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前照灯システム - 日産自動車株式会社
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発明の名称 前照灯システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15601(P2007−15601A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−200379(P2005−200379)
出願日 平成17年7月8日(2005.7.8)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 山本 高士 / 渡邊 康晴
要約 課題
電子制御装置のように専用のレイアウトスペースを必要とせずに、前照灯システムの制御を行う。

解決手段
駆動手段は、前照灯手段を駆動する。駆動ラインは、駆動手段と電気的に接続する。検出手段は、ハンドルの操舵角を検出する。判断手段は、検出手段によって検出されたハンドルの操舵角に基づいて、前照灯手段に関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断し、駆動ラインを介し、駆動手段に対して前照灯手段の点灯および消灯を指示する。この場合、駆動手段と、点消灯判断手段とは、駆動ラインを介して、互いに異なる位置にレイアウトされている。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前端部に配置された前照灯手段と、
前記前照灯手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段と電気的に接続する駆動ラインと、
ハンドルの操舵角を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出されたハンドルの操舵角に基づいて、前記前照灯手段に関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断し、前記駆動ラインを介し、前記駆動手段に対して前記前照灯手段の点灯および消灯を指示する判断手段とを有し、
前記駆動手段と、前記点消灯判断手段とは、前記駆動ラインを介して、互いに異なる位置にレイアウトされていることを特徴とする前照灯システム。
【請求項2】
前記駆動手段は、前記駆動ラインを介して前記前照灯手段側にレイアウトされており、
前記判断手段は、前記駆動ラインを介して車室内側にレイアウトされていることを特徴とする請求項1に記載された前照灯システム。
【請求項3】
前記駆動手段は、前記駆動ラインからの入力電圧が、所定の下限値と上限値との間の電圧レベルであることを条件として、前記前照灯手段を点灯させ、
前記判断手段は、前記検出手段によって検出されたハンドルの操舵角に基づいて、前記前照灯手段の点灯を判断した場合には、前記駆動ラインにかかる電圧レベルが前記下限値から前記上限値との間となるように信号を出力することを特徴とする前照灯システム。
【請求項4】
前記前照灯手段は、車幅方向に所定の間隔を離間して配置された一対の前照灯手段を含み、
前記固定灯駆動手段は、前記駆動ラインからの入力電圧が、第1の電圧から第2の電圧の間の電圧レベルであることを条件として、車両の進行方向に対して左側に位置する前照灯手段を点灯させるとともに、前記駆動ラインからの入力電圧が、前記第1の電圧から前記第2の電圧の間の電圧レベルとは異なる第3の電圧から第4の電圧の間の電圧レベルであることを条件として、車両の進行方向に対して右側側に位置する前照灯手段を点灯させ、
前記判断手段は、前記検出手段によって検出されたハンドルの操舵角に基づいて、車両の進行方向に対して左側に位置する前照灯手段の点灯を判断した場合には、前記駆動ラインにかかる電圧レベルが前記第1の電圧から前記第2の電圧の間の値となるように信号を出力し、車両の進行方向に対して右側に位置する前照灯手段の点灯を判断した場合には、前記駆動ラインにかかる電圧レベルが前記第3の電圧から前記第4の電圧の間の値となるように信号を出力することを特徴とする請求項1に記載された前照灯システム。
【請求項5】
車両の前端部に配置された前照灯手段と、
前記前照灯手段を駆動する駆動手段と、
前記前照灯手段に関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断し、前記駆動手段に対して前記前照灯手段の点灯および消灯を指示する判断手段とを有し、
前記駆動手段と、前記点消灯判断手段とが、個別にレイアウトされていること特徴とする前照灯システム。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前端に設けられ、車両進行方向の前方を照明する前照灯システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、前照灯(ヘッドライト)を構成する固定灯を、カーブや交差点で点灯させることにより、夜間におけるドライバーの視認性を向上させる前照灯システムが知られている。この類のシステムでは、通常、前照灯の点消灯を制御するための専用の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)が車室内側に搭載されている。この電子制御装置に車両の運転状況(操舵角や車速)を入力することにより、電子制御装置内のマイクロコンピュータによって固定灯の点灯タイミングおよび消灯タイミングが判断される。そして、電子制御装置では、この判断された点消灯タイミングに応じて、電子制御装置内の駆動ドライバをオン・オフし、固定灯の点灯または消灯させている。
