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発明の名称 車両用バンパ取り付け構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22203(P2007−22203A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−204455(P2005−204455)
出願日 平成17年7月13日(2005.7.13)
代理人 【識別番号】100082670
【弁理士】
【氏名又は名称】西脇 民雄
発明者 佐々木 治男
要約 課題
軽衝突時にヘッドランプが破損しないバンパ取り付け構造を提供する。

解決手段
ヘッドランプハウジング4の下部に取り付けブラケット6を設け、ブラケット6にバンパフェイシャ1の上部フランジ3を係止させて、ハウジング4にブラケット6を介してフェイシャ1を取り付ける構造で、ブラケット6にはハウジング4の下部に固定される固定片7と、回動可能に支持されかつフェイシャ1の上部フランジ3を支持する支持片8とが形成され、上部フランジ3は車両前後方向に延びて固定片7と支持片8との対向間に進入する形状とされ、ブラケット6は支持片8の回動を阻止する係止部材12を有し、上部フランジ3には係止部材12に衝合可能に衝合部16が形成され、フェイシャ1の上部フランジ3が前方からの荷重入力により後退したとき、衝合部16が係止部材12に突き当たり固定片7による支持片8の回動係止を解除する。
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドランプハウジングの下部に取り付けブラケットを設け、該取り付けブラケットにバンパフェイシャの上部フランジを係止させることにより、前記ヘッドランプハウジングに前記取り付けブラケットを介してバンパフェイシャを取り付ける車両用バンパ取り付け構造であって、
前記取り付けブラケットには前記ヘッドランプハウジングの下部に固定される固定片と該固定片に対して回動可能に支持されかつ前記バンパフェイシャの上部フランジを支持する支持片とが形成され、前記上部フランジは車両前方から車両後方に向かって延びて前記固定片と前記支持片との対向間に進入する形状とされ、
前記取り付けブラケットは前記支持片の回動を阻止する係止部材を有し、前記上部フランジには前記係止部材に衝合可能に衝合部が形成され、前記バンパフェイシャの前記上部フランジが車両前方からの荷重入力により車両後方に向かって後退したときに、前記衝合部が前記係止部材に突き当たって前記固定片による前記支持片の回動係止を解除することを特徴とする車両用バンパ取り付け構造。
【請求項2】
前記係止部材は前記固定片を挟んで車幅方向に間隔を開けて一対形状され、該一対の係止部材の下端部には前記上部フランジを支持する爪部が形成され、前記上部フランジの衝合部には車両前方に向かうに伴って徐々に車幅方向に広がる段差部が形成され、前記バンパフェイシャの上部フランジが車両後方に向かって後退したときに、該段差部が前記係止部材を車幅方向に押し広げることにより、前記固定片による前記支持片の回動係止を解除することを特徴とする請求項1に記載の車両用バンパ取り付け構造。
【請求項3】
前記上部フランジには車両後方に向かうに伴って徐々に高さが低くなるスライド傾斜面を有する係合リブが形成され、前記固定片には前記傾斜面に対向しかつ車両後方に向かうに伴って徐々に該固定片からの高さが低くなるスライド傾斜面を有する係合部材が形成され、互いに対向するスライド傾斜面の作用により前記上部フランジを下方に案内することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用バンパ取り付け構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用バンパ取り付け構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、車両用バンパ取り付け構造には、バンパフェイシャの上端部に上部フランジを形成し、車両用ヘッドランプの下部に合成樹脂製取り付けブラケットを設け、この合成樹脂製取り付けブラケットにバンパフェイシャの上部フランジを係止させることにより、ヘッドランプハウジングに合成樹脂製取り付けブラケットを介してバンパフェイシャを取り付ける構造のものが知られている。
【0003】
なお、本発明に係わる類似の目的を有する技術として、ヘッドランプハウジングの下部にバンパフェイシャの上部フランジを臨ませたものが知られている(特許文献1等参照)。
【特許文献1】特開平9−20191号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、その従来の車両用バンパ取り付け構造では、合成樹脂製取り付けブラケットを介して車両用バンパの上部フランジをヘッドランプハウジングに固定支持させる構造であるので、車両の軽衝突時にバンパフェイシャに加わった荷重が合成樹脂製取り付けブラケットを介してヘッドランプハウジングに加わり、車両用ヘッドランプが破損するおそれがある。
