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発明の名称 給油構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15446(P2007−15446A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−196409(P2005−196409)
出願日 平成17年7月5日(2005.7.5)
代理人 【識別番号】100082670
【弁理士】
【氏名又は名称】西脇 民雄
発明者 磯崎 昭宏
要約 課題
フィラーキャップの操作が容易な給油構造の提供。

解決手段
フィラーキャップ3にフィラーチューブ1に注入開口部8を形成し、注入開口部8がフィラーチューブ1に連通する姿勢と、フィラーキャップ3の外周面でフィラーチューブ1を封鎖する姿勢とを取りうるように、フィラーチューブ1の開口部内にフィラーキャップ3を回動可能に取り付けた。
特許請求の範囲
【請求項1】
フィラーチューブの開口部をフィラーキャップによって閉鎖する給油構造において、前記フィラーキャップに、前記フィラーチューブに連通する燃料注入用の注入開口部を形成する一方、前記注入開口部が前記フィラーチューブに連通する姿勢と、前記フィラーキャップの外周面で前記フィラーチューブの開口部を閉鎖する姿勢とを選択して取りうるように、前記フィラーキャップを前記フィラーチューブの開口部内に回動可能に取り付けたことを特徴とする給油構造。
【請求項2】
前記フィラーキャップを前記フィラーチューブに回動可能に取り付ける支持部材が導電材で構成されていることを特徴とする請求項1記載の給油構造。
【請求項3】
前記フィラーキャップの上面部に前記フィラーキャップを回動する指の操作を可能とする操作部を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2何れか1項記載の給油構造。
【請求項4】
前記フィラーチューブの上端部に、前記フィラーチューブを開ける際に指を挿入するように、前記フィラーチューブの外側に突出する凸部を少なくとも一箇所形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の給油構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作性を向上させた給油構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車の給油口構造においては、車体の側部に設けられた燃料口カバーの内側に、燃料タンクに通じるフィラーチューブが設けられており、このフィラーチューブの燃料注入口の近傍にフィラーキャップがねじ込まれている。フィラーチューブの燃料注入口の縁部にはシールリングがシール部分として設けられており、フィラーキャップとフィラーキャップとのシールを行っている。
【0003】
また、フィラーチューブの燃料注入口の周りには、衝突時におけるシール部分への入力を防止するため、キャッププロテクタが周壁部のように形成されており、フィラーキャップはキャッププロテクタによって囲まれている。フィラーキャップは、キャップの閉め忘れや静電気除去のため、導電性のデザーが車体の燃料口カバーにつながれている。
【特許文献1】特開2003−267073号公報(第5−7頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、キャッププロテクタがフィラーチューブの周りを取り囲んでいるので、フィラーキャップを取り外す際に、手や指がキャッププロテクタに当たって回し難いという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明にかかる給油構造は、フィラーチューブの開口部をフィラーキャップによって閉鎖する給油構造において、前記フィラーキャップに、前記フィラーチューブに連通する燃料注入用の注入開口部を形成する一方、前記注入開口部が前記フィラーチューブに連通する姿勢と、前記フィラーキャップの外周面で前記フィラーチューブの開口部を閉鎖する姿勢とを選択して取りうるように、前記フィラーキャップを前記フィラーチューブの開口部内に回動可能に取り付けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の給油構造によれば、フィラーキャップがフィラーチューブの開口部内で回動させることで、フィラーチューブの開口部を閉鎖したり、フィラーチューブとフィラーキャップの注入開口部とを連通させたりすることが出来、キャッププロテクタに指や手が当たって回し難いという不具合が解消される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は本発明の最良の形態にかかる自動車の給油口構造の主要部を示す。