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アブソーバブラケット - トヨタ自動車株式会社
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発明の名称 アブソーバブラケット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−1331(P2007−1331A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180394(P2005−180394)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
発明者 古澤 隆
要約 課題
アブソーバブラケットの強度を向上させると共に、ショックアブソーバ周辺のスペースを良好に確保することを目的とする。

解決手段
車両のサスペンションを構成するリヤアクスルハウジング10にショックアブソーバ15の固定端部16を固定するためのアブソーバブラケット1は、ショックアブソーバ15の一端が固定される取付板部2を備え、取付板部2には、ショックアブソーバ15との固定部の近傍に位置するように段差部20が形成されている。段差部20は、その延在方向がショックアブソーバ15の延在方向と直交する方向に近づくように傾けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のサスペンションを構成する構成部材にショックアブソーバの一端を固定するためのアブソーバブラケットにおいて、
前記ショックアブソーバの一端が固定される取付板部を備え、この取付板部には、前記ショックアブソーバとの固定部の近傍に位置するように段差部が形成されていることを特徴とするアブソーバブラケット。
【請求項2】
前記段差部は、前記取付板部を2箇所で屈曲させることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアブソーバブラケット。
【請求項3】
前記段差部は、前記取付板部を曲面状に曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアブソーバブラケット。
【請求項4】
前記段差部は、その延在方向が前記ショックアブソーバの延在方向と直交する方向に近づくように傾けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のアブソーバブラケット。
【請求項5】
車両のサスペンションを構成する構成部材にショックアブソーバの一端を固定するためのアブソーバブラケットにおいて、
前記ショックアブソーバの一端が固定される取付板部を備え、この取付板部には、前記ショックアブソーバとの固定部の近傍に位置するように曲面部が形成されており、当該曲面部は、その延在方向が前記ショックアブソーバの延在方向と直交する方向に近づくように傾けられていることを特徴とするアブソーバブラケット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のサスペンションを構成する構成部材にショックアブソーバの一端を固定するためのアブソーバブラケットに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、例えばリンク式あるいはリーフ式のリジッドサスペンションを採用する車両において、振動を吸収するためのショックアブソーバは、その一端がアブソーバブラケットを介してサスペンションを構成するアクスルハウジングに固定され、他端が車体側に固定される。この種のアブソーバブラケットとしては、車幅方向に互いに離間配置された一対の側板と、一対の側板を連結してショックアブソーバの取付部をなす連結板とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このアブソーバブラケットでは、車輪に近い側の側板に工具挿通穴が設けられており、車輪から離間する側の側板に屈曲可能な締付部を先端部に有する締付工具を一対の側板間に挿入して当該締付部を工具挿通穴に挿通可能とするための逃げ用切欠き部が設けられている。これにより、このアブソーバブラケットを採用した場合、アクスルハウジングの端部に取り付けられたケーシングエンドにブレーキユニットを固定する際の作業性が確保される。
【特許文献1】特開平11−78964号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来のアブソーバブラケットによれば、ショックアブソーバ周辺で行われる各種作業の作業性を確保することができる。しかしながら、側板部に工具挿通穴や切欠き部を形成した場合、その分だけアブソーバブラケット、特に側板部の強度が低下してしまう。また、このような強度低下を補うべく、側板部にサイズの大きな補強部材等を設けたのでは、ショックアブソーバ周辺の作業スペースを確保し得なくなるおそれがある。このため、従来から、アブソーバブラケットの強度を向上させつつ、ショックアブソーバ周辺の作業スペースを確保することが臨まれている。
【0004】
そこで、本発明は、その強度を向上させると共に、ショックアブソーバ周辺のスペースを良好に確保可能とするアブソーバブラケットの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるアブソーバブラケットは、車両のサスペンションを構成する構成部材にショックアブソーバの一端を固定するためのアブソーバブラケットにおいて、ショックアブソーバの一端が固定される取付板部を備え、この取付板部には、ショックアブソーバとの固定部の近傍に位置するように段差部が形成されていることを特徴とする。
【0006】
