米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 車両 -> トヨタ車体株式会社

発明の名称 車両用計器の照明
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8362(P2007−8362A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193462(P2005−193462)
出願日 平成17年7月1日(2005.7.1)
代理人 【識別番号】100067596
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 求馬
発明者 佐藤 文昭 / 岡元 勇司 / 小野 浩三
要約 課題
メーター類の集約感があり視認性が良好で、かつ斬新で見栄えのよい車両用計器の照明を提供すること。

解決手段
車両のインストルメントパネル3の開口部30に組み込まれたハウジング2内に、複数種類のメーター類M1,M2,M3を並設した車両用計器1において、ハウジング2には、計器本体11の正面に車室側へ臨む窓部26と、窓部26の下縁に平坦な棚状の見返し板24が設けられ、見返し板24とインストルメントパネル3の開口部3の下縁32との間に、見返し板24の下面に沿って車幅方向に延びかつ車室側に向けて開口する溝状の凹部4を形成し、凹部4内には見返し板24の下面側に照明装置5を設けて凹部4内を装飾的に照明した。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のインストルメントパネルの開口部に組み込まれたハウジング内に、複数種類のメーター類を並設した車両用計器において、
上記ハウジングには、計器本体の正面に車室側へ臨む窓部と、該窓部の下縁に平坦な棚状の見返し板が設けられ、該見返し板と上記インストルメントパネルの上記開口部の下縁との間に、上記見返し板の下面に沿って車幅方向に延びかつ車室側に向けて開口する溝状の凹部を形成し、該凹部内には上記見返し板の下面側に上記凹部内を照らす照明装置を設けたことを特徴とする車両用計器の照明。
【請求項2】
上記照明装置は、上記見返し板の下面に沿って幅方向に延在する透明または半透明の合成樹脂材からなる導光体と、該導光体の左右両端にそれぞれ対向する左右一対の光源とを備え、上記左右の両光源の光を上記導光体に照射して導光体を発光せしめるようになした請求項1に記載の車両用計器の照明。
【請求項3】
上記導光体には、その長手方向に沿って所定の間隔をおいて、透過する光を乱反射させる乱反射部を複数設けた請求項2に記載の車両用計器の照明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両のインストルメントパネルに設置される車両用計器の照明、特に複数種類のメーター類が並設されたコンビネーションメーターの照明に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、車両用計器の照明は計器本体を収納するハウジング内の内部照明が使用されている。従来の代表例として、下記特許文献1に記載されているように、計器本体の透光性目盛り盤内にその端末から光を入射する第1の光源と、目盛り盤を裏面側から照らす第2の光源と、目盛り盤の表面を照らす第3の光源とを設け、かつ各光源の発光色を各光源ごとに互いに異なるようにし、各光源により目盛り盤を3方から照明するようにしたものがある。各光源はハウジング内に設置され、いずれの光源も目盛り盤を照明するように構成されており、ハウジング外部を照明しない。
【0003】
また、従来の他の車両用計器の照明として、下記特許文献2、3に記載されたように、ハウジングに開口部を設けて、ハウジング内の計器本体の目盛り盤(文字盤)を照明する照明灯(光源)の光の一部を上記開口部よりハウジング外へと導いたり、導光体により目盛り盤を照明する光源の光の一部をハウジング外へ反射させて、ハウジングの外部に設置された操作部等を照明するものも提案されている。
【特許文献1】特開2001−249034号公報
【特許文献2】実開昭62−139894号公報
