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発明の名称 車載用表示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76595(P2007−76595A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−270137(P2005−270137)
出願日 平成17年9月16日(2005.9.16)
代理人 【識別番号】100087480
【弁理士】
【氏名又は名称】片山 修平
発明者 湯田 康弘 / 濱岡 弘文
要約 課題
傾動式の表示パネルを備える車載用表示装置において、表示パネルの移動に伴ってその一部が前方に向けて露出する前面パネルに、CD、DVD、MD、半導体メモリカード等の複数の記録媒体を挿抜する複数の挿入口を集約化する。

解決手段
前面パネル101は、表示部100の傾動に伴って前方に露出される領域R1に、ディスク状の記録媒体が挿入される横方向に伸びるディスク用挿入口103、104が形成されていると共に半導体メモリカードを挿入するカード用挿入口107がディスク用挿入口103、104から横方向に離隔した位置において縦方向に伸長して形成されている。これによれば、ディスク用挿入口103、104やカード用挿入口107を狭小な前方露出領域R1に集約化できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体の前面を覆うと共に傾動可能に配置された表示部が前記装置本体に対して傾動することにより前記装置本体の前面パネルの一部が前方に向けて露出するように形成された車載用表示装置であって、
前記前面パネルは、前記表示部の傾動に伴って前方に露出される領域に、ディスク状の記録媒体が挿入される横方向に伸びるディスク用挿入口が形成されていると共に半導体メモリカードを挿入するカード用挿入口が前記ディスク用挿入口から横方向に離隔した位置において縦方向に伸長して形成されている、
ことを特徴とする車載用表示装置。
【請求項2】
前記ディスク用挿入口は、前記前面パネルの縦方向に重ねて複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車載用表示装置。
【請求項3】
前記カード用挿入口は、前記前面パネルの前方に向けて突出すると共に前記表示部の傾動に用いられる案内溝が形成された突出壁部の近傍に並列して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載用表示装置。
【請求項4】
前記カード挿入口は、運転席に対して遠い側の突出壁部の近傍に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車載用表示装置。
【請求項5】
前記突出壁部には、その一部に前記カード用挿入口へ向けて傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の車載用表示装置。
【請求項6】
前記カード用挿入口の周囲には、前記カード用挿入口へ向けて傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の車載用表示装置。
【請求項7】
前記表示部は、第1及び第2の画像を異なる方向からそれぞれ視認できるように表示可能に形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の車載用表示装置。


発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車載用表示装置においては、表示パネルの面積を広く確保するために、表示パネルを装置本体の前面を覆うと共に移動(傾動)可能に配置した構造のものが知られている。このような車載用表示装置では、装置本体に対して表示パネルを傾動させることにより、装置本体の前面パネルの一部が前方に向けて露出する。そして、露出した前面パネルに形成された各種記録媒体の挿入口により、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)、MD(ミニディスク)、半導体メモリカード等の記録媒体及び内蔵されたHDD(ハードディスクドライブ)用のコネクタが挿抜される。
一方、共通の表示パネル上で異なる方向からそれぞれ画像を視認できる、いわゆるマルチビュー表示装置としては、例えば、液晶パネルの前に視差バリアを設け、1ピクセルごとにバックライトからの光の進行方向を振り分けることで、左右において異なる情報(画像)を表示できるものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。このような表示装置を車両に搭載することにより、運転者がナビゲーション画像を観ている間に助手席の搭乗者がテレビ等の他の画像を観ることが可能となる。
