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発明の名称 車両用収納装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−1495(P2007−1495A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185906(P2005−185906)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100107700
【弁理士】
【氏名又は名称】守田 賢一
発明者 井上 忠一 / 荒木 照夫
要約 課題
長尺荷物を簡易に車内へ収納することができる。

解決手段
車両の天井R近くの内壁に、車両前方へ上り傾斜して架台2の両側縁を案内するガイドレール11,12を設けて、当該ガイドレール11,12によって架台2を車内の天井に近い位置と車外位置との間で移動可能となし、架台2に長尺荷物SB1を支持させる。架台2の両側縁を棒体22で構成して、棒体22の後端部221をガイドローラで移動可能に挟持する。後端部221は下方へ湾曲させてある。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の天井近くの内壁にガイド部材を設けて、当該ガイド部材によって架台を車内の天井に近い位置と車外位置との間で移動可能となし、前記架台に長尺荷物を支持させたことを特徴とする車両用収納装置。
【請求項2】
前記ガイド部材を、車両前方へ上り傾斜して前記架台の両側縁を案内するガイドレールで構成した請求項1に記載の車両用収納装置。
【請求項3】
前記架台の両側縁を棒体で構成し、前記ガイド部材を、前記棒体を移動可能に挟持するガイドローラで構成した請求項1又は2に記載の車両用収納装置。
【請求項4】
前記ガイドローラによって挟持される前記架台両側縁の後端部を下方へ向けて曲げた請求項3に記載の車両用収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両用収納装置に関し、特に、サーフボードやスノーボード、あるいはスキー等の長尺な荷物を車内に容易に出し入れできる車両用収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図5に示すようにサーフボード等の長尺荷物SBは従来、車両ルーフRF上に搬送装置(キャリヤ)5を設けてこれに載置固定している。しかし、この装置では車両の外観意匠を損なう等の問題がある。そこで例えば、図5、図6に示すように、車内天井近くの内壁の前後位置に設けられている左右のアシストグリップGR間に棒状体6を架設して、これら棒状体6上にサーフボードSBを支持させるようにした収納装置がある。
【0003】
なお、特許文献1には車両ルーフ上に設置したカバー内に長尺荷物を収納するためのトレーを引き出し可能に設けて、トレーを車両後方へ引き出し車両後面に沿って立てかけるようにして、長尺荷物の出し入れを容易にした収納装置が示されている。
【特許文献1】特開2001−219788
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の車内に設けた収納装置では、サーフボードSBを棒状体6に支持させ収納する際や取り出す際に、その都度車内へ乗り込んで行う必要があるために手間を要するという問題があった。
【0005】
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、長尺荷物を簡易に車内へ収納することができる車両用収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本第1発明では、車両の天井(R)近くの内壁にガイド部材(11,12)を設けて、当該ガイド部材(11,12)によって架台(2)を車内の天井に近い位置と車外位置との間で移動可能となし、架台(2)に長尺荷物(SB1)を支持させる。本第1発明においては、架台(2)を車内の天井に近い位置と車外位置との間で移動可能としているから、車外で長尺荷物を架台に保持させて容易に車内へ収納することができる。
【0007】
本第2発明では、上記ガイド部材を、車両前方へ上り傾斜して架台(2)の両側縁を案内するガイドレール(11,12)で構成することができる。本第2発明においては、架台が車外にあるときは比較的低く位置し、架台を車内へ移動させるとガイドレールに沿って車内の上方へ移動する。したがって、車外で長尺荷物を比較的低い位置で架台に容易に保持させた後、これを車内の乗員に圧迫感を与えない比較的高い位置へ移動させて収納することができる。
【0008】
本第3発明では、上記架台(2)の両側縁を棒体(21,22)で構成し、上記ガイド部材を、棒体(21,22)を移動可能に挟持するガイドローラ(33,34)で構成することができる。本第3発明においてはガイド部材を簡易に実現することができる。
【0009】
本第4発明では、上記ガイドローラ(33,34)によって挟持される上記架台両側縁の後端部(211,221)を下方へ向けて曲げている。本第4発明においては、架台を車内へ移動させると架台の後端部がガイドローラによって上方へ持ち上げられ、架台全体を車内の比較的高い位置へ移動させて収納することができる。なお、架台の前半部を本第2発明のガイド部材で案内し、架台の後端部を第4発明のガイド部材で案内する構造を採用することができる。
