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車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置 - 本田技研工業株式会社
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発明の名称 車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15617(P2007−15617A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−200643(P2005−200643)
出願日 平成17年7月8日(2005.7.8)
代理人 【識別番号】100067356
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 容一郎
発明者 美和 浩 / 吉見 重則 / 林 彰一
要約 課題
車両用ドアガラス位置決め方法を改良することで、精度良く且つ容易にドアガラスの位置決めを行う。

解決手段
車両用ドアに昇降自在に取付けるドアガラスを、取付け前に所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め方法であって、ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま移動自在な2つの平面で挟んで押圧する第3ステップ(ST03)と、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で挟んで押圧する第4ステップ(ST04)と、を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用ドアに昇降自在に取付けるドアガラスを、取付け前に所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め方法であって、
前記ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま移動自在な2つの平面で挟んで押圧する工程と、
前記ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で挟んで押圧する工程と、を備えたことを特徴とする車両用ドアガラス位置決め方法。
【請求項2】
車両用ドアに昇降自在に取付けるドアガラスを、取付け前の所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め装置において、
前記ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま挟んで支持可能な平面を備える2台の当接支持テーブルと、
前記ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を挟んで支持可能な2つの押圧部材と、
を備えることを特徴とする車両用ドアガラス位置決め装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置の改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両用ドアガラスは、車両用ドアに昇降自在に取付けたものである。以下に、車両用ドアガラスを車両用ドアに組付ける要領を説明する。
図7(a),(b)はドアガラスの組付要領を示す第1作用図である。
(a)において、所定位置に位置決めされたドアガラス100を、ロボットの把持部101で把持してドア102の近傍まで搬送し、ドアガラス100を起立させた状態でドア102の前後方向に矢印aのように傾斜させ、ドア102のインナパネルとアウタパネルとの隙間103の上方に移動させる。
【0003】
図中の符号105,106はドアガラス100の前後をガイドするためにドア102の内側に設けたフロントロアサッシュ、リヤロアサッシュであり、これらのフロントロアサッシュ105とリヤロアサッシュ106との間隔L1に対して、傾斜させたドアガラス100の長さL2は小さくなるため、矢印bのように、ドアガラス100を隙間103からフロントロアサッシュ105、リヤロアサッシュ106間に下降させることができる。
【0004】
(b)において、ドアガラス100の傾斜を矢印cのように所定の状態に直し、ドアガラス100の前辺108と、後辺111とをそれぞれフロントロアサッシュ105、リヤロアサッシュ106内に装着したゴム製のランチャンネル(不図示)内に嵌合させる。
そして、ドアガラス100を、矢印dのように、フロントロアサッシュ105、リヤロアサッシュ106のそれぞれのランチャンネルに倣わせるように下降させる。
【0005】
図8(a),(b)はドアガラスの組付要領を示す第2作用図である。
(a)は図7(b)の状態からドアガラス100を所定位置まで下降させた状態を示す。