【特許文献1】特開2005−78080号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記したような車載用表示装置の可動式の表示パネルをマルチビュー表示にすると、視差バリアを設けたことによりバックライトの光が視差バリヤで遮断されて画面の輝度が低下する。バックライトの光源数を増やすことにより、
画面の輝度を確保できるが、光源を増やした分だけ表示パネルが厚くなる。このため、表示パネルを傾動させたときに前方に向けて露出する前面パネルの面積は表示パネルの厚みの増加にしたがって狭くなり、特に、縦方向の寸法が短くなる。
前面パネルにおける露出部分の縦方向の寸法が短くなると、CD、DVD、MD、半導体メモリカード等の記録媒体の挿入口を縦方向に重ねて配列することが困難となる。
また、パネルの厚みの増加に伴って、記録媒体の挿入あるいは排出時に、記録媒体あるいは手が前面パネルと干渉し操作性を阻害する。特に、半導体メモリカードは小型であるため、これを把持する手と前面パネルとが干渉しやすい。
【0004】
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、可動(傾動)式の表示パネルを備える車載用表示装置において、表示部の傾動に伴ってその一部が前方に向けて露出する前面パネルにCD、DVD、MD、半導体メモリカード等の複数の記録媒体の挿入口が集約化された車載用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る車載用表示装置は、装置本体の前面を覆うと共に傾動可能に設けられた表示部が装置本体に対して傾動することにより装置本体の前面パネルの一部が前方に向けて露出するように形成された車載用表示装置であって、前面パネルは、表示部の傾動に伴って前方に露出される領域に、ディスク状の記録媒体が挿入される横方向に伸びるディスク用挿入口が形成されていると共に半導体メモリカードを挿入するカード用挿入口が前記ディスク用挿入口から横方向に離隔した位置において縦方向に伸長して形成されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、カード用挿入口をディスク用挿入口から横方向に離隔させると共にカード用挿入口とディスク用挿入口の形成方向を異ならせることにより、カード用挿入口及びディスク用挿入口を限定された範囲に集約化できる。すなわち、半導体メモリカードは、ディスク状の記録媒体に比べて占有面積が小さくて配置の自由度が高いため、この半導体メモリカードのカード用挿入口の配置及び形成方向を最適化することにより、カード用挿入口及びディスク用挿入口を限定された範囲に集約化できる。
【0006】
上記構成において、ディスク用挿入口は、前記前面パネルの縦方向に重ねて複数形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カード用挿入口をディスク用挿入口から離して縦方向に形成することにより、複数のディスク用挿入口の間にカード用挿入口を形成する必要がなく、前面パネルの狭小な露出領域にディスク用挿入口を縦方向に重ねて複数形成することができるディスク用挿入口を縦方向に重ねて形成することが可能となる。
【0007】
上記構成において、カード挿入口は、運転席に対して遠い側の突出壁部の近傍に形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、運転席側から半導体メモリカードを挿抜操作する場合に、運転席に対して近い側の突出壁部の近傍にカード挿入口があると、突出壁部によりカード挿入口が見え難くなり操作しずらいが、カード挿入口を運転席に対して遠い側の突出壁部の近傍に形成することにより、半導体メモリカードを挿抜操作しやすくなる。特に、マルチビュー表示装置の場合には、表示部が厚くなるため、それに合わせて突出壁部も高くなるので、カード挿入口を運転席に対して遠い側の突出壁部の近傍に形成すると有利である。
【0008】
上記構成において、カード用挿入口は、前面パネルの前方に向けて突出すると共に表示部の傾動に用いられる案内溝が形成された突出壁部の近傍に並列して形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、半導体メモリカードは比較的寸法が小さく、狭いスペースにおいても挿抜が比較的容易なので、カード用挿入口を突出壁部の近傍に並列して形成することができる。
【0009】
上記構成において、突出壁部には、その一部にカード用挿入口へ向けて傾斜する傾斜面が形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、突出壁部の近傍においてもカード用挿入口へ向けて傾斜する傾斜面を形成することで、半導体メモリカードの挿入を容易化できる。
【0010】
