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発明の名称 装飾体および筆記具の軸体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−118405(P2007−118405A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−314184(P2005−314184)
出願日 平成17年10月28日(2005.10.28)
代理人
発明者 小玉 英俊
要約 課題
筒状の布は、厚さが1ミリ以下であり、軸に接着固定すると、手触りは確かに布であるが、布独特の風合いと柔らかさがなくなってしまうという問題があった。これは通常布は基材に固定されていなく、自由に変形することにより柔らかく感じるが、表裏の一方を固定されると変形が起こらず、ほぼ基材の硬さになってしまうこと、また、通常布は表裏で通気性を有するが、基材に固定されると、表裏の通気性がなくなってしまうことなどが原因と考えられる。以上のことから布独特の風合いが得られなかった。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状基材の外側に筒状の布をかぶせ接着固定した筒状物において基材と筒状の布の間に弾性を有する物質を介在させたことを特徴とする装飾体および筆記具の軸体。
【請求項2】
前記弾性を有する物質は、硬さがショアーDでD20以上D80以下、厚さが0.5ミリ以上3.0ミリ以下であることを特徴とする請求項1記載の装飾体および筆記具の軸体。
【請求項3】
弾性を有する物質は、コルク、スポンジ、ゴムよりなることを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の装飾体および筆記具の軸体。
【請求項4】
筒状の布がトーション編みおよび丸編みにより作製されたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の装飾体および筆記具の軸体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装飾および高付加価値化を目的として布を表面に巻いた筆記具の軸体および装飾品等の装飾体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
筆記具および化粧具等の容器や軸体に布を巻く場合、接着剤を介して布を直接貼り付けていた。また、シート状の布を軸に巻く場合、布の張り始めと貼り終わりのつなぎ目が生じ、見た目が見苦しくなっていた。
【0003】
そこで、筒状の布をトーション編みで作製し、金属パイプにかぶせて接着剤を介し固定していた。
【0004】
しかしながら筒状の布は、厚さが1ミリ以下であり、軸に接着固定すると、手触りは確かに布であるが、布独特の風合いと柔らかさがなくなってしまうという問題があった。これは通常布は基材に固定されていなく、自由に変形することにより柔らかく感じるが、表裏の一方を固定されると変形が起こらず、ほぼ基材の硬さになってしまうこと、また、通常布は表裏で通気性を有するが、基材に固定されると、表裏の通気性がなくなってしまうことなどが原因と考えられる。以上のことから布独特の風合いが得られなかった。
【0005】
【特許文献1】特許2995731号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
基材表面に布を巻いた筒状物において、布独特の風合いと柔らかさを兼ね備えかつ長期の使用においても布がずれたり、はがれたりすることのない装飾体および筆記具の軸体を提供することを目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この改善策として、筒状基材に弾性を有する物質層を形成し、その後布をかぶせ固定することにより布の風合いおよび柔らかさが得られることを見いだし、本発明を完成させたものである。すなわち筒状基材の外側に筒状の布をかぶせ接着固定した筒状物において基材と筒状の布の間に弾性を有する物質を介在させたことを特徴とする装飾体および筆記具の軸体を第一の要旨とするものである。
【発明の効果】
【0008】
基材と布の間に弾性を有する物質層を介在させる様にしたことにより、軸への指の熱の移動が少なくかつ柔らかいことから、布本来の風合い、暖かさ、柔らかさという特徴が長期にわたって保持され、装飾効果とともに商品価値が落ちない装飾体および筆記具の軸体が供給できる物である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、筒状の基材上に弾性を有する物質層を形成し、その後筒状の布をかぶせ接着・固定するようにしたことから、布特有の断熱性、柔らかさ、肌触りが長期にわたり装飾効果を保持するという目的を、実現した。
図1は、本発明の1実施例の断面図であって、1は、基材、2は、弾性物質層、3は、接着剤層、4は、布である。
【0010】
基材1は、特に限定される分けではない。金属材料においては、銅またはアルミニウムおよびその合金が好ましい。具体的には、加工のし易さ、めっきのし易さ、材料単価等から銅―亜鉛合金(真鍮)、アルミニウム−マグネシウム合金、アルミニウム−銅合金などである。樹脂材料においては加工のし易さ、成形のし易さ、材料単価等から熱可塑性の樹脂が好ましい。具体的にはABS、AS、PET、PC等である。
基材1は、所定形状に作製された後、溶剤等を用いて脱脂処理され、次工程へ供される。
【0011】
弾性物質層2は、弾性を有する材料である。具体的にはコルク、スポンジ、ゴム等である。弾性物質層2は、筒状に成形されたものをかぶせても良いし、コーティングにより形成しても良い。物質の形成のし易い方法を選べば良い。その厚さは、0.5ミリから3ミリが好ましい。0.5ミリ未満だと物質本来の柔らかさが得られなく、3ミリを超えると軸径が太くなってしまい使いづらい製品になってしまう。また弾性物質層は、適度な断熱性と柔らかさが必要である。断熱性は、指の熱を基材に奪われるのを最小限にするために必要な特性であり、これが布の肌に触れたときの暖かさを感じる要素となる。また柔らかさは、あまり柔らかすぎるとグニャグニャして商品が使いにくいものとなってしまう。逆に硬すぎると布の柔らかさが感じられなくなってしまう。よって弾性物質層の硬さは、ショアーDで20以上、80以下が好ましい。
【0012】
接着剤層3は、弾性物質層と布を接着固定するために形成する。接着剤は、市販の接着剤を用いれば良く特に限定されるものではない。特に温度変化が激しいところや、高温環境で使用される場合は、接着剤が軟化し接着力が落ちることから、耐久性が必要な場合は、架橋して硬化するタイプが好ましい。具体的には加熱硬化または2液反応型、湿気硬化型等である。接着剤層の硬化後の硬さは、弾性物質層と布の中間の硬さがより好ましく、布より柔らかいと布がぐらぐら動く感触があり、弾性物質層より硬くなると布が硬く固定されてしまい、柔らかい感触が得られなくなってしまう。
弾性物質と布を固定する接着剤は、詳細には硬さが、ショアーdで20以上、80以下または線膨張率が、9.9×10−4以下であることが好ましい。
【0013】
布4は、市販のポリエステル、ナイロン繊維等を用いてトーション編みあるいは丸編みにより所定の寸法および模様で編まれたものを用いる。特に布の材質は、限定されるものでなく筒状に編めるものであれば、何ら差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0014】
本発明は、筆記具の軸はもちろん装飾品、化粧用具の容器等に使用できるものである。
【0015】
