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発明の名称 部品管理装置および方法、車輪組付装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8374(P2007−8374A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193789(P2005−193789)
出願日 平成17年7月1日(2005.7.1)
代理人 【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
発明者 小川 敦司
要約 課題
車輪に装着されている部品の照合を迅速に行う。

解決手段
車輪組付装置による車輪の車体への組み付けの際に、品番取得部108は、車輪を構成する部品に取り付けられ該部品の品番を記憶するICタグから無線通信により品番情報を取得する。型式取得部102は、ECUから車両の型式情報を取得する。読み出し部106は、その型式の車両に取り付けられる部品の品番情報を品番記憶部104から取得する。照合部110は、読み出し部106から得られた品番と、品番取得部108から得られた品番とを照合する。アンテナが車輪組付装置に設けられているため、車輪組付装置による車輪の装着作業と同時に部品の照合ができるので、作業工程を減らすことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて記憶する品番記憶部と、
車輪を装着すべき車両の型式情報を取得する型式取得部と、
前記型式取得部が取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を前記品番記憶部から読み出す読み出し部と、
車輪を構成するひとつまたは複数の部品に取り付けられ当該部品の品番を記憶する記録媒体から、アンテナを介した無線通信により品番情報を取得する品番取得部と、
前記読み出し部を介して得られる品番と前記品番取得部を介して得られる品番とを照合する照合部と、
照合結果を表示する表示部と、
を備え、
前記アンテナが、車輪を車体に組み付ける車輪組付装置に設けられていることを特徴とする部品管理装置。
【請求項2】
車輪を車体に組み付ける車輪組付装置であって、
車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて記憶する品番記憶部と、
車輪を装着すべき車両の型式情報を取得する型式取得部と、
前記型式取得部が取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を前記品番記憶部から読み出す読み出し部と、
当該車輪組付装置に設けられたアンテナを介した無線通信により、車輪を構成するひとつまたは複数の部品に取り付けられ当該部品の品番を記憶する記録媒体から品番情報を取得する品番取得部と、
前記読み出し部を介して得られる品番と前記品番取得部を介して得られる品番とを照合する照合部と、
照合結果を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする車輪組付装置。
【請求項3】
車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて記憶手段に記憶させるステップと、
車輪を装着すべき車両の型式情報を取得するステップと、
取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を前記記憶手段から読み出すステップと、
車輪を車体に組み付ける車輪組付装置に設けられたアンテナを介した無線通信により、車輪を構成するひとつまたは複数の部品に取り付けられ当該部品の品番を記憶する記録媒体から品番情報を取得するステップと、
前記読み出し部を介して得られる品番と前記品番取得部を介して得られる品番とを照合するステップと、
照合の結果を表示部に表示させるステップと、
を含むことを特徴とする部品管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仕様通りの部品が車両に取り付けられているかを確認する部品管理技術に関する。
【背景技術】
【0002】
車両の情報化が進展するにつれて、タイヤやホイールなどの足回りに多数のセンサが設置されることが予想されている。センサの設置に伴い車輪に取り付けられる部品点数が増加すると、仕様通りに部品が取り付けられているか否かの照合作業に時間を取られるようになる。そこで、これら部品の品番情報を記憶させたICタグを各部品に貼付しておき、ICタグの情報を読み取ることで部品の照合作業を簡略化する手法が考えられている。例えば、特許文献1には、読み取りスキャナをタイヤに近づけて、タイヤに取り付けられたトランスポンダのメモリ内の情報を読み取ることが開示されている。
【特許文献1】特開2000−198334号公報
【特許文献2】特開2003−237325号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1においては、作業者がスキャナを車両の各車輪に接近させる必要があり、依然として相応の作業時間が必要となる。