【0005】
すなわち、この従来の車両用バンパ取り付け構造では、合成樹脂製取り付けブラケットは締結部材を介してヘッドランプハウジングに強固に締結固定されているので、その軽衝突時にバンパフェイシャに加わった荷重がその締結固定部に集中して伝達され、ヘッドランプハウジングを破損する懸念がある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的は、軽衝突時に車両用バンパに荷重が加わったとしても極力車両用ヘッドランプが破損しないようにすることのできる車両用バンパ取り付け構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係わる車両用バンパ取り付け構造は、ヘッドランプハウジングの下部に取り付けブラケットを設け、該取り付けブラケットにバンパフェイシャの上部フランジを係止させることにより、前記ヘッドランプハウジングに前記取り付けブラケットを介してバンパフェイシャを取り付ける構造であり、
前記取り付けブラケットには前記ヘッドランプハウジングの下部に固定される固定片と該固定片に対して回動可能に支持されかつ前記バンパフェイシャの上部フランジを支持する支持片とが形成され、前記上部フランジは車両前方から車両後方に向かって延びて前記固定片と前記支持片との対向間に進入する形状とされ、
前記取り付けブラケットは前記支持片の回動を阻止する係止部材を有し、前記上部フランジには前記係止部材に衝合可能に衝合部が形成され、前記バンパフェイシャの前記上部フランジが車両前方からの荷重入力により車両後方に向かって後退したときに、前記衝合部が前記係止部材に突き当たって前記固定片による前記支持片の回動係止を解除することを特徴とする。
【0008】
好ましくは、前記係止部材は前記固定片を挟んで車幅方向に間隔を開けて一対形成され、該一対の係止部材の下端部に前記上部フランジを支持する爪部を形成し、前記上部フランジの衝合部には車両前方に向かうに伴って徐々に車幅方向に広がる段差部を形成し、前記バンパフェイシャの上部フランジが車両後方に向かって後退したときに、該段差部が前記係止部材を車幅方向に押し広げることにより、前記固定片による前記支持片の回動係止を解除する構造とするのが良い。
【0009】
更に好ましくは、前記上部フランジには車両後方に向かうに伴って徐々に高さが低くなるスライド傾斜面を有する係合リブを形成し、前記固定片には前記傾斜面に対向しかつ車両後方に向かうに伴って徐々に該固定片からの高さが低くなるスライド傾斜面を有する係合部材を形成し、互いに対向するスライド傾斜面の作用により前記上部フランジを下方に案内する構造とするのが良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両用ランプハウジングの下部に取り付けられた取り付けブラケットをヘッドランプハウジングの下部に固定される固定片とこの固定片に対して回動可能に支持されかつ上部フランジを支持する支持片とにより構成し、固定片に支持片の回動を阻止する係止部材を形成し、上部フランジに係止部材に衝合可能に衝合部を形成し、バンパフェイシャの上部フランジが荷重入力により車両後方に向かって後退したときに、衝合部が係止部材に突き当たって固定片による支持片の回動係止を解除する構成としたので、車両用バンパに軽衝突時に荷重が加わると、支持片が下方に向かって回動し、軽衝突時に車両用バンパに加わった荷重入力の車両用ランプハウジングへの伝達が緩和されることになり、その結果、軽衝突時に車両用バンパへ荷重が加わったとしても車両用ヘッドランプの破損を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、本発明に係わる車両用バンパ取り付け構造について図面を参照しつつ説明する。
【実施例】
【0012】
図1は本発明に係わる車体前部の外観形状を示し、この図1において、1はバンパフェイシャ、2は車両用ヘッドランプである。バンパフェイシャ1は図2に示すようにその上部が車両後方に向かって滑らかに湾曲され、その湾曲方向先方部分は水平方向に延びて車両用ヘッドランプ2の下部に進入する形状とされている。このバンパフェイシャ1の進入方向先方部分は下方に向かって屈曲する形状とされ、その屈曲方向先方部分は水平方向に延びる形状とされ、この屈曲方向先方部分は図2〜図4に示すように上部フランジ3とされている。
【0013】
この上部フランジ3は図3、図4に示す車両用ヘッドランプ2を構成するヘッドランプハウジング4に取り付け支持される。なお、その図3、図4において、5はランプレンズである。
【0014】