この自動車の給油口構造は自動車の車体側部の燃料注入口部に設けられている。この燃料注入口部には蓋部が設けられており、この蓋部の裏側に燃料注入口であるフィラーチューブ1が設けられている。
【0008】
燃料タンクに通じるフィラーチューブ1の上端部にはフィラーチューブ1の一部であるフィラーネック2が形成されており、このフィラーネック2の開口部2A内にフィラーキャップ3が回動可能に取り付けられる。フィラーネック2の周りにはフィラーネック2よりも径の大きな筒状のキャッププロテクタ4が(図2参照)形成されている。フィラーネック2には軸穴5が一対開口されており、この軸穴5、5に取付軸6がそれぞれ装着される。
【0009】
フィラーキャップ3の外周面は円筒形に形成されている。フィラーキャップ3の外周面の相対する部位には取付軸6を挿入する軸穴7が一対形成されている。取付軸6と軸穴5はフィラーキャップ3の支持部材を構成する。取付軸6と軸穴5のフィラーネック2は導電材で構成されており、人体の帯電した静電気はフィラーキャップ3を掴んだときに取付軸7と軸穴5から車体に放電されるようになっており、従来のテザーが不要とされている。
【0010】
軸穴7、7同士はフィラーキャップ3の直径をなす位置に設けられている。フィラーキャップ3の上下面には燃料を注入する注入開口部8が形成されている。この注入開口部8はフィラーキャップ3の上下端面を貫通している。
【0011】
フィラーキャップ3の一対の軸穴7、7と注入開口部8を含む断面形状は、フィラーネック2の開口部2Aの内面形状に合わせて円形に形成されている。このフィラーキャップ3の軸穴7、7と注入開口部8を含む断面形状の外周部位にはシールラバー9が装着されている。シールラバー9は注入開口部8を横向きとしたときに注入開口部8より下側となる位置に設けられている。シールラバー9は、注入開口部8がフィラーチューブ1に対して横向きになるように、フィラーキャップ3を横にしたときに、フィラーチューブ1の一部であるフィラーネック2を閉鎖する。
【0012】
フィラーキャップ3には、フィラーキャップ3自身を回動するためのレバー10が突設されている。フィラーキャップ3は、操作部としてのレバー10を指で摘んで取付軸6を中心として図2矢印A方向に回動させることにより、フィラーネック2の開口部2Aを閉鎖する姿勢をとったり、フィラーネック2の開口部2Aとフィラーキャップ3の注入開口部8とを連通させる姿勢を取ったりすることができる。
【0013】
図2に示すように、フィラーキャップ3の注入開口部8がフィラーチューブ1に対して横向きになる姿勢を取ったとき、フィラーキャップ3のシールラバー9がフィラーキャップ3とフィラーネック2の内面との隙間を塞いで、フィラーチューブ1から液体燃料であるガソリンが漏れないように閉鎖する。
【0014】
図3に示すように、フィラーキャップ3の注入開口部8がフィラーチューブ1に対して平行になる姿勢を取ったとき、フィラーキャップ3の注入開口部8がフィラーネック2の開口部2Aと連通して、ガソリンスタンドなどの給油ノズル11を注入開口部8に挿入してフィラーネック2内に液体燃料であるガソリンを供給する。
【0015】
フィラーネック2には、レバー10を指で摘み上げる際に指の挿入を許容する凸部12が形成されている。この凸部12はフィラーキャップ3がフィラーチューブ1を閉鎖するときにレバー10が位置する部位に設けられる。図2に示すように、レバー10が凸部12に接近した位置にあるとき、フィラーキャップ3のシールラバー9はフィラーチューブ1を閉鎖している。
【0016】
フィラーキャップ3は、レバー10の操作により、フィラーネック2に対して回動可能とされているので、フィラーキャップ3の装着忘れといったことを防止でき、キャッププロテクタ4を小さく設定でき、リットのデザインの自由度が向上する。
【0017】
図4乃至図6はフィラーチューブ20及びフィラーキャップ21の他の実施の形態を示す。
【0018】
