昇降装置の可動部材にその下方部が連結されるとともに、前記インナパネルおよび前記アウタパネルの間に介装され、前記ウィンドウ昇降装置が作動することにより上下動し、前記ドアパネルの上端部から出入りする窓板を備えた車両用サッシュレスドアにおいて、
前記インナパネルと前記窓板との間には弾性部材が介装され、少なくとも前記窓板が完全に閉じた状態において、前記ドアパネル内に収容された前記窓板の部位を、前記弾性部材が車両の外方へ向けて付勢することを特徴とする車両用サッシュレスドア。
【請求項2】
前記弾性部材は、前記窓板の下方部に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の車両用サッシュレスドア。
【請求項3】
前記インナパネルには、前記窓板が上昇して完全に閉じた位置付近に至った時に、前記弾性部材に当接して弾性変形させ、前記弾性部材に前記窓板を車両外方へ向けて付勢する力を発生させる係合部が設けられたことを特徴とする請求項2記載の車両用サッシュレスドア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用サッシュレスドアに関し、特に高速走行時の窓板吸出しによるシール性低下を防止するための構造に関する。
【背景技術】
【0002】
図5に示すように、車両のドアとして、窓枠のない、いわゆるサッシュレスドア100がある。このようなサッシュレスドア100においては、ウィンドウガラス110をウィンドウレギュレータ140により昇降させることができ、ウィンドウガラス110が最上位置にある状態、すなわちウィンドウガラス110が完全に閉じた状態で、その外周縁が車体側120に設けられたウェザーストリップ130に圧接することにより、ウィンドウガラス110の外周縁と車体との間のシール性が確保されるようになっている(図5において実線にて示す)。
【0003】
ところで、車両が高速で走行したような場合、車両用ドア100の外部付近は負圧状態となり、これによりウィンドウガラス110が外方へ引き寄せられる、いわゆるウィンドウガラス110の吸出しが発生する。このため、外方へ引き寄せられたウィンドウガラス110の外周縁と、ウェザーストリップ130との間の圧接力が低下し、ウィンドウガラス110の外周縁におけるシール性が不十分となることがあった(図5において二点鎖線にて示す)。
【0004】
そこで、このようなウィンドウガラスの吸出しによるシール性低下を防止するための従来技術として、ウェザーストリップを保持するリテーナに、車両内方へと延びたホルダーを装着し、ホルダーをウィンドウガラスに外側から当接させることにより、ウィンドウガラスの外周縁が車両外方へと吸出されることを防ぐ技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開昭63−110019号公報(第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術によれば、車両の窓上部にウィンドウガラスの押え部材であるホルダーを設ける必要があり、これは車外からでも目に入る部位に取り付けられるため、車両の外観上の見栄えを著しく低下させる。
また、見栄えを向上させるためにホルダーを小型にすれば、ウィンドウガラスを押圧する荷重も小さくなり、ウィンドウガラスが外方に引き寄せられることを十分に防止することができず、ウィンドウガラスの外周縁におけるシール性が低下する。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車両が高速走行している場合でも、ウィンドウガラス等の窓板の外周縁におけるシール性を十分に保つことができ、かつ見栄えのよい車両用サッシュレスドアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに連結されたインナパネルとアウタパネルによって形成されたドアパネル、前記ドアパネルに取り付けられたウィンドウ昇降装置、および前記ウィンドウ昇降装置の可動部材にその下方部が連結されるとともに、前記インナパネルおよび前記アウタパネルの間に介装され、前記ウィンドウ昇降装置が作動することにより上下動し、前記ドアパネルの上端部から出入りする窓板を備えた車両用サッシュレスドアにおいて、前記インナパネルと前記窓板との間には弾性部材が介装され、少なくとも前記窓板が完全に閉じた状態において、前記ドアパネル内に収容された前記窓板の部位を、前記弾性部材が車両の外方へ向けて付勢することを特徴とする車両用サッシュレスドアとした。
【0007】
請求項2の発明は、前記弾性部材は、前記窓板の下方部に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の車両用サッシュレスドアとした。
【0008】
請求項3の発明は、前記インナパネルには、前記窓板が上昇して完全に閉じた位置付近に至った時に、前記弾性部材に当接して弾性変形させ、前記弾性部材に前記窓板を車両外方へ向けて付勢する力を発生させる係合部が設けられたことを特徴とする請求項2記載の車両用サッシュレスドアとした。
