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発明の名称 シートスライド装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15652(P2007−15652A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−201862(P2005−201862)
出願日 平成17年7月11日(2005.7.11)
代理人 【識別番号】100067356
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 容一郎
発明者 粥見 哲也
要約 課題
レールとレールに沿って走行するスライド手段との間にものが挟まるのを防ぐシートスライド装置を提供する。

解決手段
シートスライド装置11では、シート本体を連結するスライド手段37を溝状のレール36にスライド自在に取付け、スライド手段37の前部62及び後部65に、レール36の長手方向に直交する横断面の内面形状に倣った形状を有する前・後プロテクター64,67を配置したので、レール36に開けた開口部52からゴミやペンなどものが入った状態のときに、スライド手段37でシート本体を前に移動させると、ペンなど落ちたものを前プロテクター64によって前に移動させることができ、落ちたものの巻き込みを防止することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
シート本体を連結するスライド手段を溝状のレールにスライド自在に取付けたシートスライド装置において、
前記スライド手段の前部及び後部に、レールの長手方向に直交する横断面の内面形状に倣った形状を有するプロテクターを配置したことを特徴とするシートスライド装置。


発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート本体を前後に移動させるシートスライド装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シートスライド装置には、シート本体の下部に連結して、シート本体を前後に移動させるとともに、前後の位置を調整し、且つ、ものが挟まるのを防ぐ技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】実公平3−22026号公報(第4頁、第1図)
【0003】
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図6は、従来の技術(特許文献1)の基本構成を説明する図であり、従来の車両用座席201は、シートクッション202をスイング機構203を介してブラケット204に取付け、ブラケット204にスライドレール205のアッパレール206を取付け、閉塞材207を取付けることで、シートクッション202との間に乗員の衣服などものが誤って挟まれることがないというものである。
【0004】
しかし、特許文献1の車両用座席201では、スライドレール205とスライドレール205に沿って前後(矢印a1の方向)に移動するアッパレール206又はブラケット204との間にものが挟まる心配がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、レールとレールに沿って走行するスライド手段との間にものが挟まるのを防ぐシートスライド装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、シート本体を連結するスライド手段を溝状のレールにスライド自在に取付けたシートスライド装置において、スライド手段の前部及び後部に、レールの長手方向に直交する横断面の内面形状に倣った形状を有するプロテクターを配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に係る発明では、シート本体を連結するスライド手段を溝状のレールにスライド自在に取付けたシートスライド装置において、スライド手段の前部及び後部に、レールの長手方向に直交する横断面の内面形状に倣った形状を有するプロテクターを配置したので、レールに開けた開口部からゴミが入ったり、開口部にペンなどものが入った状態で、シート本体を前に移動させると、ゴミやペンなど落ちたものを前プロテクターによって前に移動させることができ、落ちたものの巻き込みを防止することができる。
つまり、レールとレールに沿って走行するスライド手段との間にものが挟まるのを防ぐことができるという利点がある。
【0008】
また、シート本体を後に移動させると、ゴミやペンなど落ちたものを後プロテクターによって後に移動させることができ、落ちたものの巻き込みを防止することができる。
つまり、レールとレールに沿って走行するスライド手段との間にものが挟まるのを防ぐことができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明のシートスライド装置を説明する概要説明図である。
シートスライド装置11は、車両12の2列目シート13に用い、2列目シート13の中央スライドシート14の前後(矢印a1の方向)の位置を調整する。
【0010】
車両12は、車体フロア17に配置した運転席21と、助手席22と、2列目シート13の左シート23、中央スライドシート14及び右シート24とを備え、運転席21は車体フロア17に取付けたスライド装置25を備え、助手席22は車体フロア17に取付けたスライド装置26を備える。
【0011】
中央スライドシート14は、車体フロア17に取付けたシートスライド装置11と、シートスライド装置11に載せたシート本体27とを備える。シート本体27は、シートクッション31と、シートクッション31にリクライニング装置32を介して取付けたシートバック33とからなる。Fは中央スライドシート14の前進限、Bは後退限、Sは中央スライドシート14のスライド量を示す。