上記構成において、カード挿入口の周囲には、カード用挿入口へ向けて傾斜する傾斜面が形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カード挿入口の周囲に傾斜面を形成することで、半導体メモリカードがこれに案内されて半導体メモリカードの挿入を容易化できる。
【0011】
上記構成において、表示部は、第1及び第2の画像を異なる方向からそれぞれ視認できるように表示可能に形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カード挿入口やディスク用挿入口が前面パネルの狭い露出領域に集約化できるので、表示部の厚さが増加するいわゆるデュアルビュー表示パネルを採用することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、傾動式の表示部をもつ車載用表示装置において、表示部の傾動に伴って露出する前面パネルの狭小な領域にカード挿入口やディスク用挿入口を集約化できると共に、半導体メモリカードやディスク記録媒体を挿抜する際の操作性を維持あるいは向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車載用マルチビュー表示装置の基本構成を説明するための図である。
この車載用マルチビュー表示装置は、図1に示すように、表示制御部10、表示部100等から構成されている。
表示制御部10は、第1の画像ソース300Aから画像データ(画像信号)DT1が供給されると共に第2の画像ソース300Bから画像データ(画像信号)DT2が供給されて、これら第1及び第2の画像データDT1,DT2からなる画像データ(画像信号)ADTを共通の表示部100へ出力する。尚、表示制御部10の具体的な構成については後述する。
また、第1及び第2の画像ソース300A,300Bは、後述するカメラ、TV受信部、DVD再生部、HD再生部、ナビゲーション部等の複数のソースで構成される。
【0014】
表示部100は、後述するように、液晶パネル、バックライト、視差バリア等から構成されており、第1の画像データDT1に基づく第1の画像IM1を右方向から観察者OBRが視認できると共に第2の画像データDT2に基づく第2の画像IM2を左方向から観察者OBLが視認できるように共通の表示画面に表示する。尚、表示部100の具体的な構成については後述する。
【0015】
図2は本発明の一実施形態に係る車載用表示装置の外観斜視図、図3は車載用表示装置の表示部が傾動している状態を示す斜視図、図4は車載用表示装置の表示パネルの傾動が完了した状態を示す斜視図、及び、図5は本発明の一実施形態に係るの車両への搭載例を示す斜視図である。
図2に示す車載用表示装置の装置本体100Aは、車両のダッシュボード部分に内蔵されると共に、表示部100は、図5に示すように運転席DSと助手席ASとの間に配置される。また、表示部100には、表示装置を手動で操作するための操作部150が設けられている。
【0016】
この車載用表示装置は、図2に示すように、表示部100が装置本体100Aの前面を覆うと共に、この表示部100が、図3に示すように、装置本体100Aに対して傾動可能に構成されている。そして、表示部100の傾動動作が完了すると、図4に示すように、装置本体100Aの前面パネル101の一部(前面パネル101の表示部100により覆われた下側部分を除く領域)が前方に向けて露出する。これにより、前面パネル101に形成された後述する各種挿入口を通じてディスク状記録媒体、半導体メモリカード及びコネクタの挿抜が可能となる。尚、前面パネル101の構成については後述する。
【0017】
また、図5に示すケースにおいては、運転席DSに着席した乗員が上記の観察者OBRとなり、助手席ASに着席した乗員が上記の観察者OBLとなる。そして、これらの搭乗者は、それぞれ運転席DS側又は助手席AS側から表示部100に表示された異なる第1の画像IM1及び第2の画像IM2を同時に観ることができる。
【0018】
図6ないし図10は本発明の一実施形態に係る表示装置の具体的な構成を示す図であって、図6は車載用表示装置の機能ブロック図、図7は画像出力部の機能ブロック図、図8は液晶パネルの断面構造及び作用を説明するための図、図9は液晶パネルの正面図、及び図10はTFT基板の回路図である。
【0019】
この車載用表示装置は、図6に示すように、表示部100加えて、制御部20、分配回路30、第1及び第2の画質調整回路50A,50B、画像出力部70等から構成されている。尚、上記した表示制御部10は、制御部20、分配回路30、第1及び第2の画質調整回路50A,50B、画像出力部70等から構成される。
【0020】
制御部20は、プロセッサ(CPU)、インターフェース回路、ROM、RAM等から構成され、ROMに記憶されたプログラムに従って表示装置を総合的に制御する。
