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発明の名称 筆記具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−106055(P2007−106055A)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
出願番号 特願2005−301082(P2005−301082)
出願日 平成17年10月15日(2005.10.15)
代理人
発明者 田中 秀之
要約 課題
金属製クリップ本体と金属製天冠部との一体感により優れた外観性を得るとともに、金属製クリップ本体と金属製天冠部を備えたにもかかわらず組立が容易となり、製造コストを安価に抑えることが可能な筆記具を提供する。

解決手段
クリップ3が、クリップ本体4と、玉部5と、取付基部6と、天冠部7とを備え、クリップ本体4、玉部5、取付基部6、及び天冠部7が金属材料から一体に形成される。玉部5がクリップ本体4の先端部裏面に設けられる。取付基部6がクリップ本体4の後端部裏面に設けられ且つ筒体2に取り付けられる。天冠部7が取付基部6から後方に連設され且つ筒体2の天面21を覆う。
特許請求の範囲
【請求項1】
筒体の外面にクリップが取り付けられた筆記具であって、前記クリップが、クリップ本体と、前記クリップ本体の先端部裏面に設けられる玉部と、前記クリップ本体の後端部裏面に設けられ且つ筒体に取り付けられる取付基部と、前記取付基部から後方に連設され且つ筒体の天面を覆う天冠部とを備え、前記クリップ本体、前記玉部、前記取付基部、及び前記天冠部が金属材料から一体に形成されてなることを特徴とする筆記具。
【請求項2】
筒体の外面にクリップが取り付けられた状態において、クリップの天冠部が筒体の天面に圧接される請求項1記載の筆記具。
【請求項3】
天冠部が板状であり、且つ、天冠部の裏面が周縁部より中央部が凹状に窪んだ形状を有する請求項2記載の筆記具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関する。詳細には、キャップや軸筒等の筒体にクリップが取り付けられた筆記具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の筆記具に関して、特許文献1には、リング状固定部を備えた金属製のクリップと、前記リング状固定部に挿入される天冠とを筒体(軸筒もしくはキャップ)に固定するクリップ取付構造が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開11−42888号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来のクリップ取付構造は、クリップと天冠とが別部品からなるため、組立が煩雑となり、製造コストを安価に抑えることが困難である。また、前記従来のクリップ取付構造では、クリップと天冠の両者を金属材料から形成した場合、取付部の寸法ばらつきを吸収できず、安定したクリップの固定を得ることができない。そのため、実際には天冠が合成樹脂から形成されている。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、金属製クリップ本体と金属製天冠部との一体感により優れた外観性を得るとともに、金属製クリップ本体と金属製天冠部を備えたにもかかわらず組立が容易となり、製造コストを安価に抑えることが可能な筆記具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(構成1)
本発明は、筒体2の外面にクリップ3が取り付けられた筆記具であって、前記クリップ3が、クリップ本体4と、前記クリップ本体4の先端部裏面に設けられる玉部5と、前記クリップ本体4の後端部裏面に設けられ且つ筒体2に取り付けられる取付基部6と、前記取付基部6から後方に連設され且つ筒体2の天面21を覆う天冠部7とを備え、前記クリップ本体4、前記玉部5、前記取付基部6、及び前記天冠部7が金属材料から一体に形成されてなること(構成1)を要件とする。
【0007】
前記構成1によれば、金属製クリップ本体4と金属製天冠部7との一体感により優れた外観性を得る。また、前記構成1によれば、クリップ本体4、玉部5、取付基部6、及び天冠部7が金属材料から一体に形成されてなることにより、金属製クリップ本体4と金属製天冠部7を備えたにもかかわらず組立が容易となり、製造コストを安価に抑えることができる。さらに、前記構成1によれば、天冠部7を取付基部6から後方に連設したことにより、クリップ本体4の開閉作動に連動して天冠部7が動くことがない。尚、前記クリップ本体4、前記玉部5、前記取付基部6、及び前記天冠部7は、金属材料の折り曲げ加工により一体に形成されることが好ましい。尚、筒体2の天面21とは、筒体2がキャップの場合、閉塞側の端面を指し、筒体2が軸筒の場合、ペン先と反対側の端面を指す。
【0008】
(構成2)
また、前記構成1において、筒体2の外面にクリップ3が取り付けられた状態において、クリップ3の天冠部7が筒体2の天面21に圧接されること(構成2)が好ましい。
【0009】
