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発明の名称 軸体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7992(P2007−7992A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191485(P2005−191485)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人
発明者 押田 泰輔
要約 課題
外部からは軟質材製筒体のリブの位置を特定することはできず、それ故に、軟質材製筒体を実際に握るまでは空間部を特定することとは困難であった。つまり、ややもすると、軟質材製筒体のリブの部分を握ってしまい、嫌な思いをしてしまうことがしばしばあった。そこで、柔らかい空間部を見つけようと筆記具を径方向に回転させたり、握り直おしたりせねばならず、より一層、わずらわしさを増大させるものとなってしまっていた。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
弾性を有する筒状体の外面に凹部を形成すると共に、内部に凸部を形成し、少なくともその凸部の位置する外面に前記凹部を形成したことを特徴とする軸体。
【請求項2】
前記凹部、或いは、凸部を不等間隔な位置に形成したことを特徴とする請求項1に記載の軸体。
【請求項3】
前記凹部、或いは、凸部を部分的に設けたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の軸体。
【請求項4】
前記軸体の少なくとも一方の端部の内面に、前記凸部の頂部における内接円形とほぼ同径の縮径部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の軸体。
【請求項5】
前記凹部の深さおよび/または幅を部分的に変化させたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の軸体。
【請求項6】
前記凸部の高さおよび/または幅を部分的に変化させたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の軸体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸体に関するものであり、特に、筆記具などの把持する部分に装着されたグリップ部材に関する。
【背景技術】
【0002】
1例として、軸筒の握り部に軟質材製筒体を装着し、その軟質材製筒体の親指、人さし指及び中指が当接する箇所の内部に夫々空隙部を設けた筆記具のグリップ部材が知られている。そして、前記の空間部を設けるために軟質材製筒体の内面には、リブが複数形成されている。
【特許文献1】実開昭63−60375号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上記の従来技術にあっては、外部からは軟質材製筒体のリブの位置を特定することはできず、それ故に、軟質材製筒体を実際に握るまでは空間部を特定することは困難であった。つまり、ややもすると、軟質材製筒体のリブの部分を握ってしまい、嫌な思いをしてしまうことがしばしばあった。そこで、柔らかい空間部を見つけようと筆記具を径方向に回転させたり、握り直おしたりせねばならず、より一層、わずらわしさを増大させるものとなってしまっていた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、弾性を有する筒状体の外面に凹部を形成すると共に、内部に凸部を形成し、少なくともその凸部の位置する外面に前記凹部を形成したことを要旨とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、弾性を有する筒状体の外面に凹部を形成すると共に、内部に凸部を形成し、少なくともその凸部の位置する外面に前記凹部を形成したので、グリップ部材の柔らかい部分を外部から特定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
第1例を図1〜図5に示し説明する。本発明の軸体を筆記体であるシャープペンシルの把持する部分にグリップ部材として装着した例である。軸筒1の後方部は、芯を複数本収納可能な断面が六角形状の芯タンク部2となっている。また、軸筒1の後端部には消しゴム3が着脱自在に圧入されており、更に、その消しゴム3を覆うようにキャップ4が着脱自在に嵌合している。そのキャップ4には、基部に貫通孔5cが形成されたクリップ5が一体形成されているが、別部材で構成し互いを圧入などの手段によって固定しても良い。
【0007】
一方、軸筒1の前方内側には、前記芯タンク部2よりも小径ではあるが、芯が複数本収納可能な芯挿通孔6が形成され、また、芯タンク2と摺動する鍔部7を有するスライダ8が前後動可能に配置されており、そのスライダ8の前端には、芯の把持・解放を行うチャック体9が固定されている。そして、そのチャック体9の前方外周には、チャック体の開閉を行うチャックリング10が囲繞している。符号11は、軸筒1の前端に螺着などの手段によって着脱自在に固定された先部材であって、その先部材11には、芯を軽く保持し、芯繰り出し操作の際芯の後退を阻止するゴム状弾性体からなる芯戻り止め部材12と芯を案内するガイド部材13とが配置されたスライド部材14が出没可能に配置されている。符号15は、スライド部材14と先部材11との隙間に配置されたゴム状弾性体からなるOリングであって、自重程度の外力では前記スライド部材14が移動できないようになっている。