さらに、制御部20は、図6に示すように、車両に搭載されて画像や音声を供給する供給源としての、車両の周囲等を撮像するカメラ310、音楽や画像を再生するMD(ミニディスク)再生部320、アンテナからラジオ放送波を受信するラジオ受信部330、アンテナからセレクタ341を介してTV放送波を受信するTV受信部340、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)から音楽情報や画像を再生するCD/DVD再生部350、HD(ハードディスク)に記録された画像や音楽情報を再生するHD再生部360、VICS情報受信部371が受信した道路情報やGPS情報受信部372が受信した地理情報に基づいて地図やルート案内画像を出力するナビゲーション部370、半導体メモリカードに記憶された情報を再生する半導体メモリ再生部380等と接続されて、これらとの間でデータを授受すると共にこれらをコントロールする。
また、制御部20には、各種データを記憶するメモリ140、表示装置を操作するための操作部150、表示装置をリモコン操作するためのリモコン171との間で赤外線信号や無線信号を送受するリモコン送受信部170、車両に備わるライトスイッチや光センサで構成されて車両内の明るさを検知する明るさ検知センサ190、運転席や助手席に設けられる感圧センサ等で構成されて車両の乗員を検出する乗員検知センサ200等が接続され、制御部20は、これらから得られる各種データに基づいて各種制御が可能となっている。
【0021】
分配回路30は、図6に示すように、上記したカメラ310、MD再生部320、ラジオ受信部330、TV受信部340、CD/DVD再生部350、HD再生部360、ナビゲーション部370等から供給される音声データや画像データを、制御部20からの制御指令に応じて、音声調整回路60、第1の画質調整回路50A、あるいは、第2の画質調整回路50Bへ分配する。
音声調整回路60は、図6に示すように、分配回路30から供給された音声データを調整してスピーカ61へ出力する。
【0022】
第1及び第2の画質調整回路50A,50Bは、それぞれコントラスト調整部、輝度調整部、色調調整部、ガンマ値調整部等から構成され、制御部20からの制御指令に応じて、第1及び第2の画像データの画質(コントラスト、輝度、色調、ガンマ値)をそれぞれ調整する。
【0023】
画像出力部70は、図7に示すように、第1及び第2の画質調整回路50A,50Bにおいてそれぞれ画質調整された第1及び第2の画像データがそれぞれ書き込まれる第1及び第2の書込回路71,72、VRAM(Video RAM)73、液晶パネル駆動部74等から構成されている。
第1及び第2の書込回路71,は、第1及び第2の画質調整回路50A,50Bで画質調整された第1及び第2の画像データを合成すべく、VRAM73の所定アドレスにそれぞれ書き込む。
VRAM73は、第1及び第2の画像データからなる画像データを保持する。この画像データは、表示部100の各画素にそれぞれ対応している。
液晶パネル駆動部74は、後述する液晶パネル110を駆動する回路であり、VRAM73に保持されている画像データに基づいて、液晶表示パネル110の対応する画素を駆動する。
【0024】
表示部100は、図6に示すように、液晶パネル110、液晶パネル110の背面側から照明光を当てるバックライト120、表示装置を操作する信号を入力するためのタッチパネル130等から構成されている。尚、タッチパネル130は、図示しないが、透明なシート状に形成されて液晶パネル110の前面に貼着される。
【0025】
液晶パネル110は、図8に示すように、バックライト120側から順に配置された、偏光板111、TFT(Thin Film Transistor)基板112、液晶層113、RGBの3原色の画素をもつカラーフィルタ基板114、視差バリア115、ガラス板116、偏光板117等から構成された周知の構造を有する。
この液晶パネル110は、図8及び図9に示すように、例えば、水平方向に800画素、垂直方向に480画素が配列された表示画面を有すると共に、この表示画面には、水平方向において左側表示用画素118(以下、助手席側表示用画素118ともいう。)と右側表示用画素119(以下、運転席側表示用画素119ともいう。)とが交互に配列されて構成されている。
【0026】
視差バリア115は、図8及び図9に示すように、ストライプ状に形成されて遮蔽部と透光部を有し、その遮蔽部は隣接する左側表示用画素118と右側表示用画素119との間に配置される。視差バリア115をカラーフィルタ基板114の前面に配置することにより、左側表示用画素118を透過した照明光は、左側に向かう照明光のみ選択的に視差バリア115の透光部を通過し、右側表示用画素119を透過した照明光は、右側に向かう照明光のみが選択的に視差バリア115の透光部を通過する。これにより、図7に示すように、液晶パネル110の右側(運転席側)からは第1の画像IM1が視認でき、左側(助手席側)からは第2の画像IM2が視認できるようになっている。
尚、視差バリア115は、特開平10−123461号公報や特開平11−84131号公報等に開示されているものと同様のものを使用できる。