構成1において、天冠部7が単に筒体2の天面21を覆う構成では、クリップ3の形状ばらつきにより、天冠部7と筒体2の天面21との間に大きな隙間が生じ、見栄えを損ねるおそれがある。しかし、前記構成2によれば、天冠部7と天面21とを圧接させることにより、クリップ3の形状ばらつきを吸収し、天冠部7と筒体2の天面21との間に大きな隙間が生じるおそれがない。尚、前記構成2において、天冠部7と取付基部6裏面とのなす角度は、筒体2に取り付ける前の方が、筒体2に取り付けた後よりも予め小さく設定されることが好ましい。それにより、クリップ3を筒体2に取り付けた際、金属材料のバネ性を利用して、筒体2の天面21に天冠部7を容易に圧接させることができる。
【0010】
(構成3)
さらに、前記構成2において、天冠部7が板状であり、且つ、天冠部7の裏面が周縁部より中央部が凹状に窪んだ形状を有すること(構成3)が好ましい。
【0011】
前記構成3により、天冠部7の周縁部と筒体2の天面21とが確実に圧接され、天冠部7の周縁部と筒体2の天面21との間に隙間が生じることを回避し、一層、見栄えを損ねるおそれがない。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の筆記具によれば、金属製クリップ本体と金属製天冠部との一体感により優れた外観性を得るとともに、金属製クリップ本体と金属製天冠部を備えたにもかかわらず組立が容易となり、製造コストを安価に抑えることができる。また、クリップ本体の開閉作動に連動して天冠部が動くことがない。
【0013】
請求項2の筆記具によれば、クリップの形状ばらつきを吸収し、天冠部と筒体の天面との間に大きな隙間が生じるおそれがない。
【0014】
請求項3の筆記具によれば、天冠部の周縁部と筒体の天面との間に隙間が生じることを回避し、一層、見栄えを損ねるおそれがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1乃至図5に本発明の実施の形態を示す。
本発明の筆記具1は、有底筒状のキャップよりなる筒体2と、該筒体2の後端部外面に取り付けられるクリップ3とからなる。前記クリップ3は、クリップ本体4と、前記クリップ本体4の先端部の裏面に一体に形成される玉部5と、前記クリップ本体4の後端部の裏面に一体に形成され且つ筒体2に取り付けられる取付基部6と、前記取付基部6から後方に一体に連設され且つ筒体2の天面21を覆う天冠部7とからなる。
【0016】
筒体2の後端部外面には、取付凸部22が一体に形成される。前記筒体2の天面21は、傾斜カット面状に形成される。前記天面21の取付凸部22側の端部が側面視で鈍角となり、前記天面21の取付凸部22側と反対側の端部が側面視で鋭角となる。また、前記天面21の周縁部には周壁23が一体に突設される。前記周壁23の取付凸部22側には、切り欠き部24が形成される。前記筒体2は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネイト等)の成形体から得られる。
【0017】
前記クリップ3は、金属製(例えばステンレス鋼製)板材を打ち抜き加工した後、折り曲げ加工により、クリップ本体4、天冠部7、取付基部6、及び玉部5の各々が一体に形成される。
【0018】
前記天冠部7は、円板状の天板部71と、該天板部71と取付基部6の後端との間を連結する板状の連結部72とからなる。前記天冠部7が、筒体2の傾斜カット面状の天面21に圧接され該天面21を覆う。前記天冠部7には孔73が貫設され、前記孔73を通して、インキ色に着色された筒体2の天面21の色を視認することができる。さらに、前記孔73のデザイン形状により、外観性が向上する。
【0019】
前記周壁23により前記天冠部7の天板部71の周縁部が包囲される。それにより、天冠部7が、天面21からはみ出すことなく、確実に天面21の中央に配置され、天面21との天冠部7の径方向のずれが防止される。また、前記切り欠き部24に、天冠部7の連結部72が収容され、一層、天冠部7と天面21との圧接が確実となる。
【0020】
前記天冠部7の裏面は、周縁部より中央部が凹状に窪んだ形状を有する。それにより、天冠部7の周縁部と筒体2の天面21とが確実に圧接され、天冠部7の周縁部と筒体2の天面21との間に隙間が生じることが回避され、一層、見栄えを損ねるおそれがない。
【0021】
前記取付基部6は、クリップ本体4の先端の左右に形成された二つの側片を折り曲げ加工することにより箱型形状に形成される。前記取付基部6の裏面には、山形の食いつき係止部61が形成される。前記食いつき係止部61が取付凸部22の側面に食いつき係止される。
【0022】
前記玉部5は、クリップ本体4の先端部の左右に形成された二つの側片を、クリップ本体4の裏面方向に折り曲げ形成することにより、クリップ本体4の先端部裏面に突設される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の筆記具の実施の形態の筒体にクリップが取り付けられた状態を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】図1のクリップの筒体に取り付ける前の状態を示す側面図である。
【図5】図4のクリップの背面図である。
【符号の説明】
【0024】
1 筆記具
2 筒体
21 天面
22 取付凸部
23 周壁
24 切り欠き部
3 クリップ
4 クリップ本体
5 玉部
6 取付基部
61 食いつき係止部
7 天冠部
71 天板部
72 連結部
73 孔




 

 


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