【発明の効果】
【0009】
<請求項1の発明>
インナパネルと窓板との間には弾性部材が介装され、少なくとも窓板が完全に閉じた状態において、ドアパネル内に収容された窓板の部位を、弾性部材が車両の外方へ向けて付勢する構成とした。これにより、窓が完全に閉じた状態で高速走行したときに、吸出しにより窓板のドアパネルの上端部から突出した部位が車両外方へ移動し、ドアパネルの上端部を支点として窓板が回転し、窓板のドアパネル内に収容された部位が車両内方へ移動するが、このとき弾性部材が弾性変形して窓板のドアパネル内に収容された部位を車両の外方へ向けて付勢する力を増加させる。したがって、この付勢力により窓板のドアパネル内に収容された部位が車両内方へ移動するのが抑制され、ひいては窓板のドアパネルの上端部から突出した部位が車両外方へ移動するのが抑制される。すなわち、窓板の外周縁と車体との間のシール性を保つことができる。
【0010】
また、吸出しが発生していない状態での弾性部材の付勢力は弱く、吸出しによる弾性変形時に十分な付勢力を発生するように設定しておくことにより、ドア閉まり性を著しく低下させることなく、高速走行時のシール性を保つことができる。また、弾性部材は窓板が完全に閉じた状態で、常時窓板を車両外方へ向けて付勢しているから、振動により窓板ががたついても、弾性部材がインナパネル又は窓板に対して接離を繰り返し、異音を発生することはない。また、弾性部材はドアパネル内に収容されるため、外部からは見えず、車両用ドアの見栄えを低下させることもない。
【0011】
<請求項2の発明>
弾性部材は、窓板の下方部に取り付けられた構成としたことにより、窓板の昇降によって、弾性部材も一体となって移動し、窓板に対して摺動することがないため、窓板の磨耗、傷付きを防止することができる。
【0012】
<請求項3の発明>
インナパネルには、窓板が上昇して完全に閉じた位置付近に至った時に、弾性部材に当接して弾性変形させ、弾性部材に窓板を車両外方へ向けて付勢する力を発生させる係合部が設けられた構成とした。これにより、弾性部材は、窓板が開いている場合には係合部に当接しないため、弾性部材と係合部との摩擦による弾性部材の磨耗を低減することができる。また、弾性部材と係合部との摩擦抵抗による窓板昇降時の負荷を軽減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1乃至図3によって説明する。説明中、図1において、左方が車両用ドア1の前方、図2および図3において右方が車室(車両)外方である。本実施形態による車両用ドア1は、図示しない車両の運転席側に取り付けられる開閉式のドアである。車両用ドア1は、ウィンドウガラス4がはめ込まれる窓枠を有さない、サッシュレスタイプのドアである。
【0014】
車両用ドア1は、鋼板によって形成されたアウタパネル21と、同様に鋼板によって形成され、アウタパネル21に連結されたインナパネル22とを有しており、双方によってドアパネル2が形成されている。アウタパネル21は車室外側に配置されて車両ドア1の意匠面を形成し、一方、インナパネル22はアウタパネル21よりも車室内側に配置されており、双方の間には所定の空間が形成されている。
【0015】
インナパネル22には、アウタパネル21との間に位置するように、ウィンドウレギュレータ3(本発明のウィンドウ昇降装置に該当する)が取り付けられている。ウィンドウレギュレータ3は、インナパネル22に取り付けられた上下一対の取付ブラケット31、32、双方の取付ブラケット31、32間に固定されたスライドレール33、およびスライドレール33に嵌装された一対のシュー(符号なし)を介して、スライドレール33上を上下移動可能に設けられたキャリアプレート34(本発明の可動部材に該当する)を備えている。
【0016】
取付ブラケット31、32に設けられた一対のプーリー(符号なし)には、作動ケーブル35が巻回され、作動ケーブル35はスライドレール33に沿って張設されるとともに、その一箇所において、キャリアプレート34に固定されている。作動ケーブル35は、インナパネル22に取り付けられた駆動モータ36に接続されており、両方向に回転可能な駆動モータ36の作動により、作動ケーブル35がいずれかの方向に牽引され、キャリアプレート34が、スライドレール33に沿って上下に移動する。
【0017】
キャリアプレート34には、ウィンドウガラス4(本発明の窓板に該当する)の下方部が取り付けられている。ウィンドウガラス4はアウタパネル21とインナパネル22との間に介装され、ドアパネル2内に収容可能とされている。ウィンドウレギュレータ3を作動させることにより、キャリアプレート34を介して、ウィンドウガラス4は上下動して、ドアパネル2の上端部であるベルトライン2aから出入り可能とされている(図1示)。ウィンドウガラス4は、ベルトライン2aに設けられたベルトモール23を撓ませながら上昇し、その最上位置、すなわち完全に閉じた位置において、ボデー5に取り付けられたウェザーストリップ51に、上辺および後辺が圧接されることにより、外部から車室内への水入り等を防止している(図3示)。