【0027】
TFT基112は、図10に示すように、データ線駆動回路DR1、走査線駆動回路DR2、垂直方向に配列された走査線SCL、水平方向に配列されたデータ線DTL、走査線SCLとデータ線DTLとの交差する領域毎に形成されたTFT素子ELに対応して形成された画素電極EP等を備え、走査線SCL及びデータ線DTLで囲まれた各領域がサブピクセルSBPを構成しており、データ線DTLに沿う各列のサブピクセルSBPは交互に左側表示用画素118と右側表示用画素119とに割り当てられる。
データ線駆動回路DR1は、液晶パネル駆動部74によりその駆動タイミングを制御されて、画素電極EPへの印加電圧を制御する。
走査線駆動回路DR2は、液晶パネル駆動部74によりその駆動タイミングを制御されて、TFT素子ELを選択走査する。
【0028】
メモリ140は、例えば、フラッシュメモリ等の電気的書き換え可能な不揮発性メモリ又はバッテリバックアップされた揮発性メモリにより構成されており、制御部20による制御に必要なデータ等を記憶している。
【0029】
次に、車載用表示装置の前面パネルの構造について図11〜図17を参照して説明する。
ここで、図11は前面パネルの正面図、図12は装置本体内の概略構成を示す図、図13は半導体メモリカードの一例を示す外観斜視図、図14は図11に示す円A内のカード用挿入口周辺の拡大図、図15は図14のB−B線方向の断面図、図16は図14のC−C線方向の断面図、及び図17は半導体メモリカードをカード用挿入口へ挿入する様子を示す図である。
【0030】
前面パネル101は、図11に示すように、その横方向における両側部に、前方に向けて突出すると共に表示部100の傾動に用いられる後述する案内溝が形成された突出壁部102A,102Bが形成されている。
また、前面パネル101は、表示部100の傾動により前方に向けて露出する領域R1に、ディスク用挿入口としてのCD/DVD用挿入口103及びMD用挿入口104、HDD用コネクタ挿入口105、カード用挿入部106等が形成されている。
【0031】
突出壁部102Aには、図15に示すように、表示部100の傾動機構におけるローラ(図示せず)が挿入される案内溝102Atが形成されている。尚、図示しないが、突出壁部102Bにも同様に案内溝102Atに対向するように案内溝が形成されている。
【0032】
CD/DVD用挿入口103は、前面パネル101の中央の上端部に横方向に伸張して形成されている。CDあるいはDVDは、CD/DVD用挿入口103を通じて、図13に示す装置本体100Aに内蔵されたCD/DVD再生部350にローディングされる。
【0033】
MD用挿入口104は、CD/DVD用挿入口103の下方において横方向に伸張して形成されており、このMD用挿入口104とCD/DVD用挿入口103とは前面パネル101の縦方向に重ねて形成されている。MDは、MD用挿入口104を通じて、図13に示す装置本体100Aに内蔵されたMD再生部320にローディングされる。
【0034】
HDD用コネクタ挿入口105は、CD/DVD用挿入口103の下方において横方向に伸張して形成されており、このHDD用コネクタ挿入口105とCD/DVD用挿入口103とは前面パネル101の縦方向に重ねて形成されている。HDD用コネクタ挿入口105を通じて、図13に示す装置本体100Aに内蔵されたHDD(図示せず)に対して情報の書込み、読み出しを行うためのコネクタが装置本体100Aに内蔵されたIEEEコネクタ(図示せず)と接続されて、内部LANを経由してHDDとで情報のやり取りが行われる。
【0035】
カード用挿入部106は、図11及び図14に示すように、カード用挿入口107、傾斜面部108、09等から構成され、カード用挿入口107は、CD/DVD用挿入口103及びMD用挿入口104から横方向に離隔した位置において縦方向に伸長して形成されていると共に、突出壁部102Aの近傍に並列して形成されている。
カード用挿入口107には、例えば、図13に示すような、断面が矩形状のカード状又はスティック状の半導体メモリカードMSが挿入される。半導体メモリカードMSは、カード用挿入口107を通じて、図13に示す装置本体100Aに内蔵された半導体メモリ再生部380に電気的に接続される。
【0036】
カード用挿入部106の傾斜面部108は、図14〜図6に示すように、カード用挿入口107の周囲に形成されていると共にカード用挿入口107に向けて傾斜している。この傾斜面部108は、半導体メモリカードMSをカード用挿入口107に挿入する際に、半導体メモリカードMSの先端部と当接することにより、半導体メモリカードMSの先端部をカード用挿入口107へ導くように作用する。尚、傾斜面部108は曲面であっても平面であってもよい。
【0037】