このアブソーバブラケットでは、ショックアブソーバが固定される取付板部に対してショックアブソーバとの固定部の近傍に位置するように段差部が形成されている。これにより、当該固定部付近における取付板部の面剛性を向上させることが可能となる。また、取付板部に段差部を設けても、それによってショックアブソーバ周辺のスペースが犠牲にされてしまうことは実質的になく、取付板部の強度向上に伴い、取付板部にサイズの大きな補強部材等を設ける必要もなくなる。従って、このアブソーバブラケットによれば、その強度を向上させつつ、ショックアブソーバ周辺のスペースを良好に確保することが可能となる。
【0007】
また、段差部は、取付板部を2箇所で屈曲させることにより形成されると好ましい。
【0008】
これにより、取付板部の面剛性を向上させるための段差部を容易に形成することが可能となる。
【0009】
更に、段差部は、取付板部を曲面状に曲げることにより形成されてもよい。
【0010】
この態様によれば、段差部周辺の応力集中を低減させることが可能となるので、取付板部の強度をより一層向上させることができる。
【0011】
そして、段差部は、その延在方向がショックアブソーバの延在方向と直交する方向に近づくように傾けられていると好ましい。
【0012】
この態様によれば、ショックアブソーバからアブソーバブラケットに加えられる力の方向における取付板部の強度を向上させることが可能となる。従って、かかるアブソーバブラケットは、ショックアブソーバが水平方向から傾斜した状態で配置される車両に好適である。
【0013】
本発明による他のアブソーバブラケットは、車両のサスペンションを構成する構成部材にショックアブソーバの一端を固定するためのアブソーバブラケットにおいて、ショックアブソーバの一端が固定される取付板部を備え、この取付板部には、ショックアブソーバとの固定部の近傍に位置するように曲面部が形成されており、当該曲面部は、その延在方向がショックアブソーバの延在方向と直交する方向に近づくように傾けられていることを特徴とする。
【0014】
このアブソーバブラケットでは、取付板部のショックアブソーバとの固定部の近傍に、その延在方向がショックアブソーバの延在方向と直交する方向に近づくように傾斜した曲面部が形成されている。これにより、ショックアブソーバとの固定部付近における取付板部の面剛性を向上させることが可能となる。また、取付板部に曲面部を設けても、それによってショックアブソーバ周辺のスペースが犠牲にされてしまうことは実質的になく、取付板部の強度向上に伴い、取付板部にサイズの大きな補強部材等を設ける必要もなくなる。従って、このアブソーバブラケットによっても、その強度を向上させつつ、ショックアブソーバ周辺のスペースを良好に確保することが可能となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、アブソーバブラケットの強度を向上させつつ、ショックアブソーバ周辺のスペースを良好に確保することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明によるアブソーバブラケットが適用された車両の要部を示す概略構成図であり、図2は、図1におけるII−II線についての断面図である。これらの図面に示される本実施形態のアブソーバブラケット1は、例えば4輪駆動車両のようにリンク式のリジッドサスペンションを採用する車両に適用されるものであり、サスペンションを構成する構成部材であるリヤアクスルハウジング10にショックアブソーバ15の一端を固定するために用いられる。図1の例において、各ショックアブソーバ15は、その上端側が鉛直方向から車両内側に向けて傾けられた状態配置される。
【0018】
図1および図2に示されるように、アブソーバブラケット1は、ショックアブソーバ15の一端(下端)が固定される取付板部2と、この取付板部2と車両の前後方向において対向する背板部3と、取付板部2の外側縁部と背板部3の外側縁部とに固定された側板部4とを有し、概ねコの字状を呈している。そして、アブソーバブラケット1は、取付板部2が前方に位置するようにリヤアクスルハウジング10の両端下部に各1体ずつ溶接等により固定され、概ね鉛直方向(図1における上下方向すなわち車両の高さ方向)に延在する。
【0019】
一方、ショックアブソーバ15の一端(下端)には、図2に示されるように、固定端部16が形成されている。固定端部16には、長手方向の中途に鍔部5aを有する取付ピン5の一端が溶接あるいはボルトおよびナットを用いて固定される。取付ピン5の他端は、鍔部5aの一方の面が取付板部2の表面(前面)と当接するまで、取付板部2および背板部3に形成された貫通孔に挿入される。また、取付板部2の表面と当接した鍔部5aの周囲には、環状の補強板(パッチ)6が配置される。補強板6は、取付板部2と取付ピン5(鍔部5a)との双方に対して溶接され、これにより、取付ピン5が取付板部2に固定される。また、取付ピン5の先端は、溶接により背板部3に対して固定される。この結果、ショックアブソーバ15は、アブソーバブラケット1に対して強固に固定されることになる。
【0020】
ここで、上述のような手法によりショックアブソーバ15の固定端部16をアブソーバブラケット1に固定した場合、ショックアブソーバ15との固定部付近、特に、補強板6の溶接箇所(端部)周辺において取付板部2の強度が低下しがちである。これに対処するためには、例えば、補強板6の厚みを増やしたり、補強板6をショックアブソーバ15に沿って外方(上方)に延長したりすることが考えられる。しかしながら、ショックアブソーバ15周辺のスペースには限りがあり、また、各種作業のためのスペースを確保する観点からも、補強板6をサイズアップするのは困難である。
【0021】
