米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 机上付属具 -> パイロットインキ株式会社

発明の名称 スタンド式筆記具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−229974(P2007−229974A)
公開日 平成19年9月13日(2007.9.13)
出願番号 特願2006−51549(P2006−51549)
出願日 平成18年2月28日(2006.2.28)
代理人
発明者 早川 尚利
要約 課題

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
キャップ頂部を底面として立設可能なスタンド式筆記具であって、筆記具本体にキャップが装着された状態で、キャップ頂部から全長の50%までに筆記具全体の重心が位置することを特徴とするスタンド式筆記具。
【請求項2】
キャップ頂部を底面として立設可能なスタンド式筆記具であって、筆記具本体が、ペン先先端から全長の50%までに筆記具本体の重心が位置することを特徴とするスタンド式筆記具。
【請求項3】
筆記具本体にキャップを装着した状態でキャップ頂部を底面として立設可能なスタンド式筆記具であって、キャップ頂部の最大外径をDとし、キャップ頂部から筆記具全体の重心までの距離をLとするとき、L/D≦1.5の関係を満たすことを特徴とするスタンド式筆記具。
【請求項4】
キャップ装着時の全長が120mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスタンド式筆記具。
【請求項5】
キャップの全長が30mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスタンド式筆記具。
【請求項6】
前記筆記具本体が、ペン先を外方に突出する先端孔を備えた金属製前軸を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のスタンド式筆記具。
【請求項7】
前記金属製前軸が筆記具重量全体の30%以上を占めることを特徴とする請求項6記載のスタンド式筆記具。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタンド式筆記具に関する。更には、立設状態で転倒し難く構成されたスタンド式筆記具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、底面を平滑面とし、開口部が上方になるように形成されたスタンド式キャップが開示されている(例えば特許文献1参照)。
前記キャップは、様々な筆記具に取り付けられるものであり、筆記具を立てた際の安定性を維持するために、底面部分の肉厚を厚くしたり、錘(重量物)を配設することで、キャップ底面に重心を設けている。そのため、筆記具全体の重量が増加してしまうので持ち運びには不向きなものとなる。
【特許文献1】実開平2−12883号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、前記問題を解決するものであって、キャップに不必要な重量物を設けて筆記具全体の重量を増加させることなく、キャップ頂部を底面として立設した際に転倒し難く構成できると共に、携帯性に優れたスタンド式筆記具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、キャップ頂部を底面として立設可能なスタンド式筆記具であって、筆記具本体にキャップが装着された状態で、キャップ頂部から全長の50%までに筆記具全体の重心が位置することを要件とする。
更に、キャップ頂部を底面として立設可能なスタンド式筆記具であって、筆記具本体が、ペン先先端から全長の50%までに筆記具本体の重心が位置することを要件とする。
更に、筆記具本体にキャップを装着した状態でキャップ頂部を底面として立設可能なスタンド式筆記具であって、キャップ頂部の最大外径をDとし、キャップ頂部から筆記具全体の重心までの距離をLとするとき、L/D≦1.5の関係を満たすことを要件とする。
更には、キャップ装着時の全長が120mm以下であること、キャップの全長が30mm以下であること、前記筆記具本体が、ペン先を外方に突出する先端孔を備えた金属製前軸を有すること、前記金属製前軸が筆記具重量全体の30%以上を占めることを要件とする。
尚、本発明において「前」とは、ペン先側を示し、「後」とは、軸筒側を示す。
【発明の効果】
【0005】
本発明の請求項1により、筆記具が立設状態で安定して保持できる。
【0006】
本発明の請求項2により、キャップの重量に左右されることなく、筆記具が立設状態で安定して保持できると共に、筆記時の重量バランスに優れたものとなる。
【0007】
本発明の請求項3により、立設時に筆記具全体が傾斜状態になっても、倒れることなくキャップ頂部が底面となるような状態に戻り易くなるので、転倒し難いものとなる。
【0008】
本発明の請求項4により、相対的に重心が下がるので、立設状態での安定感がより高いものとなる。
【0009】
本発明の請求項5により、キャップ自体の安定感が増し、立設状態でより倒れ難いものとなる。
【0010】
本発明の請求項6により、筆記具全体の重心を下げることが容易にできると共に、装飾性の高いものとなる。
【0011】
本発明の請求項7により、立設状態での高い安定性が得られると共に、筆記時にペン先が紙面に当接し易くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明のスタンド式筆記具は、インキを収容する軸筒とペン先とから少なくとも構成される筆記具本体と、該筆記具本体に嵌着可能な開口部と立設時に底面になる頂部とを少なくとも備えたキャップから構成される。
【0013】
前記スタンド式筆記具は、キャップを嵌着した状態での重心が、キャップの頂部(立設時底面)から全長の50%、好ましくは40%までに位置するように構成されている。これにより立設状態で安定して保持できる。
特に、キャップ装着時の全長を120mm以下、好ましくは100mm以下とすることが好ましい。全長を小さく設定することで、相対的に重心を下げることができるので、立設状態での安定感がより高いものとなる。
【0014】
