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車両の排水構造 - 日産自動車株式会社
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発明の名称 車両の排水構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15481(P2007−15481A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−197269(P2005−197269)
出願日 平成17年7月6日(2005.7.6)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 関 裕
要約 課題
エンジンルーム内の熱源に排水が掛かることを抑えて、蒸気音の発生を抑制する。

解決手段
フロアパネル1の下面1aに配設されたメンバ部材3の底部3aに排水口17,18,22を設ける一方、フロアパネル1とメンバ部材3とによる閉断面内側に排水管6の下流側端部6aを連通させたことにより、車両からの排水がメンバ部材3の排水口17,18,22から排出されるので、その排水がエンジンルーム内の熱源に掛かることが抑えられ、蒸気音の発生が抑制される。
特許請求の範囲
【請求項1】
フロアパネルの下面にメンバ部材を配設し、該メンバ部材と前記フロアパネルとによって閉断面を形成し、前記メンバ部材の底部に排水口を設ける一方、前記フロアパネルと前記メンバ部材とによる閉断面内側に排水管の下流側端部を連通させたことを特徴とする車両の排水構造。
【請求項2】
前記排水管の下流側端部よりも後方に前記排水口を設けるとともに、前記メンバ部材の底面を後方斜め下方に向けて傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の車両の排水構造。
【請求項3】
前記メンバ部材の底面に、上方に突出する排水促進ビードを車両前後方向に沿って左右一対に延設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の排水構造。
【請求項4】
前記メンバ部材を、断面コ字状の前側メンバ部材と断面コ字状の後側メンバ部材とから構成し、前記前側メンバ部材の後端部の内方側に前記後側メンバ部材の前端部を重ねて結合するとともに、前記前側メンバ部材の後端部角の曲げ半径を前記後側メンバ部材の前端部角の曲げ半径よりも小さく設定し前記前側メンバ部材の後端部と前記後側メンバとの間に前記排水口としての隙間を形成したことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一つに記載の車両の排水構造。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の排水構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両に設けられたエアコンのドレイン水をエンジンルームへ排出する構造がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなドレイン水の排出構造として、例えば、エンジンルーム内の雰囲気温度が所定温度以上になった場合に、エアコンのドレイン水をエンジンルーム内の熱源上部空間に噴霧し気化させて車外へ排出する構造が知られている。
【特許文献1】特開2004−291948号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようにエアコンのドレイン水をエンジンルーム内の熱源上部空間に噴霧し気化させるという構成では、完全に気化しなかったドレイン水がエンジンルーム内の例えば排気系の熱源部品に掛かり、蒸気音が発生し、これにより、ドライバが車両に異常が発生したと勘違いしてしまうという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、エンジンルーム内の熱源に排水が掛かることを抑えて、蒸気音の発生を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、フロアパネルの下面に配設したメンバ部材の底部に排水口を設ける一方、前記フロアパネルと前記メンバ部材とによる閉断面内側に排水管の下流側端部を連通させたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両からの排水がメンバ部材の底部の排水口から排出されるので、エンジンルーム内の熱源に排水が掛かることが抑えられ、蒸気音の発生が抑制される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の車両の排水構造を車両前方斜め上方から見た斜視図、図2は、車両の排水構造を示す平面図、図3は、車両の排水構造を示す縦断正面図、図4は、車両の排水構造を車両前方斜め下方から見た斜視図、図5は、メンバ部材の取付構造を示す縦断正面図である。
【0009】
図1ないし4に示すように、車両のフロアパネル1の車幅方向中央部には、上方に突出し下方に開口したフロアトンネル部2が設けられている。このフロアパネル1の下面1aには、フロアトンネル部2の左右に位置させて、車両前後方向に沿って一対のメンバ部材3,4が配設されている。
【0010】
また、フロアトンネル部2の上側には、エアコンユニット5が取り付けられている。このエアコンユニット5は、排水管6を有しており、この排水管6の下流側端部6aは、フロアパネル1に形成された挿入孔7に挿入されている。また、フロアトンネル部2のトンネル内部(車両外側)には、排気系部品8が配設されている。排気系部品8は、例えば、キャタライザ・エキゾーストである。この排気系部品8とフロアパネル1との間には、遮熱板9が配設されている。
【0011】
メンバ部材3,4は、上面開口の断面コ字状に形成されフロアパネル1とともに閉断面を形成している。前述した挿入孔7は、フロアパネル1と一方のメンバ部材3とによる閉断面内側に連通する位置に形成されており、この挿入孔7に挿入された排水管6の下流側端部6aは、フロアパネル1とメンバ部材3とによる閉断面内に連通している。