【0010】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、本発明の車両用収納装置によれば、長尺荷物を簡易に車内へ収納することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1には本発明の収納装置の斜視図を示し、図2には当該収納装置を設けたバン型車の車両内方から見た側面図を示す。図1において、収納装置は左右位置に車両前後方向へ延びるガイド部材としての一対のガイドレール11,12を備えており、これらガイドレール11,12は車両の後部居室BL前半部の天井R近くの内壁に、前方へ上り傾斜させた状態で固定されている(図2)。収納装置の架台2は略矩形の枠体で(図1)、左右位置に配された棒状の縦枠21,22を、前後端と中間部で横枠23,24,25によって結合した構造となっている。
【0013】
各縦枠21,22の前端部外側面には上方へ向けてブラケット板26が突設してあり、ブラケット板26の上端にはガイドローラ(図示略)が装着されて、これがガイドレール11,12内に転動自在に位置している。縦枠21,22の後端部211,221は漸次下方へ湾曲させてあり、この後端部211,221は車両天井Rから垂下させた支持部材3によって支持されている。支持部材3は図3に示すように車両天井から垂下する一対の板体31,32を有し、板体31,32の下端部には上下位置にガイドローラ33,34が設けてあって、これらガイドーローラ33,34の間に縦枠21,22が挟持されている。縦枠21,22は上下縁が、膨出する円弧断面としてあり、ガイドローラ33,34のローラ面は縦枠21,22の上下縁に倣った凹陥面となっている。
【0014】
後側横枠24には前方へ開放する容器状の受け台27が設けてあり、その上に後端を載せて長尺の大型サーフボードSB1の本体部が中間横枠25と前側横枠23を横切ってこれらの上に載せられている。サーフボードSBの前端と後端はベルト28,29によってそれぞれ前側横枠23と受け台27に固定されている。一方の縦枠22の中間位置と後端位置からはそれぞれ下方へ支持パイプ41,42が垂下させてあり、これら支持パイプ41,42の間に起立姿勢とした長尺の小型サーフボードSB2が配設されて、 各支持パイプ41,42に付設されたベルト43,44によってこれらに固定されている。
【0015】
サーフボードSB1は架台2を車内に引き込んだ状態では、図2に示すように、天井R近くに位置させられた上記架台2上に載置されて天井面との間に収納される。また、サーフボードSB2は車内のサイドウインドウWに沿った位置に吊り下げ状態で収納される。ガイドレール11,12が既述のように前上りになっていることと、縦枠21,22の後端部211,221が下方へ湾曲させてあることにより、架台2を車内に引き込んだ状態で縦枠21,22(すなわち架台2)の前端部212,222は上記ガイドレール11,12によって上方へ案内され、また縦枠21,22(すなわち架台2)の後端部211,221は支持部材3のガイドローラ33,34によって上方へ持ち上げられる。これにより、サーフボードSB1およびこれを載置した架台2は下方に十分な空間を形成しつつ天井Rに近接して位置させられるから、サーフボードSB1収納時の下方に着座した乗員M(図2)への圧迫感が軽減される。
【0016】
サーフボードSB1,SB2を取り出す場合には、図4に示すように、バックドアDを後方へ跳ね上げ開放し、架台2の後端を掴んで後方へ引く。これにより、縦枠21,22の前端部212,222が、傾斜したガイドレール11,12に案内されて後下方へ移動させられると同時に、縦枠21,22の後端部211,221は支持部材3のガイドローラ33,34の間を通過しつつ自己の湾曲形状によって次第にその高さが低くなる。このようにして、サーフボードSB1,SB2を保持した架台2は車両外後方の比較的低い位置へ引き出される。この状態で、後側のベルト29,44を外して、サーフボードSB1,SB2を容易に架台2上から引抜き取り外すことができる。
【0017】
サーフボードSB1,SB2を収納する場合には下方位置へ引き出された架台2上に設けたベルト28、ないし前側支持パイプ41のベルト43にサーフボードSB1,SB2の前端を差込み、他のベルト29,44を締結することによって、車外にてサーフボードSB1,SB2を架台2に容易に保持させることができる。その後、架台2後端を車内へ押し込んで、これを図2に示すように天井R近くの収納位置へ移動させる。
【0018】
このようにして、盗難等のおそれなく、車内天井R近くにコンパクトにサーフボードSB1を、またサイドウインドウWに沿った車内外側部にサーフボードSB2をそれぞれ収納することができる。なお、収納位置に移動させた架台2は適当な固定手段によって車体に固定することができる。また、本実施形態ではサーフボードを例に説明したが、スノーボードやスキー、あるいは自転車等の収納にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施形態を示す収納装置の斜視図である。
【図2】収納装置を備えた車両を内方から見た収納状態における概略側面図である。
【図3】図1のA部の拡大断面図である。
【図4】収納装置を備えた車両を内方から見た引き出し状態における概略側面図である。
【図5】従来の収納装置を備えた車両の概略断面図である。
【図6】従来の収納装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0020】
11,12…ガイドレール、2…架台、211,221…後端部、33,34…ガイドローラ、R…天井、SB1…サーフボード。




 

 


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