(実施例1)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、溶剤型ホットメルト接着剤(PES−360s30、東亞合成(株)製)と硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)をそれぞれ100部と10部計量し、シンナーで薄めて、スプレー塗装法で接着剤層を形成した。その後外径12ミリ、内径8ミリ(厚さ2ミリ)、長さ40ミリに加工したコルク筒(ショアーD50)の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。その後80℃、60分の条件で乾燥した。次に市販のゴム系接着剤(速乾G、セメダイン(株)製)をコルクの表面に塗布し乾燥後、筒状の布(トーション編み)の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りコルクと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にコルクが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0016】
(実施例2)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、溶剤型ホットメルト接着剤(PES−360s30、東亞合成(株)製)と硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)をそれぞれ100部と10部計量し、シンナーで薄めて、スプレー塗装法で接着剤層を形成した。その後外径12ミリ、内径8ミリ(厚さ2ミリ)、長さ40ミリに加工したウレタンスポンジ筒(ショアーD30)の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。その後80℃、60分の条件で乾燥した。次に市販の接着剤(ボンドウルトラ多用途SU、コニシ(株)製)をウレタンスポンジの表面に塗布し乾燥後、筒状の布(トーション編み)の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りウレタンスポンジと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にウレタンスポンジが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0017】
(実施例3)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、溶剤型ホットメルト接着剤(PES−360s30、東亞合成(株)製)と硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)をそれぞれ100部と10部計量し、シンナーで薄めて、スプレー塗装法で接着剤層を形成した。その後外径12ミリ、内径10ミリ(厚さ1ミリ)、長さ40に加工したゴム筒(ショアーD70)の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。その後80℃、60分の条件で乾燥した。次に市販の接着剤(スーパーXLブラック、セメダイン(株)製、線膨張率2.4×10−4)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、筒状の布(トーション編み)の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りゴムと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0018】
(実施例4)
アルミニウム材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、溶剤型ホットメルト接着剤(PES−360s30、東亞合成(株)製)と硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)をそれぞれ100部と10部計量し、シンナーで薄めて、スプレー塗装法で接着剤層を形成した。その後外径11ミリ、内径10ミリ(厚さ0.5ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ゴム硬度40)の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。その後80℃、60分の条件で乾燥した。次に市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、筒状の布(丸編み)の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りゴムと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0019】
(実施例5)
PET材を射出成形し、外径10ミリ、内径6ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径13ミリ、内径7ミリ(厚さ3ミリ)、長さ40ミリに加工したコルク筒(ショアーD50)を作製した。petパイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後コルク筒の中に接着剤層を形成したPET軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をコルク筒の表面に塗布し乾燥後、丸編みによる筒状の布の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りコルクと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
PET基材と筒状の布の間にコルクが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0020】
(実施例6)
ABS材を射出成形し、外径10ミリ、内径6ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径14ミリ、内径10ミリ(厚さ2.0ミリ)、長さ40ミリに加工したコルク筒(ショアーD20)を作製した。ABSパイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後コルク筒の中に接着剤層を形成したPET軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をコルク筒の表面に塗布し乾燥後、丸編みによる筒状の布の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りコルクと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
ABS基材と筒状の布の間にコルクが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0021】
(実施例7)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径12ミリ、内径10ミリ(厚さ1ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ショアーD80)を作製した。真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後コルク筒の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、トーション編みによる筒状の布の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りゴムと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0022】