(b)は(a)の状態のドアガラス100のレギュレータ取付部114,115をウインドレギュレータ116のドアガラス取付部117,118に取付けた状態を示す。
【0006】
以上に示したように、ドアガラス100の前辺108と後辺111とは、フロントロアサッシュ105、リヤロアサッシュ106内を昇降自在にするために平行とした部分である。
【0007】
以上に示したように、車両ドアガラスをロボットで車両用ドアに組付けるときには、ロボットが所定位置で車両用ドアガラスを把持できるように、組付け前に車両用ドアガラスを位置決めする必要がある。
【0008】
このような従来の車両用ドアガラス位置決め装置としては、自動車用クオータガラスを位置決めする位置決め装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平10−157669号公報
【0009】
特許文献1の図2及び図7を以下の図9(a),(b)で説明する。なお、符号は振り直した。図9(a),(b)は特許文献1の図2及び図7から説明に必要な部分を抜き書きしたものである。
図9(a),(b)は従来のクオータガラス位置決め装置の説明図である。
(a)において、クオータガラス201は、略直線状の第1端縁E1と、この第1端縁E1の両端から略平行に延びる第2端縁E2及び第3端縁E3と、第1端縁E1に対向する第4端縁E4とを備える。
【0010】
クオータガラス位置決め装置は、図示せぬスライドテーブルに取付けた支軸202と、この支軸202で揺動自在に支持した揺動部材203と、この揺動部材203にスライド自在に取付けた基準角度設定部材204と、図示せぬスライドテーブルに移動自在に取付けたアーム206,207と、これらのアーム206,207の先端に首振り自在に設けた押圧部材208,211と、図示せぬシリンダの出力ロッドの先端に固定して図の左右方向に移動自在とした第1補助位置決め部材212と、図示せぬスライドテーブルに支軸213で揺動自在に支持したアーム214と、このアーム214の両端に固定した主位置決め部材216,217とを備える。
【0011】
(b)でクオータガラス位置決め装置の作用を説明する。まず、図示せぬシリンダを駆動して支軸202回りに揺動部材203と共に基準角度設定部材204を所定角度傾斜させ、更に、クオータガラス201に向けて移動させて、基準角度設定部材204をクオータガラス201の第1端縁E1に当てる。
【0012】
次に、図示せぬシリンダによりアーム206,207を連動させてクオータガラス201に向けて移動させ、押圧部材208,211をそれぞれクオータガラス201の第2端縁E2、第3端縁E3に当てる。
【0013】
そして、図示せぬスライドテーブルを移動させて主位置決め部材216,217をクオータガラス201に向けて移動させるとともに、図示せぬシリンダを駆動して第1補助位置決め部材212をクオータガラス201に向けて移動させる。
【0014】
この結果、主位置決め部材216,217が傾斜した第4端縁E4を押圧し、このときに発生する図の左右方向の荷重成分を第1補助位置決め部材212が第2端縁E2に当たることで受け止める。
【0015】
これで、クオータガラス201は、基準角度設定部材204、押圧部材208,211、主位置決め部材216,217及び第1補助位置決め部材212によって位置決めされる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
基準角度設定部材204を第1端縁E1に当てた後に、押圧部材208,211をそれぞれ第2端縁E2、第3端縁E3に当てる場合、押圧部材208,211を第2端縁E2、第3端縁E3に当てたときに、クオータガラス201が左右に移動することがある。
【0017】
クオータガラス201が左右に移動すれば、第1端縁E1は傾斜しているから、クオータガラス201が押圧部材208,211に対して滑りながら図の上下方向へ移動することになり、位置決めが精度良く行えない。
【0018】
また、第1端縁E1は略直線状であり、押圧部材208,211は、アーム206,207に対して首振り自在に設けられているから、クオータガラス201が基準角度設定部材204に対して傾くことがある。
【0019】
更に、第2端縁E2は、押圧部材208と、これとは別体の第1補助位置決め部材212との2部材で押圧するため、これらの押圧部材211と第1補助位置決め部材212との押圧力、押圧距離を合わせないと、クオータガラス201が傾くことになる。また、部品数が多くなり、構造も複雑になる。更に、押圧部材208と第1補助位置決め部材212とを異なる方向へ移動させるため、制御が複雑になる。
【0020】
以上のことから、例えば、クオータガラス201の組付けラインで、複数のクオータガラス201の位置決めを行う場合に、一回のクオータガラス201の位置決め精度が精度良く行えなえず、しかも、各回のクオータガラス201の位置決めにばらつきが発生する。従って、クオータガラス201を車両に組み込んだ直後に、クオータガラス201の位置を修正する工程が必要になる。