【0018】
インナパネル22の前方上端部には、図示しないドアミラーを固定するためのコーナーパネル6が取り付けられている。コーナーパネル6には、上下方向に延びたガイドレール61が一体に形成され、ウィンドウガラス4の前辺を上下動可能にガイドしている。また、アウタパネル21の後方上部には、ガイド部材7が固定され、ガイドレール61と同様に、ウィンドウガラス4の後部を保持している(図1示)。
【0019】
ベルトライン2aより下方に位置する、ウィンドウガラス4の下方部には、一対のスプリングプレート8(本発明の弾性部材に該当する)が、インナパネル22と対向するように、ウィンドウレギュレータ3を挟んで、その前後に取り付けられている(図1示)。ウィンドウガラス4とインナパネル22との間に設けられたスプリングプレート8は、バネ鋼による板材をプレスして形成され、弾性力を有している。スプリングプレート8は、図2に示すように、ウィンドウガラス4に固定された取付部81と、取付部81から上方に延在した後、反転して下方へと延びてインナパネル22に近接した押圧部82とを有し、略逆U字状をしており、押圧部82は塩化ビニールまたは合成樹脂による接触カバー83で覆われている。
【0020】
図1および図2に示すように、ウィンドウガラス4の下方部には、一対の取付穴41が形成されており、これにウィンドウガラス4の両面から、傷付き防止のための合成樹脂によって形成された一対のブッシュ84が嵌入される。ブッシュ84内には、ウィンドウガラス4の車室内側からリテーナ85を挿入し、対向する側からカバー86をリテーナ85に対しネジ締めあるいは加締めて固定し、双方でウィンドウガラス4をしっかりと挟持させる。その後、リテーナ85の雄ネジ部85aを、スプリングプレート8の取付部81に貫通させた後、ナット部材87を雄ネジ部85aに締め付けることにより、スプリングプレート8をウィンドウガラス4に固定する。尚、スプリングプレート8は、合成接着剤によってウィンドウガラス4に固定されてもよい。
【0021】
図2に示すように、ウィンドウガラス4が最下位置にあり、ドアパネル2内に収容された状態にある場合、スプリングプレート8の押圧部82は、インナパネル22には当接しておらず、スプリングプレート8は、ウィンドウガラス4に対していかなる荷重も与えていない。ウィンドウレギュレータ3の作動により、ウィンドウガラス4が上昇すると、スプリングプレート8も一体となってアウタパネル21とインナパネル22の間を上方に移動していく。
【0022】
ウィンドウガラス4の上昇が進んで、その最上位置(ウィンドウガラス4が完全に閉じた位置)付近に至ると、スプリングプレート8は、インナパネル22の本体にスポット溶接によって固定されて形成され、車両外方に突出したリインフォースメント22a(インナパネル22に含まれる部材であり、本発明の係合部に該当する)に当接する。この時、押圧部82は接触カバー83で覆われているため、リインフォースメント22aに当接することによる異音および磨耗は低減される。やがて、スプリングプレート8の押圧部82は撓んでリインフォースメント22aに乗り上げるが、この時の撓みは小さく、スプリングプレート8にさほど大きな荷重は発生しないため、スプリングプレート8からウィンドウガラス4へ働く荷重もそれほど大きくない。
【0023】
ウィンドウガラス4が最上位置まで上昇した状態で、車両が高速走行した場合、車両付近に発生した負圧により、ウィンドウガラス4の外周縁が車両外方に吸出されると、ウィンドウガラス4の外周縁が車両外方へ移動することにより、ウィンドウガラス4が側方に撓んだベルトモール23を介して、アウタパネル21のリインフォースメント21aを支点として回転し、ウィンドウガラス4のドアパネル2内に収容された部位が車両内方へ移動する。このときスプリングプレート8が更に弾性変形して、ウィンドウガラス4のドアパネル2内に収容された下方部を車両の外方へ向けて付勢する力を増加させる。
【0024】
したがって、この付勢力により、ウィンドウガラス8のドアパネル2内に収容された部位が車両内方へ移動するのが抑制され、ひいてはウィンドウガラス4のドアパネル2のベルトライン2aから突出した部位が、車両外方へ移動するのが抑制される。すなわち、ウィンドウガラス4の外周縁と車体との間のシール性を保つことができる。
ここで、スプリングプレート8は逆U字状を呈していることにより、ウィンドウガラス4の上昇によって、リインフォースメント22aとの間に入り込み、その楔効果により、ウィンドウガラス4を確実に付勢することができる。
【0025】