また、スライド部材14の後方には、筒状部16が形成されており、その筒状部16の対向する位置には、係合孔17が形成されている。そして、その係合孔17には、前記チャック体9の前方外周部に形成された突起18が遊挿しており、また、係合している。即ち、その突起18は、僅かではあるが、係合孔17内を前後動し得るようになっている。
【0008】
また、前記軸筒1の中央部より、若干前方の一部分には、凹部19が形成されている。その凹部19には、窓孔20が形成されており、その窓孔20には前記スライダ8を前進移動せしめるノック駒21が配置されている。符号22は、ノック駒21の窓孔20からの脱落を防止する係止爪である。
前記ノック駒21は、その断面がコ字型をしており、その両側面には傾斜面23が前後に形成されている。そして、その傾斜面23が前記スライダ8の中間部に形成された傾斜面24に当接している(図2参照)。即ち、ノック駒21を軸筒1の長手方向に対して垂直方向に押圧すると、ノック駒21の傾斜面23がスライダ8の傾斜面24を押圧し、これによってスライダ8が前進し、芯が繰り出されるのである。
【0009】
符号25は、前記凹部19の前方部に形成された取り付け凹部1aに装着したゴム状弾性体からなるグリップ部材である。このグリップ部材25について詳述する。このグリップ部材25の外面の長手方向には凹部25aが形成されているが、本例においては等間隔な位置の3箇所に設けられている。その凹部25aの横断面形状は、ほぼ三角形状をなしているが、各角部には円弧部が形成されている。指などで把持した際における指への感触を柔軟なものとしている。また、凹部25aは、前端から後端部にかけて同一な深さ、並びに幅を有しているが、これに限定されることなく、例えば長手方向の中間部に形成したり、或いは、前端部近傍や後端部近傍のみに形成しても良いし、部分的に深さを変化させるなどしても良い。一方、グリップ部材25の内面には、凸部25bが形成されているが、その凸部25bは前記外面に形成された凹部25aと同等な位置に形成されている。その凸部25bの横断面形状は半円状をなしているが、三角形状としても良く、或いは、軸筒1の取り付け凹部1aの横断面形状の外表面部と合わせるなどしても良い。この凸部25bの高さや幅も前端から後端部にかけて同一なものとなっている。そして、その凸部25bによって、前記軸筒1の取り付け凹部1aとグリップ部材25の内面との間に空間部26が形成される。把持した際にその部分が内方に変形し、柔軟性が得られる空間部となっている。尚、この凸部25bも前記凹部25aと同様に、前端から後端部にかけて同一な高さ、並びに幅を有しているが、これに限定されることなく、例えばグリップ部材25の長手方向の中間部に形成したり、或いは、前端部近傍や後端部近傍のみに形成しても良いし、部分的に高さを変化させるなどしても良い。
更に、前記グリップ部材25の前方部は、先部材11の後方部を被覆していると共に、凸部25bの頂が先部材11の表面に接触している。この接触によって、先部材11の軸筒1に対する緩みが防止されているのである。
ちなみに、グリップ部材25の材質としては、シリコーンゴムを使用しているが、ニトリルブタジエンゴムやポリエチレン、スチレンーブタジエン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ウレタン、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)など種々の材質が適宜使用できる。
尚、符号27は、前記スライダ8やチャック体9を後方に付勢するためのコイルスプリングなどの弾撥部材からなるチャックスプリングである。
【0010】
作用について説明する。把持した際に柔らかい感触を得たい場合には、隣り合う凹部25a間を把持する。この把持により、隣り合う凹部25a間が内方に変形し、その変形による柔らかさに加え、グリップ部材25そのものの柔軟性も得られる。また、硬い感触を得たい場合には凹部25aを把持する。この把持により、凹部25aの下面には軸筒1と接触している凸部25bが存在しているため内方には変形せず、グリップ部材25そのものの柔軟性のみが得られる。
【0011】
次に、動作について説明する。図2に示す状態からノック駒21を径方向に押圧すると、スライダ8と共に後続芯Aを把持したチャック体9が前進する。この後続芯Aの前進によって残芯Bも押圧され前進する。この時、残芯Bは、芯戻り止め部材12に軽く保持されているため、スライド部材14も前進しようとするが、そのスライド部材14はOリング15によって前記先部材11に対して摺動抵抗が付与されているため前進せず、その結果、残芯Bのみが戻り止め部材12内を滑りながら前進し、スライド部材14の先端から突出する。やがて、チャック体9の突起18は、係合孔17の前端に当接する。更にノック駒21を押圧すると、チャック体9の突起18が前記スライド部材14をも押圧前進させ、次いで、チャック体9が拡開し把持していた後続芯Aを解放する。
ここで、ノック駒21の押圧操作を解除すると、前記スライダ8と共にチャック体9が拡開した状態で後退復帰するが、この後退過程で、チャック体9の突起18がスライド部材14の係合孔17の後端に当接し、そのスライド部材14をも後退せしめる。即ち、芯戻り止め部材12に軽く保持されている残芯Bもスライド部材14と共に後退する。この時、後続芯Aは、自重によって残芯Bに接触しているので、後続芯Aも残芯Bと共に後退することになる。そして、やがてはチャック体9がチャックリング10によって閉鎖せしめられ、後続芯Aを把持し後退するが、チャック体9の突起18が係合孔17に係合しているため、前記と同様にスライド部材と残芯Bも後退する。即ち、後続芯Aと残芯Bは、常に接触した状態で、前進し後退もする。