カード用挿入部106の傾斜面部109は、突出壁部102Aの一部にカード用挿入口107へ向けて傾斜するように形成されている。この傾斜面部109は、例えば、図17に示すように、カード用挿入口107へ半導体メモリカードMSを指FGを用いて押し込む際に、指FGとの当接により指FGをカード用挿入口107の方向へ導くように作用する。尚、傾斜面部109は曲面であっても平面であってもよい。
【0038】
このように、カード用挿入口107をCD/DVD用挿入口103及びMD用挿入口104から横方向に離隔した位置に縦方向に伸張して形成することにより、図12に示したように、MD再生部320、CD/DVD再生部350、HD再生部360、半導体メモリ再生部380等を装置本体100Aの比較的狭小な上側空間に集約化することができる。
すなわち、半導体メモリ再生部380は、MD再生部320、CD/DVD再生部350、HD再生部360等と比較して占有面積が小さいため、この半導体メモリ再生部380の配置方向を他の再生部の横方向に配置すると共にこれらに対して垂直方向に配置することで、これらの再生部の集約化が可能となる。
また、表示部100の厚さが増加した場合には、図11に示した前面パネル101の前方への露出領域R1の縦方向の寸法が短くなるが、カード用挿入口107を上記のような配置とすることにより、表示部100により隠蔽されることなく各挿入口が露出されて各種記録媒体やコネクタの挿抜に対応できる。
さらに、カード用挿入口107を突出壁部102Aの近傍に並列して形成した場合に、傾斜面部108、109を形成することにより、カードの挿入の際の操作性を維持することができる。
【0039】
上記実施形態では、カード用挿入口107は、突出壁部102Aの近傍に並列して形成した場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、突出壁部102Bの近傍に並列して形成することも可能である。
【0040】
上記実施形態では、ディスク状の記録媒体として、DVD、MD、CD等を例に挙げて説明したが、ディスク状の記録媒体は、光ディスクのほか、光磁気ディスク、磁気ディスクであってもよい。
【0041】
上記実施形態では、表示部100に液晶パネルを使用した場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、液晶パネル以外のフラットパネルディスレイ、例えば有機ELディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、冷陰極フラットパネルディスプレイ等を用いることもできる。
【0042】
上記実施形態は本発明の好適な実施形態である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態に係る車載用表示装置の基本構成を説明するための図である。
【図2】車載用表示装置の外観斜視図である。
【図3】車載用表示装置の表示部が傾動した状態を示す外観斜視図である。
【図4】車載用表示装置の表示部が傾動を完了した状態を示す外観斜視図である。
【図5】車載用表示装置の車両への適用例を示す斜視図である。
【図6】車載用表示装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図7】表示部の断面構造を示す図である。
【図8】液晶パネルの正面図である。
【図9】TFT基板の回路図である。
【図10】画像出力部の構成を示す機能ブロック図である。
【図11】前面パネルの正面図である。
【図12】装置本体内の概略構成を示す図である。
【図13】半導体メモリカードの一例を示す外観斜視図である。
【図14】図11に示す円A内のカード用挿入口周辺の拡大図である。
【図15】図14のB−B線方向の断面図である。
【図16】図14のC−C線方向の断面図である。
【図17】半導体メモリカードをカード用挿入口へ挿入する様子を示す図である。
【符号の説明】
【0044】
10…表示制御部
20…制御部
30…分配回路
50A,50B…第1及び第2の画質調整回路
60…音声調整回路
70…画像出力部
100…表示部
100A…装置本体
101…前面パネル
102A,102B…突出壁部
102At…案内溝
103…CD/DVD用挿入口(ディスク用挿入口)
104…MD用挿入口(ディスク用挿入口)
105…HDD挿入口(ディスク用挿入口)
106…カード用挿入口部
107…カード用挿入口
108…傾斜面部
109…傾斜面部
110…液晶パネル
120…バックライト
130…タッチパネル
140…メモリ
150…操作部
170…リモコン送受信部
190…明るさ検知センサ
200…乗員検知センサ
300A,300B…画像ソース
310…カメラ
320…MD再生部
330…ラジオ受信部
340…TV受信部
350…CD/DVD再生部
360…HD再生部
370…ナビゲーション部
MS…半導体メモリカード




 

 


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