実施形態1によれば、リインフォースメント22aとウィンドウガラス4との間にはスプリングプレート8が介装され、ウィンドウガラス4が完全に閉じた状態において、ドアパネル2内に収容されたウィンドウガラス4の部位を、スプリングプレート8が車両の外方へ向けて付勢する構成とした。これにより、ウィンドウガラス4が完全に閉じた状態で高速走行したときに、吸出しによりウィンドウガラス4のドアパネル2の上端部から突出した部位が車両外方へ移動し、ウィンドウガラス4の外周縁とウェザーストリップ51との間のシール性が低下しようとするが、このときスプリングプレート8が弾性変形してウィンドウガラス4のドアパネル2内に収容された部位を車両の外方へ向けて付勢するため、この付勢力によりウィンドウガラス4のドアパネル2内に収容された部位が車両内方へ移動するのが抑制される。これにより、ウィンドウガラス4の外周縁が車両外方へ移動するのが抑制され、ウィンドウガラス4の外周縁とウェザーストリップ51との間のシール性を保つことができる。
【0026】
また、スプリングプレート8の付勢力は、吸出しが発生していない状態においては弱く、吸出しによってスプリングプレート8が弾性変形した時に、十分な付勢力を発生するように設定しておくことにより、ドア閉まり性を著しく低下させることなく、高速走行時のシール性を保つことができる。また、スプリングプレート8はウィンドウガラス4が完全に閉じた状態で、常時ウィンドウガラス4を車両外方へ向けて付勢しているから、振動によりウィンドウガラス4ががたついても、スプリングプレート8がインナパネル22に対して接離を繰り返し、異音を発生することはない。
【0027】
また、スプリングプレート8はドアパネル2内に収容されるため、外部からは見えず、車両用ドア1の見栄えを低下させることもない。また、見栄えを気にせずにスプリングプレート8を大きくすることができるため、ウィンドウガラス4を付勢する荷重を大きく設定することが可能となる。また、本実施形態は、ウィンドウガラス4の下方部に、スプリングプレート8を取り付けるのみで実現できるため、従来からの部品はそのまま使用することができる。
【0028】
また、スプリングプレート8は、ウィンドウガラス4の下方部に取り付けられた構成としたことにより、ウィンドウガラス4の昇降によって、スプリングプレート8も一体となって移動し、ウィンドウガラス4に対して摺動することがないため、ウィンドウガラス4の磨耗、傷付きを防止することができる。また、スプリングプレート8は、ウィンドウガラス4が下降している場合にはリインフォースメント22aに当接しないため、これにより、スプリングプレート8とリインフォース22aとの摩擦によるスプリングプレート8の磨耗を低減することができる。また、スプリングプレート8とリインフォース22aとの摩擦抵抗によるウィンドウガラス4昇降時の負荷を軽減することができる。
【0029】
<実施形態2>
図4は本発明の実施形態2を示している。図に示すように、実施形態2による車両用ドア1Aは、実施形態1による車両用ドア1に対して、同様のスプリングプレート8が、インナパネル22のリインフォースメント22aに取り付けられており、その押圧部82が、ウィンドウガラス4の車室内側面に当接している点のみが異なる。図4に示すように、本実施形態によるスプリングプレート8は、実施形態1のものに対し、その上下方向が逆になるように取り付けられている。本実施形態によるスプリングプレート8は、常時、ウィンドウガラス4と当接し、これを車両外方に付勢している。本実施形態におけるスプリングプレート8に関する作用効果については、実施形態1のものと同様であるため、説明は省略する。
【0030】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)スプリングプレートは一対とは限らず、1個あるいは3個以上設けてもよい。
(2)本発明に使用されるウィンドウレギュレータは、手動式のものであってもよい。
(3)窓板は、透明あるいは着色された合成樹脂材等のガラス以外の材質によって形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】実施形態1による車両用ドアの車室内側から見た正面図である。
【図2】図1に示した車両用ドアの、ウィンドウガラスが最下位置にある時の要部断面図である。
【図3】図1に示した車両用ドアの、ウィンドウガラスが最上位置にある時の要部断面図である。
【図4】実施形態2による車両用ドアの、ウィンドウガラスが最上位置にある時の要部断面図である。
【図5】従来の車両用ドアの動作を説明するための断面図である。
【符号の説明】
【0032】
1、1A…車両用ドア
2…ドアパネル
2a…ベルトライン
3…ウィンドウレギュレータ
4…ウィンドウガラス
8…スプリングプレート
21…アウタパネル
22…インナパネル
22a…リインフォースメント
34…キャリアプレート




 

 


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