【特許文献3】実開昭59−3311号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の照明では、スピードメーターやタコメーターの他、数種類のメーター類が並設されたコンビネーションメーターの場合、各メーターのまとまり感に欠け、視認性があまり良いとはいえない。また上記特許文献2、3の照明では、ハウジング外部の操作部等が照明されるので、メーター類よりもハウジング外部の操作部等が目立つこととなり、メーター類の視認性が悪くなるといった不具合が生じる。そこで本発明は上記事情に鑑み、数種類のメーター類が並設されたコンビネーションメーターのまとまり感があり、視認性が良好で、斬新で見栄えのよい車両用計器の照明を提供することを課題としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、車両のインストルメントパネルの開口部に組み込まれたハウジング内に、複数種類のメーター類を並設した車両用計器において、上記ハウジングには、計器本体の正面に車室側へ臨む窓部と、該窓部の下縁に平坦な棚状の見返し板が設けられ、該見返し板と上記インストルメントパネルの上記開口部の下縁との間に、上記見返し板の下面に沿って車幅方向に延びかつ車室側に向けて開口する溝状の凹部を形成し、該凹部内には上記見返し板の下面側に上記凹部内を照らす照明装置を設ける(請求項1)。凹部を照明することで、計器の下縁が際立って複数のメーターのまとまり感をもたせることができ、視認性を良好にできる。また計器の下縁を装飾的に照明するので斬新で見栄えも良好である。
【0006】
上記照明装置は、上記見返し板の下面に沿って幅方向に延在する透明または半透明の合成樹脂材からなる導光体と、該導光体の左右両端にそれぞれ対向する左右一対の光源とを備え、上記左右の両光源の光を上記導光体に照射して導光体を発光せしめる(請求項2)。溝状の凹部全体を照明するのに好適である。
【0007】
上記導光体には、その長手方向に沿って所定の間隔をおいて透過する光を乱反射させる乱反射部を複数設ける(請求項3)。凹部内を均一に照明できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の車両用計器の照明によれば、数種類のメーター類が並設されたコンビネーションメーターにまとまり感を持たせることができ、視認性を向上させるとともに、計器の下縁を光で装飾することにより斬新なデザインを演出して見栄えを良好にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1ないし図3に基づいて、車両のインストルメントパネルに組付けられた計器に本発明を適用した実施形態を説明する。図1、図2に示すように、インストルメントパネル3には、計器1取付け用の横方向に長い長方形状の開口部30が形成してある。開口部30の内周縁にはインストルメントパネル3の背面側へ延出する内壁部31,32が設けてあり、開口部30は奥行き寸法が大きくしてある。そして開口部30の奥端に計器1が組付けてある。
【0010】
計器1は、スピードメーターM1、タコメーターM2、フューエルメーターM3等が共通の目盛り盤11にひとまとめに設けられたコンビネーションメーターである。目盛り盤11の表面には上記各メーターM1,M2,M3の他にトリップメーター、オドメーターの表示部90や、ミッションのレンジ表示部91、他に図は省略したが注意や警告表示部等が設けてある。
【0011】
計器1は、目盛り盤11と、目盛り盤11の背面側に設けられて各メーターM1,M2,M3の指針13や各表示部90,91等を制御する回路基板12とで計器本体が構成され、計器本体は合成樹脂製のハウジング2の内部に収納されている。
【0012】
ハウジング2は車室側へ向けて開口する容器体で構成され、ハウジング2の外周形状、外周寸法はインストルメントパネル3の開口部30の奥端の内周形状、内周寸法に合わせてある。ハウジング2の車室側の開口周縁には、開口を車室側へ延出するように別体の見返し板23,24が設けてある。開口上縁の見返し板23は平板状でハウジング2の上壁21を車室側へ延長するように上壁部21と面一に設けてある。開口下縁の見返し板24は平板状で、ハウジング2の下壁部22よりも一段高い位置で下壁部22よりも車室側へ張り出すように設けてある。ハウジング2の下壁部22と見返し板24と間には、下壁部22の車室側の端縁から起立する段差221が形成してある。
【0013】
