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発明の名称 エアタイト式筆記具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−203682(P2007−203682A)
公開日 平成19年8月16日(2007.8.16)
出願番号 特願2006−27847(P2006−27847)
出願日 平成18年2月6日(2006.2.6)
代理人 【識別番号】100081547
【弁理士】
【氏名又は名称】亀川 義示
発明者 金成 裕之
要約 課題
エアタイトスリーブを筆記体の筆記先端に設けてエアタイトするエアタイト式筆記具において、エアタイトスリーブの蓋体を自動的に開放できるようにする。

解決手段
筆記体(2)の筆記先端(6)を、前後方向に移動可能なエアタイトスリーブ(7)で取り囲み、その開口部(8)に蓋体(11)を設ける。この蓋体(11)の背面に設けた押圧リブ(22)は、エアタイトスリーブ(7)が後退するとき、本体(1)の摺動面(23)に接して、蓋体(11)を開口部(8)に圧着する。エアタイトスリーブ(7)が前進するときの押圧リブ(22)の進路上には、ストッパ(28)があり、押圧リブ(22)がストッパ(28)に当ると、上記蓋体(11)は開放する方向に回動し、開口部が開く。
特許請求の範囲
【請求項1】
本体内に筆記体を収納し、該筆記体の筆記先端をエアタイトスリーブで取り囲み、該エアタイトスリーブを前後に移動可能に設け、該エアタイトスリーブの前部に開口部を形成すると共に該開口部を開閉可能に閉塞するよう背面に押圧リブを有する蓋体を蝶着し、上記エアタイトスリーブが後退するとき上記押圧リブを本体の内面に当てて蓋体を上記開口部に圧着し、上記エアタイトスリーブが前進するとき上記押圧リブが本体に形成した窓孔に嵌入して蓋体の開放を許容するようにしたエアタイト式筆記具において、上記エアタイトスリーブが前進するときの上記押圧リブの進路上に該押圧リブが当接して上記蓋体を開放方向に回動するようストッパを設けたことを特徴とするエアタイト式筆記具。
【請求項2】
上記押圧リブは、略三角形形状に形成され、側面には上記ストッパが当接する側面段部が設けられている請求項1に記載のエアタイト式筆記具。
【請求項3】
上記押圧リブは、側面段部を介して前方山形部と後方山形部に形成され、上記ストッパは該前方山形部が挿入される受溝を形成するよう上記窓孔の孔縁に対向して設けられている請求項2に記載のエアタイト式筆記具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸発しやすい筆記成分を含む筆記体を有するエアタイト式筆記具に関し、特に筆記先端を保護できるようにしたエアタイト式筆記具に係るものである。
【背景技術】
【0002】
マーカー、水性インキペン、水性ボールペン、修正ペン、蛍光ペンその他の蒸発しやすい筆記成分を含む筆記体は、不使用時に筆記先端の乾燥を防止するためエアタイト(気密)構造に形成されている。そのようなエアタイト構造としては、種々の構成が提案されており、筆記先端を前後動可能なエアタイトスリーブで取り囲んでシールする筆記具が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の筆記具は、エアタイトスリーブが後退するとき押圧リブの作用で蓋体をエアタイトスリーブの開口部に圧着してシールし、エアタイトスリーブが前進するとき押圧リブが窓孔に対向して上記蓋体が自由状態となり、プラスチック製ヒンジの弾性で少し開放され、この状態の蓋体を筆記体の筆記先端で押し退けて筆記体を筆記位置に移動する構成であるため、筆記先端が蓋板に当って損傷されやすい。そのような欠点を解消するため、ばねを設けたり、筆記体や蓋体に突起を設けて蓋体を開放する構成も知られているが(例えば、特許文献2参照)、構成が複雑で経済的に得ることができず、故障も生じやすい。
【特許文献1】特開2004−58311号公報(請求項1、図1〜図7)