【0021】
本発明の目的は、車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置を改良することで、精度良く且つ簡単な構造でしかも容易にドアガラスの位置決めを行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0022】
請求項1に係る発明は、車両用ドアに昇降自在に取付けるドアガラスを、取付け前に所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め方法であって、ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま移動自在な2つの平面で挟んで押圧する工程と、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で挟んで押圧する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0023】
ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま2つの平面で挟んで押圧することで、ドアガラスの平行な2辺に直交する方向の位置決めが行われる。次に、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で挟んで押圧することで、ドアガラスの平行な2辺に沿った方向の位置決めが行われる。
【0024】
ドアガラスの平行な2辺を基準としてドアガラスの直交する2方向の位置決めが行われるから、位置決め精度が向上する。また、ドアガラスの2方向でそれぞれドアガラスを挟んで押圧するだけであるから、位置決めが容易になる。
【0025】
請求項2に係る発明は、車両用ドアに昇降自在に取付けるドアガラスを、取付け前の所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め装置において、ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま挟んで支持可能な平面を備える2台の当接支持テーブルと、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を挟んで支持可能な2つの押圧部材と、を備えることを特徴とする。
【0026】
ドアガラスの平行な2辺を利用して位置決めする構造であるため、位置決め精度が向上する。
また、ドアガラスの平行な2辺を2台の当接支持テーブルで支持し、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で支持するため、ドアガラスの1辺に対して一つの当接支持テーブル又は一つの押圧部材で対応するので、部品数が少なくなり、位置決め装置の簡素化が可能になる。
【発明の効果】
【0027】
請求項1に係る発明では、ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま移動自在な2つの平面で挟んで押圧する工程と、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で挟んで押圧する工程と、を備えたので、ドアガラスの平行な2辺を基準としてドアガラスの直交する2方向の位置決めを行うから、位置決め精度を向上させることができる。また、ドアガラスの2方向でそれぞれドアガラスを挟んで押圧するだけなので、位置決めを容易に行うことができる。
【0028】
請求項2に係る発明では、ドアガラスの平行な2辺を、平行状態を維持したまま挟んで支持可能な平面を備える2台の当接支持テーブルと、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を挟んで支持可能な2つの押圧部材と、を備えるので、ドアガラスの平行な2辺を利用して位置決めする構造であるため、位置決め精度を向上させることができる。
【0029】
また、ドアガラスの平行な2辺を2台の当接支持テーブルで支持し、ドアガラスの平行な2辺を除く他の2辺を2つの押圧部材で支持するため、ドアガラスの1辺に対して一つの当接支持テーブル又は一つの押圧部材で対応するので、位置決め装置の部品数を少なくすることができ、位置決め装置の簡素化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用ドアガラス位置決め装置を示す平面図である。
ドアガラス10は、平行な2辺である前辺11及び後辺12と、これらの前辺11及び後辺12のそれぞれの上端及び下端をそれぞれ繋ぐ上辺13及び下辺14とを備える。なお、16,16はウインドレギュレータに取付けるために下辺16に設けたレギュレータ取付部である。
ドアガラス10の平行な前辺11及び後辺12に直交する方向(図の左右方向)をX方向、前辺11及び後辺12の延びる方向(図の上下方向)をY方向とする。