【特許文献1】特開2003−159986号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、点消灯のタイミングを判断する機能と、固定灯を駆動する機能とを備える電子制御装置を用いる場合には、それをレイアウトするためのスペースが車室内側に必要となるといった不都合がある。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子制御装置のように専用のレイアウトスペースを必要とせずに、前照灯システムの制御を行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる課題を解決するために、本発明は、前照灯システムを提供する。この前照灯システムは、前照灯手段と、駆動手段と、駆動ラインと、検出手段と、判断手段とを備えている。前照灯手段は、車両の前端部に配置され、車両の前方を照射する。駆動手段は、前照灯手段を駆動する。駆動ラインは、駆動手段と電気的に接続する。検出手段は、ハンドルの操舵角を検出する。判断手段は、検出手段によって検出されたハンドルの操舵角に基づいて、前照灯手段に関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断し、駆動ラインを介し、駆動手段に対して前照灯手段の点灯および消灯を指示する。この場合、駆動手段と、点消灯判断手段とは、駆動ラインを介して、互いに異なる位置にレイアウトされている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、駆動手段と、判断手段との機能を1ユニット化した電子制御装置を用いるシステム構成と比較して、個々の構成を小規模化することができるので、個々の系を分散してレイアウトすることができる。そのため、電子制御装置を設ける場合に生じる不都合のように、新たなレイアウトスペースを設ける必要性を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、本実施形態に係る前照灯システムを説明するにあたり、車両に設けられた前照灯について説明する。前照灯(ヘッドライト)は、車幅方向に所定の間隔を離間して、車両の前部の左右にそれぞれ配置されており、車両の進行方向前方を照明する。個々の前照灯は、ドライバーのスイッチ操作によってオン・オフが切り替えられる主固定灯と、ドライバーのスイッチ操作によって主固定灯がオンに設定されている場合に、車両の走行状況に応じて点灯される補助固定灯とで構成されている。この補助固定灯は、その光軸方向およびレイアウトが適切に決定されており、夜間の視認性の向上といった観点から、ハンドルの操舵方向に対応させて点消灯するように制御される。なお、本明細書では、説明の便宜上、車両の左側の前照灯の駆動に関する構成要素には、その符号の後に「L」のアルファベットを付し、また、車両の右側の前照灯の駆動に関する構成要素には、その符号の後に「R」のアルファベットを付すこととする。
【0008】
図1は、本実施形態に係る前照灯システムの全体構成を示す説明図である。この前照灯システムは、上述した補助固定灯(以下、単に「固定灯」という)の点灯および消灯の制御を行う装置であり、左右の固定灯(前照灯手段)6L,6Rと、点消灯判断系(判断手段)と、固定灯駆動系(駆動手段)とで構成されている。この前照灯システムにおいて、点消灯判断系と、固定灯駆動系とは、後述する単一の駆動ライン8によって電気的に接続されており、駆動ライン8を介して、互いに異なる位置にレイアウトされている。具体的には、点消灯判断系は、駆動ライン8を介して車室内側にレイアウトされ、一方、固定灯駆動系は、この駆動ライン8を介して固定灯6L,6R側にレイアウトされており、例えば、バラストまたは固定灯内部に配置されている。
【0009】
点消灯判断系は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等で構成されたマイクロコンピュータ(以下、単に「マイコン」という)1を主体に構成されている。マイコン1は、ROMに格納された制御プログラムに従い、固定灯6L,6Rの点消灯制御に関する各種の処理を行う。マイコン1は、これを機能的に捉えた場合には、処理部1aと、記憶部1bとを有する。処理部1aは、車両の走行状況に基づいて、左右の固定灯6L,6Rに関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断する。記憶部1bには、後述する点消灯パラメータが格納されている。このマイコン1には、車両の走行状況を判断すべく、各種のセンサからの検出信号が入力されている。車速センサ2は、車両の車速vを検出するセンサである。操舵角センサ(検出手段)3は、ハンドルの操舵角δを検出するセンサであり、ハンドルの中立位置に対応する直進状態を「0」、右操舵時の操舵角を正の値、左操舵時の操舵角を負の値としてその角度を検出する。