そして、見返し板23,24により延出された開口の車室側の端末は、透明の合成樹脂板からなるカバー25で塞いであり、乗員により目盛り盤11を視認可能な窓部26を形成している。
【0014】
計器1は、インストルメントパネル3の背面側から、開口部30の奥端部を塞ぐように組付けてある。この場合、計器1の上縁部では窓部26の上縁と開口部30の上側の内壁部31の奥端縁とを衝き合わせ、計器1のハウジング2の上壁部21と窓部26上縁の見返し板23および開口部30の内壁部31とをほぼ面一に連設してある。計器1の下縁部では、ハウジング2の下壁部22の車室側の端縁と開口部30の下側の内壁部32の奥端縁とを衝き合わせ、下壁部22と内壁部32とをほぼ面一に連設するとともに、内壁部32とハウジング2の下側の見切り板24との間に、窓部26の下縁に沿って幅方向に延び、見切り板24と下壁部22の段差221および開口部30の下縁の内壁部32とで囲まれて車室側へ向かって開口する断面ほぼコ字形の溝状の凹部4が形成してある。
【0015】
そして、上記凹部4内には見切り板24の下面に、凹部4を照明する照明装置5が設けてある。図1ないし図3に示すように、照明装置5は、計器1の回路基板12の下端左右両側にそれぞれ設けたLED等からなる光源51,51と、これらの光源51,51の光を凹部4内へ導く導光体52を備えている。
【0016】
導光体52は透明または半透明の合成樹脂の丸棒で、弓なりに緩やかに湾曲する形状としてある。導光体52は両側の端末面をそれぞれ左右の光源51,51に近接対向せしめ、見返し板24の下面に沿って凹部4内へ張り出すように配置してある。尚、導光体52は凹部4の奥側に設けてあり、見返し板24や下方内壁部32に遮られて乗員から見えないように配置してある。
【0017】
導光体52は、両側の端末面から入光する両光源51,51の光により丸棒全体が発光して凹部4を照明する。また導光体52には回路基板12側の内側面に、導光体52へ入光した光を乱反射させる複数の乱反射部53が所定の位置に形成してある。各乱反射部53は導光体52の内周面をV字状に切欠き、V字形の切欠き面により光を乱反射させるようにしてある。乱反射部53は、入光した光の強い導光体52の両側端部では設置間隔が広くしてあり、入光した光が弱まる導光体52の中間部では設置間隔を狭くして乱反射部53を密に設けることにより、導光体52全体をほぼ均一に発光させるようにしてある。尚、図略ではあるが、計器1の目盛り盤11や指針13は従来構造と同様に、ハウジング2内に設置された内部照明により照明される。
【0018】
本実施形態によれば、計器1の下縁とインストルメントパネル3の開口部30下縁32(下方内壁部)との間に、計器1下縁の幅方向ほぼ全幅にわたる溝状の凹部4を設け、凹部4内を照明装置5により照明するようにしたので、計器1の下縁を帯状の光で表すことができ、これがアクセントとなって見た目に計器1全体的に各メーターM1,M2,M3や各表示部90,91のまとまり感を持たせることができ、乗員による計器1の視認性を向上できる。
【0019】
また照明装置5は、光源51および導光体52を乗員から見えないように配置し、凹部4を間接的に淡い照明をするようにしたので、乗員に眩しさを感じさせることなく、計器1の下縁を光で装飾でき、斬新で計器1の見栄えを良好にできる。更に照明装置5は、導光体52を用いたので少数の光源51により凹部4内を均一な明るさで照明することができるうえ、装置自体も構造簡素で低コストである。また各光源51は計器1の回路基板12に設けたので、電線等の配索作業が不要で作業手間もかからない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明を適用した車両用計器の正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う位置で照明装置の概略を示す断面図である。
【符号の説明】
【0021】
1 計器
11 目盛り盤(計器本体)
12 回路基板
2 ハウジング
24 見返し板
26 窓部
3 インストルメントパネル
30 開口部
32 下縁(下方内壁部)
4 凹部
5 照明装置
51 光源
52 導光体
53 乱反射部
M1,M2,M3 メーター類




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013