この図4〜図6に示す自動車の給油口構造では、フィラーチューブ20の先端部であるフィラーネック22に指を挿入可能な凸部23が相対する位置に一対形成されている。一対の凸部23は指を内側に挿入できるようにフィラーネック22の外側に突出している。フィラーネック22の開口部22Aは、フィラーキャップ21により閉鎖されたり(図4参照)、フィラーキャップ21により開放されたりする(図5、図6参照)。
【0019】
この形態のフィラーキャップ21はフィラーキャップ21の上面部に指を挿入する凹部24が複数個形成されている。凹部24は溝状に形成されているものであるが、円形の窪みであっても良い。このフィラーキャップ21では、図5、図6に示すように、フィラーキャップ21を複数の方向(図4〜図6の矢印A、B参照)から回転できるように、複数個の凹部24が形成されている。
【0020】
フィラーキャップ21は、図1に示すものと同様に、燃料ノズルを通す注入開口部25を備えており、注入開口部25はフィラーキャップ21の上下の面を貫通している。フィラーキャップ21は図1に示すものと同様にフィラーネック22の回動中心26を中心として回動可能に取り付けられている。
【0021】
すなわち、フィラーキャップ21の外周面には、図示しない一対の軸穴が形成され、この一対の軸穴にフィラーネック22の内面に突出する図示しない取付軸が回動可能な挿入されている。回動中心26は、図1に示すものと同様にこの一対の軸穴と取付軸により構成され、この軸穴と取付軸が支持部材を構成する。この取付軸と軸穴のフィラーネック22は導電材で構成されており、人体に帯電した静電気はフィラーキャップ21を掴んだときに取付軸と軸穴から車体に放電され、従来のテザーが不要とされている。
【0022】
フィラーキャップ21の注入開口部25の軸心方向から見た形状は、フィラーネック22の開口部22Aに嵌合するように円筒形とされる。また、フィラーキャップ21がフィラーネック22の開口部22A内部で前述の取付軸を中心に回動しうるように、フィラーキャップ21の注入開口部25の側面方向から見た形状も略円筒形とされている。
【0023】
フィラーキャップ21の外周部にはシールラバー27が取り付けられている。シールラバー27は注入開口部25を横向きとしたときに注入開口部25より下側となる位置に設けられている。シールラバー27はフィラーネック22の開口部22Aの内面とフィラーキャップ21の外周面とをシールする。シールラバー27は、注入開口部25がフィラーチューブ20に対して横向きになるように、フィラーキャップ21を横にしたときに、フィラーチューブ20の一部であるフィラーネック22の開口部22Aを閉鎖する。28はフィラーネック22の外側に形成されてフィラーキャップ21を保護するキャッププロテクタである。
【0024】
図4乃至図6に示すフィラーキャップ21では凹部24が複数個形成されているので、異なる方向からフィラーキャップ21を指だけで操作でき、取扱が容易であり、キャッププロテクタ28を小さくしてデザインの自由度を高めることが出来る。
【0025】
以上、本発明の実施の形態にかかる自動車の給油口構造を図面を用いて説明したが、自動車の給油口に限らず、給油口を有する容器であれば、本発明を適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動車の給油口構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示す給油口構造によりフィラーチューブを閉鎖した状態の断面図である。
【図3】図1に示す給油口構造によりフィラーチューブを開放した状態の断面図である。
【図4】他の実施の形態の給油口構造によりフィラーチューブを閉鎖した状態の断面図である。
【図5】図4のフィラーキャップを一方から開けてフィラーチューブを開放した状態の断面図である。
【図6】図4のフィラーキャップを他方から開けてフィラーチューブを開放した状態の断面図である。
【符号の説明】
【0027】
1 フィラーチューブ
2 フィラーネック(フィラーチューブの一部)
2A 開口部(フィラーチューブの開口部)
3 フィラーキャップ
4 キャッププロテクタ
5 軸穴
6 取付軸
7 軸穴
9 シールラバー
10 レバー
11 給油ノズル
12 凸部




 

 


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