【0010】
図2は、点消灯パラメータの説明図である。マイコン1の処理部1aは、車速センサ2および操舵角センサ3によって検出された車速vおよび操舵角δを、点消灯パラメータと比較することにより、左右の固定灯6L,6Rに関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断する。同図(a)に示すように、操舵角センサ3の検出値δが正の場合、すなわち、ハンドルが右側に操舵された場合、処理部1aは、左側の固定灯6Lに関する点消灯のタイミングを判断する。具体的には、処理部1aは、検出値δが点灯パラメータδ1(δ1>0)よりも大きくなった場合には、右側の固定灯6Rの点灯タイミングと判断する。また、処理部1aは、一旦、右側の固定灯6Rの点灯を判断すると、操舵角センサ3の検出値δをモニタリングし、その値δが消灯パラメータδ2(0<δ2<δ1)よりも小さくなった場合に、右側の固定灯6Rの消灯タイミングと判断する。また、操舵角センサ3の検出値δが負の場合、すなわち、ハンドルが左側に操舵された場合、処理部1aは、左側の固定灯6Lの点消灯のタイミングを判断する。具体的には、処理部1aは、検出値δが点灯パラメータδ3(δ3(=−δ1)<0)よりも小さくなった場合には、左側の固定灯6Lの点灯タイミングと判断する。また、処理部1aは、一旦、左側の固定灯6Lの点灯タイミングを判断すると、操舵角センサ3の検出値δをモニタリングし、その値δが消灯パラメータδ4(δ3<δ4(=−δ2)<0)よりも大きくなった場合に、左側の固定灯6Lの消灯タイミングと判断する。
【0011】
また、同図(b)に示すように、処理部1aは、車速vに応じて、左右の固定灯6L,6Rに関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断する。例えば、車速センサ2の検出値vが判定値v1(例えば、40km/h)よりも小さい場合には、上述したように、操舵角センサ3の検出値δと、点消灯パラメータとを比較することにより、左右の固定灯6L,6Rに関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断する。一方、車速センサ2の検出値vが判定値v1(例えば、40km/h)以上の場合には、高速走行中には大舵角操作が行われ難いとの観点から、低速状態よりも早い段階において点灯タイミングを判断する。具体的には、処理部1aは、操舵角センサ3の検出値δが点灯パラメータδ5(δ1>δ5>0)よりも大きくなった場合には、右側の固定灯6Rの点灯タイミングと判断する。また、処理部1aは、一旦、右側の固定灯6Rの点灯を判断すると、操舵角センサ3の検出値δをモニタリングし、その値δが消灯パラメータδ2(0<δ2<δ5)よりも小さくなった場合に、右側の固定灯6Rの消灯タイミングと判断する。また、処理部1aは、操舵角センサ3の検出値δが点灯パラメータδ6(δ3<δ6<0)よりも小さくなった場合には、左側の固定灯6Lの点灯タイミングを判断する。処理部1aは、一旦、左側の固定灯6Lの点灯を判断すると、操舵角センサ3の検出値δをモニタリングし、その値δが消灯パラメータδ4(δ6<δ4<0)よりも大きくなった場合に、左側の固定灯6Lの消灯タイミングを判断する。
【0012】
処理部1aは、操舵角δおよび車速vと、点消灯パラメータとの比較において、左右の固定灯6L,6Rの一方の点灯を判断した場合には、後段の回路へと接続するライン4L,4Rが接続するI/Oポートに対して、ハイレベルの電圧を出力する。具体的には、処理部1aは、左側の固定灯6Lの点灯の場合には、ライン4Lが接続するI/Oポートに対してハイレベルの電圧を出力し、右側の固定灯6Rの点灯の場合には、ライン4Rが接続するI/Oポートに対してハイレベルの電圧を出力する。これに対して、処理部1aは、固定灯6L,6Rの消灯の場合には、ローレベルの電圧を出力している。上述した点消灯パラメータは、実験やシミュレーションを通じてその最適値が決定されており、例えば、マイコン1のROM(記憶部1b)に格納されている。
【0013】
マイコン1のI/Oポートに接続するライン4Lには、npn型のトランジスタのベースが接続されており、マイコン1からハイレベルの電圧が出力された場合には、このトランジスタによって、駆動ライン8にかかる電圧レベルが第1の電圧V1から第2の電圧V2(V1<V2)の間の値となるようになっている。一方、マイコン1のI/Oポートに接続するライン4Rには、npn型のトランジスタのベースが接続されており、マイコン1からハイレベルの電圧が出力された場合には、このトランジスタによって、駆動ライン8にかかる電圧レベルが第1の電圧V1から第2の電圧V2の間の電圧レベルとは異なる第3の電圧V3(本実施形態では、V2<V3)から第4の電圧V4(V3<V4)の間の値となるようになっている。そして、マイコン1から出力された信号は、コネクタ(SMJ)7を経由して、固定灯駆動系へと出力される。