【0031】
前辺11及び後辺12は、三次元的な曲面に形成されたドアガラス10の一部を構成し、紙面の表裏方向に湾曲し、平面視で直線状である。
【0032】
車両用ドアガラス位置決め装置20(以下、単に「位置決め装置20」と記す。)は、ドアガラス10を載せる複数の支持部材21と、ドアガラス10を吸着して固定したりエアを噴射してドアガラス10を浮上(フローティング)させる複数の吸着浮上用パッド22と、ドアガラス10の前辺11及び後辺12をそれぞれ支持する(即ち、位置決めする)前端部支持装置23及び後端部支持装置24と、ドアガラス10の上辺13及び下辺14をそれぞれ押圧する押圧ローラ26及び押圧装置27とからなる。
【0033】
前端部支持装置23は、図示せぬテーブルにスライド自在(スライド方向はX方向である。)に取付けたベース部31と、このベース部31に取付けた一対のレール32,32(一方の符号32のみ示す。)と、これらのレール32,32にそれぞれ滑り部材33,33を介してスライド自在(スライド方向はY方向である。)に、且つ一対の引張コイルばね34,34でY方向にセンタリング可能に取付けた当接支持テーブル36とからなる。
引張コイルばね34は、一端を当接支持テーブル36側に設けたばね連結部材37に取付け、他端をベース部31に取付けたものである。
【0034】
後端部支持装置24は、上記した前端部支持装置23と同一構造であり、詳細説明は省略する。
前端部支持装置23及び後端部支持装置24の当接支持テーブル36は、ドアガラス10の平行な2辺である前辺11と後辺12とを、平行状態を維持したまま挟んで支持可能なものであり、前辺11及び後辺12に当接可能な平面38を備える。
【0035】
押圧ローラ26は、図示せぬスライドテーブルに軸部41を介して回転自在に取付け、Y方向に移動自在としたものである。
押圧装置27は、図示せぬスライドテーブルに取付けた支軸43と、この支軸43に揺動自在に取付けたアーム44と、このアーム44の各端部に軸部46,46を介して回転自在に取付けた押圧ローラ47,47とからなり、Y方向に移動自在としたものである。
【0036】
このように、押圧装置27に押圧ローラ47を2個設けたのは、ドアガラス10のレギュレータ取付部16と押圧ローラ47との干渉を防止するとともに、2個の押圧ローラ47の押圧力の合力と、押圧ローラ26の押圧力とを前辺11と後辺12との間のほぼ同じ位置で向かい合うようにして、ドアガラス10に鉛直軸回りに発生する回転力をより小さくするためである。
【0037】
以上に述べた位置決め装置20の作用を次に説明する。
図2は本発明に係る位置決め装置の作用を示す第1作用図、図3は本発明に係る位置決め装置の作用を示す第2作用図、図4は本発明に係る位置決め装置の作用を示す第3作用図、図5は本発明に係る位置決め装置の作用を示す第4作用図である。
図2において、ドアガラス10を支持部材21に載せ、吸着浮上用パッド22からエアを吹き出してドアガラス10をフローティング状態にする。
【0038】
図3において、前端部支持装置23及び後端部支持装置24を、想像線で示す原位置からそれぞれドアガラス10に向けてX方向へ移動させ、前端部支持装置23及び後端部支持装置24の各当接支持テーブル36でドアガラス10の前辺11と後辺12とを挟んで押圧する。前端部支持装置23については、原位置から所定の移動量xsだけ移動させた位置で停止させる。
この結果、ドアガラス10のX方向の位置決めが完了し、ドアガラス10の前辺11及び後辺12がY方向に延びるように配置される。
【0039】
図4において、ドアガラス10の上辺13と下辺14とを、ドアガラス10に向けてY方向に移動させた押圧ローラ26と押圧装置27とで挟んで押圧する。
押圧装置27の2つの押圧ローラ47,47は、アーム44の支軸43回りの揺動によって下辺14の形状に倣って当たる。押圧ローラ26については、原位置から所定の移動量ysだけ移動させた位置で停止させる。
【0040】
このとき、ドアガラス10は、Y方向に、両側の当接支持テーブル36に当接しながら移動する、または、前辺11及び後辺12と当接支持テーブル36の相対移動がない状態で当接移動テーブル36がベース部31に対して移動し、ドアガラス10のX方向の位置決め状態は保たれる。
以上の結果、ドアガラス10のY方向の位置決めが完了し、ドアガラス10が、X方向及びY方向の2方向に位置決めされた状態となる。
【0041】
図5において、吸着浮上用パッド22からのエアの吹き出しを停止して、ドアガラス10を両方の当接支持テーブル36及び押圧ローラ26,47,47との当接状態を保ちながら下降させ、支持部材21上に載せる。
そして、前端部支持装置23、後端部支持装置24、押圧ローラ26及び押圧装置27をそれぞれ原位置に復帰させる。
これで、ドアガラス10は、ロボットによる車両用ドアへの組付けの待機状態となる。
【0042】