【0004】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、仕様通りの部品が車両に取り付けられているか否かを簡便に確認する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のある態様は、部品管理装置である。この装置は、車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて記憶する品番記憶部と、車輪を装着すべき車両の型式情報を取得する型式取得部と、前記型式取得部が取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を前記品番記憶部から読み出す読み出し部と、車輪を構成するひとつまたは複数の部品に取り付けられ当該部品の品番を記憶する記録媒体から、アンテナを介した無線通信により品番情報を取得する品番取得部と、前記読み出し部を介して得られる品番と前記品番取得部を介して得られる品番とを照合する照合部と、照合結果を表示する表示部と、を備える。そして、前記アンテナが、車輪を車体に組み付ける車輪組付装置に設けられている。
【0006】
この態様によれば、車輪を車体に装着する車輪組付装置にICタグ読み取り用のアンテナを設置したので、アンテナとICタグとが接近することによって、部品に貼付されたICタグに書き込まれている情報を確実に読み取ることができる。
【0007】
本発明の別の態様は、車輪を車体に組み付けるための車輪組付装置である。この装置は、車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて記憶する品番記憶部と、車輪を装着すべき車両の型式情報を取得する型式取得部と、前記型式取得部が取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を前記品番記憶部から読み出す読み出し部と、当該車輪組付装置に設けられたアンテナを介した無線通信により、車輪を構成するひとつまたは複数の部品に取り付けられ当該部品の品番を記憶する記録媒体から品番情報を取得する品番取得部と、前記読み出し部を介して得られる品番と前記品番取得部を介して得られる品番とを照合する照合部と、照合結果を表示する表示部と、を備える。
【0008】
この態様によれば、車輪組付装置による車輪の装着作業と同時にICタグの読み取りと部品の照合を実施できるので、作業工程を減らし、タクトタイムを短縮することができる。
【0009】
本発明のさらに別の態様は、部品管理方法である。この方法は、車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて記憶手段に記憶させるステップと、車輪を装着すべき車両の型式情報を取得するステップと、取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を前記記憶手段から読み出すステップと、車輪を車体に組み付ける車輪組付装置に設けられたアンテナを介した無線通信により、車輪を構成するひとつまたは複数の部品に取り付けられ当該部品の品番を記憶する記録媒体から品番情報を取得するステップと、前記読み出し部を介して得られる品番と前記品番取得部を介して得られる品番とを照合するステップと、照合の結果を表示部に表示させるステップと、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、仕様通りの部品が車両に取り付けられているか否かを簡便に確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
車両の車輪に取り付けられる各種部品にICタグを貼付しておき、そのICタグに部品の情報を書き込んでおくことが考えられている。しかしながら、ICタグから発せられる電波強度は微小のため、ICタグから離れた位置に受信用のアンテナを設置すると、ICタグ内の情報を読み取れないおそれがある。そのため、受信アンテナはできるだけICタグに近接させて配置することが好ましい。そこで、本発明では、車輪周りの部品に貼付したICタグに書き込まれた情報を読み取るためのアンテナを、車輪を車体に組み付ける車輪組付装置に設けるようにした。
以下、実施の形態を基に本発明を説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態に係る部品管理装置10を示す。部品管理装置10は、車輪組付装置60、ICタグから情報を読み取るためのアンテナ52を有する通信機50、および通信機50とデータ通信可能に接続された部品管理サーバ100を含む。
【0013】
車輪組付装置60は、車輪20を車体に装着する装置である。車輪20は、主にタイヤ22、ホイールリム30、ホイール32、空気バルブ34およびバランスウェイト38を含む。
ホイール32、空気バルブ34およびバランスウェイト38には、それぞれの品番をICチップに記憶させたICタグ40、42および44が貼付されている。ICタグは、データを記憶し無線通信を実行する半導体チップ、電波を送受信するアンテナおよびこれらを収納するパッケージなどから構成される。半導体チップは、外部から受信した電波による起電力を用いて駆動される。
【0014】
車輪組付装置60が車輪20を車体に装着している間に、通信機50は所定の周波数の電波を発信する。各ICタグ40〜44の半導体チップは、この電波を受信して駆動され、半導体チップに記憶されている品番を送信する。通信機50は、ICタグ40〜44からの信号をアンテナ52を介して受信する。通信機50で取得された品番情報は、部品管理サーバ100に送られる。アンテナ52は、ICタグ40〜44に記憶されている情報を確実に読み取れるように、タイヤを装填する車輪組付装置60のアームの先端付近に設置されることが好ましい。なお、ICタグは、ハブナットなどの他のホイール組立部品に貼付されていてもよい。
【0015】
車体80には、車両の走行に関する種々の制御を実行する電子制御装置(以下「ECU」と呼ぶ)62が搭載されている。部品管理サーバ100はECU62と接続され、車輪装着作業中の車両の型式番号を取得する。なお、ECU62と部品管理サーバ100とは、無線により通信を実行してもよい。
部品管理サーバ100は、ICタグ40〜44から得られた品番情報に基づいて、予め定められている仕様通りの部品が車輪に取り付けられているかを確認する照合処理を実行し、その照合結果をディスプレイ70に表示する。