【0012】
図2は、本発明のシートスライド装置の斜視図である。
シートスライド装置11は、左に配置した左レール機構34と右に配置した右レール機構35とからなる。
右レール機構35は、車体フロア17に固定したレール36と、レール36にスライド自在(矢印a1の方向)に取付けたスライド手段37と、スライド手段37を所望の位置で保持するロック装置41と、を備える。
左レール機構34は、ロック装置41を除き、右レール機構35とほぼ同様である。
【0013】
図3は、図2の3部詳細図で、シートスライド装置の詳細を示す。
図4は、図3の4−4線断面図である。
レール36は、車体フロア17に埋め込むもので、レール36の長手方向に直交する横断面がU字状で、下に配置する下ガイド部43を成形し、下ガイド部43に連ねて外ガイド部44を成形し、外ガイド部44に連ねて上ガイド部45を成形し、上ガイド部45に連ねて内ガイド部46を成形し、対称線Sを基準に対称に外ガイド部47、上ガイド部48、内ガイド部51を成形し、内ガイド部51と内ガイド部46間に開口部52を成形したものである。Wは開口部52の幅を示す。
【0014】
下ガイド部43は、両側に走行部53,54を成形し、走行部53,54に連ね且つ、中央に逃げ部55を成形し、走行部53,54でスライド手段37の前ローラー56並びに後ローラー57(図5参照)を受ける。58は開口部52を塞ぐレール開口カバーを示す。
なお、レール36は、ローラーをガイドする形状であるが、形状は任意であり、例えば、鋼球を支持する形状でもよい。
【0015】
図5は、本発明のシートスライド装置が備えるスライド手段の斜視図である。
スライド手段37は、開口部52に嵌るスライド本体61を形成し、スライド本体61の前部62に前ローラー56を配置し、前部62にブラケット63を介して前プロテクター64を取付け、スライド本体61の後部65に後ローラー57を配置し、後部65にブラケット66を介して後プロテクター67を取付けたものである。
【0016】
なお、スライド手段37には、前・後ローラー56,57を採用したが、前・後ローラー56,57を使用しないで、鋼球を用いることも可能である。その際には、レール36の形状を鋼球に対応させる。
【0017】
前プロテクター64は、レール36内に嵌るもので、下ガイド部43に倣った下端68を所定の距離(例えば、2mm)だけ離して形成し、下端68に連ね且つ、外ガイド部44,47に倣った横端71,71を所定の距離(例えば、1mm)だけ離して形成し、横端71,71に連ねて上端72を下端68にほぼ平行に且つ、内ガイド部46,51の縁から所定の距離(例えば、1mm)だけ離して形成し、上端72に連ねて凸部73を内ガイド部46,51から所定の距離(例えば、1mm)だけ離して形成するとともに、上ガイド部45,48より低く形成したものである。
また、前プロテクター64は、前ローラー56の外周面から距離Lfだけ離して配置した。
前プロテクター64の材質は、任意であり、例えば、樹脂を用いる。
【0018】
後プロテクター67は、前プロテクター64とほぼ同様であり、説明を省略する。Lrは後ローラー57から後プロテクター67までの距離を示す。
なお、レール36と異なるレールを採用した場合には、前・後プロテクター64,67とは異なる前・後プロテクター、つまり、異なるレールの横断面に倣った形状になるように前・後プロテクターを形成する。
【0019】
次に、本発明のシートスライド装置11の作用を説明する。
レール36に開けた開口部52からゴミが入ったり、開口部52にペンなどものが入ることが考えられる。ものが入った状態で、中央スライドシート14のシート本体27を前に移動させると、ゴミやペンなど落ちたものを前プロテクター64によって前に移動させることができ、落ちたものの巻き込みを防止することができる。
【0020】
また、中央スライドシート14を後に移動させると、後プロテクター67によって落ちたものを後に移動させることができ、落ちたものの巻き込みを防止することができる。
【0021】
このように、シートスライド装置11では、シート本体27を連結するスライド手段37を溝状のレール36にスライド自在に取付け、スライド手段37の前部62及び後部65に、レール36の長手方向に直交する横断面の内面形状に倣った形状を有する前・後プロテクター64,67を配置したので、前・後プロテクター64,67によって、レール36内に入ったものを移動させ、レール36とレール36に沿って走行するスライド手段37との間にものが挟まるのを防ぐことができる。
【0022】
尚、本発明のシートスライド装置は、実施の形態では自動車の2列目シートに採用したが、運転席や助手席や2列目シートにも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明のシートスライド装置は、実施の形態では自動車に採用したが、自動車に限定しない。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明のシートスライド装置は、自動車のシートに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明のシートスライド装置を説明する概要説明図
【図2】本発明のシートスライド装置の斜視図
【図3】図2の3部詳細図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明のシートスライド装置が備えるスライド手段の斜視図
【図6】従来の技術(特許文献1)の基本構成を説明する図
【符号の説明】
【0025】
11…シートスライド装置、27…シート本体、36…レール、37…スライド手段、62…前部、64…前プロテクター、65…後部、67…後プロテクター。




 

 


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