図6は本発明に係る位置決め装置による位置決め方法のフローチャートであり、図2〜図5に示した位置決め方法を示す。なお、図中のSTXXはステップ番号を表す。
ST01…ドアガラスを支持部材上に載せる。
ST02…ドアガラスをフローティング状態とする。
【0043】
ST03…2つの当接支持テーブルでドアガラスの平行な前辺と後辺とを挟み込む。
ST04…押圧ローラでドアガラスの上辺と下辺とを挟み込む。
ST05…ドアガラスのフローティング状態を解除し、ドアガラスを支持部材上に載せる。これで、車両用ドアに組付ける前の、ドアガラスの位置決めが完了する。
【0044】
以上の図3及び図4で説明したように、本発明は、車両用ドア102(図7(a)参照)に昇降自在に取付けるドアガラス10を、取付け前に所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め方法であって、ドアガラス10の平行な2辺(前辺11及び後辺12)を、平行状態を維持したまま移動自在な2つの平面38で挟んで押圧する工程と、ドアガラス10の平行な2辺(前辺11及び後辺12)を除く他の2辺(対向する上辺13と下辺14)を2つの押圧部材としての押圧ローラ26及び押圧装置27で、好ましくは、平行な2辺が延びる方向(あるいは、平行な2辺が延びる方向とほぼ同じ方向)から挟んで押圧する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0045】
上記の工程を備えることにより、ドアガラス10の平行な2辺である前辺11及び後辺12を基準としてドアガラス10の直交する2方向(X方向とY方向)の位置決めを行うから、位置決め精度を向上させることができる。また、ドアガラス10の2方向(X方向とY方向)でそれぞれドアガラス10を挟んで押圧するだけなので、位置決めを容易に行うことができ、位置決め時間を短縮することができて、生産性を向上させることができる。
【0046】
また、本発明は、図1に示したように、車両用ドア102(図7(a)参照)に昇降自在に取付けるドアガラス10を、取付け前の所定位置に位置決めする車両用ドアガラス位置決め装置20において、ドアガラス10の平行な2辺(前辺11及び後辺12)を、平行状態を維持したまま挟んで支持可能な平面38を備える2台の当接支持テーブル36と、ドアガラス10の平行な2辺(前辺11及び後辺12)を除く他の2辺(上辺13及び下辺14)を挟んで支持可能な2つの押圧部材としての押圧ローラ26及び押圧装置27と、を備えることを特徴とする。
【0047】
2台の当接支持テーブル36と、2つの押圧部材(押圧ローラ26及び押圧装置27)とを備えるので、ドアガラス10の平行な2辺である前辺11及び後辺12を利用して位置決めする構造であるため、位置決め精度を向上させることができる。
【0048】
また、ドアガラス10の平行な前辺11と後辺12とを2台の当接支持テーブル36で支持し、ドアガラス10の上辺13と下辺14とを押圧ローラ26及び押圧装置27で支持するため、ドアガラスの1辺に対して一つの当接支持テーブル36又は一つの押圧ローラ26(又は押圧装置27)で対応するので、位置決め装置20の部品数を少なくすることができ、位置決め装置20の簡素化を図ることができ、コストを削減することができる。
【0049】
尚、本発明の位置決め方法及び同装置では、平行な2辺を備えるドアガラスの位置決めを行うが、ドアガラスに限らず、車両の屋根に設けた開閉自在で平行な2辺を備える窓用ガラス(サンルーフ用ガラス)の位置決めを行ってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明の車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置は、車両用ドアへの組付けに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明に係る車両用ドアガラス位置決め装置を示す平面図である。
【図2】本発明に係る位置決め装置の作用を示す第1作用図である。
【図3】本発明に係る位置決め装置の作用を示す第2作用図である。
【図4】本発明に係る位置決め装置の作用を示す第3作用図である。
【図5】本発明に係る位置決め装置の作用を示す第4作用図である。
【図6】本発明に係る位置決め装置による位置決め方法のフローチャートである。
【図7】ドアガラスの組付要領を示す第1作用図である。
【図8】ドアガラスの組付要領を示す第2作用図である。
【図9】従来のクオータガラス位置決め装置の説明図である。
【符号の説明】
【0052】
10…ドアガラス、11,12…平行な2辺を構成する辺(前辺、後辺)、13,14…他の2辺を構成する辺(上辺、下辺)、20…車両用ドアガラス位置決め装置、26,47…押圧部材(押圧ローラ)、36…当接支持テーブル、38…平面、102…車両用ドア。




 

 


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