【特許文献2】特開平8−324176号公報(請求項2、段落番号0023〜0026、図6〜図8、図14〜図20)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の解決課題は、エアタイトスリーブの前部に開口部を開閉する蓋体を設けたエアタイト式筆記具において、該蓋体を筆記先端で押し開くことなくエアタイトスリーブが前進するとき自動的にかつ確実に蓋体を開放できるようにした構成が簡単なエアタイト式筆記具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明によれば、本体内に筆記体を収納し、該筆記体の筆記先端をエアタイトスリーブで取り囲み、該エアタイトスリーブを前後に移動可能に設け、該エアタイトスリーブの前部に開口部を形成すると共に該開口部を開閉可能に閉塞するよう背面に押圧リブを有する蓋体を蝶着し、上記エアタイトスリーブが後退するとき上記押圧リブを本体の内面に当てて蓋体を上記開口部に圧着し、上記エアタイトスリーブが前進するとき上記押圧リブが本体に形成した窓孔に嵌入して蓋体の開放を許容するようにしたエアタイト式筆記具において、上記エアタイトスリーブが前進するときの上記押圧リブの進路上に該押圧リブが当接して上記蓋体を開放方向に回動するようストッパを設けたことを特徴とするエアタイト式筆記具が提供され、上記課題が解決される。
【発明の効果】
【0005】
本発明は上記のように構成され、背面に押圧リブを有する蓋体をエアタイトスリーブの開口部に蝶着し、エアタイトスリーブが後退するとき上記押圧リブを本体の内面に当てて上記蓋体を開口部に圧着するようにしたエアタイト式筆記具において、上記エアタイトスリーブが前進するときの押圧リブの進路上に該押圧リブが当って上記蓋体を開放方向に回動するようストッパを設けたので、本体内の筆記体を前進させて上記エアタイトスリーブを前進させると、押圧リブがストッパに当接して蓋体を自動的にかつ確実に開放することができ、筆記体の筆記先端が蓋体に接触するおそれが少なく、損傷を防止することができる。また、該蓋体の開閉にばね等を用いていないから、構成が簡単で組み立ても容易であり、故障も少なく、経済的に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図面は本発明の一実施例を示し、本体(1)は筆記体(2)を収納した軸筒(3)と、該軸筒(3)に固着され通孔(4)を有する先具(5)を具備する。図示を省略した軸筒の後部等には、上記筆記体の繰出機構(図示略)が設けられ、該筆記体(2)の筆記先端(6)が上記先具(5)の通孔(4)から突出する筆記位置と本体内に後退した収納位置に筆記体を軸方向に前後に移動させるよう構成されている。なお、これらの繰出機構は種々の公知の機構を採用することができるので詳述しないが、図に示す実施例では回転カムを用いたノック式の繰出機構を用い、筆記体(2)はばね(図示略)で後退方向に付勢されている。
【0007】
上記筆記体(2)の筆記先端(6)の周囲は、前後に移動可能なエアタイトスリーブ(7)で取り囲まれている。該エアタイトスリーブ(7)は、全体をプラスチック材料で一体的に構成することもできるが、図に示す実施例では軟質プラスチック、エラストマー等の軟質材料で開口部(8)を有するスリーブ部材(9)を形成し、該スリーブ部材を硬質プラスチック等の硬質材料で形成したホルダー(10)内に挿入して固定してあり、該ホルダー(10)に蓋体(11)をヒンジ(12)により一体的に蝶着して上記開口部(8)を開閉可能に閉塞するようにしてある。なお、これらの構成は、本出願人の出願に係る特願2004−3889(特開2005−193585)に記載されている構成とほぼ同様である。
【0008】
上記スリーブ部材(9)は、内面後方に小径の嵌合部(13)を有し、該嵌合部(13)に上記筆記体(2)の首部(14)が離脱可能に嵌合して該嵌合部で後方向のシールをできるようにしてある。この嵌合部(13)と首部(14)の嵌合は、筆記体が収納位置から前進するとき、ホルダー(10)の先端(15)が先具(5)内に形成したリブ状の内段部(16)に当るまで上記エアタイトスリーブ(7)を筆記体(2)と一緒に移動でき、該内段部(16)に先端(15)が当ったときエアタイトスリーブ(7)の前進動が停止して上記嵌合が外れ、筆記体(2)だけが筆記位置に移動できるような嵌合である。
【0009】
