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発明の名称 棚部材支持構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22181(P2007−22181A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−204030(P2005−204030)
出願日 平成17年7月13日(2005.7.13)
代理人 【識別番号】100119644
【弁理士】
【氏名又は名称】綾田 正道
発明者 沖津 知範
要約 課題
車両組み立てラインにおける作業の簡略化と、重量増加の抑制を図りつつ、確実な荷重の支持ができる棚部材支持構造の提供。

解決手段
左右両ラゲッジサイドアッパー121におけるラゲッジルーム1の内側にトノボード2の左右両側面に突出形成された係合ピン21を係合支持可能な係合支持部31を備えたトノボード荷重支持部3が設けられ、該両トノボード荷重支持部3におけるラゲッジルーム1の外側には左右両リアピラーインナー5に向けてそれぞれ突出するサポート部材32が突出形成されている構造。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の荷室側部に設けられた車体側壁部材と、前記荷室内に配置された棚部材を支持する支持部を有すると共に前記車体側壁部材の前記荷室側に配置される内装部材と、を有する棚部材支持構造において、
前記内装部材の前記車体側壁部材側には、前記支持部に前記棚部材からの荷重が作用している時に前記車体側壁部材に当接して前記内装部材の変形を抑止するサポート部を有することを特徴とする棚部材支持構造。
【請求項2】
前記サポート部は前記支持部よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の棚部材支持構造。
【請求項3】
前記棚部に荷重が加えられていない時に、前記サポート部と前記車体側壁部材との間に所定の隙間が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の棚部材支持構造。
【請求項4】
少なくとも前記内装部材の一部に前記支持部よりも上方に位置する上下方向に沿った補強リブを備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の棚部材支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トノボード等の棚部材を支持する棚部材支持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のトノボード(棚部材)の支持構造としては、ラゲッジサイド(内装部材)とは別に支持部材を設けて、その支持部材から伸びたブラケットを車体にビス止め固定し、又は、ラゲッジサイド(内装部材)に支持部を設けて、支持部近傍でラゲッジサイド(内装部材)を車体にビス止め固定することにより、トノボード(棚部材)の荷重に耐え得るようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2002−46539号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来の技術にあっては、上述のように、内装部材を車体に組み付けた後に、さらに車体に対してビス止め固定を行う必要があるので、車両組み立てラインにおける作業が繁雑になるという問題が有る。
上記問題を解決するために、内装部材全体の剛性向上を図ってトノボードを保持することも可能で有るが、そうすると重量が増加してしまうという別の問題が生じる。
【0005】
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、車両組み立てラインにおける作業の簡略化と、重量増加の抑制を図りつつ、確実な荷重の支持ができる棚部材支持構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するために、本願請求項1に記載の棚部材支持構造は、車両の荷室側部に設けられた車体側壁部材と前記荷室内に配置された棚部材を支持する支持部を有すると共に、前記車体側壁部材の前記荷室側に配置される内装部材と、を有する棚部材支持構造において、前記内装部材の前記車体側壁部材側には、前記支持部に前記棚部材からの荷重が作用している時に前記車体側壁部材に当接して前記内装部材の変形を抑止するサポート部を有することを特徴とする手段とした。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の棚部材支持構造では、上述のように、前記内装部材の前記車体側壁部材側には、前記支持部に前記棚部材からの荷重が作用している時に前記車体側壁部材に当接して前記内装部材の変形を抑止するサポート部を有している構造とすることにより、内装部材を車体に組み付けるだけで、その後のビス止め作業が必要なくなるため、車両組み立てラインにおける作業の簡略化と、重量増加の抑制を図りつつ、確実な荷重の支持ができるようになるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【実施例】
【0009】
この実施例の棚部材支持構造は、請求項1〜4に記載の発明に対応する。
図1はこの実施例の棚部材支持構造を示す後部ドア側から車室内方向を見た斜視図、図2はこの実施例の棚部材支持構造を示すサイドボディパネルを省略した状態の右側面図、図3は図2のA−A線における拡大断面図である。
【0010】
この実施例の棚部材支持構造は、ハッチバックタイプの車両に適用されるもので、車室後部のラゲッジルーム(荷室)1が設けられている。このラゲッジルーム1は、ラゲッジフロア11と、左右両ラゲッジサイド(内装部材)12と、図示を省略した天井部によって構成されている。なお、上記ラゲッジサイド12は、ラゲッジサイドアッパー121とラゲッジサイドロア122とで構成されている。
【0011】
上記ラゲッジルーム1におけるラゲッジフロア11より上部には該ラゲッジフロア11の上面を覆う状態でトノボード(棚部材)2が備えられている。