【0014】
固定灯駆動系は、左側の固定灯6Lを駆動する固定灯駆動素子(本実施形態では、FET)5L、右側の固定灯6Rを駆動する固定灯駆動素子(本実施形態では、FET)5Rと、電圧レベル判定回路とで構成されている。この電圧レベル判定回路では、駆動ライン8からの固定灯駆動系に対する入力電圧レベルが第1の電圧V1から第2の電圧V2の間であれば、左側の固定灯6Lを駆動する固定灯駆動素子(FET)5Lに対してパルス信号が出力される。また、駆動ライン8からの固定灯駆動系に対する入力電圧レベルが第3の電圧V3から第4の電圧V4の間であれば、左側の固定灯6Rを駆動する固定灯駆動素子(FET)5Rに対してパルス信号が出力される。電圧レベル判定回路としては、一対のコンパレータによって構成され、電圧が、上限値と、下限値の間に入っているか否かを判定するウインドウコンパレータ等を用いることができる。固定灯駆動素子5L,5Rのいずれか一方にパルス信号が出力されると、該当する固定灯駆動素子5L,5Rが各々に対応する固定灯6L,6Rを点灯させる。
【0015】
図3は、本実施形態にかかる前照灯システムの動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、ドライバーによる前照灯のスイッチのオンとタイミングを同期して開始されると、所定の間隔毎に呼び出され、ドライバーによって前照灯のスイッチがオフされるまで、マイコン1(処理部1a)によって実行される。まず、ステップ1において、処理部1aは、各種のセンサ2,3によって検出された検出値を読み込む。このステップ1において読み込まれる検出値としては、車速センサ2によって検出される車速vと、操舵角センサ3によって検出される操舵角δが挙げられる。そして、ステップ2において、処理部1aは、記憶部1bより点消灯パラメータを読み込む。
【0016】
ステップ3において、処理部1aは、検出値δ,vと、点消灯パラメータとの比較において、左右いずれかの固定灯6L,6Rを点灯するか否かを判断する。このステップ3において否定判定された場合、すなわち、固定灯6L,6Rのいずれも点灯しない場合には、ステップ4に進む。そして、ステップ4において、処理部1aは、ローレベルの電圧を出力し、本ルーチンを抜ける。一方、ステップ3において肯定判定された場合、すなわち、固定灯6L,6Rのいずれか一方を点灯する場合には、ステップ5に進む。
【0017】
処理部1aは、その固定灯6L,6Rの点灯が左側の固定灯6Lの点灯である場合には、ステップ5の肯定判定に従い、ステップ6に進む。そして、ステップ6において、処理部1aは、ライン4Lが接続するI/Oポートに対してハイレベルの電圧を出力し、また、ライン4Rが接続するI/Oポートに対してローレベルの電圧を出力して、本ルーチンを抜ける。一方、処理部1aは、その固定灯6L,6Rの点灯が右側の固定灯6Rの点灯である場合には、ステップ5の否定判定に従い、ステップ7に進む。そして、ステップ7において、処理部1aは、ライン4Rが接続するI/Oポートに対してハイレベルの電圧を出力し、また、ライン4Lが接続するI/Oポートに対してローレベルの電圧を出力して、本ルーチンを抜ける。
【0018】
図4は、駆動ライン8にかかる電圧レベルとそれに対応する固定灯6L,6Rの動作との対応関係を説明する説明図である。同図に示すように、駆動ライン8にかかる電圧が0から第1の電圧V1までの間である場合には、左右の固定灯6L,6Rともにオフ(消灯)となる。一方、駆動ライン8にかかる電圧が第1の電圧V1から第2の電圧V2までの間である場合には、左側の固定灯6Lがオン(点灯)で、右側の固定灯6Rがオフとなり、駆動ライン8にかかる電圧が第2の電圧V2から第3の電圧V3までの間である場合には、左右の固定灯6L,6Rともにオフとなる。また、駆動ライン8にかかる電圧が第3の電圧V3から第4の電圧V4までの間である場合には、右側の固定灯6Rがオンで、左側の固定灯6Lがオフとなり、駆動ライン8にかかる電圧が第4の電圧V4からバッテリーの駆動電圧までの間である場合には、左右の固定灯6L,6Rともにオフとなる。
【0019】
このように本実施形態によれば、前照灯システムは、車両の前端部に配置された前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)と、この前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)を駆動する固定灯駆動系と、この固定灯駆動系と電気的に接続する駆動ライン8と、ハンドルの操舵角δを検出する操舵角センサ3と、検出されたハンドルの操舵角δに基づいて、前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)に関する点灯タイミングおよび消灯タイミングを判断し、駆動ライン8を介し、固定灯駆動系に対して前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)の点灯および消灯を指示する点消灯判断系とを有している。この場合、固定灯駆動系と、点消灯判断系とは、駆動ライン8を介して、互いに異なる位置にレイアウトされている。そのため、従来のシステムのように、固定灯駆動系と、点消灯判断系をセットにした電子制御装置を用いるシステム構成と比較して、各々の構成が小規模化され、個々の系を分散してレイアウトすることができる。そのため、電子制御装置を設ける場合に生じる不都合のように、新たなレイアウトスペースを設ける必要性を低減することができる。