上記筆記体(2)が筆記位置から収納位置に後退するときは、後退の途中で上記嵌合部(13)と首部(14)が嵌合し、上記エアタイトスリーブ(7)は筆記体(2)と共に後退する。なお、エアタイトスリーブ(7)は、図2に示すように外面に案内溝(17)を有し、本体内に設けた突起(図示略)を該案内溝(17)に係合させて回り止めされている。また、該エアタイトスリーブ(7)の外面には段部(18)が形成されており、上記先具(5)を軸筒(3)に固定した際該軸筒の内面に押圧されて内方に突出する爪(19)(図3参照)の先端が該段部(18)に当る位置で上記エアタイトスリーブ(7)の後退動は停止する。このとき、上記筆記体(2)の首部(14)とエアタイトスリーブ(7)の嵌合部(13)が確実に嵌合するよう該筆記体(2)は首部(14)の後方の肩部(20)にエアタイトスリーブ(7)の後端に設けた内方爪部(21)が当る位置までさらに少し後退できるように設けてある。
【0010】
上記蓋体(11)の表面には、押圧リブ(22)が設けられている。該押圧リブ(22)は、上記エアタイトスリーブ(7)が後退するとき、上記本体(1)の内面の摺動面(23)に接して上記蓋体(11)を開口部(8)の開口縁に圧着できるような適宜の形状、大きさに作られている。図に示す実施例では、略三角形形状に形成され、側面段部(24)を介して後方山形部(25)と該後方山形部(25)より薄い前方山形部(26)に区画され、上記側面段部(24)は上記蓋体(11)に対してほぼ垂直方向に延びている。
【0011】
上記先具(5)には、上記エアタイトスリーブ(7)が前進するとき、上記押圧リブ(22)が嵌入するよう押圧リブの進路上に窓孔(27)が形成されている。また、該進路上には、上記押圧リブ(22)が当って上記蓋体(11)を開放方向へ回動させることができるようストッパ(28)が設けられている。該ストッパ(28)は、その先端部(29)が上記蓋体(11)のヒンジ(12)部分よりも半径方向の外側で押圧リブ(22)に接し、該接触点に作用する力で上記蓋体(11)を開放方向に回動する力が生じるような位置に設けてある。図に示す実施例では、上記押圧リブ(22)の側面段部(24)に当接するようストッパ(28)を上記窓孔(27)の孔縁に沿って対向状態に形成し、ストッパ(28)間に押圧リブ(22)の前方山形部(26)が挿入される受溝(30)を設けてある。
【0012】
上記構成により、図1に示す状態からノック操作等により上記筆記体(2)を前進させると、エアタイトスリーブ(7)も一緒に移動し、移動の途中で押圧リブ(22)が摺動面(23)から外れると、上記蓋体(11)は圧着状態が解放され、プラスチック製のヒンジ(12)の弾性で少し開放方向に回動し、押圧リブ(22)の側面段部(24)が上記ストッパ(28)の先端部(29)に当る(図4)。上記エアタイトスリーブ(7)はさらに前進するが、上記押圧リブ(22)は前進動が阻止されているから、上記ストッパ(28)の先端部(29)と側面段部(24)の当接部位に滑りを生じ、上記蓋体(11)は開放する方向に回動し始める(図5)。そして、上記前方山形部(26)が受溝(30)内に入り、押圧リブ(22)は窓孔(27)内に嵌入し、エアタイトスリーブ(7)の開口部(8)は充分に開放される(図6)。該エアタイトスリーブ(7)はその位置に停止するので、その後は上記筆記体(2)のみが前進し、筆記先端(6)は上記蓋体(11)に接することなく、先具(5)の通孔(4)から突出し、筆記位置で停止し、使用することができる。
【0013】
使用後、ノック操作等により上記筆記体(2)が後退すると、上述したように途中で嵌合部(13)と首部(14)が嵌合してエアタイトスリーブ(7)も後退し、押圧リブ(22)が本体の摺動面(23)に当って蓋体(11)を回動し、該蓋体(11)を開口部(8)の開口縁に圧着してシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】エアタイトスリーブのホルダーを示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は蓋体部分の底面図。
【図3】先具を示し、(A)は縦断面図、(B)は横断面図、(C)は一部の拡大図。
【図4】図1に示す状態から筆記体が前進した状態を示す断面図。
【図5】蓋体が回動し始めた状態を示す断面図。
【図6】蓋体が開放した状態の断面図。
【符号の説明】
【0015】
1 本体
2 筆記体
5 先具
6 筆記先端
7 エアタイトスリーブ
11 蓋体
12 ヒンジ
22 押圧リブ
24 側面段部
27 窓孔
28 ストッパ




 

 


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