このような点に鑑みて、アブソーバブラケット1では、ショックアブソーバ15が固定される取付板部2に対してショックアブソーバ15との固定部(補強板6)の近傍、すなわち、当該固定部の上方に位置するように段差部20が形成されている。本実施形態においては、図2からわかるように、補強板6の上端付近で取付板部2を背板部3(車両後方)に向けて一回屈曲させると共に、当該屈曲部の上方で取付板部2をショックアブソーバ15(車両前方)に向けて再度屈曲させることにより、取付板部2にショックアブソーバ15とは反対側に(背板部3に向けて)凹んだ段差部20が形成されている。
【0022】
このように、取付板部2に対してショックアブソーバ15との固定部(補強板6)の近傍に段差部(凹部)20を形成することにより、当該固定部付近における取付板部2の面剛性を向上させることが可能となる。また、取付板部2に本実施形態のような段差部20を設けても、それによってショックアブソーバ15周辺のスペースが犠牲にされてしまうことは実質的になく、取付板部2の強度向上に伴い、取付板部2にサイズの大きな補強板を設ける必要もなくなる。従って、アブソーバブラケット1によれば、その強度を向上させつつ、ショックアブソーバ15周辺のスペースを良好に確保することが可能となる。
【0023】
また、本実施形態のように、取付板部2を2箇所で屈曲させれば、取付板部2の面剛性を向上させるための段差部20を容易に形成することが可能となる。更に、本実施形態では、ショックアブソーバ15が水平方向から傾斜した状態で配置されることを考慮して、段差部20は、図1に示されるように、その延在方向がショックアブソーバ15の延在方向と直交する方向に近づくように傾けられている。これにより、ショックアブソーバ15からアブソーバブラケット1に加えられる力の方向における取付板部2の強度をより一層向上させることが可能となる。
【0024】
図3は、本発明によるアブソーバブラケットの他の実施形態を示す断面図である。なお、先の実施形態に関連して説明されたものと同一の要素には同一の参照符号が付され、重複する説明は省略される。
【0025】
図3に示されるアブソーバブラケット1Aでは、段差部20Aが取付板部2Aを曲面状に曲げることにより形成されている。すなわち、図3からわかるように、本実施形態では、補強板6の上端付近から取付板部2Aが断面円弧状に湾曲されており、取付板部2Aには、ショックアブソーバ15側に曲面状の底面を有する凹部としての段差部20Aが形成されている。このように構成されるアブソーバブラケット1Aでは、段差部20A周辺の応力集中を低減させることが可能となるので、取付板部2Aの強度をより一層向上させることができる。また、アブソーバブラケット1Aにおいても、ショックアブソーバ15が水平方向から傾斜した状態で配置される場合、段差部20Aは、その延在方向がショックアブソーバ15の延在方向と直交する方向に近づくように傾けられるとよい(図1参照)。これにより、ショックアブソーバ15からアブソーバブラケット1Aに加えられる力の方向における取付板部2の強度をより一層向上させることが可能となる。
【0026】
図4は、本発明によるアブソーバブラケットの更に他の実施形態を示す断面図である。なお、上述の各実施形態に関連して説明されたものと同一の要素には同一の参照符号が付され、重複する説明は省略される。
【0027】
図4に示されるアブソーバブラケット1Bでは、取付板部2Bが所定箇所で緩やかに曲げられており、取付板部2Bには、ショックアブソーバ15との固定部の近傍に位置するように比較的曲率の小さな曲面部20Bが形成されている。また、当該曲面部20Bは、その延在方向がショックアブソーバ15の延在方向と直交する方向に近づくように傾けられている(図1参照)。このように、取付板部2Bのショックアブソーバ15との固定部の近傍に、その延在方向がショックアブソーバ15の延在方向と直交する方向に近づくように傾斜した曲面部20Bを形成しても、ショックアブソーバ15との固定部付近における取付板部2Bの面剛性を向上させることが可能となる。すなわち、取付板部2Bに、段差部(凹部)を設ける代わりに、比較的緩やかな曲面部20Bを設けても、曲面部20Bをショックアブソーバ15の延在方向と直交する方向に近づくように傾ければ、ショックアブソーバ15との固定部付近における取付板部2Bの面剛性を向上させることができる。
【0028】
また、取付板部2Bに曲面部20Bを設けても、それによってショックアブソーバ15周辺のスペースが犠牲にされてしまうことは実質的になく、取付板部2Bの強度向上に伴い、取付板部2Bにサイズの大きな補強板を設ける必要もなくなる。従って、このアブソーバブラケット1Bによっても、その強度を向上させつつ、ショックアブソーバ15周辺のスペースを良好に確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明によるアブソーバブラケットが適用された車両の要部を示す概略構成図である。
【図2】図1におけるII−II線についての断面図である。
【図3】本発明によるアブソーバブラケットの他の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明によるアブソーバブラケットの更に他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0030】
1,1A,1B アブソーバブラケット、2,2A,2B 取付板部、3 背板部、4 側板部、5 取付ピン、5a 鍔部、6 補強板、10 リヤアクスルハウジング、15 ショックアブソーバ、16 固定端部、20,20A 段差部、20B 曲面部。




 

 


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