【0016】
図2は、部品管理サーバ100の機能ブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や電気回路で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックとして描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0017】
品番記憶部104は、車両の型式番号毎に、車両の型式と当該型式の車両に取り付けられる部品の品番とを関連付けて予め記憶している。型式取得部102は、車輪20の装着作業中の車両の型式情報をECU62から受け取る。読み出し部106は、型式取得部102の取得した型式情報に関連付けられた部品の品番を品番記憶部104から読み出す。品番取得部108は、ICタグ40〜44の貼付された部品の品番情報を通信機50から受け取る。照合部110は、読み出し部106から得られた品番と、品番取得部108から得られた品番とを照合して、車輪20に仕様通りの部品が取り付けられているかを確認する。表示部112は、照合部110による照合結果をディスプレイ70に表示させる。
【0018】
図3は、読み出し部106から得られた品番と、品番取得部108から得られた品番の照合の一例を示す図である。
欄82は、読み出し部106によって、ECU62から取得した車両の型式をキーとして品番記憶部104から読み出された品番を示す。このとき、読み出し部106は、車輪に関連する部品の品番のみを読み出すことが好ましい。欄84は、品番取得部108から得られる、ICタグから読み出された品番を示す。照合部110は、欄82の品番と欄84の品番の照合を実行する。このとき照合部110は、品番を昇順または降順に並べ替えてもよい。
【0019】
図4は、部品管理サーバ100で実行される処理のフローチャートである。まず、型式取得部102は車両のECU62から車両の型式情報を取得し、読み出し部106はその型式に関連付けられている部品の品番情報を品番記憶部104から読み出す(S10)。車両の型式情報は、ECU62から取得する代わりに、オペレータによる手入力であってもよい。次に、車輪組付装置60による車輪の車体への装着中に、通信機50は所定の周波数の電波を発し、品番取得部108は、これに応答して各ICタグ40〜44から送信された部品の品番情報を取得する(S12)。なお、通信機50からの電波の発信は、一回のデータ取得に対して複数回実行することが好ましい。これによって、ICタグからの情報取得の確実性が増加する。
【0020】
照合部110は、読み出し部106から得られた品番と、品番取得部108から得られた品番とを照合する(S14)。その結果、すべての品番が一致すれば(S16のY)、表示部112はディスプレイ70に「部品照合確認」の表示を出してオペレータに報知する(S18)。品番に一致しないものがあれば(S16のN)、表示部112はディスプレイ70に「部品照合不一致」の表示を出して、オペレータに部品の取り付けミスがあることを報知する(S20)。これによってオペレータは、車両に装着されている部品が本来の仕様と異なっていることを認識できる。
【0021】
ディスプレイに「部品照合不一致」の表示を出すときに、不一致となった部品に関する情報、例えば部品名と品番を同時に表示するようにしてもよい。また、「部品照合不一致」の表示を出す代わりに、または同時に、車輪組付装置60による車輪の組み付け動作を停止させるようにしてもよい。
【0022】
以上説明したように、本実施形態では、車輪を車体に装着する車輪組付装置にICタグ読み取り用のアンテナを設置した。これによって、アンテナとICタグとが接近するため、部品に貼付されている各ICタグに書き込まれている情報を確実に読み取ることができる。また、車輪組付装置による車輪の装着作業と同時にICタグの読み取りと部品の照合を実施できるので、作業工程を減らし、タクトタイムを短縮することができる。
【0023】
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0024】
実施の形態では、主にホイールとホイールに取り付けられる各種部品にICタグを貼付することを述べたが、タイヤの空気室内部やタイヤゴム内部に装着されるセンサ(例えば、荷重センサ、摩耗量センサ)などの部品にICタグを貼付しておいてもよい。これらICタグに書き込まれた情報も、車輪組付装置に設けられたアンテナによって良好に受信することができる。
【0025】
ICタグには、部品の品番の代わりにタイヤサイズやホイールサイズなどの情報が書き込まれていてもよい。この場合、部品管理サーバ100は、ホイールとタイヤのサイズが適切な組合せか否かを確認してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態に係る車輪組付装置を示す図である。
【図2】部品管理サーバの機能ブロック図である。
【図3】読み出し部から得られた品番と、品番取得部から得られた品番の照合の一例を示す図である。
【図4】部品管理サーバで実行される処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0027】
10 部品管理装置、 20 車輪、 40〜44 ICタグ、 50 通信機、 52 アンテナ、 60 車輪組付装置、 62 ECU、 70 ディスプレイ、 100 部品管理サーバ、 102 型式取得部、 104 品番記憶部、 106 読み出し部、 108 品番取得部、 110 照合部、 112 表示部。




 

 


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