【0012】
メンバ部材3,4は、断面コ字状の前側メンバ部材11と、断面コ字状の後側メンバ部材12とから構成されており、前側メンバ部材11の後端部の内方側に後側メンバ部材12の前端部が重ねて結合されている。
【0013】
前側メンバ部材11の前部は、後方斜め下方に向けて傾斜しており、これにより、メンバ部材3,4の底面13のうち前側メンバ部材11の前部の底面13は、後方斜め下方に向けて傾斜した斜面となっている。また、前側メンバ部材11での傾斜部分よりも後方部分は、水平状に形成されており、この部分の底面13は、水平面に形成されている。以後、前側メンバ部材11における傾斜部分を傾斜部14、この傾斜部14よりも後方部分を水平部15という。また、メンバ部材3,4の底面13のうち後側メンバの底面13は、水平面に形成されている。
【0014】
図4に示すように、一方のメンバ部材3の底部3aを構成する前側メンバ部材11の底壁16には、排水管6の下流側端部6aよりも後方に位置させて、第1及び第2の排水口17,18が車両前後方向に並んで形成されている。
【0015】
第1の排水口17は、前側メンバ部材11の傾斜部14に形成され、第2の排水口18は、前側メンバ部材11の水平部15における前端部に形成されている。
【0016】
また、メンバ部材3の底面13には、上方に突出する排水促進ビード19が車両前後方向に沿って左右一対に延設されており、これらの排水促進ビード19の間に第1の排水口17が位置付けられている。
【0017】
また、図4及び図5に示すように、前側メンバ部材11の後端部角20の曲げ半径は、後側メンバ部材12の前端部角21の曲げ半径よりも小さく設定されている。この構造によって、前側メンバ部材11の後端部角20と後側メンバの前端部角21との間には、隙間22が形成されており、この隙間22が、メンバ部材3の底部3aに形成された第3の排水口22とされている。
【0018】
また、メンバ部材3,4の下端位置は、排気系部品8の下端位置と略同じか、又は、それよりも低くされている。
【0019】
このような構成において、エアコンユニット5で生じたドレイン水は、排水管6の下流側端部6aから、フロアパネル1とメンバ部材3とによる閉断面内に排出され、傾斜したメンバ部材3の底面13に沿って下降して、車両後方へ流れる。この流れの過程で、ドレイン水は、第1の排水口17、第2の排水口18、第3の排水口22から車両の下方に排出される。このように、本実施形態では、エアコンユニット5からのドレイン水が、第1,第2及び第3の排水口17,18,22から排出されるので、エンジンルーム内の熱源にドレイン水が掛かることが抑えられ、蒸気音の発生が抑制される。また、ドレイン水が、第1,第2及び第3の排水口17,18,22から車両の下方に排出されるので、排出されたドレイン水がフロアトンネル部2の内部に配置された排気系部品8に掛かることが抑制される。
【0020】
また、このとき、ドレイン水は、図6に示すように、排水促進ビード19によって車幅方向への広がりを規制されて、第1及び第2の排水口17,18へ案内される。従って、第1及び第2の排水口17,18からドレイン水を速やかに排出することができる。
【0021】
また、第1の排水口17から排出されたドレイン水は、排水促進ビード19の裏側部分によって車幅方向への広がりが規制される。従って、第1の排水口17から排出されたドレイン水が走行風などによって車幅方向へ拡散することを抑制でき、第1の排水口17から排出されたドレイン水が排気系部品8に掛かることをさらに抑制することができる。
【0022】
また、本実施形態においては、第2の排水口18が、前側メンバ部材11の水平部15における前端部に形成されていることから、傾斜した底面13に沿って下降するドレイン水を第2の排水口18から車外へスムーズに排出することができる。従って、ドレイン水がメンバ部材3の内部に滞留することを抑制することができ、メンバ部材3の防錆上有利となる。
【0023】
また、本実施形態では、第1及び第2の排水口17,18から排出されなかったドレイン水は、前側メンバ部材11と後側メンバ部材12との結合部に向かって流れる。このとき、ドレイン水が第3の排水口22に直接流れ込まなくても、ドレイン水は、後側メンバ部材12の前端部によって車幅方向へ案内されて、第3の排水口22へ至る。従って、第3の排水口22によって、ドレイン水を確実に車外へ排出することができ、メンバ部材3の内部でのドレイン水の滞留を抑制することができ、メンバ部材3の防錆上有利となる。
【0024】
また、本実施形態においては、メンバ部材3,4の下端位置は、排気系部品8の下端位置と略同じか、又は、それよりも低くされていることにより、メンバ部材3の底部3aから車外へ排出されたドレイン水が排気系部品8に掛かることをより抑制することができる。
【0025】
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態の車両の排水構造を車両前方斜め上方から見た斜視図である。
【図2】車両の排水構造を示す平面図である。
【図3】車両の排水構造を示す縦断正面図である。
【図4】車両の排水構造を車両前方斜め下方から見た斜視図である。
【図5】メンバ部材の取付構造を示す縦断正面図である。
【図6】車両の排水構造におけるドレイン水の排出を説明するための説明図である。
【符号の説明】
【0027】
1 フロアパネル
1a フロアパネルの下面
3 メンバ部材
3a メンバ部材の底部
4 メンバ部材
6 排水管
6a 下流側端部
11 前側メンバ部材
12 後側メンバ部材
17 第1の排水口(排水口)
18 第2の排水口(排水口)
19 排水促進ビード
20 前側メンバ部材の後端部角
21 後側メンバ部材の前端部角
22 隙間、第3の排水口(排水口)





 

 


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