また、前記スタンド式筆記具は、キャップ頂部の最大外径をDとし、キャップ頂部から筆記具重心(キャップ嵌着時の重心)までの距離をLとするとき、L/D≦1.5を満たすように設定される。前記二箇所の距離を前記関係式を満たすように形成することで、立設時に筆記具全体が傾斜状態になっても、キャップ頂部が底面となるような状態に戻り易くなるので、転倒し難いものとなる。
【0015】
前記筆記具本体は、インキを収容する軸筒とペン先とから少なくとも構成されるものであり、構造や形状を特に限定することなく汎用のボールペンやマーキングペンの形態で使用できる。
例えば、マーキングペンとしては、繊維ペン体、フェルトペン体、プラスチックペン体、万年筆型金属ペン体等を筆記先端部に装着し、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内部に直接インキを収容して、弁機構により前記筆記先端部に所定量のインキを供給する構造のマーキングペン(サインペン、フェルトペン、筆ペン等)が挙げられる。
また、ボールペンとしては、例えば、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させる構造、軸筒内にインキ組成物を充填したインキ収容管を有し、該インキ収容管はボールを先端部に装着したチップに連通しており、更にインキの端面には逆流防止用に液栓や固体栓等のインキ追従体が密接している構造のボールペンを例示できる。
【0016】
前記筆記具本体の重心は、ペン先先端から全長の50%、好ましくは40%までに位置することが好ましい。これにより、キャップの重量に左右されることなく、筆記具が立設状態で安定して保持できる。また、筆記具前方(ペン先側)に重心が位置するので、筆記時の重量バランスに優れたものとなる。
【0017】
前記筆記具にはペン先を外方に突出する先端孔を備えた金属製前軸(口金)を設けることが好ましく、特に、金属製前軸が筆記具重量全体の30%以上、好ましくは40%以上を占めるように設定することがより好ましい。前記金属製前軸は、鉄、真鍮、ステンレス鋼等により構成される。
前記前軸により、筆記具本体及び筆記具全体の重心を下げることが容易にできると共に、装飾性の高いものとなる。また、筆記時にペン先が紙面に当接し易くなるので、軽い筆圧での筆記が可能となる。
【0018】
前記キャップは筆記具本体のペン先を密閉保護するものであり、筆記具本体に嵌着可能な開口部と立設時に底面になる頂部とを備える。特に、キャップの全長を30mm以下とすることで、キャップ自体の安定感が増すため、筆記具立設状態においてより倒れ難いものとなる。
前記キャップ頂部のうち立設時に接触する部分(即ち、筆記具全体を支持する部分)は、立設時に机等の平面に対して安定して接触できるものであれば平面に限定されることなく、複数の突起を設けたもの等、種々の形状を用いることができる。また、前記頂部の外縁形状(即ち、頂部上方から視認した際の外縁形状)も立設可能であれば特に限定されることはないが、より高い安定性を得るために正多角形や略円形とすることが好ましい。
【実施例】
【0019】
本発明の実施例を以下の図面に従って説明する。
図1は本発明のスタンド式筆記具の立設時外観図であり、図2は筆記具本体の外観図である。
【0020】
スタンド式筆記具1は、胴部(後軸)21と口金(前軸)22とからなる軸筒内にボールペンレフィルを収容する筆記具本体2と、該筆記具本体2のペン先23側に嵌着される立設可能なキャップ3とからなる。
【0021】
前記筆記具本体2を構成する胴部21は、PP樹脂、PC樹脂、PS樹脂、PET樹脂等の合成樹脂からなる中空状成形物(具体的にはポリカーボネート樹脂成形物)であり、全長(螺子部を含む)を75mmに設定されている。また、前記胴部21前方に螺着される金属製の口金22(具体的には真鍮製)は、全長17mm、重量4.5gに設定されている。
前記胴部21と口金22とからなる軸筒内には、ボールペンチップを備えたインキ収容管内にインキ組成物及びインキ追従体を内蔵したボールペンレフィルが配設されており、筆記具本体2の全長(ペン先23先端から胴部21後端の距離)が90mmに設定されている。
前記筆記具本体2は、ペン先23先端から筆記具本体2の重心Bまでの距離Mが30mmとなり、前方(ペン先側から全長の30%の距離)に重心を有する構造であるため、筆記時の重量バランスに優れると共に、低い筆圧で筆記できる構成となっている。
【0022】
前記キャップ3は、一端を立設可能な円形頂部31とし、他端をペン先シール部材が収容される開口部とする、高さ20mmの樹脂成形物である。
前記頂部31は、底面の外径D(即ち、立設時に支持面と接触する頂部31の最大外径)が25mmの環状接触面となるようなラッパ状に形成される。
前記の形態とすることで、重量を付加することなく安定感の高いものとなる。
【0023】
前記キャップ3と筆記具本体2からなるスタンド式筆記具1は、キャップ装着時の全長が97mmであり、キャップ頂部31から重心Aまでの距離Lが33mmである。また、前記筆記具1の全重量は10gである。
前記スタンド式筆記具1は、キャップ頂部31の外径D(25mm)と、キャップ頂部31から筆記具重心Aまでの距離L(33mm)とが、L/D=1.32となり、1.5より小さくなるように設定されている。そのため、立設時に筆記具1全体が傾斜状態になっても、キャップ頂部31が底面となるように戻り易いので、転倒し難いものとなる。
また、口金22の重量が筆記具1全体の重量の45%を占めており、筆記具本体2の重心が前方に位置することから、キャップ3に転倒防止用の荷重を付与することなく、安定性の高いスタンド式筆記具を構成できる。そのため、携帯性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明のスタンド式筆記具の一実施例を示す外観図である。
【図2】筆記具本体の外観図である。
【符号の説明】
【0025】
1 スタンド式筆記具
2 筆記具本体
21 胴部(後軸)
22 口金(前軸)
23 ペン先
3 キャップ
31 頂部
A スタンド式筆記具の重心
B 筆記具本体の重心
D キャップ頂部の最大距離
L キャップ頂部から重心Aまでの距離
M ペン先から重心Bまでの距離





 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013