ヘッドランプハウジング4の下部には、合成樹脂製取り付けブラケット6が設けられている。この合成樹脂製取り付けブラケット6は、ここでは、図2に示すように直方体形状の枠体から構成され、固定片7と支持片8とを有する。その固定片7は図3(b)に示すように、締結部材9を用いてヘッドランプハウジング4に一体形成された取り付け部10に固定される。
【0015】
支持片8は固定片7にヒンジ11を介して回動可能に支持されている。固定片7には車幅方向に間隔を開けて対向する一対の係止部材12が一体に形成されている。この一対の係止部材12は固定片7から下方に向かって延びる形状とされ、その下端部に支持片8を支持する爪部13が屈曲形成されている。支持片8はこの一対の爪部13により下方への回動が阻止されている。
【0016】
上部フランジ3には図2、図3に示すように係合穴14がその車幅方向中央部に形成され、支持片8には係合穴14に対応する箇所に可撓性の係合爪15が形成され、上部フランジ3は固定片7と支持片8との対向空間に進入してその係合穴14と係合爪15との係合により引き抜けないようにして合成樹脂製取り付けブラケット6の支持片8に支承される。
【0017】
その上部フランジ3にはその車幅方向両辺部に一対の係止部材12に衝合可能に衝合部16が形成されている。この衝合部16はここでは車両前方に向かうに伴って車幅方向の幅寸法が広がる段差部から構成されている。
【0018】
上部フランジ3には図2〜図4に示すように車両後方に向かうに伴って徐々に高さが低くなるスライド傾斜面17を有する一対の係合リブ18が車幅方向に間隔を開けて形成されている。固定片7にはそのスライド傾斜面17に対向しかつ車両後方に向かうに伴って徐々に固定片7からの高さが徐々に低くなるスライド傾斜面19を有する係合部材20が形成されている。
【0019】
この車両用バンパ取り付け構造によれば、軽衝突時に図1に示すようにバンパフェイシャ1に矢印F方向の荷重が加わると、バンパフェイシャ1の上部フランジ3が荷重入力Fにより車両後方に向かって図4(a)から図4(b)に示す方向に後退し、一対の衝合部16が係止部材12に突き当たって一対の係止部剤12が図2に示すように互いに車幅方向に離間する方向(矢印X−X方向)に押し拡げられ、一対の爪部13が支持片8から離間され、固定片7による支持片8の回動係止が解除される。
【0020】
これに伴って、一対の係合リブ18のスライド傾斜面17が係合部材20のスライド傾斜面19に当接し、係合部材20のスライド傾斜面19により上部フランジ3に下方に向かう分力F1が与えられ、上部フランジ3が図4(b)から図4(c)に示すように互いに対向するスライド傾斜面17、19の作用により下方に向かって案内され、バンパフェイシャ1が荷重入力により後方に向かって変形する際に、上部フランジ3はそのヘッドランプハウジング4に対する間隔が開かされつつかつ支持片8を回動させつつ車両後方に向かって変位されることになる。
【0021】
その結果、軽衝突時にヘッドランプハウジング4に上部フランジ3に加わった荷重が合成樹脂製取り付けブラケット6を介して集中的に加わるのを防止でき、車両用ヘッドランプ2が破損するのを防止できる。
【0022】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、取り付けブラケットは合成樹脂製に限るものではない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係わる車両前部の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係わるバンパフェイシャと合成樹脂製取り付けブラケットの概略構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係わるバンパフェイシャの車両用ヘッドランプへの取り付け構造を説明するための断面図であって、(a)は図2に示す矢印A−A線に相当する部分を断面して示す部分断面図、(b)は図2に示す矢印B−B線に相当する部分を断面して示す部分断面図、(c)は図2に示す矢印C−C線に相当する部分を断面して示す部分断面図である。
【図4】本発明に係わるバンパフェイシャの車両用ヘッドランプへの取り付け構造の作用を説明するための断面図であって、(a)はバンパフェイシャに荷重が入力される直前の状態を示す部分断面図、(b)は(a)にバンパフェイシャに荷重が入力されて車両後方に向かってバンパフェイシャが変位した状態を示す部分断面図、(c)は(b)に示す係合リブと係合部材とが係合してバンパフェイシャが下方に向かって変位された状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
【0024】
1…バンパフェイシャ
3…上部フランジ
4…ヘッドランプハウジング
6…取り付けブラケット
7…固定片
8…支持片
12…係止部材
16…衝合部




 

 


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