(実施例8)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、溶剤型ホットメルト接着剤(PES−360s30、東亞合成(株)製)と硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)をそれぞれ100部と10部計量し、シンナーで薄めて、スプレー塗装法で接着剤層を形成した。その後外径12ミリ、内径8ミリ(厚さ2ミリ)、長さ40ミリに加工したウレタンスポンジ筒(ショアーD30)の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。その後80℃、60分の条件で乾燥した。次に市販の接着剤(ボンドウルトラ多用途SU、コニシ(株)製)をゴムスポンジの表面に塗布し乾燥後、筒状の布(トーション編み)の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りウレタンスポンジと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にウレタンスポンジが介在した。柔らかい感触で布の風合いを有する、布巻き軸が得られた。
【0023】
(比較例1)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、溶剤型ホットメルト接着剤(PES−360s30、東亞合成(株)製)と硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン工業(株)製)をそれぞれ100部と10部計量し、シンナーで薄めて、スプレー塗装法で接着剤層を形成した。筒状の布(トーション編み)の中に接着剤を塗布した真鍮軸を挿入した。筒状の布の両端を引っ張り基材と布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材に筒状の布が巻かれた、布巻き軸が得られた。
【0024】
(比較例2)
真鍮材をプレス成形し、外径9ミリ、内径8.4ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。次にPET材(ショアーD測定不可)を射出成形し、外径12ミリ、内径9.2ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した後、真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、筒状PETパイプに挿入接着した。真鍮パイプを挿入固定したpetパイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、シート状の布(ジャガード織り)をサイズに合わせて裁断し円周上に貼り付けて固定した。
真鍮基材にpet材料を介在させ筒状の布が巻かれた布巻き軸が得られた。しかしながら布の貼り合わせの合わせ目は、はっきりと分かった。
【0025】
(比較例3)
真鍮材をプレス成形し、外径8ミリ、内径7.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径16ミリ、内径8ミリ(厚さ4ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ショアーD90)を作製した。真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後ゴム筒の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、トーション編みによる筒状の布の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りゴムと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した布巻き軸が得られた。
【0026】
(比較例4)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径10.6ミリ、内径10ミリ(厚さ0.3ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ショアーD10)を作製した。真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後コルク筒の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、トーション編みによる筒状の布の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りゴムと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した布巻き軸が得られた。
【0027】
(比較例5)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径10.6ミリ、内径10ミリ(厚さ0.3ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ショアーD10)を作製した。真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後ゴム筒の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、シート状の布(ジャガード織り)をサイズに合わせて裁断し円周上に貼り付けて固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した布巻き軸が得られた。しかしながら布の貼り
合わせの合わせ目は、はっきりと分かった。
【0028】
(比較例6)
真鍮材をプレス成形し、外径10ミリ、内径9.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径10.6ミリ、内径10ミリ(厚さ2.0ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ショアーD40)を作製した。真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後ゴム筒の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、シート状の布(ジャガード織り)をサイズに合わせて裁断し円周上に貼り付けて固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した、柔らかい感触で布の風合いを有する布巻き
軸が得られた。しかしながら布の貼り合わせの合わせ目は、はっきりと分かった。
【0029】
(比較例7)
真鍮材をプレス成形し、外径9ミリ、内径8.5ミリ、長さ40ミリの筒状のパイプを作製した。溶剤により脱脂した。その後外径16ミリ、内径9ミリ(厚さ3.5ミリ)、長さ40ミリに加工したゴム筒(ショアーD70)を作製した。真鍮パイプの表面に市販のエポキシ接着剤(ボンドクイック30、コニシ株式会社製)を塗布し、その後ゴム筒の中に接着剤層を形成した真鍮軸を挿入した。接着が実用強度に達した後、市販の湿気硬化型シリコーン系接着剤(スーパーシール、セメダイン(株)製)をゴム筒の表面に塗布し乾燥後、トーション編みによる筒状の布の中に挿入した。筒状の布の両端を引っ張りゴムと布を密着させ、3本のロールにより布を圧着固定した。
真鍮基材と筒状の布の間にゴムが介在した、柔らかい感触で布の風合いを有する布巻き軸が得られた。しかしながら筆記具製品に組み立てたところ、軸径が太く書きづらいものとなった。
【0030】
(布の風合い評価結果)
布の風合いは、布巻き軸をさわった感触で評価した、評価項目は柔らかさ、ぬくもり感さらさら感である。
評価方法は、軸を20人のモニターに触ってもらい主観評価で行った。それぞれの感覚が得られた人の人数を表に示す。
さらに外観品質に関しては、布のつなぎ目が目立つかどうかを判断した。そして筆記具製品に組立てた後の使用感も評価した。その結果を表1に示す。
【0031】
【表1】



【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の装飾体の断面を示した説明図である。
【符号の説明】
【0033】
1 基材
2 弾性物質層
3 接着剤層
4 布




 

 


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