尚、図示例のスライド部材14の先端に複数のスリットを形成し、スライド部材14の先端を開閉可能なものとし、その先端で残芯を保持・解放するようなしても良い。スライド部材の先端で残芯を保持することができ、前例以上に残芯を違和感無く、有効に使用することができる。
【0012】
第2例を図6に示し説明する。前記凹部25aと凸部25bの位置を不均等な位置に形成した例である。図6中、左側、即ち、クリップ5が位置する側面の方向には凹部25aと凸部25bが90度の間隔で3箇所に形成されているが、反対側の右側には形成されていない。つまり、把持する部分(把持する各々の指)によってグリップ部材25の柔軟性を選択することができるようになっている。
第3例を図7〜図10に示し説明する。グリップ部材28の前方部の外径を大径となすと共に、後方部にかけて順次縮形させた例である。勿論、グリップ部材28の外面には凹部28aが形成されているが、その深さ並びに幅が後方部に向けて順次浅く、狭く形成されている。尚、本例に変え、グリップ部材28の後方部の外形を大形となすと共に、前方部にかけて順次縮形させても良い。そして、グリップ部材28の外面する凹部28aの深さ並びに幅を前方部に向けて順次浅く、狭く形成しても良い。
符号28bは、グリップ部材28の内面に形成された凸部であって、その凸部28bは前記第1例と同様にグリップ部材28の前端から後端部にかけて同一な高さ、並びに幅を有している。
第4例を図11〜図13に示し説明する。前記グリップ部材28の内面の前方部に、凸部28bの頂部における内接円形とほぼ同径の縮径部28cを設けた例である。その縮径部28cの内径は、前記先部材11の後部外形と同等となっている。即ち、グリップ部材28の縮径部28cが先部材11に面接触することによって、先部材11の軸筒1に対する緩みが極力防止されているのである。
【0013】
第5例を図14〜図17に示し説明する。グリップ部材29の前方部の外径を大径となすと共に、グリップ部材29の凹部29aの深さ並びに幅を後方部に向けて順次浅く、狭く形成し、また、凸部29bの高さ、並びに、幅を後端部に向けて順次低く、狭く形成した例である。これによって、軸筒1の取り付け凹部1aとグリップ部材29の内面との間に形成される空間部30は、後方部に向かって順次狭くなっている。尚、前記凸部29bの高さ、並びに、幅を後端部から前方部に向けて順次低く、狭く形成しても良い。
この様に、凸部29bの高さや幅をグリップ部材29の長手方向に対して変化させることにより、円周方向は勿論、長手方向においても把持する位置によって異なった把持感が得られるようになり、此れによって、使用者は、好みの把持感を選択することができる。
また、前記凹部29aの深さや幅を後方部に向けて浅く、狭くすると共に、凸部29bの高さや幅を後方部に向けて低く、狭くすることによって、グリップ部材29の外面に形成されている凹部29aの形状から内面に形成されている凸部29bの形状を判断することができるようになり、此れによって、内部に形成される空間部30の大きさや形状なども判断することができるようになる。つまり、空間部30は、前方部から後方部に向かって順次小さくなっており、使用者は長手方向における把持位置を変えることによって把持感を選択することができるのである。
更に、グリップ部材29の前方部の外径を大径となす構成と、凹部29aの深さや幅を後方部に向けて浅く、狭くする構成と、凸部29bの高さや幅を後方に向けて高く、広くする構成とを組み合わせることによって、グリップ部材29の前方においては、その肉厚部で素材そのものの弾性力が得られ、後方部においては、薄肉であるが凸部29bのたわみによる弾性力が得られ、此れによっても、使用者は好みの把持感を選択することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1例を示す外観斜視図。
【図2】本発明の第1例を示す縦断面図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図1の内部機構を示す要部外観斜視図。
【図6】第2例を示す図4相当図。
【図7】第3例を示す要部縦断面図。
【図8】図7のB−B線断面図。
【図9】図7のC−C線断面図。
【図10】第3例のグリップ部材を示す要部破断斜視図。
【図11】第4例を示す要部縦断面図。
【図12】図11のD−D線断面図。
【図13】第4例のグリップ部材を示す要部破断斜視図。
【図14】第5例を示す要部縦断面図。
【図15】図14のE−E線断面図。
【図16】図14のF−F線断面図。
【図17】第5例のグリップ部材を示す要部破断斜視図。
【符号の説明】
【0015】
1 軸体
2 芯タンク部
3 消しゴム
4 キャップ
5 クリップ
5c 貫通孔
6 芯挿通孔
7 鍔部
8 スライダ
9 チャック体
10 チャックリング
11 先部材
12 芯戻り止め部材
13 ガイド部材
14 スライド部材
15 Oリング
16 筒状部
17 係合孔
18 突起
19 凹部
20 窓孔
21 ノック駒
22 係止爪
23 傾斜面
24 傾斜面
25 グリップ部材
25a 凹部
25b 凸部
26 空間部
27 弾撥部材
28 グリップ部材
28a 凹部
28b 凸部
28c 縮径部
29 グリップ部材
29a 凹部
29b 凸部
30 空間部




 

 


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