【0020】
特に、本実施形態では、固定灯駆動系は、駆動ライン8を介して前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)側にレイアウトされており、点消灯判断系は、駆動ライン8を介して車室内側にレイアウトされている。そのため、個々の系を前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)側と、車室内側とに分散してレイアウトすることができるので、それぞれの構成が小規模化され、車室内側に専用のレイアウトスペースを設ける必要性を低減することができる。
【0021】
また、固定灯駆動系は、駆動ライン8からの入力電圧が、所定の下限値から上限値の電圧レベルであることを条件として、前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)を点灯させ、点消灯判断系は、操舵角センサ3によって検出されたハンドルの操舵角δに基づいて、前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)の点灯を判断した場合には、駆動ライン8にかかる電圧レベルがその下限値から上限値の間の値となるように信号を出力している。例えば、固定灯駆動系と、点消灯判断系とが1ユニット化された電子制御装置を車室内側に設け、この電子制御装置と固定灯との間を駆動ラインで接続して駆動する方式では、駆動ラインが電源ショートすると、バッテリーの電源電圧を上限とした高電圧状態、または、電子制御装置が破壊されて0Vまたは0V以下の電圧となり、固定灯が常時点灯してしまう虞がある。しかしながら、本実施形態によれば、図4に示すように、固定灯駆動系には電圧レベルを判別する機能が備えられている。そのため、駆動ライン8が電源ショートを起こしたとしても、固定灯駆動系への入力電圧は、そのレベルが固定灯駆動系の上限値以上かつバッテリーの電圧以下となるので、前照灯手段(固定灯6Lまたは固定灯6R)を消灯制御することができる。そのため、従来の方式と比較して、安全性の向上を図ることができる。
【0022】
また、本実施形態によれば、前照灯手段は、車幅方向に所定の間隔を離間して配置された一対の固定灯6L,6Rを含む。この場合、固定灯駆動系は、駆動ライン8からの入力電圧が、第1の電圧V1から第2の電圧V2の間の電圧レベルであることを条件として、固定灯6Lを点灯させるとともに、駆動ライン8からの入力電圧が、第3の電圧V3から第4の電圧V4の間の電圧レベルであることを条件として、固定灯6Rを点灯させる。また、点消灯判断系は、検出されたハンドルの操舵角δに基づいて、固定灯6Lの点灯タイミングを判断した場合には、駆動ライン8にかかる電圧レベルが第1の電圧V1から第2の電圧V2の間の値となるように信号を出力し、固定灯6Rの点灯タイミングを判断した場合には、駆動ライン8にかかる電圧レベルが第3の電圧V3から第4の電圧V4の間の値となる信号を駆動ラインに出力する。かかる構成によれば、左右の固定灯6L,6Rの点消灯の識別を電圧レベルを判別することにより行うことができる。個々の固定灯6L,6Rを個別に駆動する駆動ラインを設けずとも、単一の駆動ライン8によって、個々の固定灯6L,6Rを駆動することが可能となる。その結果、車室内とエンジンルームとの間の駆動ライン数を減らすことができ、簡素な構成によって固定灯6L,6Rの制御を行うことができる。
【0023】
なお、固定灯駆動系と、点消灯判断系とを1ユニット化した構成であっても、エンジンルーム側のリレーによって固定灯6L,6Rを駆動する手法も考えられる。しかしながら、かかる手法では、リレーボックスのレイアウト場所を確保する必要があるため、必ずしも好ましい手法とはいえない。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本実施形態に係る前照灯システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】点消灯パラメータの説明図である。
【図3】本実施形態にかかる前照灯システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】駆動ライン8にかかる電圧レベルとそれに対応する固定灯6L,6Rの動作との対応関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
【0025】
1 マイクロコンピュータ
1a 処理部
1b 記憶部
2 車速センサ
3 操舵角センサ
4L ライン
4R ライン
5L 固定灯駆動素子
5R 固定灯駆動素子
6L 固定灯
6R 固定灯
7 コネクタ
8 駆動ライン





 

 


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