このトノボード2は、その左右両側面に係合ピン21が突出形成され、この両係合ピン21を左右両ラゲッジサイドアッパー121に備えられたトノボード荷重支持部3に支持させた状態で配置されるようになっている。
【0012】
トノボード荷重支持部3は、この実施例ではラゲッジサイド12の一部として一体に形成され、その略中央部には、別体に形成された係合支持部31がビス4で締結固定されることにより、ラゲッジルーム1内へ向けてそれぞれ突出する状態で設けられている。
【0013】
また、両トノボード荷重支持部3と車両前後方向において重なる位置におけるラゲッジサイド12の外側(リアピラーインナー5側)には、金属製の左右両車体部を構成するリアピラーインナー(車体側壁部材)5に向けて突出する円筒状のサポート部材(サポート部)32が一体に突出形成されている。そして、このサポート部材32は、トノボード荷重支持部3の近傍で、係合支持部31における係合ピン係合支持面(支持部)311の位置よりも下方に配置されている。
【0014】
また、このサポート部材32は、その先端とリアピラーインナー5との間にトノボード2に対し荷重が加えられていない状態で所定の隙間hが形成されている。この隙間hとしては、車体振動により互いに当接しない程度の小隙間であることが望ましい。
【0015】
また、トノボード荷重支持部3と車両前後方向において重なる位置における係合支持部31の上部に上下方向に沿った3本の補強リブ33が形成されている。
【0016】
次に、実施例の作用・効果について説明する。
この実施例の棚部材支持構造では、上述のように、左右両ラゲッジサイドアッパー121におけるラゲッジルーム1の内側にトノボード2の左右両側面に突出形成された係合ピン21を係合支持可能な係合支持部31を備えたトノボード荷重支持部3が設けられ、該両トノボード荷重支持部3におけるラゲッジルーム1の外側には左右両リアピラーインナー5に向けてそれぞれ突出するサポート部材32が突出形成されている構造とすることにより、係合支持部31に加わる荷重をサポート部材32を介して金属製の車体部を構成するリアピラーインナー5で確実に受け止め、これにより、トノボード荷重支持部3の変形を防止し、荷重を確実に支持することができるようになる。
従って、ラゲッジサイド12を車体に組み付けるだけで、その後のビス止め作業が必要なくなるため、車両組み立てラインにおける作業の簡略化と、重量増加の抑制を図りつつ、確実な荷重の支持ができるようになるという効果が得られる。
【0017】
また、サポート部材32は係合支持部31における係合ピン係合支持面311の位置よりも下方に配置されている構成とすることで、サポート部材32による荷重支持強度を高めることができるようになる。
【0018】
また、サポート部材32の先端とリアピラーインナー5との間にトノボード2に対し荷重が加えられていない状態で所定の隙間hが形成されるように設定しておくことにより、車両における各部材の寸法精度のばらつきにより、部材の組み付け時にサポート部材3がリアピラーインナー5を押す状態になることを防止することができるようになる。
また、トノボード3に荷重が加えられていない時は、車両振動による衝突音の発生を防止することができるようになると共に、トノボード2に荷重が加えられた状態においてはサポート部材32の先端がリアピラーインナー5に常時当接した状態となるため、衝突音を発生させることはない。
【0019】
また、トノボード2に荷重が加えられた際に、この荷重が係合支持部31に入力され、サポート部材32の先端部を中心として係合支持部31を下方へ向けて回動させるように力が作用することで、トノボード荷重支持部3における係合支持部31の上部側をラゲッジルーム1内方向へ引き込む方向の力が作用するが、上述のようにトノボード荷重支持部3における係合支持部31の上部に上下方向に長い補強リブ33が形成されることにより、剛性が高められ、これにより、とトノボード荷重支持部31の変形を防止することができるようになる。
【0020】
以上、本発明の実施例を図面に基づき説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、係合支持部31を別体に形成させたが、トノボード荷重支持部3と一体に形成してもよい。
また、実施例では、サポート部材32をラゲッジサイド12と一体に形成したが、別体に形成してもよい。
【0021】
また、実施例では、トノボード荷重支持部3をラゲッジサイドアッパー121の一部として一体に形成させた例を示したが、別体に形成したトノボード荷重支持部3をラゲッジサイド12に取り付け固定させるようにしてもよい。
【0022】
また、実施例では、係合支持部31における係合ピン係合支持面311の位置よりも下方にサポート部材32を配置させたが、係合ピン係合支持面311と同レベル位置に配置させても、一定の効果を得ることができる。
【0023】
また、サポート部材32の先端とリアピラーインナー5との間にトノボード2に対し荷重が加えられていない状態で所定の隙間hを形成させるようにした例を示したが、必ずしもこの隙間を形成させる必要はなく、要は車体に固定されていない状態であって、サポート部材32の先端がリアピラーインナー5に対し接触していても非接触であってもよい。なお、請求項1における「当接」とは、サポート部の先端が車体側壁部材に接触しているが固定はされてはいない状態を意味する。また、サポート部材32の先端とリアピラーインナー5との間にゴム板等の弾性体を介装させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】施例の棚部材支持構造を示す後部ドア側から車室内方向を見た斜視図である。
【図2】実施例の棚部材支持構造を示すサイドボディパネルを省略した状態の右側面図である。
【図3】図2のA−A線における拡大断面図である。
【符号の説明】
【0025】
1 ラゲッジルーム(荷室)
11 ラゲッジフロア
12 ラゲッジサイド(内装部材)
121 ラゲッジサイドアッパー
122 ラゲッジサイドロア
2 トノボード(棚部材)
21 係合ピン
3 トノボード荷重支持部
31 係合支持部
311 係合ピン係合支持面(支持部)
32 サポート部材(サポート部)
33 補強リブ
4 ビス
5 リアピラーインナー(車体側壁部材)




 

 


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